2010.05.31


スタート直前、ほんの数秒前、ペルーサの首が
ブンと振れた瞬間にいやな予感はしていました。

自分は肉眼で確認していました。
気味の悪い間。パトロールフィルムで確認できます。

ペルーサ出遅れ。この時点で自分にとっての
今年のダービーはほぼ終わっていましたね。

確かにパドックで周回を重ねるにつれ
小走りになる瞬間が増えてはいました。

でもそれだけでは本命を変えられないよなー。
今年は完敗ということですね。




早速、様々に語られていますが
やはり今年はペースが鍵でした。

アリゼオが押し出されるように先頭に立つまでは
想定内だったのですが
その後の中間ラップがここまで落ちるとは。

クレイグ、ピンときてなかったのかなー。
12秒前半のイーブンペースでG2を逃げ切ったアリゼオで
あの上がり勝負に対抗できる、という
戦略だったのでしょうか。

このスローペースによって
後ろから進めることになったペルーサには
レースが進めば進むほど勝機がなくなっていきました。
はぁー、苦しい2400mでした。。。




ちょっと発見しました。
今日の目黒記念とラップ比較してみます。
あ、目黒の最初の1ハロン(7.2)はカットしてみました。

ダービー
12.6-11.3-12.2-12.7-12.8-13.5-13.1-12.9-12.4-11.3-10.8-11.3
目黒記念
11.5-11.9-13.0-13.2-13.1-12.8-12.8-12.9-12.4-11.4-10.8-11.8

気持ち悪いくらいの符合は3、4コーナーのラップと
最後から2ハロン目のラップ。全く同じですね。

どちらも勝負どころのラップ、という認識です。
レースの質は近かったのでしょう。



目黒記念と同列?ねぇ。
コパノジングーやイケドラゴンへの悪意はありませんが
客観的な評価としてこの2レースを同列に扱うのは、ねぇ。
でも、ラップから見る限り、同列だったようです。

正直、ダービーの出走馬が持っているポテンシャルは
もっともっと高いものでしょう。そりゃ、そうでしょう。

その総合力が問われないレースになった、
言い換えれば、互いの能力をスポイルしあった結果
瞬発力を極端に問うダービーになった、というのが
現在の自分の見立てです。

そんなダービーは久しくなかった印象。
強いウマが直線で他馬を凌駕するダービーが続いていましたからね。



3、4コーナーの攻防は
先にアクセルを踏んだ方が負ける、という
逆チキンゲームの様相。

団子になりながら全体でラップを上げつつ、
誰も自分から仕掛けていかない(いけない)
がんじがらめの状態に陥っていたように見えました。

一番最初にアクセルを踏んだのはペルーサ。
外々のロスは承知の上でしょう。
人気を背負ったウマの最後のあがき、でしょうか。
最速ラップのはるか手前で脚をつかってしまいました。
書いていて苦しい限りです。。。

反対にヴィクトワールピサは前に作った壁が直線まで開かず。
あー、空いたとしても行かなかったかしれませんね。
道中の力みも重なったでしょうが、高い瞬発力を求められる展開。
善戦、でいいのかもしれません。




勝ちウマを讃えましょう。

エイシンフラッシュ。

最終追い切りの動きは素晴らしいものでした。
が、跳びのきれいな点と、最内枠という点が
ひっかかってしまいました。

あとは、スローの京成杯を瞬発力で勝ったウマ、という
先入観が評価を邪魔しましたね。
まだまだ修行が足りません。

実力のあるウマが評価されにくいローテーションを
取っただけ、と考えれば納得かー。


鞍上は、ピンクカメオやヒカルアマランサスに近い
乗り方をしたと思います。
仕掛けをあわてずギリギリまで待つ姿勢。
ペースを受けてねじ伏せるような本命馬のソレではないのですが、
エイシンの能力を引き出すにはベストな戦略と思いました。


「真の夢は武豊のいるダービーで勝つこと」
ザタイキを管理し、タスカータソルテを管理し
エイシンフラッシュを管理している調教師のコメント。
ふるっていました。

背負うものは背負って、前を向こうというメッセージと受け取ります。
勝者の姿勢として、見事と思いました。


凱旋門賞への登録があるそうですが、
ドバイのオールウェザーなんていかがでしょうw
なんとなく、合いそうな気がしています。

今回の人気馬は中距離タイプが多いので
菊花賞で2冠、を期待したいところでもあります。
京都の外回り、悪くないイメージがありますよ。




最後に。

このスローペースで、ダノンシャンティは
どう立ち回ったでしょうね。

その答えは少なくとも秋まで持ち越し、でしょうか。

この世代のポテンシャル、
発揮されるのはこれからでしょうから。
期待しています。


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出遅れちゃったかー。

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東京地方、西側で弱雨が続いています。
大きな影響がないといいのですが。。。

天気ばっかりは仕方ないですからね。
直前まで悩む覚悟で。




さぁ、明日はダービーですよ!!!!
おうちに帰るまでがダービーですよ!!!!
…遠足?w




追い切り映像をひと通り確認しました。
少しずつイメージが収斂してきています。

出来を含め考えると、やはり序盤のアリゼオの動向が
道中のペースを左右しそうな印象です。



土曜の9R。
ウィリアムズは速い流れを2番手から。
ゴールドアグリを3着に粘らせていました。

鐙を少し長めに、背に張り付くような低いフォーム。
より鞍上の制御が効きやすい乗り方と思います。

ただ、仕掛け方にちょっと違和感。
なんといいますか、
府中のペースとそれに応じた仕掛けどころのバランスに
ピンときているかまだ微妙、という表現でいいのかな。

アリゼオのかかる面は、クレイグが抑え込めるように思いますが
嵌るペースがピンポイントのような気がしています。
早すぎても遅すぎても、という意味ですね。
鞍上の印象含め、ペースメイカーになってしまうかなという見立てです。

G2勝ちウマがペースメイカーというのも贅沢な読みですね。
見立て違い?

