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2018.04.06


右前の挫石とのこと。残念です。

先ほど中内田厩舎のブログを確認しました。アクシデントの経緯は触れられていませんでしたが、文面からは関係者の了解を取り付けられている模様。これはよいサインではないかと。期待馬ほど、陣営の足並みが揃わないことが肝心の戦歴に影を落とす。過去の名馬にも何度となく起こっているものと理解をしています。…いろいろ例えを挙げようと思ったのですが控えておこうかなw

このあとは立て直してダービーへ。全くの想像ですが、症状次第ではその前に一戦、あるかもしれませんね。古い例えになりますが、ダンスインザダークが似たローテーションでダービーを迎えていました。あの時は熱発でしたね。

個人的には、同馬主のダノンシャンティがダービーを回避した時と重なっていまして。あの時はレース当週だった分ショックが大きかったと記憶しています。やっぱり期待馬が出走しないG1は変な「たられば」がついてしまいやすいですからね。

ひとまわり充実した姿を、府中のパドックで観たいなぁ。期待して待ちたいと思います。


さて、皐月賞。現実的に期待を補正しないといけません。

ワグネリアン、ステルヴィオという、ダノンプレミアムの後塵を拝した馬が押し出される格好になりそうですが、未対戦のオウケンムーン、タイムフライヤーをどう評価するかで予想は変わってきそうですね。あー、キタノコマンドールにデムーロか。考えるファクターが増えたことはプラスに捉えましょうか。個人的にはエポカドーロを狙ってみたいんですけどね。

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2018.03.21


阪神大賞典の1周目、クリンチャーが引っかかったあたりに乗り替わりのデメリットを見る向きもあるようです。個人的にはそのリスクを承知で、2戦乗れるが故のトライアルライドだったと感じているんですけどね(本当に1周目でゴールと勘違いしたかもしれませんが)。

目標は天皇賞、京都の高速馬場=先行有利と考えれば、これまでよりスタートから加速してポジションを取りに行くリズムを試しておく必要があったでしょう。勝った京都記念でも、1コーナー4番手ではありますが先行勢のダッシュに離される姿。結果的に引っかかってしまいましたが、2戦乗れるが故の前受けトライと考えれば納得。継続騎乗でこのトライが可能であったか、と考えるべきでしょうか。

藤岡佑介が乗り続けて重賞に手が届いたばかりですから、結果を出してなお乗り替わりというのは厳しい判断と映ります。トライアルを勝たせたなど結果を残したジョッキーがそのまま大舞台で継続騎乗する、というような不文律は過去の話、なのかな。武豊のウオッカ降板が象徴的な事例と思っていますが、短期免許制度の影響も大きいように想像できます。


継続騎乗のメリット、デメリットは一概には言いにくいですね。

古くはカブラヤオーのように、継続騎乗で弱点を伏せ続けた例もありますし、個人的な見解ですがディープインパクトは武豊が徐々に乗りにくさを馴らしていったと思っています。継続騎乗がメリットになるケースですね。あ、武豊に乗り替わってからのサイレンススズカはわかりやすいかな。

反対に、継続することで鞍上の固定観念からパフォーマンスに蓋をしてしまうケース、というのも考えられます。例えばダービー後、京都記念までのウオッカや、3歳のエリザベス女王杯までのブエナビスタはそれにあたるでしょう。

この種の状況下での乗り替わりには、違う一面を引き出す期待が込められていると思われます。ジョッキーもそれに応えようとこれまでと異なる戦略考えてくるはずです。あ、でもブエナビスタの3歳時の有馬記念はなかなかやることが限られていましたけれども。

セイウンスカイの皐月賞しかり、ファレノプシスの桜花賞しかり、エピファネイアのジャパンカップしかり。上位のジョッキーに乗り替わって一発回答が出る例もありますね。…最後の例だけはちょっとニュアンス異なるかな。

あー、乗り替わったことによって遠回りになってしまった例も。個人的には、とお断りしつつ、エピファネイアの弥生賞はそれにあたると思っています。G1に向けて折り合いのつけ方が一つ後退してしまいました。うまくいかない例もありますね。

そうですね、ジャスタウェイの安田記念、ファインモーションのローズSのように、やむを得ない事情で継続騎乗が叶わず、ワンポイントリリーフがうまくいった例もあります。どちらも次走の乗り替わりを前提に、変な癖をつけず、過剰な負担をかけず、次のレースにしっかり可能性をつないだレースですね。


