2008.12.30

昨年に引き続き、現地へまいりました。

L-WING(新しいスタンド)付近はかなり込んでいましたが
4コーナー近辺は、わりとまばら。見やすかったですね。
ちょうどヴァーミリアンがカネヒキリに馬体をあわせにいったところを
ド迫力で目撃いたしました。


…しかしチーム角居というのは、すごいですね。
パドック。カネヒキリが出てきた瞬間には
あきれとも畏敬ともつかない笑いが出ました。

前走、JCダートは生で観戦しています。
あのときのケツ、もといイメージから、どんな馬体になっているのか。
屈腱炎のことがありますから、仕上がりが維持できているかを
ポイントにパドックで待ちかまえておりました。

もうパンパンwすげー仕上がりw
ものすごい澄んだ目で、ものすごい外側を、ものすごいスピーディに
のっしのっしと歩いておりました。
仕上げに躊躇なし!ていうか、上昇ムード!
このキャリアで上昇ムードとはw一頭だけ目立った動きでした。


その他。ヴァーミリアンは堅実な状態維持といったところ。
やはり惨敗の画は考えづらかったですね。
サクセスブロッケンはまだウマが若く。
上位2頭とは筋肉量で見劣りました。これからこれから。
ブルーコンコルドは体型が若干崩れているように感じました。
応援している分、少し寂しくもあり。

気持ちを入れて歩くのにいい加減疲れたのか、
途中から軽くハミで遊び始めたカネヒキリを見つつw
ルメールが勝負のためにヴァーミリアンの前に位置することと、
パドックの見栄えを信じて、
カネヒキリを本命にしました。



レースは超スローに。少頭数だとこうなりますね。

フリオーソが無理してでも前に行かなかったのは
おそらく勝負に参加する意思が少なかったからでしょうね。
中団に位置した時点で着拾いはほぼ確定していたはずです。
雌伏の時、ということだったのでしょうか。

ボンネビルレコードは
包まれるの嫌って若干外に持ち出した武豊を見て
1コーナー手前で内をすくって進出しました。
スローを見越しての対抗策。瞬時の判断はお見事でした。

サクセスブロッケンは2番手の展開。
内田は次につながる最善の乗り方と思いました。
ただ、控える内容を求めた陣営はこれで満足したのでしょうか。
横山が乗り替わる意味が、こちらには伝わってきませんでした。



大井の2000mで上がりが35.4というのは
聞いたことがありません。史上初?でしょうか。

4コーナー。カネヒキリはヴァーミリアンを待っていました。
馬体をあわせて瞬発力勝負。
ルメールの戦略は早い段階で固まっていたことと思います。

直線で要求されたのは、どちらかといえば
マイラー的なパワフルな加速力&持続力。
今年のフェブラリーSで距離短縮が若干不安、と
報道されていたのを思い出しました。
ヴァーミリアンはその分の負けでしょうか。

ただ、直接対決で連敗。
この結果はなかなか大きいですね。




カネヒキリの鞍上はこの後どうなるでしょう。
ルメールの短期免許は1/28まで。
短期免許のはしごでしょうかw


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2008.12.29
「サラブレモバイル」という携帯コンテンツで
「速攻レースインプレッション」というコラムがあります。

土日のレースが終わった直後に
その週の重賞回顧をすばやくUPしているコーナーです。
昨日の有馬記念もすばやかったですねw



で、その内容にアンサーブログ。書きます。

執筆は秋山響さんでした。
優駿では記事を目にしていましたが、「速攻…」は初?でしょうか。
記事のテイストは好きですね。

今回は、有馬記念に有力馬が揃わない現状について指摘していました。
有馬って「日本一」を決めるレースだったじゃないか、というツッコミです。

ダイワの強さに異論はないものの
ウオッカやディープスカイが出走していたら
今回のような展開になっていたかどうか。

そして有力馬が分散してしまう原因は、ジャパンカップと有馬記念の
位置づけが「かぶって」いるからで、
どちらかをなくすか、変更を加える必要がある、と。
頂点を決めるレースはひとつでいい、という指摘でした。



…ふむ。

コース適性の分析など、陣営にもファンにも浸透したせいでしょう、
必ず有馬まで、という精神論は以前より減っていると思います。

余談ですが、サクラローレルが96年、ジャパンカップを回避して
有馬一本に絞ったときのバッシング。けっこうなモノだったと記憶しています。
今から考えると妥当なローテですよね?