スタートから強く出していくイメージが湧かないので
ハイペースということはないだろうな、と。
息の入りにくい後半勝負、と読んでいます。




ヴィクトワールピサ。

2戦続けての中山イン強襲が
府中での疑念につながっているのでしょうか。

確かに、直線の長い条件は新場戦の京都外回りのみ。


一方で、武豊のプランニング。
重馬場も外差しもロングスパートも
ラジオNIKKEIで試しているからこそ、
弥生賞ではイン抜け出しという戦略が取れたと思っています。

改めてラジオNIKKEIの映像とラップタイムを
振り返ってみましたが、秀逸ですね。

今回の懸念材料はほぼ払拭済、という認識です。


心配なのは前走のようなゲート。
今回は致命傷になる予感がしています。




ペルーサ。

最終追い切りも「静かな」調整。
藤沢厩舎の姿勢。強い追い切りを課さず頂点を目指す
その姿勢には変わりなしですね。

ただ、追い切り時の鞍上は意欲的に見えました。
南Wの直線に向いてから、わずかに動く拳。
アクセルのサインにスッと反応していました。
先行していたマチカネに追いつくと、今度は軽く抑えるサイン。
これにもスッと反応し、一気に追い抜かず併走へ。

いやー、いい意味で敏感ですねー。
鞍上が「意のまま」というコメントを出していましたが、
まさに。

レースでもテンションが高くなるタイプではないですから
これは大きなアドバンテージでしょう。

馬場状態次第でしょうが
位置取りはヴィクトワールより前ですかね。

脚質の似た、本当に強いウマ同士ですと
4コーナーの差がゴールまで変わらない、というイメージがあります。
古いのだしますよ。TTGとか、タマモvsオグリとか。

今回もどちらかがどちらかを差すという図式は
いまいまイメージしづらいんですよね。

お、そうするとロブロイのリベンジかなw




ルーラーシップ。

プリンシパルSのあたりから
もともと薄い蹄の状態がよくなっていったそうです。
装蹄はディープインパクトで有名になった西内さん。

プリンシパルSの直線。
かなり大跳びでかっとんでいましたが
脚元に不安が減ったのは大きかったのでしょう。

道中のタメが効くようなら、あるいは。
2強崩しの可能性を感じています。

明日のパドック。どのくらい落ち着いたテンションで
望めるでしょうね。


内枠というのも重要な要素と思います。

ベテラン・井崎先生も言ってましたよ。
今週のケータイサイトの予想コラムで、
「外枠って不利だよな」って。。。
この年になってようやく気づいたんだってw

でも過去5年に絞ると、5番より内のウマしか
勝ってないんですよね。むむ。




ヒルノダムール。

中山の芝中距離で、外々を回して惜敗する差しウマが
条件がよくなった次走で結果が出ないパターン。

実は差し損ねだからこそ、ゴール前の伸びが
際立って見える、というアレかな、と。


若葉Sの差し比べ。4コーナーでヒルノの鞍上は
外から仕掛け気味のペルーサに進路がふさがれないよう
思惑より少し早めに仕掛けたように思います。

そして、ラスト1ハロンでは
ペルーサの最加速(ほんとにラップが上がっています)に
ギアが上げられずに惜敗。
実はヒルノを評価する上で厳しい内容だったように思います。


府中代わりがベストかどうか、
2強を脅かすほどの息の長い末脚が、繰り出せるかどうか。
未知数、という評価が、いまいまは妥当でしょう。

何か、若駒Sの切れ味のイメージが強いんですよね。
もちろん、その後のスタミナの上積みを
きちんと見積もらないといけませんが。

ラムタラだからスタミナ、というのは
ちょっと安直、という印象でございます。




リルダヴァル。

野路菊Sの幻影が消えないだけ、でしょうか。
ってNHKマイルのときも書いたでしょうかw

いやいや、マイル向きは確かにそうですが
出来で言えば侮れず。

鞍上はどんな戦略を取ってくるでしょうね。
こちらも楽しみにしたいと思います。



その他相手に、エイシンフラッシュ、ゲシュタルト。
追い切り、鞍上、展開を考えると侮れない感じです。





…なんでしょう、予想を進めるうちに
今年は藤沢厩舎の悲願に肩入れしたくなってきています。

なんか、調教師とジョッキーのコメントが
妙に力が抜けていていい雰囲気なんですよね。
乗ってて「楽しい」なんて、
ダービーの追い切りで出てくるコメントではないでしょうw


当日まで悩むつもりですが
おそらくペルーサになるのかな。

もっとも興奮する結論を!

そして、現場でしっかり見届けたいと思います!


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2010.05.29


ダノンシャンティが取り消しました。

現時点ではJRAの発表以上のニュースは出てきていないですね。
脚部不安?という漠然とした報道は一部にありました。
発表では「疾病」。詳細はじっくり待ちたいと思います。



最終追い切りの映像。
今から思うと迫力には欠けています。
併せた相手がビックマッチョステイヤー、モンテクリスエスだからw
これはやむを得ないかな。

ただ、中間の調整も「激走の反動」という懸念に
重点を置かれた軽めの内容になっていました。



馬場のセッティングが難しいのは十分承知しています。
それでも3歳馬にあのレコードを担保してしまう馬場は
やっぱりこわいですね。

NHKマイル上位入線馬が次々に戦線を離れていきます。
リルダヴァルが心配です。




相変わらずトレーナーを責める向きも、出てくるんでしょうね。
ワクワク感が削がれた責任、なんてものは
誰にも押し付けられないんですが。

フィジカル的に問題ありとする、科学的な指標でも出れば
別ですけどね。


ただ、マツクニローテに対しては
「異彩」なものである、という評価を
持たせておいたほうがよいように思います。

今年は馬場という要素も大いに関連したと思いますが
平均すると、若駒の馬体に中2週のG1連戦は、酷なのでしょうね。

それを凌駕できるか、という野心的なチャレンジを指して
マツクニローテと呼ぶべきかなと。

あくまで王道は皐月賞からダービー、と思います。
保守的な発想?
であれば「クラシック」という楽しみ方自体をやめないと、ですね。




第77回日本ダービー。
ダノンシャンティが後ろに控えるからこそ
その仕掛けの判断をアンカツがするからこそ
展開を読む作業が難しく、面白かったわけです。

ダービーを予想する上で
大きなファクターが消えました。



ただただ、残念。
大事無いことを祈ります。



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2010.05.27

ダノンシャンティ陣営が今後のプランを明かしました。
今秋の天皇賞。
来春の英国遠征。

このタイミングで発表するということ。
このウマの注目度を上げ、価値を高めようとする
コマーシャル戦略と受け取りました。

揶揄する向きもあるのかもしれませんが
スポークスマンを兼ねることの出来る
稀有なトレーナーと肯定的に理解しています。

「マツクニローテ」も今では
名実を兼ねたコマーシャルになっていますよね。

トレーナー自身がどんなバランスで苦慮しているか
正確にうかがい知ることは難しいですが、
ウマの健康を秤にかけ続けながら、種馬としての価値を高めて
血の存続を目指す姿勢は、見事と思っています。