以上、つらつら例えた乗り替わりのパターンは、競走馬にとって継続騎乗がプラスかマイナスか、という視点で共通しています。その一方でファン目線ですとまた趣きが、語り方が異なるでしょう。予想の面でいえば、継続騎乗するジョッキーの特性を加味してどんなレース運びになるのか、比較的想像しやすくなる点があるでしょうか。

また、ずっと一貫したコンビの美しさ、わかりやすさ、語りやすさ、応援しやすさといった、とても定性的といいますか、情緒的な観点で継続騎乗を捉えることもありますよね。このコンビが観たい、という願望ももちろんありますね。自分でいうならグラスワンダー蛯名かな。とても違和感がありました。生涯成績の一覧に的場の名前だけきれいに並んでほしかった、的な、ね。あるんですよ、そういうバイアス効きすぎな応援の仕方が。…たとえが古いのかw グラス最強なひとです、はい。



来週末にせまった大阪杯、かなりの乗り替わりが生じています。今回の多発はいずれの例えとも事情が異なりますね。ドバイミーティングへの遠征によって上位のジョッキーが分散してしまったわけですから。これはもう、ドバイミーティングに大阪杯をぶつけるという、JRAの「戦略」の賜物といっていいと思います。

さて、サトノダイヤモンド戸崎はどうなりますか。はい、継続騎乗にいろいろ思い始めちゃったのはこの発表があったからですね。ストライドが大きく、登坂しながらパワーで加速するのは得意なパターンではない鞍下を、阪神2000でどう進めていくでしょう。

金鯱賞でのルメールの所作は、これがバッドケースだよとお手本を示したような内容。ぜひ生かしてほしいですがどうだろうなー。ジェンティルドンナの有馬記念をイメージすれば、ワンポイントリリーフとしては適任なのかもしれません(あのときは天皇賞秋でも乗っていますけどね)。

個人的にはサトノダイヤモンド武豊を希望しています。観たいですねぇ。宝塚記念からでも可ですよw

2018.02.02


年に1回開かれている関東装蹄師会による馬学講座。今年も参加してきました。

自分は通算、4回目の参加。場所は例年通り、現在は改装中の馬事公苑近くですね。

詳細はWebで、と言いたいところなのですが、これまでと変わらず、過去の開催に関するアーカイブページが存在しない状況が続いているようです。おそらく同じhtmlファイルを上書きされているのかと。以下のリンク、ではあるのですが、いずれかのタイミングで22回目の情報が上書きされてしまう可能性が。。。
公開馬学講座開催情報 関東装蹄師会 オフィシャルホームページ

というわけで今年のテーマもアーカイブしましょうかw 以下の通りです。
講師のお二人は昨年に引き続きの登壇ですね。


PART1 「愛馬の改装時期の目安と改装遅延のリスク」
講師:富山拓磨先生(日本装削蹄協会)
PART2 「後肢の動きはオートメーション! -エンゲージメントの秘密ー」
講師:青木修先生


参加した過去3回のテーマについては、個人的なメモ書きと併せてでよければ。以下のリンクをご参照ください。
more than a DECADE 第18回公開馬学講座
more than a DECADE 第19回公開馬学講座
more than a DECADE 第20回公開馬学講座


それぞれ1時間半ほどの講義、内容をつらつらと書いておこうと思います。


まずは富山先生から。

「改装」という言葉、自分には耳馴染みはなかったのですが、おおよそ想像していた内容と一致していました。削蹄と装蹄を併せた意。その適切なサイクルが今回のテーマでした。全く改装をしないケースと改装が遅れたケースを引き合いに、リスクの程度について話が進みました。

ナチュラルフットケアという表現もあるようですが、削蹄のみで蹄鉄を履かせない場合(=改装をしない場合)、やはり蹄の摩耗や損傷は大きくなってしまうようです。統計の出どころはメモし損ねましたが、野生の群れによってはその4~9割の個体で蹄葉炎に罹患しているケースがあるとのこと。…多いですね。人を乗せたり激しい運動を求められない分、罹患する確率は低いのかとイメージしていましたが、自然環境はなかなか過酷なようです。