今年、秋古馬三冠を皆勤したのは
アサクサキングスとアドマイヤモナーク(!)のみ。
G1を取りにいくために有力馬の陣営は、ウマの適性を考えて
「狙い」を定める傾向にありましたね。
そのため、どれかひとつを「捨てる」選択に至っていました。

この秋の目標は、こんな感じに分けられるでしょうか。
それぞれ妥当な結論と思っていますが。
 ジャパンカップ →ウオッカ、ディープスカイ、(メイショウサムソン)
 有馬記念 →マツリダゴッホ、ダイワスカーレット

*サムソンがカッコになっているのは、個人的に(?)
 天皇賞秋→ジャパンカップ→引退、という当初の目論見が崩れた
 という印象を持っているためです。サムソン陣営には
 フランスからの帰国直後の時点で、有馬を使う気はなかったと思いますよ。

結果、ジャパンカップと有馬記念は、地続きのローテーションではなく
ほぼ同じ価値を持ち、異なる特色を持つレースとして
並列した評価を受けていたことになります。



さらにパート1国としてのレース国際化。
これにより、有馬記念も国際G1化。

あら、ジャパンカップとの違いはどこに?
東京か、中山か、だけ?招待レースか否か、とか?
もはやコースレイアウトとローテーションで
有力馬の陣営がレース選択するのは賢明、なのでは。

ジャパンカップと有馬記念。
「かぶって」いるという指摘は、その通りのようです。




ただ、大事な論点。

そもそも有馬って日本一を決めるレースなのでしょうか?
もう少し言い換えると、毎年決まったG1が
常に日本一を決めるにふさわしい結末になりうるのでしょうか?

中山2500mは、枠順や脚質、ペースによって
有利不利が出やすいレイアウトです。
もはや、それを承知で見るから面白いのが有馬記念、
という認識でよいのではと思っています。

今年もっともハイレベルなレースは?と聞かれて
「躊躇なく」有馬記念と答えられる年はどれくらいあるでしょう。
今年は天皇賞秋でしょうし
昨年は宝塚記念あたりになるでしょうか。

…少なくとも、毎年、有馬記念に「チャンピオン決定戦」を期待することは
難しいと思われます。

掘り下げ始めると、迷い込みますよ。
チャンピオンを公平に決めるためのレイアウト設定って何?という
議論にも及んでしまう話でしょう。




一方で、エンターテインメントとしての存在感、
競馬サークル外への知名度(年末の風物詩、的な)は健在でしょう。
有馬記念はJRAの、いわばキャッチコピー的なレースでもあるわけです。

キャッチコピーとクオリティ。このバランスがどう保たれるのか。
言い換えれば、競馬サークル内外の、認知(価値)のかい離。

有馬記念の価値を考えるなら
今後の論点はその辺りにあるように思います。




有力馬を集結&言い訳なしで雌雄を決するレイアウトへ
有馬記念の条件を整えるなら
実施時期を変えずに2500m→2000mにするとか?

…うわー。秋古馬三冠の条件を
抜本的に見直す必要がありそうですねw


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2008.12.28

強かった。見事、完敗でした。
ダイワのマイペースを疑うところからスタートしたので
間違いなく空気が読めていませんでしたw

メイショウ、マツリダを軽視し、スクリーンから勝負をかけました。
対抗馬の中で一番見せ場があったのはスクリーンかな、とは思いますが…。
(やっぱりオヤジとはスケール感が違いますよねー。ですよねー)


ラップは見事なものでした。

一周めのスタンド前に向いたところでラップがぐっとあがりました。
スムースに先頭に立ったダイワは、若干力んだように見えました。
こうなると他の馬は、観客の歓声でウマがエキサイトしないように
ゆっくりいきたいところ。
結果、ダイワ単騎逃げの形は、ここで固まりました。

スタンド前を通過し、1~2コーナー。
ここでぐっとペースが落ちます。ダイワは一息入りましたね。
13秒のラップが2回続いたあたりでメイショウがダイワをつつきに行ったのも
うなずけるところです。
向こう正面での駆け引きですね。
まぁ、そりゃあ1番人気の逃げ馬が楽してたらねぇ。