それだけに、道半ばのケガだけは。
誰も望みませんからね。無事に。




一方、ペルーサの凱旋門賞登録。

トレーナーはダービーの内容次第で検討していく、という見解。
ダービーで結果が出たら、ではないあたり、
あのオーナーシップがしっかり背景に感じられます。

いつの言葉かははっきり覚えていませんが
オーナーの代行でせりに向かうトレーナーに
だしたオーダー。以下の通り、だそうです。
「凱旋門賞へ連れて行けるウマを探してきてほしい」

重賞未勝利のカジノドライブを
アメリカへ遠征させたオーナーですから。
現実味があるでしょうか。


少なくとも、「登録だけでも」というトレーナーの打診で
一時登録を済ませたヴィクトワール陣営よりは
具体的なプランがあるかもしれません。
所有馬で(おそらく)海外遠征の経験がないはずですしね。



あー、海外遠征至上主義、というわけでは決してありません。

ダービーに向けて有力馬の期待が
どんな風に膨らむか、を堪能している、というスタンスです。
悪趣味?いやいや。




ローズキングダム、ざ石。

出走を見合わせるかもという報道が火曜日。
水曜の追い切りを見た結果、ゴーサインが出たようです。


戸崎、落馬。

ひざの打撲だそうです。2日ほど騎乗を見合わせているそうですが
トゥザグローリーには間に合う見込みだそうです。




ダービーウィーク、ほぼ毎日ですね、新しいニュースに触れるたびに
むやみにこころが揺れております。

ダービーウィーク、と呼んでしまう時点で
もはや渦中にいるのでしょうね。
望むところです(謎




日付変わって、木曜。
枠順が決まります。


水曜夕方から東京地方に降っている雨は、明け方には止むのかな。
影響は薄いと思っています。

単に内か外か、だけではなく
どのウマとどのウマが近くで意識しあうことになるのか、
スタート直後のちょっとした機微が
直線に向くまでに大きな差につながるのか。

鞍上の駆け引きも、けっこうな読みどころになる予感がしています。



…深読みしすぎて嵌らないように気をつけますw


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2010.05.24
ローズキングダムの鞍上は、後藤に決まりました。

騎乗停止となった主戦。
降着になったレース、加害馬は右にモタれ始めているところに
左鞭を当ててしまっているようでした。
ジャッジは妥当と思います。
感謝を込めるはずの騎乗はなりませんでした。


これで、ダービーに向けた不確定要素は
ほぼ取りまとまったでしょうか。




武豊、不参加。

最終登録を区切りとしたのはアプリコットフィズ同様。
肩の可動域がまだ満足いくものではないというコメントから
最低限、第一人者として示すべき「一線の引き方」を
示してくれたという印象です。

どんな背景があるにせよ
おおやけに我を通してしまう人間が中心に座る世界は
たいがいだらしなくアンフェアな秩序を招くと思いますので。
見られる側の姿勢の示し方、いつでも難しいものです。

そして引き続き、ヴィクトワールの鞍上は岩田。
戻らなかったルーラーシップより
むしろヴィクトワールピサの方が
人馬のマッチングはよいという私見です。




変則2冠。

今年のダービーをワクワクさせる要因のひとつですね。

NHKマイルCを勝った、ダノンシャンティの差し脚は強烈。
仕掛けてからの加速力にフジキセキのパワーが表れているでしょうか。

早すぎる馬場に事故への懸念の声。
オーバーペースのサンライズプリンスを除くと、
故障したのは、最後方からメンバー2位の上がりで
着順を押し上げたエーシンホワイティ(軽度の骨折とのこと)のみ。

ではありますが、スピードが出過ぎるということは
カラダを過度に使い過ぎるということでもあるのかな、と。

故障という最悪の結果でなくとも、疲労が取りきれないという懸念は
出走馬すべてにいえると思っています。
例えば2着のダイワ。冬に間隔を開けなかったにせよ、
早々に秋まで休養を決めましたね。

シャンティの1週前調教。内容の軽さは
その私見を裏付けるものなのでしょうか。




青葉賞。

自分の目撃した中で最高の勝ち方だったと思っています。
ちなみに直線の展開が美しかったのはシンボリクリスエスの時。
これは余談か。

これまでの楽な相手関係がうんぬんされていますが
馬群で終始もまれこむ展開にでもならない限り
心配は無用と思います。
それだけ青葉賞のパフォーマンスは抜けていました。

残り4ハロンから2ハロンまで加速するラップの中、
直線に向いた直後は先行する2頭の隙間を割り(1頭分なかったはず)
最速ラップの登坂ポイントで一気に抜け出す内容。

ホントに一抹の不安ですが
きれいなフォームと前脚の膝下の柔らかさ具合が
あまり渋った馬場に向かない印象。
幸いお天気はよさそうですので、これは考えなくてよいかな。


若葉Sから青葉賞。
トレーナーの(いつもの?)中山適性に対する辛いジャッジが
ダービーを盛り上げる要因になりました。

皐月賞トライアルのそれぞれの勝ち馬、1月2月の重賞勝ち馬が
ほとんど手合わせすることなく迎える本番、
昨年の皐月賞はそこに高揚感がありました。

有力馬が一堂に会しての手合わせ、
今年はそれがダービーとなりました。




プリンシパルS。

1着のみ優先出走権という条件は
プレッシャーになりえなかったでしょうか。
こちらは格下相手に楽勝、という印象。
ここで、手替わりの横山が大事な仕込みを行った、というのが私見です。

向こう正面で顕著だったのですが
極端に手綱をつめて、首を使わせないように抑えていた様子。
おそらくですが鞍上は、道中の追走の際の
ストライドを小さくする、という意図を持っていたのではないか、と。

これまでの道中のストライドは、かからないように抑えてはいたものの
スパート時と同様に伸び伸びとしたもの。

ルーラーシップ自身が持ち前のカラダの柔らかさと気の良さで
ィヤッホーッ!!な走り方を続けていたところに
横山はストライドをつめることで生じるレース中の「溜め」を
伝えたように見えました。

