2009.09.28


今週もウインズ府中へ。

パークウインズという呼び方があるようです。
考えるレースさえしぼってしまえば、パークの名が示す通り
のんびり過ごせますね。
ちょっと、味をしめた感があります。

穏やかなパドックがこちら。
屋外シアター

再来週には毎日王冠でゆれる場所ですが
いまいまは静謐のとき。
閑散?まぁ、そうとも言いますw

神戸新聞杯のパドック映像もココで見ました。





事前に観たイコピコの坂路追い切り。
やわらかく、余力を持って真っ直ぐ駆け上がっていました。
仕上がりはよいと判断してはいました。

白百合Sの脚色なんかを思い出しつつ、それでも
春の実績馬を上位に取ったわけですが。
まさかここで、その切れ味が発揮されるとは。

フロックとは思いません。父の勢いもあるでしょう。
自分なりのイメージですが、リーディングサイヤーを獲らんとする血は
こうした第2、第3のウマがレースを制していくことがあるように思います。

鞍上も人気薄でカウンターに徹した見事な騎乗。
恐れ入りました。




さて、結果を踏まえた菊花賞への展望。
最右翼はリーチザクラウン、でしょうか。
この惜敗は価値があると感じています。

仮に1ハロン12.0で、12ハロンを走ると
単純計算で2:24.0になります。
もちろんリーチがそんな究極のイーブンペースを実際に刻むとは
思いませんでした。あくまで平均すれば、という話ですね。

急激なラップの上昇=瞬発力が問われる展開を防ぐには
自ら早めのラップを刻むのが一番でしょうが、
トライアルで極端な消耗戦をやりたいはずもなく。

結果、鞍上の理想は、上がり勝負にさせない程度での
スロー気味の逃げ切り、だとイメージしていました。

実際レースでは、リーチを警戒した第1集団と
つかず離れずで後方に控えた第2集団とに
馬群は分かれていましたね。

第1集団からのマークを受けつつ
自らでラップを作り続けて2着に残ったあたり、
次走はかなり期待できるものと思いました。

スペシャルウィークの血統で
セイウンスカイをほうふつとするイメージ。
皮肉というか、歴史というか。



ちなみに、その第2集団の先頭がイコピコでした。
追いかけなくてよい、という鞍上のメッセージのこもった、第1集団との間。
余力は十分に残っていましたね。
やられたなーw

なお、名前の響きだけでイコピコを選んだ連れが、
見事に単複を的中させておりw
横でがっつりへこんでおりました。

イコピコって「頂点」という意味らしいですね。
くやしいんでさっき調べましたw





さてさて。結局本命にしてしまいましたがw
比類なき末脚は、本番に向けて
難しい課題を残してしまいました。

第1集団に参加しちゃいましたね。
スタートから鞍上は、ニュートラルなスピードに任せていましたが
外からウマが併せそうになるだけでさくっと加速してしまう感じ。

腹をくくって(後方で)折り合いに専念してくれるかが
今日試されるべきところと思っていたのですが。

確かに、人気を背負って
菊を後方一気で制するケースはあまりないですから
前々で折り合うシミュレーションが必要だったかもしれません。

でもなー。
今日の負け方だと、次走は相当、折り合いとの戦いになりそうです。
きれいに折り合えば末脚は一級品ですから。
ただ、それが発揮できないまま
終わってしまうウマも多いわけで。むむ。

…天皇賞という選択肢はいかがでしょうか。
ダメかな。



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2009.09.27



…思い入れたっぷり、には違いないのですが
どうも勝ちきるイメージが湧いてきません。困った。

アンライバルド。追い切りの反応は上々と見えました。
ダービー時の追い切り映像も見返してみましたが(攻め過ぎw)
秋緒戦ですから、というさじ加減は今回、しっかり効いているようです。

陣営もジョッキーも口をそろえる課題は、折り合い。
調教のハードさを調整してテンションを頃合いに持っていくのは
なかなか難しいと思われます。

レースにいったら不思議と落ち着いた、というオチかもしれませんが
予想の段階では当てにできないですしw

さらに。阪神開催、今週からBコースとは。
土曜の野分特別も、早めの馬場を2番手から押し切り。
先行馬に33.6で上がられたら、そりゃなす術なしですね。
前々で上手に運ばれた場合、見事な、しかし勝ち切れない差し脚という
微妙な結果があり得るな、と。