3コーナー手前からグン、グン、と再度ラップがあがり
ここから有馬のロングスパート勝負。
ここまででじりじり脚を使ったカワカミ、メイショウ、アサクサなどは、
4コーナーではもう余力がありませんでした。

そこまで我慢していたスクリーン。
その4コーナーで進出したときは軽く夢を見ましたw

坂の手前で再度11秒台!を踏むダイワ。
この流れでまだそのラップが刻めるとは。
ここで他馬は観念せざるを得なくなりましたね。

トータルのタイムではそんなにインパクトありませんが
その推移は特筆すべきものです。見事なアップダウン。
アンカツの信頼感に、完敗した感があります。



2~4着は虎視眈々と一発勝負にかけていた後方待機組。
つまり、道中ダイワを意識して勝負にいったウマは
みんな返り討ちにあった、ということですね。はぁ~。
最低人気のモナークは、いつものケイバに徹することができていました。
徹した川田、お見事です。


スクリーンはやはり、総排気量の差で負けた模様。
世界で勝ち負けするには、ここを鍛える必要があるように思います。


メイショウはもう目が優しくなっている印象。
馬体ができていることと覇気があることは別でしょうね。

ダービーの睥睨するような馬なりゴールイン。
天皇賞秋のハイパーパフォーマンス。
なんだかんだでお気に入りの馬でした。
今日、予想のうえで軽視したことは会心と思っています。
お疲れさまでした。





…有馬も終わり、おそらく、
実力と実績(成績とレースレベル)を加味すると
年度代表馬はウオッカになりそうですね。
個人的には納得です。



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2008.12.26

枠順が出ましたね。
割と人気馬が外に固まりました。

エイシンデピュティが回避したことで
ダイワをさせるウマはどれか、という切り口に
収斂しそうな気配です。

…そんなウマ、いる?


展開をひとついじれるジョッキーは誰か、ということも
考えたいですね。

穴としてはカワカミ、フローテーション、エアシェイディあたりでしょうか。

そうそう、開催中盤から中山の芝が重たくなっていることも
考慮しなければいけませんね。


しかし、前回の更新でグラスワンダーネタを思い入れたっぷりに書いたのに
またスクリーンヒーローの評価が上がっておりませんw
まぁ、親は親ですからねぇ。


まずは昨年のラップ分析から。
徐々に悩みを深めてまいります。


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2008.12.23
まとまった想い出話を。


1999年秋のG1、スペシャルウィークは
低評価をくつがえして天皇賞(秋)を制し、
ジャパンカップでは日本のエースとして凱旋門賞馬モンジューを退け、
有馬記念でのラストランを確かな軸として迎えていました。

ただ、ひとつ。画竜点睛を欠く、宝塚記念。
同年の初夏、グラスワンダーに完敗していました。
この評価を取り戻せるか、これも有馬記念の大きなポイントでした。



当時は、グラスに肩入れしていました。

順調なローテーションを踏めないグラスワンダー。
尻上がりに調子を上げるスペシャルウィーク。

プラス二桁の馬体重。それでも有馬記念は
グラスを本命に据えました。

スペシャルも好きなんですよ。
天皇賞(春)はスペシャルの単勝勝負で
最高な3分強を堪能しましたし。




年間を通して追いかけ続けたせいでしょうか。
予想の決め手は、いつしか鞍上二人の思惑へと
その軸を移していきました。


宝塚記念で瞬発力勝負に完敗したスペシャル。
マークされるリスクを負った上で先行し、先に仕掛けた結果、
グラスに直線で交わされ、3馬身の差をつけられました。

鞍上武豊は、自分にダービーとJCのタイトルをもたらしたスペシャルに
かなりの思い入れを持っていました。断言でいいと思います。
確かな勝利を引き寄せるために、そして
引退するスペシャルの評価を確かなものにするために
武豊の戦略は「グラスの後ろに控えること」だという確信がありました。