もちろん、本番に活きるかどうかは別の話。
ですが、それをよくわかっている鞍上へ乗り替わったと見ています。




若葉S。

個人的にこちらを再検討する必要があると思っています。
なんででしょう、レースレベルを評価し切れていないんですよね。

2着ヒルノダムールは前後の成績もあり
有力馬比較の際の指標となっているようです。
それを見直す必要があるだろうなと。

1、2着の成長分を考慮すると、若葉S時のパフォーマンスを
うんぬんする必要は薄いかもしれませんし。

どちらにしても皐月賞組の評価に
ヒルノダムールは欠かせませんので。





…いましがた、共同通信杯の映像を観てみたのですが
ダノン、パワーアップが顕著ですね。

どのウマのパフォーマンスが、今年の展開に
もっとも似合うものになるのか。

ダービーウィークは始まったばかりですので。
予想する方がかかり気味ではねw

まだまだ、テンションは抑えておかないといけませんw


まずは書き損ねてきたところを
少し整理してみました。



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2010.05.24


レース後のインタビューで仲良く肩を組む鞍上2人の姿。
珍しい光景でしたねw

先ほどNHKのスポーツニュースでも
そのインタビューの光景が紹介されていました。

G1での同着は史上初。
確定直後はtwitterも盛況だったようですw


ニーマルオトメが決然と逃げたことで
スタートから2ハロン目だけが早くなり、3ハロン目以降は
極端に落ち着いた流れになりました。
12.2-10.9-12.3-12.4-12.8-13.1-13.3-13.5-13.5-12.0-11.5-12.4

ちなみにヴィーヴァヴォドカが逃げた昨年のラップはこう。
12.4-11.3-12.3-12.5-12.5-12.5-12.6-12.6-12.6-11.7-11.1-12.0

馬場差があるにせよ、大まかなレース展開は似通ったものでした。
残り4ハロン目から3ハロン目にかけてグンとラップが上がる感じ。
この上がり競馬を外からまとめて交わし切るのですから
2頭の力が違った、ということでよいのでしょう。

そういえば去年もデッドヒートでしたね。




予想は二転三転。

午後の芝レースを見るたびに
馬場状態を気にして評価順が揺れる感じ。
この馬場状態で中盤が緩まなかったら
展開にも影響があるでしょ、とかね。邪念雑念。

コスモネモシンが善戦する姿とか、
トレノエンジェルが嵌る姿とか。
フレンチデピュティが入ってる分アニメイトバイオ?とか。
考えすぎでした、ホントに。
アニメイトはちょっとは合ってたかな。

最終的にアプリコット、ショウリュウを外して
アパパネを含めた5頭BOXだったのですが、
サンテミリオンが抜け。
フローラS直後は本命と思ってたのになーw




ちなみに、前回ポストした
キンカメ産駒がマイラー傾向、という話は
この結果ひとつで消えるものではないと思っています。

ラップを見る限り、決してスタミナ志向のレースでは
なかったですしね。

ただ、アパパネの3冠に向けては不要な話とも思います。
秋華賞の舞台で不利になる脚質でもないですしね。







さぁ、ワクワクする一週間が始まりますよー。

青葉賞終了時点から、ダービーに向けた期待感は
一気に膨らんできましたよね。

度々書くタイミングを逃してきたので
今週は思いついたことはこまめに書いていこうかな。
無理かなw

徐々にアゲていきます!!


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2010.05.23


G1を2勝しているアパパネが1番人気でないことが
検討の難しさを象徴していますね。

いやいや、情報を取るにつれ
ワクワク感が増しておりますよ。
悩ましいーw
明日の雨がいちばん悩ましいーw



アパパネ陣営のインタビューは微妙な表情でした。
特に距離延長について。
血統の話は如何ともしがたいでしょう、的なニュアンスが
ふんわりと伝わってくる感覚。

前走、桜花賞の映像を見返すと、少々ピッチ走法な印象。
改めてこのあたりに血統から来る不安がでてるんでしょうかね。



血統評論家の吉沢譲治さんのコラムは興味深かったです。
キングカメハメハ産駒について、
フサイチコンコルドに似たタイプかもしれないという。

一瞬ハニャ?と思いましたがw
欧州のスタミナ血統を母系に持っているのに
産駒の傾向はマイラーにでている共通項がある、という内容でした。
確かに。

ハニャと思ったのは、ミスタープロスペクターの有無。
この違いは結構大きいと思っています。
同じマイルでも、パンプアップしやすい筋肉とパワーの要する馬場では
ミスプロがはいる分、キンカメに分があるでしょう。

フサイチコンコルドの芝馬は
良馬場で軽いキレを発揮するイメージがあるので。
そもそもの産駒の出来?まぁまぁw

しかし、どれくらい雨が降って荒れますかね。
小雨で極端に変化はしない馬場、というつもりでいるので
キンカメのパワーはそこまで求められないような気が。



で、エーシンリターンズ。
そのキンカメではあるのですが、先行力と折り合いと鞍上と。
トータルで魅力があるかなと。
でもなー、飼い食いがあがりやすい上に関東への輸送。
メリットを一気にひっくり返してしまう要素ですので
かなり難しい取捨になりそうです(まだ決めませんw)。



ショウリュウムーン。
栗東の坂路は時計がかかっていたようで
追い切り時計には表れていないですが
順調に来ているようです。

ただこちらは個人的な見立てで一抹の不安が。
1番人気ですよねw
母父ダンスだからスタミナは十分、という評価があるのかな。
体型を見るとマイラーっぽい印象があるんですよね。
何というか、キンカメとダンスから半々ずつ取ったような。

あー、重のチューリップ賞を勝ってるのも人気の理由か。
明日の馬場は荒れますかねぇ。



アグネスワルツ。
能力の序列ではなく、展開面で有利に立てそうなのは
このウマと思います。
追い切りも上がり重視の十分な内容と思いますし。
前走のパフォーマンス、不気味です。



オウケンサクラ。
トレーナーと鞍上の見解が分かれていましたね。
前走の逃げはトレーナーの戦略の外側にあったようです。
それで桜花賞2着。

一応の結果が出たことで、次への準備は
かえって難しくなったでしょうか。
坂路での行きっぷりが、桜花賞以前より
わずかに抑えが利かないような印象です。
タイムも気持ち前傾ラップですし。

今回は先行した場合、他馬にとっての
いい目標になってしまいそうな気がしています。



アプリコットフィズ。
クイーンCの勝ち方を見直しているところです。
桜花賞を見る限り、ラストが踏ん張れなかった印象。

おそらく飼い食いが細いのでしょう、馬体が膨らんでこないことと、
テン乗りという要素は、クラシックではプラスではなく。
ウマのポテンシャルに期待はあるんですけどね。