リーチザクラウン。追い切りは名手の味付け、といった風情。
1週前は肩ムチ後に左側だけ手綱が動く、微妙な感じでしたが
(もたれ気味?には見えなかったですが)
今週は準備万端、といった感じでした。

レースにいってムキになるのはこちらでしょう。
同型のトモロポケットが無理に押して出た場合、
自分のペースで運べない時間が増えるかもしれません。

と思って、トモロの前走を観てみました。

…いや、大丈夫っぽいなw

野分特別の、スタートから2つめ3つめのラップが11.4-11.5。
トモロの前走は、11.2-13.0。
出していった直後に抑えられる内容はよしですが
リーチのニュートラルなスピードについていける感じはあまりしませんね。

…。
なんだ、きさらぎ賞で対戦済ですねw
きさらぎ賞はリーチの、そのニュートラルなスピードが
存分に活かされたレースでしたからね。

今回は、Bコース代わりを最大限活かす展開が作れるでしょうか。
コーナーの回りもゆったりめになりますしね。




アプレザンレーヴ。追い切りの迫力は凄かったのですが
肩周りの筋肉がちょっとパンプアップしすぎかな、という印象。
しばらく見ないうちに大きくなったな、と。親戚のおじさんかいw
父クリスエスよりマッチョなタイプになりそうですね。

ジョッキーも積極的なタイプですし、ちょっと早目から
リーチをつぶしにかかる、というイメージを持っています。

勝負どころで、内枠を捌くのにちょっと苦労しそうな気もしています。
その場合、ここは取りこぼして本番で穴、というパターンになるやもしれませんw




アントニオバローズ。いいんじゃないでしょうか。
レースでの折り合いは相変わらず懸念点ではありますが、
追い切りは非常にのびやかに、やわらかく全身を使って
走りきっていました。

リーチの番手でリラックスできれば。あるいは。
アタマまであるような気がしています。

なんか、展開が向きそうな予感がするんですよ。
仕掛けどころを鞍上がどのようにジャッジするか。
この部分は信頼がおけると思っています。

翻せば、ここでアンライバルドに直線交わされるようだと
本番は思い切った策をとらなくては勝機が見出せない、という
事態になりそうです。が、
ここはチャンスでしょう。




さて、この書き込みの流れの通り、
他の出走馬におそらく勝機はないと思っています。

強いて言えばトライアンフでしょうが、馬場とペースが
向かない気が。




で。アンライバルドを買うべきかどうか。
直前まで悩むのかしらw

岩田が中団外めで死んだふり、のように
有力馬と同じ仕掛けをしなければ、勝機は見出せそうな予感はしています。



あー、どーすっかなー。

…冷静に、冷静に。まずは睡眠をとってから。
お疲れ様でした。




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2009.09.27

いまいま仕事の帰りです。
おかしいねー、ホントに。


神戸新聞杯、これから没頭します。
もう誰にも邪魔はさせませんw


ひょっとして更新を期待されていた方、
いらっしゃるようなら
しばしお待ちを。

追い切りの映像も
今日のレース結果も
これから観る感じなので。


書いとかないと心残りになるはずですので。
書くぞ~!



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2009.09.22



日本で一番広いウインズというと、府中ですねw
開催日以外では初めて、繰り出してみました。
まー、他場開催だと動きやすいことw

ゴール板からまっすぐスタンドにはいって
エスカレータ脇にある売店でソフトクリームを買いましたが、
これがけっこう濃厚。バニラビーンズとのバランスがステキです。
ご当地とかじゃなくても、全然満足でした。
府中開催のいつもの動き方だとスルーしがちなポイントだったので、
よい発見でしたね。

そのソフトクリームをいただきながら(ちょっと寒かった)
今日はターフビジョン前で観戦してました。





トランセンドの乗り替わり。
既定路線だったことを承知で、継続騎乗にしたほうが
結果が出ていたかもしれません。

もともと積極的な気性であるところに、大外枠。
スタートから出していけば勢いがつきすぎるというリスクまでは
予測できていました。内田もそれは折り込み済だったでしょう。

ただ、条件戦の1回(それも楽勝)しか乗っていない鞍上が
小回りなコーナーでのコースロスを防ぐために
「かからない程度」という微妙なさじ加減で前に出していくことは
実は難しかったのかもしれません。