以前の「差し」へと戦略を戻して連勝したその秋の流れ、
そして逃げウマ不在のメンバー構成。
極端なスローペースが必至なら、それはロングスパート勝負を示します。

2頭が抜けた瞬発力をもっているのは証明済。とすると、相手はグラスのみ。
そして、順調でないグラスワンダーならスタミナ勝負で上回るという読み。
グラスの仕掛けを待ってからでも、いや待つからこそ勝てる。

…武豊は、強烈なリベンジを目論んでいる。

グラスワンダーを差すという、宝塚記念と逆の結果で
実力の証明をするだろう、と考えました。



対するグラスの鞍上的場。
小細工はしない、と読みました。

スペシャルは内枠を引きました。スペシャルはいったん下げながら
グラスをマークする位置で後方待機する。
的場はマークされることを承知で前に位置するだろうと。

グラスの実力に対する信頼。
その上で、スペシャルだけに相手を絞らず
スペシャルに「仕掛けさせられる」ことなく
いつものグラスのレースに徹するだろう、と考えました。




お手馬への評価を抱きこんだ、二人の鞍上の自負心。
このどちらに乗るのか。
自分の賭けは、もはや究極の二択でした。


結果、グラスに乗った自分の予想は
後方待機する最強のライバルからマークされ続けるスリルに
2分半さらされる覚悟をすることでした。

このときほど、武豊の緻密さと豪胆さが
怖かったことはありません。
レースははたして、その「懸念通り」の展開になりました。



…4センチ差は、レースの綾としか言えません。
いまだにレース映像を見返しても勝った心地がしませんからね。
名勝負でした。
http://jp.youtube.com/watch?v=lAih5pAF_J0&feature=related
 └ JRAのサイトに見当たらなかったので、YouTubeから。



当時の予想、その真偽はどうでもよいと思っています。
ただ、入り組んで爆発した興奮だけがありました。

いつか書き記しておこうと思っていたモノローグです。
今年は両馬の息子が出走します。
懐かしさも含め、このタイミングになりました。


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2008.12.21

…タイムがそんなに早くないんですよね。
中間のラップも特に厳しいわけではないのに。

確かにこの土日の芝レース、34秒台前半の上がりは
見られなかったようです。
端的にレースレベルが低いというよりは
それだけのパワーが要る馬場だったのでしょう。


内をすくわせたら岩田は上手いですね。
着差を考えると、内にこだわるスタンスは正解でした。

しかし、グラスワンダー産駒。
オヤジの豪快な外まくりからすると
ずいぶんイメージが違っており。。。
今日その外まくりをやったのはマル外のブレイクランアウトだったという。


シェーンヴァルトはぶつけられたか、スタートから後手を踏む展開。
それにしても消極的だな、と感じていたのですが
一つ前のレースで鞍上が降着処分に。
その影響はあったかもしれません。

まぁ、中山1枠のトニービンはいいイメージがあまりなく。
オヤジの皐月賞なんかひどかったですしね。


個人的にはトレノパズルから予想して
なにもなく。。。
走ってくるウマだとは思っています。




しかし、出走馬の能力・評価が拮抗するときは
「好位のイン」を取れるウマを探すのが
セオリーといってよさそうです。
以前のサンデー産駒のような、直線の切れ味のみで
重賞を勝ち負けするような光景は
あまり見られなくなってきていますね。


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2008.12.18
G1真っ盛りなのに、現地で聞いた実況を不意に思い出し
南関東のストリーミングをあさるというw

調べると出てきますね。
2004年の大井。JBCにあわせて開催された「第1回TCKディスタフ」。
勝ち馬はプルザトリガーで、鞍上は今をときめくw内田博幸。
http://www.nankankeiba.com/result/2004110320160609.do


レースの見ごたえもさることながら、実況の力の入り方。
第1回ということでレース前から気合が入っていた覚えがあります。

上記リンクの「レースリプレイ」にて実況を確かめてみてください。
ボルテージの上がり方と流れるようなストーリー性が、もう素晴らしい!
ゴールへ向けて見事なクレッシェンド!!
最後は音割れてるし。「プルザトリガァァーーッ!!