シンメイフジ。
追い切り映像を見た限りでは抜群、なのですが
どうにも外枠と出遅れ癖が気になります。

3、4コーナーでペースが落ちる展開の場合
後ろからでは間に合わないでしょうから。
でも元気はいっぱい。好印象です。



サンテミリオン。
このウマに単勝10倍はおいしいのでは。
調教も南Wが時計の出にくい状態だっただけで、
動きは文句なしと思います。

大外枠かーw
ここ10年、8枠から勝ち馬は出てないですからね。
過去の傾向を覆せるポテンシャルは持っていると思いますが。



ギンザボナンザ。
今日の今日まで全く想定していませんでしたw
軽くヤバイかも知れません。

体重の変動が少ないのも、複数のコースで
量的にもしっかり調教が積まれている点もプラス。

過去の2戦を見る限り、末脚を伸ばし切る前に
ゴールを迎えているような印象だあります。
母父トニービン。祖母はオークス馬。
あくまでまだ発揮されていないポテンシャルに賭ける形ですが、
あるいは、息の長い末脚が見られるかもしれません。



あとは調教がよく見えたニーマルオトメと
ブルーミングアレーは穴候補として。



明日の雨雲とにらめっこしつつ、
馬場状態を見つつ、取捨をしようと思いまーす。


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2010.05.17


ヒカルアマランサスが勝っていた内容と思います。

現地で見立てた限りでは、先週よりほんの気持ちだけ
時計がかかる芝状態(それでも全然早いのですが)。
勝敗を決する最後のひと伸びは、内外の状態の差もあったでしょうか。

それを差し引いても、あの位置取りから差し切るのは、
もう能力差というしかないでしょう。
ステイヤーがマイル戦を底力で捻じ伏せた、という印象です。



勝ったブエナビスタ。

改めて、マイルは短い印象です。

レース結果をジョッキーのコメントでは
スタートから出て行かなかったそうです。

また、返し馬も十分な手ごたえではなかったようで、
前走がスローの2400mだったことと
遠征疲れを解消し切れなかったこととが重なっていたため、と想像できます。

パドックの見た目は、可もなく不可もなくでした。
内に気合を溜め込む風でもなく、落ち着いて周回している感じ。
馬体も主張するタイプではないですからね。
今まで通り、派手な印象はありませんでした。


鞍上はそのもろもろを踏まえて、スタートから
無理に好位を取りに行かなかったのでしょう。
ヒカルのレース内容に見て取れるように
前々でイニシアティブを取ったほうが有利にはなるはずですから。

結果として、積極的に仕掛けることになるレッドの後ろで
直線に向くまでじっくり進めることが出来ていましたね。



レース後の横山の喜びっぷりは、
ブエナへの驚きが表現されたものと受け止めています。
ウマの能力に逆らわずに乗った結果、勝ち切ってしまった訳ですから。

直線の伸び脚も、いつもの柔軟性を欠いているように見えましたし
よく届いたと思っています。凄い。



写真は表彰式あたりの姿ですね。
ブエナはホントに落ち着いてますね

…なんか、闘志むき出しな感じはしないんですが
レースの展開は捻じ伏せる、なんですよね。
そのあたりは不思議な心象を覚えるウマです。


個人的にはキングジョージに行ってほしいなー。
シーザスターズの引退以降、向こうの中距離戦線、
特に牡馬は中心がはっきりし切らないようですから。




レッドディザイア。

前走のドバイワールドカップで、地元主催者のど派手演出に
レース前から入れ込んでしまった、という事前情報は
インプットされていました。

ブエナより後ろから進めるのは、鞍上の積極的な戦略の中には
含まれていないだろうという読みがありました。
スムーズに好位に取り付くために必要な要素として
当日どれくらい落ち着きがあるか、が見たかったわけです。

で、パドック。
そんなに落ち着いていませんでしたねぇw

パドックの外々を踏み込みよく歩いていましたし
事前の懸念よりは、疲れは取れている印象でした。

ただプール調教を多く取り混ぜた中間の調整では
必要な筋肉が締まり切らなかったのかな。
いい頃のイメージよりちょっとゆるい印象も受けました。
…オークスのパドックが鮮烈に残っているせいw


そして、時間がたつにつれ、時々ですが首をブンッと振るように。

気持ちが入っている証拠と思いましたが
昨年のJCと比較してマイナス2kgの馬体重と
仕上がり途上の馬体、そしてこの燃えやすくなっているテンション。
アンバランスさは評価を下げる要因になりました。


パトロールフィルムを見る限り、3コーナー付近まで
コロンバスサークルとショルダーチャージ合戦を繰り広げていたようです。

8枠17番から馬群の外々を先行した場合、
スタートからつけた勢いをとめるには、前にウマを置く時間を
確保したかったのかな、と。
レッドの鞍上は、そのためにすぐ内を走るコロンバスに
タイトに迫ったように見えました。

結果的にこの接触が、道中のリラックスした追走を
難しくしたようにも思います。
あるいは接触したことで、かえって落ち着きを取り戻した?どうかなー。

ただ、早仕掛けの分でしょう
ラスト1ハロンからの伸びは見られませんでした。


レッドの次走は宝塚と聞いていますが、個人的には
安田記念のほうが魅力を感じています。

実は優秀なマイラーじゃないかな、という見立てになってきました。
距離がこなしているのは、クラシックの間に仕込みを続けた
スタッフと鞍上のファインプレーではないかと感じています。





あとは気になったウマを何頭か。


ラドラーダ。
パドックではお腹がギリギリという印象を受けました。
相手に加えてはいましたが、底力勝負では厳しいかなと見立てでした。

それよりはスタート。出負けしてから
追走に苦労すると判断したのか、
鞍上は後方でじっくり構えた分、コイウタにはなれませんでした。残念。

その鞍上。ジャミール、ラドラーダと、ムムムッと思う内容が続いております。
ダノンシャンティも結果が出ただけといえば、そうかも?