1コーナーの入口。3頭を内に置いて、
その外を大回りする格好になっていました。
馬体は流れてはいませんでしたが、横Gに耐えるために
余計な力みが発生していたように見えました。



そのあとの向こう正面。
スタートから4ハロン目と5ハロン目のラップが
トランセンドに別の種類のいじわるをしています。

前走は12.4-12.4で加減速なく流れたのですが、
今回は13.5-13.1。おそっ。
勢いをつけてコーナーに突っ込んだ1番人気は
今度は抑える格好になったわけです。

さて、逃げていたトシナギサの鞍上は誰でしょう?
この減速がどのウマにマイナスに働くか、
了解しているはずのジョッキーが向こう正面のラップを握っていました。

逃げ争いが早めに落ち着いたあたり、
ウォータクティクスの取消は、展開の大きなポイントになりましたね。




勝負どころまで力みながら追走したトランセンド。
最後までアラアラにならなかったのは、ある意味では収穫でしょうか。
よく考えたら、ワイルドラッシュにトニービンという血統は
急な加減速に向くイメージないですねー。そこかー。

悲観する内容ではないと思います。が、
本番に向けて、折り合いに課題は残ったように思います。




そして、ニホンバレ。
ほんとに相性が合わないねぇw

調教も前走より本数が増え、時計を出ていました。
前走は度外視できるとは思いつつも
トランセンドの押し切りの前に抵抗できるか、正直疑問でした。

鞍上に、トランセンドを外々に押しやる意識はあったでしょうね。
道中、逃げウマの直後2番手。
…前走のトランセンドの内容じゃないですか。
おそれいりました。

最後ネイキッドとの接戦は、大きなストライド走法と
ピッチ走法の違いのためでしょう。
ネイキッドは勝ちに等しい、見事なインすくいでしたが
結果だけがついてきませんでしたね。




藤沢厩舎は久々の中央重賞なんですね。
キングストレイルの京成杯AHまでさかのぼるとは。

スタッフが若返った分、少し足踏みなんて話も聞きましたが
それでも勝利数でコンスタントに結果を出しているのは、お見事。
来週には1000勝到達でしょうか。大記録ですので
表彰の場にはちゃんといてくださいませねw




しかし、JCDは予想が難解になりそうな予感。
結果が直結しそうな秋の前哨戦が
見当たらない気がしています。



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2009.09.21



トライアルに徹した四位と、
勝負に行った(行かざるを得なかった)武豊と。
残念ながら、どちらも望む結果には届かなかったでしょうね。



レッドディザイアは先行していたら勝てていたでしょうか。
長い直線を考慮したのと、前半はリズムよく折り合いを確かめつつ、
後半はどれだけ伸びるのかを試しておく、という
そのあたりに注力していたように見えました。

鞍上。ディープスカイで見てとった姿勢ですが
ウマに求める期待値が高すぎるためにかえって惜敗してしまう、という
個人的な印象が残っています。
今回も若干似たようなにおいを感じました。
試すことを試し、それでも勝てるという思惑。
見込み違いではなかったと受け取っています。



ミクロコスモスは積極的にかぶせていきましたね。
あるいは、四位のそれを見越してでしょうか。
レッドが仕掛けたいポイントの少し手前だと思います。
結果としてレッドはミクロがパスするのを待って、
その外に進路をとらざるを得ませんでした。

武豊は、3着以内に粘りこむことを狙って
あのタイミングで勝負に行ったように見えました。
結果は4着。阪神の馬場が早すぎましたか。
前に残られてしまいました。

ミクロはもう、不運といったほうがよいですね。
武豊も同様か。昨年はポルトフィーノでしたから。



勝ったブロードストリートは見事なレース運び。
直線入口。進路が開くまでの、鞍上の落ち着きが
勝利の大きなポイントと思います。

お兄さんをPOGで持っていたこともあり
ちょこっと贔屓目で見て来ました。
それでも今回は厳しいかなと思っていましたが、
なにやらヤマニンキングリーのような勝ちっぷりでしたね。




これで秋華賞がわからなくなったかと言えば、微妙。
勢力分布もレース前と変化はない感じです。

ただ、レッドディザイアは本番に向けて
「積極的な先行策」というカードを温存できた、とにらんでいます。
トライアルで試したら、手の内さらしちゃいますもんね。

牝馬3冠を阻むわずかな可能性、と思っています。


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2009.09.20
ようやく仕事の波がひと段落。
この土曜はドロのようにぐねぐね眠っていました。
まぁシルバーウィーク後半も仕事なんですけどね。
しっかり代休取りますよーw