装蹄せずに欠けていった蹄や、前掻しすぎて蹄がすり減り激痛で動けなくなった例など、いくつかの症例をスライドで紹介しつつ、「過度な摩耗からの保護」が改装が必要なポイントであることを訴えられていました。このあたりは、参加者の多くが乗馬をされている方(=日々のメンテナンスに直面されている方)という前提があるのでしょうね。

装蹄には「このマイナスを0にする」蹄の保護的な役割ともうひとつ、「能力発揮のためのオプション」というプラスの要因をつくりだす役割があることも紹介されていました。

競走馬ですと基本は路面に対してしっかりグリップすることでパフォーマンスをあげます。しっかりグリップできずすべるような動きが生じると推進力は逃げちゃいますよね。反対に後ろ脚がすべること(=グリップしないこと)が求められる場面もあるようで。ウエスタン乗馬でのスライディングストップが例えにあがっていましたね。講義を聞きながら、自分はF1でのレインタイヤを連想していました。インターフェースと摩擦係数という意味では同じかなと。


一方で装蹄するデメリットという視点も。簡潔にいうと、…いえるかなw、蹄鉄をつけたまま蹄が長く伸びてしまうことが脚元に負担をかける、ということ。

えー、ミステイクを恐れず自分なりに例えてみます。ストローをペンのようにもって、いわゆるペン先をテーブルなど固定面につけて、ストローを折り曲げようとします。短く持つと折り曲げにくく、長く持つと折り曲げやすくなりますよね。ストローを蹄と置き換えれば、…かえってわかりにくいかw

ストローでなくても長さがあってそこそこの強度のものであれば何でも。なんといいますか、球節から爪先までが長くなるほど上からの加重に対し負荷が大きくなる、ということで合っていると思います、間違っていたらすみません。

蹄の構造上、この負荷は蹄の内部で蹄骨を蹄葉から引き剥がす作用になってしまうようです(これが蹄葉炎の原因になる)。この負荷(=装蹄することによるデメリット)を回避するため、一定の周期で改装することが大事とのことでした。…伝わったでしょうか。

なお、関係者へのアンケート結果から割り出した、望ましい改装の周期はおおむね1カ月ちょっと。フットケアは毎月欠かさずに、という結論になるようですね。その他、蹄への負荷は爪先<かかとであるとか、いろいろなエピソードがあったのですが、長くなりすぎてしまうのでこのあたりで。

あ、講義の最後に、しっかり有料の講習会の宣伝をされていたのは頼もしさというべきでしょうねw



次に青木先生。

なぜこの馬学講座が始まったか、というもはやおなじみの口上からスタート。馬体のトラブルを明確な根拠なく装蹄の責任にされてしまうことがあったそうで、その「冤罪」に対して科学的分析をもって反論したい、という主旨でしたが、例年のごとく圧がすごいw 個人的にはまったく好意的に受け取っていますし、会場もいつものアレという感じで笑っているのですが、圧はすごいですw

イントロダクション的にホワイトボードに馬の絵を描かれて、背骨の説明から。

頸椎7つは哺乳類で共通、対して腰椎はサラブレッドの中でもまちまちとのことで5~7つ。まちまちなんですね、これはびっくりしました。胴長に見える馬の腰椎の数は他より多いかも、という指摘は興味深く。胴長にでる血統には腰椎の数に特徴が?…パドックでは数えられないですけどね。

頸椎の動きは自由度が高い一方で、胸椎→腰椎→仙骨に至るいわゆる「背骨」はがっちりとしていて曲がらない構造になっています。青木先生から言わせると、この背骨の固さで馬はひとを「乗せちゃった」そうで。背中がぐにゃぐにゃだったらよかったのに、というあたりは特有の馬への愛情表現のようです。確かに、ひとを乗せること自体が負担ですものね。

ひとを乗せていることの影響から、胸椎と腰椎、腰椎と仙骨の間に負荷がかかりやすいそうで、ほとんどの馬がその部位に変形性の関節炎を発症しているとのこと。そこでいう「ほとんど」が乗馬を指すのか競走馬を指すのか、はっきり覚えていないためちょっとモヤッとしておりますが(先生がデータ元を明言していなかったような…)。ただ、鞍を置いて乗ることの影響を具体的に聞いたのは初めてかな、その意味では貴重な見解でした。

そこから、ブリティッシュの乗馬が何故後ろ重心なのかと、対してエンデュランスが前重心である理由とを対比。このあたりは長くなりすぎますのでちょっと割愛しましょう。馬の負担を軽くするには前重心なのだそうですよ。