思えばこの実況をされた及川暁さんには、いろんなレースでお世話になってますね。
テレビだけじゃなく、競馬場の実況でもあるので
現地の場景といっしょに響くんですよね。
それでなくても、インパクトあるのに。

wikiの名言集が、また、愛があるなぁw
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8A%E5%B7%9D%E6%9A%81



今は中央の地上波(フジ系列)の実況も
なかなか個性が出にくく。

自分の印象ですが、実況を担当された方にそのレースへの思い入れがあるほど
実況はひかりますw
思わぬ迷言や、思わず気の聞いた一言など。
あぁ、馬券はずしたな、みたいなw

印象が強い実況なんかも書いていこうかな。





近々の話もちょこっと。

武豊の右腕はどんなものでしょうね。
ブレイクランアウト、リーチザクラウン。
年末に向けて、いいウマが待っていますからね。

個人的には、東京大賞典。どっちに乗るのでしょうね。


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2008.12.15

JRAのホームページでも、Gallopの巻頭カラーでも
ゴール前の、耳のたった姿がすべてを物語っています。

ブエナビスタの圧勝。
それ以外は語られなくなってしまうようなレースでしたね。

勝ち方の種類としてはドリームジャーニーのそれでしょうか。
ディープインパクト、と例えるにはまだ早いような気がしますw
時間の問題、かもしれませんが。

リーチザクラウンといい、
父スペシャルウィークを評価しなおさないといけませんね。
そう、シーザリオを出してるんですよ。



自分の予想。相手を間違えました。
この時期にしては発汗していたアディアフォーンを
外したところまではよかったのですが、
メイショウボナールが気になってしまって。。。
ワンカラットを残したりしていたため、相対的にダノンをきってしまいました。
調教がよかったのはわかっていたのに。

国枝さんといい、ブラックエンブレムの小島さんといい、
栗東で調整する経験値が、少しずつ実を結び始めていますね。



収穫といえば福永。おそらくは色気を持って前に行ったのでしょう。
人気を背負った上で、勝負のために前に行く
福永を確認できたことはよかった。
柔らかく、徐々に前に押し出していたようです。
コースも意味合いも違いますが
成功したら「ベガの桜花賞」のような見ごたえになったかもしれません。

ただジェルミナルは、それでもダラッとスタミナを消費してしまいました。
勝ったウマとはスケールが違ったということでしょう。
まだまだ良化の余地はありそうですね。



勝ち馬が、全力を出す必要がなかったあたり
レースのレベルはG1ではなかった感じがしています。
レースレーティングも、ブエナビスタへの期待値を反映するほどには
あがらないと思われます。

レーティングでは、そのウマのポテンシャルは表現しづらいでしょうし。
もともとそういう趣旨の数字ではないですしね。

2歳G1が不要という声も時々聞かれますが
G1という看板が、すべからくレースレベルを保障するものでもなく。
こんな年もあるのでしょう。


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2008.12.07

行きがけの新幹線から
見事な富士山を見ることができました。

それだけでフジキセキ産駒を選んだわけではないですよw
屈腱炎による長期休養の向こう側など
安易に期待できるものではありませんから。


現地入りしてもなお、直前まで絞らなかった予想。
最終的にカネヒキリを本命にしました。

そりゃあもう、パドックで見た、すげーケツ!
返し馬も、痛いところを気にするそぶりはなく。
そして、ルメールのそつのない騎乗に期待して。


しかし、うまくいくときはホントにうまくいくものですね。

2コーナー。先行した3頭の後ろに、内から
メイショウバトラー、アドマイヤフジ、カネヒキリ、カジノドライヴの順。
フジは前の3頭が蹴り上げる砂にやられた様子。徐々に位置取りが下がります。
メイショウも3コーナー付近で失速。しんがり負けでした。
結果カネヒキリは、2頭分ガラ空きになった、好位のインをスムースに確保。

そして4コーナー。目の前の逃げウマが膨らんだスペースへ首をねじ込んで直線。
内から2頭目を割って出る、有力馬の中で最もロスのないコース取りができました。
「カネヒキリの前が開いた?!」思わず声に出ましたよ。
イーグルカフェを思い出しました。フランキーマジック。


…陣営の苦労も大変なものだったと思います。
患部が落ち着いたとしても
痛みをおそれて手加減した走りをしてしまっては、レースを勝ちきることは難しく、
反対にあまりに手加減なしだと、患部が悪化してしまうリスクが増えます。