で、秋のトライアル。始まっています。

先週の紫苑Sのラップを改めて見ました。
スタートから2ハロン目は除くとして、中間にひとつ12.7があっただけで
あとはすべて12.0~12.2。なんだこりゃ。

割とよどみなく流れるレース傾向はあるにせよ、
ぶれない、そして息の抜けないラップ構成。
とりあえず、ヴィーヴァヴォドカのペースではありませんでしたね。

目立ったのはエオリアンハープの脚色と
勝ったダイアナバローズの鞍上のアクション。

エオリアンはあのペース限定の差し脚にも見えましたが
500万下を52kgで勝った直後ですし、これからの成長次第でしょうか。
長い目で見て、変に権利が取れなくてよかったかもしれません。

直線での北村の追い方。あの重心の位置で
手綱を持つ位置があそこだと、
股関節の柔らかさと、背筋の強さが相当でないと
しっかり追えないんじゃないかなー。

直線入口での外への持ち出し方が評価されるべきでしょうが、
「おっ、おっ、おっ」みたいなリズムで
観てる自分の首が動いちゃう感じw

なんかこの時期の中山は、北村のペース判断が
冴えるイメージがあります。
セントライト記念2勝、のせいですかね。




明日はそのセントライト記念。

テレ東で土曜中継を観ていましたが
原さんの展開予想、読めてませんでしたねw

ブレイクナインは中舘だから行くとして、みたいなコメントも
「あとはどうなんでしょうね~」というコメントもw
いや、適切なリアクションだなー、と思ってw

強さを発揮するための型が
まだ固まっていないウマ同士の一戦、と
言い換えればよいでしょうか。そりゃ原さんも読めないですよw

レース前で申し訳ないのですが
春の勢力を脅かす存在はいないように思います。




自分がケイバを始めたころから
この傾向は続いてますね。

当時は京都新聞杯が秋開催でしたから(いまだと秋華賞の週)
牡馬については関西のトライアルが充実していたわけですが、
いまだ西高東低は変わらず。

セントライト→菊の連勝はルドルフが最後、
紫苑S→秋華賞の連勝はなしですね。
しいて言えばメジロドーベルがオールカマーから
秋華賞を連勝しましたが、…むーん。当時は紫苑S、なかったですしね。

関西の有力馬をもつ陣営には、3歳秋の緒戦で
遠征してまでトライアルを獲りにはいかない、というトレンドがあるのでしょうか。
サンドリオンとか、いるにはいるんですけどね。

本番で求められる適性との違いも敬遠する理由かと思います。
目指すはG1。なのでしょう。


そう考えると、2年前のセントライト記念は
いいメンバーが上位を占めてましたね。

ほんと、ロックはどうしているのだろうか。。。
テーマから逸れてしまいますが、
こうした情報がないことがさびしい限りです。




ちなみに、ロジユニヴァースの中山適性は
かなり高いと読んでいます。
もしセントライトに出ていたら、弥生賞を再現しちゃってたかもしれませんね。

個人的には、この秋は全休でもいいように思っています。
おそらくダービーの後遺症が復調を阻んでいるはずで。

なんとなくですが、順調なら「目標は菊花賞」と
言えていた気がするんですよね。




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2009.09.14


…土曜の話なのですが、さっき映像を観ましたので
いまいま書いています。
この時期、間断なくお仕事をしている感じですね。
頑張ります。その分、府中開催はどっぷり浸かってやるもんw



稍重の馬場。
ブレイクランアウトは4コーナー手前の手綱の動きで
あれあれ、と思わせてからの直線の伸び。
一番強い内容だったのではないでしょうか。

春のローテーションには少なからず疑問がありました。
共同通信杯からG1に直行、それも皐月賞ではなく
NHKマイルCというあたり。

今しがた追い切りの動画も観ましたが
なんか、まだ成長途上?
背格好と前のつくりからすると、もう一回りトモにパワーがついて
いいような感じがしています。内転筋群?
もちろん、テケトーな印象ですよ。
しかし、内転筋群を集中して鍛える調教なんてあるんでしょうかね。