とはいえのっていると鞍は後ろにずれていくわけですね。この理由をシンプルに表現されていました。馬の重心は馬体を横から見ておおよそ肋骨の12~13本目あたり(高さは胴の中心あたりですね)。そこを中心に前後の脚が運動するため、前目につけた鞍もその重心によっていってしまうそうです。なるほど。個人的にはドバイワールドカップのカリフォルニアクロームで脳内のイメージがいっぱいになっていました。あれは危なかったですからね。

本題はここから。前脚の肩から肘関節の角度と、トモの膝蓋骨より上、腸骨と大腿骨の角度。ちょうど不等号の記号が対照しているように模式化できますが、このミラー構造をパンタグラフに例えておりました。自分はピンときましたが、電車の屋根にあるひし形のアレですね。上下の衝撃緩和にはちょうどいよい構造とのことでした。

で、その後ろ脚ですが、蹄洗(洗うことですね)の際の脚の上げ方を例にとりながら、各関節が一斉にワンセットで動くことを指摘。確かにトモを引き上げるときは、どこかの関節が個別に動くことなく一連の動きになっています。この動きを指してオートメーション化と呼ばれていました。確かに球節から先だけが急に前を向いたりはしませんものね。

講義では腱がどのように連動して収縮していくかを詳しく解説されていました。動き方が決まっていることで、シンプルに推進力を発揮しやすい構造になっているとのこと。引き合いに出されていたのが車の後輪駆動でした。後輪駆動者は前輪が方向舵、後輪が推進力と役割が明確。馬も基本的にはトモで推進しますものね。

馬の脚の故障は前肢と後肢でおよそ7:3。ただし後肢は一度発症すると長引く傾向にあるそうで。

馬場馬術は特に後ろ重心であることから、後肢への負荷が大きく、こういった構造を理解したうえで、日ごろのケアや適切な筋力アップに努めてほしいという締めくくりでした。

あ、講義の合間合間に、ご自身が監訳された『馬のバイオメカニクス』をがっつり紹介されていましたw ツイートした通りその場で買ってしまいましたから宣伝効果は抜群だったかなw



最後に。

こうしたテーマは専門書で読むことはできるのですが、専門家の方がとりまとめて話されるとやはり理解しやすいものですね。今後も可能な限り参加したいと思っています。

ただ、日曜メインを犠牲にしないといけないんですよね。PATでちらっと買っていたのですが、週中の雪の影響も含めてとても読み切れず。ノンコノユメもファインニードルも評価を下げてしまっておりました。馬学講座の課題と言えばそのあたりかな。贅沢を申しておりますです、はい。

2018.01.13


2年連続、ただし2017年の方が圧倒的な説得力がありますね。文句なしです。

年度代表馬の票はどう割れるかなと思っていましたが、まさかオジュウチョウサンに3票とは。あ、とても肯定的な意味での驚きでした。投票された方のツイートも拝見しましたが、障害ファンの枠を超えたアピールとあの中山大障害、このあたりに重きを置く価値観で投じられた1票のよう。いやー感心してしまったというか、優先順は異なるもののとても納得する3票でした。

個人的には、まぁそのままといいますか、キタサンブラック1択ですね。名実ともに古馬戦線の中心であり続け、京都の高速馬場も府中のド不良馬場でも結果を残し、今年だけでG1を4勝。歴代最多勝に並ぶ通算7勝と歴代最多勝金獲得と。選ばない理由はないですものね。

「2017年度JRA賞」決定!年度代表馬はキタサンブラック号! JRA

2017年度JRA賞競走馬部門 記者投票集計結果 JRA

今年は部門賞のラインアップ、順当でした。割れたのは最優秀3歳牝馬でしたが、オークスの直接対決を制した分が大きかったでしょうか、ソウルスターリングに軍配が挙がりましたね。

最優秀2歳牡馬はすんなりダノンプレミアム。タイムフライヤーにもう少し流れる?とも思っていましたが。前崩れの分末脚が鮮やかに映った展開と、レースの評価がまだ定まっていないことも背景にあったでしょうか。

