2017.04.26


イスラボニータ、久しぶりの勝利でした。

当日は家族の用向きを優先したため、ネット投票を事前に済ませてあとで映像をチェックしました。ひと昔前に比べてコンパクトにする意識が進んだとはいえ、冠婚葬祭はなかなか骨が折れますね。葬と祭を同時に敢行したため何とも不思議な流れになりましたが、命の区切れという意味では同じ比重、とはちょっと雑にまとめ過ぎなのでしょうね。


最後の数完歩でグイと抜け出した好奇心旺盛な皐月賞馬。何度となく本命にしてきた馬の久々の勝利は嬉しい限り。安田記念が楽しみになるパフォーマンスだったと思っています。

公式レースラップはこちら。
12.4-11.2-11.7-12.1-11.4-11.3-10.8-11.3

先行したヤングマンパワーが10.8で粘り込める開幕週の速い馬場。レース中盤の12.1は溜めと呼ぶべきラップでしょうね。こういう馬場は1列内か外かが大きく堪える認識です。

11頭立ての大外から最内へ。レース前はノープランだったというルメールのコメントがありましたが、4コーナーで外を回さないイメージは持っていたのでしょう。惜敗をストップしたい意識はリスクを負ってインに潜り込む戦略に昇華していました。

前受けしたフィエロのポジションは普通なら直線でイスラボニータの進路を閉められるところ。あの制御の効かない状況でなければ、ルメールは直線半ばでヤングマンパワーのインに切り返すひと手間を負い、その分2着か3着という内容ではなかったかと思っています。

ハイリスクなチャレンジは結果がでると一様に讃えられてしまいがちですよね。イスラボニータの瞬発力はもちろん讃えるべきですが、ルメールのリスキーな進路取りが勝利を手繰った面はけっこう大きいと見ています。個人的には▲でしたが、まぁ合っていたかなと。リアルタイムでパドックの快活さを見たら変わっていたかもしれませんけどねw

イスラボニータのマイルG1制覇。馬場コンディションが保たれたまま5月の開催を乗り切れれば、可能性は広がってくると思っています。あとは極端なペースにならなければ。ん、いろいろ条件がついてしまうのかなw


エアスピネルは2着惜敗。下りで早めに仕掛けたのは、イスラボニータをインに封じ込めるためと見ています。こちらもフィエロが普通に走っていたら、狙い通りルメールをスポイルできていたでしょうね。

あ、鞍下の走りのリズムを損なわないコース取り、という狙いもあったでしょう。戦前からもうひとつ力を引き出したい旨、陣営がコメントしていましたからね。3コーナーまでに外に出していたことはその布石。あくまで本番は次、と考えていたなら、今回リスクを負ってインを取る理由は少ないなと受け取っています。

期待値が高い分でしょう、勝ち切れなかったことへの揶揄も散見されていますが、個人的には悲観するところが少ない2着と思います。上がり3ハロンは勝ち馬と同じ。改めて特徴の差も確認できた内容ですしね。


ヤングマンパワーは前々で粘っての3着。よく考えたら関屋記念を1分31秒台で勝ち切っていますからね、この高速馬場をこなしても不思議ないという素地はあったわけで。いや、ちょっとびっくりしていたんですけど、この気づききれていないあたりが冠婚葬祭に気が向いていた分ですねぇ。安田記念ではかなり気をつけたい存在と思っています。


プロディガルサン、ブラックスピネルは序盤の位置取りがすべて。この高速馬場で先行策がとれないのは厳しいという認識です。そういえばイスラボニータ、ダービーの際は先行策でした。止まらない馬場では先行策、という端的な認識でもよいかもしれません。



フローラSもさくっと。

モズカッチャン、勝たれてみると納得するところです。これまでの戦歴とピッチ走法、そして最内枠。府中の開幕週もエアレーションを施しながらの高速馬場でしたから、上記マイラーズカップと同じリズムで狙うには条件が整っていました。繰り返しになりますが、冠婚葬祭がなければねぇ(クドイですねー)。

ハービンジャーのワンツーという珍しさも注目されていますが、馬場のバイアスの方が勝敗を大きく左右する要因だったと思っています。

いちおう、公式レースラップです。
13.0-12.1-12.0-11.8-12.6-12.8-12.3-11.5-11.2-12.0

ヤマカツグレースの2着は横山のリードの賜物という認識。1、2着は馬場と枠順とポジションの恩恵を受けたと考えたほうがしっくり来ているですよね。オークスに向けては、うーん、どうでしょうね。

フローレスマジックは戸崎のリードが奏功しての3着。桜花賞スキップという陣営の判断も奏功したと思います。あのポジションから勝ち切れないのは若干キャラクターと化しつつありますね。職場のPOGで指名しているのですが、本番はどうしましょう。全姉ラキシス同様、完成がもう少し先、なのかもしれません。

ホウオウパフュームは差し損ねての惨敗。田辺が積極的に前目のポジションを求めなかったのは、オークスだけを目標としていなかったからかもしれません。あの位置から勝ち切る力がないならいまはG1へのチャレンジを避けたほうがよい、くらいの構えだったのでは。

どうやらオークスは回避する意向のよう。秋以降の完成を楽しみにするのもファンに必要な切り替えでしょうか。例年、オークスは過酷ですからね。



最後に。

さぁ、天皇賞春ですよ皆さん。サトノダイヤモンド vs キタサンブラック。両馬ともこの出来で真っ向勝負するのは最初で最後かもしれません。その舞台に3200が選ばれていることも嬉しい限りですね。

シャケトラを大いに気にしつつも、2強で決まる可能性を強く意識しております。水曜が全国的に雨予報ですが、週末は好天に恵まれそう。今年最高の贅沢になるかもしれませんからね。じっくり、テンションを上げていきたいと思います。


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