稍重の馬場。
キャプテントゥーレは、スタートが決まったことで
常に有利に展開することができていました。
直線入り口で外に持ち出したのも鞍上の思惑通りだったでしょう。

誤算?は外からブレイクランアウトが併せてきたことでしょうか。
坂のあたりの鞍上のアクション、必死でしたね。
前半スムーズだったとはいえ、3キロ差があって、
11.2-11.7の上がりを一度交わされかけてから
粘り込んだあたりは人馬とも見事。

皐月賞の勲章から「さすがG1馬」の一言で
片付ける記事も目にしましたが、
当時とは違う強さを示したと見ています。
いい追い比べでした。



2頭とも、次走はどこでしょうね。
賞金面で不安があるようですし、キャプテンには無理に
天皇賞を選択してほしくないなー。
マイルCSでお会いしたいですw

ブレイクは、どうでしょう。いまいまの適性より
馬体の完成に焦点を当ててレースを選んでほしい感じがしてますので。
…実は成長止まってるとかw
いやいや、期待したいところ。
この秋のローテーションで陣営の狙いも見えてくると思っています。




稍重の馬場。
ベッラレイアにはまたも不運、ですね。
今までよりはこなしていたように見えました。
3コーナーまでの慌てさせないリズムもよく。

しかし、4コーナーから直線の進路取りが残念。
確かにあのタイミングで外を回したら勝機はないでしょう。
開幕週の馬場ですし。
外にウマがいましたから外に回せなかった、という状況とも見えました。

しかし、直線半ばのあの接触はしょうがない、のかなー。
勝負に行ったというより、手詰まりで狭いところをつかざる得なかった、
という方が妥当な感じに見えるんですよね。

春先からの陣営の苦慮は伝わってきていますし
鞍上も何とかしたい気持ちだったかもしれませんが。


次走は、府中牝馬あたりでしょうか。
メンバー次第で京都大賞典もおもしろいと思っています。
ダメージが少ないことを祈りつつ。




…しかし、この時期、勝手にローテーションを云々するのは
ファンの醍醐味でもあり、悪いクセでもありますねw

まぁ、こんな悪いクセが明日のケイバを支えると思えば。
評価基準の醸成といいますか。

…なんと勝手なw


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2009.09.12



サラブレモバイルの連載記事の話です。
今回はかなりヤバかったー。すごいマニアックw

「なんでも聞き出しまっせ!」
元西塚厩舎、現在は尾関厩舎で調教助手をされている
西塚さんのインタビュー形式の連載記事です。

ゲストにはテレビ、雑誌ではクローズアップされにくい(すいません)
ジョッキーや厩舎スタッフがフィーチャーされて
ウラ話バカ話w
でもたまにすごいいい話があったり。

毎週木曜夜に更新されるのですが
今週からの連載は、ものすごいまじめで、ためになる話。



ゲストは馴致・育成を手がけている民間の牧場長で、
話題の中心は調教の方法と効果。
そしてキーワードは「調馬索(ちょうばさく)」。

現場では「ロンギ」と呼ばれている、その調馬索を利用して
そのウマの、からだの使い方の矯正とともに
人馬のコミュニケーションをどう組み立てていくか、という内容です。

が、ここでどこまで書きましょうかねw
直接読むのが何よりと思いますので。

ウマの特性を利用した調教手法とその工夫のベクトルが
垣間見えて、とってもステキでした。

勝ち負けの以前に、こうした経験の積み上げで
一頭一頭の競走馬をはぐくんでいくんだなあ、と
感じ入っております。




一方、オーストラリアでは競馬会が回数制限のルールを導入したため
ジョッキーがストライキをしているそうです。

レース中のムチの使用回数を
動物愛護の象徴として議論してしまう
ある種のナンセンスさとは
えらいコントラストがありますね。

物理的な痛みや精神的な圧迫感が
必要な程度と必要な文脈の中にあるとき、それは愛護でありうると考えます。
その境目は、表面的に、素人判断で
簡単にやっつけられるものではないでしょう。



…あー、そんなに重たいコラムではないんですよw
調馬索は極端な痛みを加えるものではないですし。

勝手に、競走馬の背景に常につきまとうテーマに
感じ入っているところなのです。

競走馬が競走馬であるための大事な馴致=しつけ。
現場ではどんな程度と文脈をもって臨んでいるのか。

連載、来週以降も期待です。



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2009.09.08


レイチェルアレクサンドラ、逃げ切りはしましたが
かなり苛められていました。

アメリカはサラトガで行われたウッドワードS。YouTubeで観ました。
1コーナーに入る前に外からかぶせ気味のウマを押し出すように
軽く膨らんだコーナーワークをした結果
開いた内から前に出られそうになる、という具合。