ひとつ気になったこと。パドック周回中にキョロキョロ。
ビクビクでもオドオドでもなく、取り巻くひとの様子を
観察している様子に見えました。
賢さと度胸と。今後どう出てくるか、楽しみです。



プロヴィナージュ。
2ハロン目から、10.6-11.0の早いラップを
3番手追走の時点でオーバースピードだったのかな。

試行錯誤が一巡した頃、小回りの芝中距離で
不意に結果を出しそうな予感がしています。
秋華賞的なアレですねw


ミクロコスモス。
パドックに出てきた瞬間に「角居厩舎の仕上げだ!」と
思ってしまいました。

柔らかめで大きく広がるトモ筋肉のつくり方といいますか、
ウオッカやヴィクトワールピサのシルエットが重なるようで。
仕上げのノウハウが熟してきているんでしょうね。

いくつかの有力な厩舎には、仕上げのノウハウが
仕上がった馬体の特徴としてでてくる、という感触を持っています。
今回のミクロはその感じでした。びっくり。

ゴール前、大外から差し込んできてまたびっくり。
前走の勝ちっぷりといい、以前とは
適性が変わってきているかもしれません。




で、最後に。

口取り後に終始ごきげんだったリーディングジョッキーによる
フライング・ディスマウント。
鞍から飛び降りるアレですね。

着地に失敗してしりもちを着く苦笑いのリーディングジョッキーと
一向に動じない現役女王とw

ステキなコントラストでございましたw



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2010.05.16


2強の死角を探していたのですが
どうも素直になったほうがよさそうな気がしてきました。

死角らしい死角といえば、スタート直後の位置取り。

おそらく後方からでは届かないでしょうから
どちらも、出負けして控えざるを得なくなった場合は
1角が崩れる可能性はありますが、ねぇ。



ブエナビスタの鞍上。

土曜の京王杯を見ても、アーバニティを
ちょっと前々過ぎる運び方で3着に残してきました。
スタートからペースを握りにいったようでしたね。

これを見ても、中団より後方で脚をためる戦略は
おそらく描いていないと思われます。



一方のレッドディザイア。
マクトゥームチャレンジでの後方一気のイメージが
鮮烈ではありますが、今回は早め早めの展開で
秋華賞をもぎ取った鞍上に戻ります。

おそらく馬群の外々を回してでも
早めに立ち回る展開にもっていくでしょう。
サンクスノートくらいの位置ですかねぇ。

可能な限りブエナよりは前、という意識でいると
読んでいます。



問題は疲れかな。
ブエナよりレッドのほうが回復に手間取ったという見立てです。

末脚の堅実さと合わせて、いまのところ
ブエナを上位に取るのが妥当でしょうか。
前日オッズもそんなバランスを汲んだ印象ですね。




ラドラーダは、コイウタになれるでしょうか。
枠順が出た瞬間にはものすごい色気を持ったのですが
いまいまは少し落ち着き始めています。
2強がけん制しあった場合、あるいは、というレベルかな。

レディブロンドの仔がG1初挑戦、というのは
個人的にくるものがありますが、冷静に冷静に。



前走不発のブロードストリート。
こちらも積極策がうてる鞍上ですから
ノーチェックというわけには行かないかな。



不気味なのはプロヴィナージュ。
上がり勝負では分が悪いでしょうが
中間の調教、相当負荷をかけています。

ロングスパートの際の、ラスト1ハロンの粘り合いなら。
厩舎が厩舎ですからね。こちらも見限れず。



あとはスローすぎた場合に内々で立ち回る
ベストロケーション、かな。
出来は悪くない見立てですので。




…やっぱり小細工しないほうがよいような気がしています。

3連複の3番目が紛れるかな、という見立てで。
当日ヘンにブレませんようにw



ほぼ一週間、強烈な喉風邪に苦しんだのですが
ようやく峠を越してきましたので
一応、現地に繰り出そうと思っています。

パドックでのテンションをどう見るか。
大事にしようと思いまーす。


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2010.05.15


1996年秋。

春の天皇賞を制し、秋緒戦のオールカマーを
快勝したサクラローレルは、
このウマで仕方ないでしょレベルの中心的存在として
秋の天皇賞を迎えていました。


その春からケイバを始めた自分にとって
ウマの特性、得手不得手を一定の精度で見極めることは
まったく難しい状況でした。がっつりビギナーですね。
もちろん、分析を踏まえての穴勝負、なんてとてもできないわけです。


一方で。
骨折休養明けの毎日王冠で3着、というローテーションで
その秋天に臨む前年の2歳チャンピオン。

ファン暦的にその朝日杯には間に合っていないですし
(いまみたいに映像がネットで引き出し放題、ではないですし)
クラシック戦線での評価がどうであったかもピンときていませんでした。

…あの状況下で、なんでバブルの単勝を買えたんでしょうね。



いや、馬券自慢ではなく
ビギナーってこわいな、ってw

レース映像を見返すと、進路が確保できていたら
ほぼ間違いなくローレル、なわけですよ。
だからレース後、鞍上は
厳しいバッシング(過剰だったけど)に晒されもしたわけで。


おそらく、3歳(旧4歳)による天皇賞初制覇、という
例外的な瞬間を観たかったんでしょうね。

展開や能力の分析よりも、期待する結末、観たいストーリーが
圧倒的にストレートに馬券に反映していたみたいです。
未来を願望する単勝買い、といったところでしょうか。
変にきれいに書くなってww

でも、今でも分析しきれなくなっちゃった時の決め手は
それなんですけどね。
楽しみ方というか、癖というか。
魅せてくれよ、って願望込みで買うわけです。
だから当たんないんだなw



でも外から来るマヤノトップガンを抑え
ようやくエンジンのかかったローレルを尻目に
府中の直線を押し切った姿は、鞍上蛯名の
直線的なガッツポーズとともに
今も鮮明に覚えています。



そして、ここから翌年のJCまで、出走したレースの検討時には
バブルを負かすウマがいるかどうか、という意識が
常に働いていたように記憶しています。

その結果、宝塚記念ではマーベラス本命でしたし
翌年の秋天は渾身のエアグルーヴ単勝勝負でしたし。
一方でピルサドスキーにはかなり悔しい思いをさせられましたし。

G1での予想、特に能力比較にあたってのイメージの組み立て方は
バブルに教わったような気がしています。

…思えば、押し出されるように人気になるケースが
多かったように記憶していますね。



いま改めて振り返ると、マイルG1で
その姿を見たかったなと思います。
なんか、ダイワメジャーとイメージがかぶるんですよね。
メジャーほど馬体の重量感はありませんけどね。

…そうか、97年は安田記念がタイキブリザード、
マイルCSはタイキシャトル。
同厩舎の使い分け、という巡り合わせもありましたね。




去年、スタリオンを訪れた際に会っています。
そのときの写真です。聡明な表情ですね。
よそ行きだったかな。
右の横顔でお届けします




忙しさでタイミングを逃したのと、
片手間で追悼記事を書きたくなかったのと。
亡くなってからしばらく経ってしまっているのですが
そんな理由で、いまいまのポストになりました。