初期のNHKマイルカップがシーキングザパール、エルコンドルパサー、クロフネ等を通じて価値を高めたように、今後ホープフルをステップに名馬が出てくるようになればレースの評価も上がっていくのかな。ラジオたんぱ、ラジオNIKKEI時代の評価が高かったですからね。京成杯との近さは気になりつつ、今後に期待しています。…あ、牝馬が制することも期待したいですね。

最優秀古馬牝馬、エリザベス女王杯を差し切っていればミッキークイーンだったかもなぁ、というイメージはバッチリ思い入れの産物でしょう。ヴィブロスは国内未勝利ですからドバイターフに重きが置かれた結果。これは国内の活躍にとどまらず評価する視点が浸透していることの表れ、ですね。評価が難しくなる面はあるでしょうが、個人的には歓迎したい流れです。


えー、ほぼ毎年語っている、ベテランファンの世迷言ですが改めて。
・部門賞(最優秀~馬)と年度代表は別の基準で選定してほしい
 →年度代表馬はファン投票を導入してもよいのでは
・該当馬なし、という選択ができない制度設計にしてほしい

詳細は昨年の投稿で書いていますので、関心のあるこじれたファンの方は以下でどうぞ。
more than a DECADE 年度代表馬はキタサンブラック

昨年はこまごまとした私案を書いていましたが、現在も大きくは変わらないかな。各最優秀は実力やパフォーマンスを評価して。年度代表馬は多くのファンの心象が重なって。選出基準を分けてほしいと思っています。



最後に。

オジュウチョウサンが満票を逃したことで少しSNSも荒れていました。100点ではなかったことが何かしら美意識に触ったのでしょうかね。画竜点睛、的な。マイノリティーな意見をただ排除する類の価値観は議論の中心であってほしくないと思いつつ、どういう考え方で該当馬なしと判断したのか、確かに聞いてはみたいところではあります。

それよりは、「相対的に」2017年の最優秀馬を選ぶのに「該当馬なし」の意味がよくわかりませんのでね。…まぁ、満票ばかりの表彰ですと、予定調和が過ぎるといいますか、何らかの強迫観念が強いといいますか、必ずしも健全な選出ではなくなってしまうかもしれませんしね。

あーあと、最優秀短距離馬でイスラボニータに1票。どうやら柏木さんのようですが有難いですねぇ。もう1票足しておいてくださいw

2017.12.31


2017年、最後の投稿になります。

的場文男の騎乗停止に?となっている真っ最中ですがw 今年の競馬も終わりましたね。 (追記:詳細はわかりませんが、ご親族に何かあったようで。やむを得ない事情かもですね)

東京大賞典の後、連れ立った悪友と夕食がてら2017年を振り返っておりました。レースオブジイヤーは2人とも天皇賞・秋で一致。不利な状況からのリカバリー力とあの馬場をこなしたフィジカルとメンタル。あわてずにサトノクラウンの直後をとって最内を選択した鞍上の胆力も、宝塚記念をノーカウントにできた厩舎力も。感嘆すべきことが多いですねぇ。

個人的にはうリベンジになりましたねー。2009年日本ダービー、同じ不良馬場をロジユニヴァースが押し切ったレースですが、午後になって雨足が強まってきてから、全く予想が組み立てられなくなってしまいまして。思考停止になってしまった自分がずっと引っかかっていたんですよね。不良馬場の府中G1を最後まで読んで的中というのは、トラウマ克服のようでもあり。キタサンブラックの体幹の強さで本命をまとめた自分を褒めたいと思っています。まさか顔面でゲートをこじあけるとは思いませんでしたけどねw

おっさん2人の夕食はさらに面倒なテンションになりまして。見てみたかったこの馬とこのレース、という組み合わせをお互い思い付きで言い合うという。悪ノリ最高、たられば万歳ですね。結果、以下のようなラインアップとなりました。順不同で。

  • マイネルセレクト アイビスサマーダッシュ

  • シンボリクリスエス ドバイワールドカップ

  • ペルーサ 直線コース(ニューマーケットかな)