4コーナーまで最内をキープされながら、半馬身差で
プレッシャーをかけ続けられる厳しい展開を
馬なりで直線にはいり、いったん突き放す底力。

最後はマッチョに詰め寄られましたが
何とかしのぎきった格好でした。


初めての古馬相手にこの内容は見事でしょう。
ただ、疲労の回復がちょっと心配なレースっぷりでした。

この後どこに向かうのでしょう。
BCは早々に出ません宣言していますし。
ゼニヤッタとの対決は。こころして待て、オレw





さて、ところ変わってアイルランドはレパーズタウン。
アイリッシュチャンピオンSはシーザスターズの圧勝でした。
はい、こちらもYouTubeで確認。

強かったー。
中団の内々でじーっとしたまま4コーナーまで。
次々仕掛けてくる後続馬を、進路を確保しつつ
前にウマを置きつつ受け止めて、直線に向くあたりで外々へ。

先に抜け出した、2着にはいるフェイムアンドグローリーに
襲い掛かるときの切れ味たるや!
捻じ伏せるような、しなやかな末脚。ステキです。

鞍上は誰か、知ってはいたのです。が、
識別するところまで気持ちが及んでいませんでした。
抜け出した直後の鞭の入れ方でハッとする感じ。
この所作は、マイケル・キネーン!

静から動への一瞬の遷移。
一太刀で決した、という感じでしたね。



レースの位置づけに対する自分の勝手なイメージは
「G1、毎日王冠」。
毎日王冠と天皇賞秋を混ぜたような感じかな。アレ?

エクリプスSと並んで、その年の欧州中距離ナンバーワンが
ここで決まるというイメージです。
それを圧勝ですからねぇ。

陣営は12ハロンに長いイメージを持っているようですが
ここまできたら凱旋門賞だろうーw
JCなんか、すごく合いそうですよ。




最後に、ムーランドロンシャン賞。

1番人気だったルメール騎乗のフランス2000ギニー馬、
イルーシヴウェイヴがゲートから出ませんでした。。。
こちらもYouTubeで確認。ほんにお世話になってます。

TV中継の映像だと思いますが、レース後のゲート前。
仁王立ちするギニー馬と、鞍をもったまま困惑顔の鞍上。

ゲートが開いた瞬間のリプレイでは、四肢を交互につっぱって
とどまる姿が映っていました。
なかなかG1では見られない光景でしたね。。。

netkeibaの合田さんのコラムによると、
ルメールには、素行がいまいちらしいスミヨンに代わり
アガ・カーン殿下との契約話が持ち上がっているらしく。

昨年の凱旋門賞を制した牝馬、ザルカヴァはその殿下の持ち馬。
有力オーナーから専属契約の話がくるのですから、
現地での評価は上がっているのでしょう。その中でのアクシデント。
走るのはウマとはいえ、変にミソがつかないといいですね。






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2009.09.05



久しぶりにゆっくり競馬中継を見ています。


たった今終わった瓢湖特別。
ピュアラブを軸に枠を買っていました。3着だからダメはダメですね。
内容は悪くないので、今後に期待します。

ピュアラブの前走は新潟2000mの未勝利を
早め先頭から押し切ったもの。
鞍上は引き続き後藤、52kgの軽量、内回り2400mの舞台で外枠なら
もう一度早めのまくりがあるな、と。
そこまではいい読みじゃないですかw

それならロングスパート勝負を後方待機する
息の長い末脚タイプを買っておくべきですよね。
ピュアラブ早めまくり
→人気どころがちょっと早い仕掛け
→ワンテンポ外した追い込みが間に合う?