にもかかわらず、あの調教量。ケツに感動したのはそんな背景込みです。
2年半の一進一退は本当に長かったと思います。
頭が下がります。チームスミイ、お見事でした。




その他の有力馬について。

残念なのはヴァーミリアン。というよりその鞍上。

レース後のコメントに、外国馬がコーナーを曲がりきれずぶつかってきた、とありました。
初めての日本、初めての右回り。内にいる外国馬が膨らんでくることは
程度の差はあっても、事前に想定できる範囲ではありませんか。

まして阪神ダート1800mは先行有利。
サクセスブロッケンより好スタートを切った時点で
アドバンテージを取りに少し先行すれば、外国馬と併走する必要はなかったはず。
折り合いに不安のあるダートチャンピオンではないですよ。

3コーナーからの大まくりは、位置取りのロスから生まれた
挽回策であって、ベストな戦略ではなかったと思っています。

…心を鬼にして。ヴァーミリアンの力を計れている鞍上なら、
乗り替わりでなければ、勝っていたレースだと思います。



サクセスブロッケン。厳しいケイバを自分から招いてしまいました。
ラップタイムを見ると、ティンカップチャリスをかわして先頭に立ったところ、
3コーナー過ぎに捲くられたところ、スタートダッシュとあわせて
計3回、自分でラップを上げる展開に。
息が入らず加減速を繰り返せば、そりゃあ直線失速はやむを得ず。

パドックでも前を歩くヴァーミリアンに格負けしていた印象でした。
陣営は意識していたでしょうか。少し間隔を置いて歩いてみたりしてましたね。
精神面も含め、これからなのでしょう。期待しています。


カジノは善戦したほう?という印象です。
カラダが出来上がるのは、むしろこれからでは。
芝適性も含めて、仕切りなおしてほしいです。


メイショウトウコンはデキのよさと、鞍上の度胸。
あのコースで決め打ちして最後方はさすが。
ヴァーミリアンの動きを待って、仕掛けたように見えました。
3着だったら3連単取れてたんですけどね~。でもお見事。

どうも、このコース。ペースが両極端なときは捲くりが効きそうな感じですね。
現地で見ててそんな印象を受けました。
来年以降の参考になりそうです。



阪神ダート1800mという舞台設定に
戦前はだいぶ首をひねっていたのですが、
G1を開催するのに遜色ないコースと、評価が変わっております。
(北米のウマにとっては逆周りなのでかなりアレですけど)
ナマですごいの観たせいでしょうかねw



…最後に。
カネヒキリ、現役続行らしく。
一ファンだからこそ勝手に思うところなのですが、
有終の美、でよいのではないかな、と。



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2008.12.06

出走馬の獲得G1数は合計いくつでしょう?
23?24?どんなエントリーでしょう。
BCも真っ青ですね。

有力な先行馬が内枠を引かなかったのはよかった。
言い訳になる材料が減りましたから。
ガチンコ勝負が見たいですね。

真剣に予想を組み立てる、というより
わくわくして見られる馬券を買うつもりでいます。
そのほうが楽しいはず。



予想のキーになるのは、ウマのデキより
ジョッキーの騎乗馬に対する評価だと思っています。
これによって、レースの組み立てが変わりますから。
最近では、リトルアマポーラがいい例ですね。

ジョッキーのほんのわずかな過大評価、過小評価が
結果を左右しそうな予感がしています。
有力馬のテン乗りがこの読みを難しくしています。


そしてカジノドライヴ。
よくでてきてくれました。素晴らしい。
レースに不確定要素をばっちり盛り込んでくれました。

前走BCクラシック。オールウェザーコースが合わなかった、というのは
おそらく本当でしょう。
それよりもレースをやめてしまったことが気がかり。
きついレース展開になったとき踏ん張りきれるか。
アンカツもわりと淡白なときがありますし。G1ですからねぇ。



なお、当日は現地に向かいます。
東京でのJCダートは皆勤賞。これで継続できますw

一気に冷え込む予報らしいので体調には気をつけねば。
無事是名馬、ですよねw


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2008.12.03

G1しか重賞のない条件、というのは
阪神に移っても変わらずですね。

個人的には、格はともかく
東京ダート2100mに重賞を設定しておいてほしいのですが…。


さて、阪神ダート1800m。
イメージを調整するため、ラップの傾向を見てみました。

ここ一年で行われた、1000万条件以上のレースをpickup。
未勝利、500万のデータは、平均的なデータの抽出にはなじみにくいという
考え方の元、対象から外してみました。
結果、該当するレースは10もないという…。
データの揃わないところでG1をやるというのも…。
ファンの楽しみ方に逆行している感が強いですね。