フサイチコンコルド、ダンスインザダークと同じ
96年クラシック世代。
逝くにはちょっと早いよね。

残った産駒の活躍を祈りつつ。
お疲れさまでした。







…さぁ、今をみなければ。
ドバイ帰りの名牝2頭を、見極めなければなりませんね。


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2010.05.14


以前書いた書評を思い出しながら、
優駿5月号の記事を読んでいました。

ドバイ前哨戦から引退後までのウオッカと関係者の経緯が
オーナー(谷水さん)と調教厩務員(中田さん)への取材を中心に
綴られています。


いつどのように二人に取材したか、という重要な点が
明記されていないようで、そこは少し残念なのですが、
ウオッカに思い入れてきたファンにとっては
なんか、あぁ引退したんだなぁ、と
改めて実感させられるような記事でした。

おそらく、心の準備と異なる幕引きだったという状況が
実感を伴わせづらくしているのでしょう。

最終戦は結果的に日本ではなくドバイですし、
引退式もしませんでしたしね。


記事は、関係者の「その時」をたどることで
その実感を手元に引き寄せることに成功していると思います。

特に取材対象である、谷水さんと中田さんは
筆者と同じく日本で前哨戦の敗戦を観ていた共通点を持っています。
そこからウオッカはどのように見えていたのか。

立場から来る視点のギャップを淡々とあぶり出す文章を追うことで、
なんといいますか、心地よい程度の寂しさ(惜しむ気持ち、かな)を
引き出してもらいました。

その着眼点はさすが、ウオッカ愛のなせる業、なのでしょうね。
そう読み解いている自分も、
ひとのこと言ってる場合じゃないんでしょうねー。



個人的に書籍「ウオッカの背中」に足りないと感じていたピースが
この取材記事で埋まったように感じています。
やはり自分は、一競走馬についての書籍には、
どのような引き際だったかという描写が重要と感じているようです。

まぁ、現役真っ只中の出版に話題性が高いというのはわかるんですけどね。
そうした発信は、オンタイム性の高いネットで展開したほうが
効果的な時代だと思っています。



ウオッカという対象を離れたとき、
筆者は次にどんなウマをどのように描写するでしょう。

今回の記事も、取材対象者のウオッカ愛が
内容を厚く強くしてくれているところもあり
筆者のこれからの書き物には期待しているところです(皮肉ではないですよ)。
きっと、いろいろ変化するだろうな、といういい意味での期待です。

そのとき取材対象者を、今回と同様に谷水「オーナー」ではなく、
谷水「さん」と呼んでいるだろうか。とかね。



ウオッカの背中、ようやくクローズ。
この記事、というよりウオッカの引退を中心にした文章が
書籍の最終章に加わっていたならと思うのですが
文庫化はまだでしたっけ?
その際は、是非。


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2010.05.09


プリンシパルSのルーラーシップをレビューしていたら
サンライズプリンスで仕方ないような気がしてきました。

追い切り映像もチェックしましたが
ちょうどこの時期のディープスカイが
あんなパワフルなストライドで坂路を駆け上がっていたのを
思い出しました。
栗東坂路の加速ラップと最後まで乱れないフォーム。
フィジカル面では1頭だけ抜けた内容と思います。


消えない懸念。
内枠を引いた当初は、内々で包まれる形になって
3、4コーナーで一度でもブレーキを踏んだら、などと考えていました。
ディープの年みたいに内は悪くないですからねぇ。

ジョッキーが手綱を引くような明確なブレーキでなくても、
加速したいところでアクセルが踏めない状況があれば
跳びの大きいサンライズにとっては大きなロスになるのでは、という
見立てはいまも変わらず、ではあります。

ただ、よく見るとおとなり5、6、7番は後ろから行くタイプ。
前走のようにスタートが合わなかったとしても
急に前にはいられる懸念は少ないかなと。

そして今日のプリンシパル。
さらに飛び跳ねるタイプのルーラーシップを
あの位置にポジショニングする鞍上のリード。

出遅れがあっても比較的ゆとりを持って対処できるのでは、と
取り直しています。
もろもろ、可能性の強弱の話ですけどね。




ダノンシャンティ。

これまで「マツクニローテ」で結果を出してきた諸先輩と比べて
毎日杯以降の調教の強さが若干弱い気がします。

あるいはこのローテを取るための最良の負荷を
探り当てているのかもしれません。
ただ、やっぱり先の目標を見越した加減、に見えるんですよね。

差しウマを内々に閉じ込めるにはよい枠になりました。
4コーナーまでは内をしっかり閉めた乗り方になると思われます。
あとはペース次第でしょうね。

…ペース問わず、最後は
底力で連対しているようなイメージもありますけどね。




リルダヴァル。

野路菊Sの幻影が消えないだけ、でしょうか。

前々で運ぶコスモセンサーの直後で立ち回れる
かなりいい枠と見ています。

どうしても外にまわすであろうダノンと
内々で蓋をされるリスクを負う可能性をもつサンライズ。
どちらも悪い展開になった場合、このウマには
大きな可能性が待っていると期待してます。

漁夫の利的に考えてはいますが
有利不利なくガチンコの展開でも
上記2頭に勝負が挑める唯一のウマだと思っていますよ。
あれ、そうやって皐月賞を外したんじゃなかったっけw

予想を離れて、ようやくこのウマを府中で見られることも
今回の楽しみの一つですね。




エイシンアポロン。

前走は早々にウマがやめてしまった様子でした。
これについては競馬新聞から
「しっかりハミをかけて運んだ方がいいのかも」という
調教師のコメントを拾うことが出来ました。

察するに、道中ふわっとしたハミ当たりをさせていたことが
かえってウマの気持ちを削いだ格好になったのでは、という見立てかな、と。

おそらく、前走での鞍上は距離延長を見越して
道中のハミあたりを加減したのでしょう。
そのあたりを考慮しての今回の乗り替わりなら、納得感はあります。

追い切りも前走のド迫力な内容から調整重視に変わってはいます。
(おそらくその先の目標も見越しているからでしょうね)