  • クロフネ ドバイワールドカップ

  • 古馬のダンスインザダーク 凱旋門賞

  • シーザリオ 有馬記念

  • メジロマックイーン 阪神2400


えーお酒ははいってないですw 改めて見ると好き放題ですね。
このあと、実現しなかったマッチアップにも話が跳びまして。以下のようなたらればも。

  • モーリスとモーニン オールウェザー馬場で

  • タイキシャトルとメイセイオペラ フェブラリーS

  • スペシャルウィークとグラスワンダー 1998年ダービー

  • スペシャルウィークとグラスワンダー 阪神2400

  • キタサンブラックとドゥラメンテ 2016年ジャパンカップ

  • グラスワンダーとエルコンドルパサー 有馬記念


阪神2400の2つは自分が挙げています。あのロケーションでいろいろなレースパターンを試してみたいんですよね。いまのところ神戸新聞杯しかないのがもったいないなと思っていまして。印象深いのはワンアンドオンリーが他馬を退けた神戸新聞杯。長く走りましたねぇ、お疲れさまでした。

タイキシャトルとメイセイオペラは悪友が。濃い血統ファンにはいまさらなのかもしれませんが、いずれも血統表にNijinskyを、そして父系にBalladeという牝馬をもっているという共通点がありまして。いやー与太話のつもりがすごいのを出してきたなとw そのままGlorious Songの牝系を眺める時間がやってまいりまいた。RahyがいるねーSingspielがいるねーおおハルーワソングはシュヴァルグランまで辿れるねーダノンバラードはいまはトルコだねーなどなど。(その後調べたら、ダノンバラードは政情不安定なためトルコからイギリスに移動しているようです)

雑な話のなかでも今年の話題につながるあたり、競馬というのはなかなか語り尽くせないものですよねー。いい時間でした。


Gallop年鑑を眺めながら今年を振り返ってみると、やっぱりキタサンブラックが中心だったなぁと、とても当たり前な感慨がわいてきます。中長距離G1、6戦すべてを皆勤したのはキタサンブラックのみなんですよね。レースを数使えることも強さの証だなぁと改めて。

ジョッキーでいえば、やはり「デムルメ」。G1での強い印象はデムーロも凄いのですが、レースを支配する力でいえばルメールだと思っています。オークス、ダービーは鮮やかでしたものね。初のリーディングは199勝で確定。200を超えたら語り方もすっきりしたのでしょうが、来年の目標になるなら楽しみもつながりますよね。その戦略性と、スタートから出していってホールドする力。ヘッドワークとフィジカルが噛み合っている点でルメールのほうが好みのスタイルですね。

凱旋門賞へのチャレンジは惨敗という結果に終わりました。シャンティイの馬場は全く向いていなかったのでしょう。馬場だけでは敗因を語り切れないとは思っていますが、来春のローテーションが発表されつつ凱旋門賞という明言がなかったあたり、必ずしもこだわらないという姿勢の表れかもしれません。そのあたりは年明けにまとめようかな。海外のディープインパクト産駒への注目も含めて、つらつら書こうと思っています。

有馬前日、中山大障害ではオジュウチョウサンが新旧王者対決を制し、阪神カップではイスラボニータがラストランを飾りました。府中のスタンドで観ていましたが、どちらも素晴らしいレースでしたね。記憶が鮮明なことが大きいかな、でも年間を通じても印象的なレースとして挙げられると思っています。

…個別に挙げているとキリがないのは昨年の投稿と同じですね。


追い切りで仕上がりを確認し、コース形態と枠順と脚質そしてスタートダッシュの巧拙で展開をいくつかシミュレートしておいて、当日馬場状態とジョッキーの馬場への理解度を読みつつ、パドックの雰囲気と返し馬での馬場へのフィット感で評価を上げ下げする。予想のスタイルはおおむねまとまってきましたが、これは多分に時間を要するんですよね。プロセス自体を楽しんでいるので省力化する話でもないですし、さてこのまま来年もいくぞ~というスタンスでよいかは、…今後の仕事の忙しさで考えようかな。

でもようやく、上記のような予想プロセスをしっくりくる表現で説明できるようになってきました。20年かかりましたねw


今年も本ブログのご愛顧、ありがとうございました。

相変わらず「確からしいこと」を語ってきたなぁと思っております。それが競馬の懐の深さと言いますか、いろいろな見解やイメージを持ち寄れる受け皿というのは、このご時世貴重になっているようにも感じている次第です。来年もきっと相変わらずでしょうね。わくわくする場面を逃さないように楽しんでいきたいと思っています。きっと身勝手で長文だらけになってしまうのでしょうが、許容範囲広めでお付き合いいただければ思います。ちょっと短くする努力も、ね、頑張ります。

まもなく2018年、よいお年をお迎えください。

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