…スタートから1コーナーまでは先行争いでラップがあがり、
スパイラルカーブ(徐々にきつくなるコーナー)のため
2コーナーでいったんラップが落ち着き、向こう正面はそのまま。
残り4ハロンを過ぎて3コーナー。加速はこのあたりのようです。

3、4コーナー中間はほぼ直線的なため、ここで加速したまま
最後の直線へ。勢いで坂を上り、ラスト1ハロンは
ガクンとラップが落ちてゴール。

おおむねこんなラップ推移がイメージできました。
抜けたウマが逃げを打つと、
エスポワールシチーの西脇特別になるようです。

で、傾向。やはり先行が圧倒的に有利。
キレイに差しきるようなレースはほぼ皆無です。
人気馬が先行タイプなら、おおむね馬券になっているよう。

逃げ馬の後ろで流れにのった先行馬が
そのまま押し切る展開が
平均的なイメージでいいようです。


ただ、未勝利、500万を含めても
1番人気の勝率はそこまで高くはなく。

JCダート。
付け入るスキがあるとすればそこかw

でも力のある先行馬は崩れにくい印象ですからね~。
むやみなハイペースにもならないでしょうしね。


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2008.12.01


アルゼンチン共和国杯を現地で見ていた分、評価は上げていました。
しかし、あんな勝ち方ができるとは。

前走の内容から、折り合いに不安なく好位につけられ
息の長い脚を使える、という
スローが予想された今年の展開にハマる要素は
揃っていたわけです。

それを石橋&メイショウサムソンがやってくれると
思っていました。

結果、グラスワンダー産駒の平地初G1を逃してしまいました。
それも目の前で。現地にいたんですよ。
悔しいですねぇ。。。



メイショウは言い訳がきかない負け方。
スタートでウオッカを追いかけきれませんでした。
あのゆったりしたスタートは武豊のチューニングの成果と思いますが
石橋のイメージとは離れてしまっていたのでしょうか。
1コーナーでポジションを取りきれなかったことが
そのまま敗因になったようです。

パドックで唯一気になった、サムソンのめぢから。
以前はもっと爛々と、覇気をもっていたよな~、と思ってみていました。
精神論を始めるとホントに果てしないのですが
ひょっとしたら、もうあの闘争心は戻らないかもしれませんね。



ウオッカはやはりスイッチが入りすぎと見えました。

スタートからの位置取り、展開はウマのリズムを崩さずに、という
趣旨のジョッキーコメントを拾うことができました。
残念ながら、このウマの現状に対しては、それは信頼の証ではなく
対策の欠如に等しいと思います。

何のために四位が折り合いに気をつけた、終いだけのレースを
繰り返さざるを得なかったのか。
前向き過ぎる気性をどうコントロールするかは、
常に鞍上の課題であるはずです。

…有馬はでるのでしょうか。陣営からは出否を保留するコメント。
やめておきましょうよ。



ディープスカイ。
おそらく四位は勝利の手ごたえを感じながら
レースを迎えたのではないでしょうか。

自信を持ってあの位置にいたのだと思って見ていました。
あれより前に出していくリスクより、ペースを崩さず
ロングスパートの切れを活かしきるメリットを選んだのでしょう。
実際、前走競り負けたウオッカを差しきっていますし。

有馬回避という決断がプラスにでると信じて。
来年が楽しみです。



勝ったスクリーンヒーロー。
能力差でねじ伏せたというよりはレース巧者だったという印象。
でもこの巧者ぶりが有馬記念で活きたら面白いかも。
ダイワスカーレットやマツリダゴッホは強いですけどね。

なお、先の書き込みで親父に似てないと書きましたが、
口取りの際、また関係者になでられている間、
ぽよっとした表情でじーっと動かずにいられるあたりはそっくりw


反省会のため、モナムってみましたが
ワンダーへの思い入れが馬券につながらなかったことを
悔やんでばかりでした。

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