チーフベアハートならうってつけですね。
ふー。ケイバは難しいです。



今日の新潟新馬戦。
メジロマックイーン産駒のメジロイングリッドが快勝でした。
こちらの映像はRACING VIEWERで確認。

…おぉ、RACING VIEWERのデザインが若干変わっている。
いつのまに。いい感じです。


新潟の外回り1800mを好位追走から押し切りました。
蛯名が前々でじーっとペースを受ける姿はよいですねー。

残り400-200mのラップは10.3。
このラップを1頭内々を通って出していました。
新潟とはいえこのラップが刻めるのはなかなか。
最後は遊んでいたようですが、今後が楽しみな印象。



メジロマックイーン産駒はこれが最終世代。
登録はこのイングリッド含め2頭のようです。

マックイーンの現役時代には間に合っていないのですが
直線半ば、馬なりで追い出しを待つフォームは
親父さんそっくりに見えました。
アップの映像が少なかったのでなんともですが
割と美人さん?



しかし、走るウマは牝馬なんですねー。
母系にはいって残ってはいくのでしょうが
例えばドリームジャーニーにマックイーンの面影はあまり見えず。

なんとか頑張れ、ホクトスルタンw



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2009.09.04



…ちょっと残念な書評を。

たいがい買って読む本、雑誌には個人的な「読みどころ」があって
しっかりそこで楽しませてくれるものなんですが
(買うまでに選別していますしね)
今回はどうにも。

いわゆるツボにはまらなかったのではなく、
そもそものクオリティが問題なんじゃないかと思い、
いまいまの評価を留めておくために、書いておこうと思います。



読んだのは「最強サラブレッド列伝」。

過去の名馬をダイジェスト的に振り返る企画です。
この手の企画はかつて競馬に力を入れていた
別冊宝島が得意だったという認識でいます。

というか、別冊宝島のテイストをすごく感じるんですよね。
なにか関係があるのかしら。

河内洋のロングインタビュー、に惹かれちゃったんだよなぁw
この時期の企画としてはお見事と思います。
河内の評価基準がしっかり引き出せているので、これはステキ。


ただ、肝心の過去の名馬を振り返る記事が。。。

名馬というだけあって、戦歴やエピソードはすでに
語られているものが多いわけです。
過去のテキストをなぞるだけなら、過去に出版された本を読めば
おしまいですし。…手に入りにくいから焼き直す、ことにも意味はでてくるのか。

こういう企画の場合、最近ファンになった層に向けて
過去の名馬はこんな評価だったんだよ、という一般評をするか
そのとき一般の空気はこうだったが自分はこう感じていた、という
ライターの思い入れで書くか、記事のテイストは大別できると思います。

…どちらでもないんですよね。

一般評の焼き直しであるなら、せめて戦歴はしっかり紹介してほしいですし。
逆に筆者の思いを書き記すなら、任された原稿に
少しでも付加価値をつける努力(の痕跡)を見せてほしいなと。
…言い過ぎかなぁ。

なんというか、エンターテインメントとしてぶっとんでいるなら
それはそれでステキなんですよ。
そのベクトルも中途半端な印象で。




たとえばトウショウボーイ。
変な名前でなくてよかった、名馬はそれなりの名前を持っている、という論を
展開した後、クライムカイザーがはいるから3強か4強かややこしい、と紹介する感じ。
…ごめんなさい、辛口になります。
書くことないなら取材しましょうよ。

さらに、旧5歳の宝塚記念までの戦歴を紹介するところまではよいのですが
その後「種牡馬としても三冠馬ミスターシービーを…」と展開してしまうあたり。
天皇賞秋でグリーングラスをハイペースの共倒れを演じた話とか、
なによりTTGの有馬記念を正面から取り上げないのは、どうして?





なんか、作り手にリスペクトが感じられなかったのです。
それがどうにも腹立たしく。

ケイバへの思い入れが皆無とは思いませんでしたが、
競馬文化や出版という行為、あとどんな読み手がいるのか、とか。
そうした視点での配慮は、読んでいて伝わってきませんでした。

出版を担うということは、少なからず文化を担っているわけで
そこで書き手がイメージを消費してはダメだろうと。
新たなイメージを喚起する骨っぽさがほしいわけです。
…えらそう?いやいや、言うべきことと思いましたので。

…ある馬の記事の締めの一文。
「その答えは読者にゆだねよう。」
読者にゆだねてしまったのは、文章をきちんと締めくくるべき
物書きとしての誇りではないのかな。
大げさではなく、そう感じてしまいました。




記事の中には、いいものもありました。
シンボリクリスエスの切り口なんか、ちょっと唸りましたし。
エアグルーヴの記事は、リアルタイムを知らない世代向けには
お手本のようなまとまり方と思います。

トータルとしては残念でしたが、
次、期待します。



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