比較的イーブンなペースを前々でスムーズに運んだ場合、
ひょっとするかもしれません。
実力は証明済みですから。




穴、は今回出番が少ないように思っているのですが、一応。
コスモセンサー、モンテフジサン、シゲルモトナリ、レト。




明日、改めて有力馬の重み付けを
悩もうと思いまーす。



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2010.05.06

2007年有馬記念当週。
RACING VIEWERに追い切り映像が残っていました。

開場直後の美浦のポリトラックを併せウマで先行する
ジャガーメイルの姿がしっかり映っていました。
グッドラックハンデ出走時の追い切りですね。




チェックしたきっかけは、ようやく読んだ
今週のGallop、天皇賞のレビュー記事です。

「あのウマが無事だったら…。」
堀調教師のコメントに挙がった名前。
ロックドゥカンブでした。

…そうでした、ジャガーメイルの同馬主で同厩、先輩でした。
「ジャガーメイルは併せウマで一度も勝てなかった」そうです。

もうだめです(涙
自分、むりっす(涙
えぇ、ロマンティストで結構ですとも。

詳しくは以前の記事で。久々に自分で読んで、恥ずかしいやら、無念やら。
ロックドゥカンブ引退
命を繋ぐギプス


ウオッカの引退記事でも書いた無形の痕跡は
こんなところにもあったんですね。

調教映像が残っていそうなところを探して、冒頭のRACING VIEWERに。
残っていた映像は、ロックドゥカンブの
有馬記念追い切りを公開するためのものでした。

ジャガーメイルは一瞬だけ交わしに行く意欲を見せたようでしたが
その後はややロックに貫禄負け、という様相でした。
ジャガーメイルからすれば本格化前ですしね。
もちろん、個人的な見立てでございますよw




ロックドゥカンブのその後。
はっきりした報道は確認しておらず。

ある掲示板では、オーストラリアの検閲がネックとなって
向こうでの種牡馬入りが延びている、という未確認情報も。
亡くなってはいないようなので、それだけでもよし、でしょうか。




ロックが行くはずだったキングジョージも視野に入ってるんだってw
もう、ダメですわ(涙々

リベンジでないのは百も承知です。もちろん。
あくまでジャガーメイルの挑戦ですから。

ただ、厩舎スタッフであれオーナーであれファンであれ、
関わる人の想いの連鎖もまた大事な一面と思っています。

例えば、ディープを忘れられるくらいの活躍を期すから
フォゲッタブル、という命名があったりね。


連鎖しなきゃ、ファンも続いてないですよね。
改めて今後のローテーション、期待しています。



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2010.05.05


昨年とはずいぶん気合の入り方が違っております。

すっかり風邪気味なのもありますが
レース後にNARの配信映像で確認しました。


ポートジェネラルがG1でも積極策でしたね。
1、2コーナーで若干息が入った以外は
基本前傾ラップでした。

フリオーソは向こう正面で若干力んだでしょうか。
ブリンカーがここではマイナス、とも取れました。

レース展開を見ていると
とってもアメリカンダートな印象。
これを好位3番手からの横綱ケイバですので。
エスポワールシチー、磐石の連覇ではありますけどね。



…なんといいますか、
傑出馬であってもピークは短いわけで
ピークの間に目指すべきところを目指してほしかったなー。

次走は帝王賞でしょうか。
大井の2000mは未勝利。
というより、1800m以上は自身未経験。
次は距離へのチャレンジになりますね。

問題なさそうですけどねー。


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2010.05.03


ジャガーメイルの鞍上。お見事でした。

ひとつ前の記事でレースのイメージが違ってない?とか
ツッコミをいれていましたが、全くの杞憂でしたね。


2周目の向こう正面。
ガクッとラップが落ちたところです。

ひじの位置を低くして微動だにせず
がっちり押さえ込むような折り合い。
アブミをつっぱって体を丸めていたフォゲッタブルの鞍上とは
大きな差が見て取れました。


4コーナーにかけての下り。
ポイントと思っていた箇所で静かにドンピシャのタイミングで動いていたのが
メイショウドンタクだったのは、かなりアガル感じでしたがw

ジャガーメイルはその下りではじっくりと構えて
少しずつ回転数を上げるような仕掛け。
そう、それなんですよジャンポケは。
すぐにトップスピードには入らないんですよー。


中盤で息を入れられるラップ構成。
スピード値の高さが要求される馬場コンディション。
直線で早めに抜け出したマイネルキッツを目標に出来る展開も含め、
理想的なヴィクトリーロードが開かれていた印象です。
あー、恵まれた展開、だけが勝因ではないのはもちろんですね。


早めに抜け出したマイネルキッツを捕らえる姿は
父ジャングルポケットを彷彿とさせました。

2001年ジャパンカップ。
あの時も早めに抜け出したテイエムオペラオーを
ゴール前で追い詰める、ハンティングのような野性的な末脚でした。
血なのかなー、やっぱ。

クレッグ・ウィリアムズの追い方もまた野性的。
鞍下にカラダの伸縮を強要するようなアクション。
どの地でも、複数年リーディングをとるジョッキーを
カンタンに侮ってはいけませんね。

ね。カンタンに侮っていなかったので
単勝はいただかせていただきましたw



マイネルキッツ。
終始前々で運ぶ鞍上の戦略は見事と思っています。

中団で内に入れるような戦略は取れないと思っていましたが
思った以上に積極的でしたね。
決して奇をてらった策、ではなく、常識的な範囲での
勝つための戦略と見ています。
1頭、野性的なハンターがいた、というだけですね。

仕上げと展開を踏まえて、馬連の相手から外してしまったのですが、
ちょっと大胆すぎました。




2頭とも、秋は海外遠征という報道がでていますね。
マイネルはメルボルンCという具体名が。
国枝厩舎の海外遠征かー。

一方でジャガーメイルはどこを目指すでしょう。
父が一度目指した凱旋門賞でしょうか。
適鞍という意味ではジャパンカップで見たいと思っています。
今の本格化した姿を、是非府中で。



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2010.05.02


フォゲッタブルはちょっと
難しいような気がしています。

前走ダイヤモンドSではレース序盤、
12秒後半から13秒のラップのあたりで力む姿を見せていました。
今回の追い切りでもそんな仕草が。
府中のパドックでは力むところは見られませんでしたが
淀の1周目で力んでしまう懸念は、1番人気のウマにはちょっと不似合いな印象です。


ホクトスルタンが除外されたことで
レース前半(1周目のスタンド前から2コーナーあたりまで)のラップは
ここ2年より緩むように思います。
大方の予想通り、ミッキーペトラの逃げと見込んでいます。

前半力んだ分、若干でも位置どりが下がるとしたら、
あるいは、乗り替わりの鞍上が仕掛けどころを遅らせるとしたら。

ゆっくりギアをあげて初めて、最後までバテない末脚になると思いますので
仕掛けどころとトップスピードへの乗せ方がキーと思います。

あと、池江厩舎にしては手加減気味かな、という調教過程。
もともとは阪神大賞典を使って、といっていたあたりも
気がかりなところです。
磐石な臨戦過程ではない、という見立てですね。




じゃあどれ?というのが難しいのが今年の顔ぶれ、ですね。
困ったなー。

調教を手加減なしでやれたのは
ジャミール、ジャガーメイル、エアシェイディといったところでしょうか。



月曜の時点ではジャガーメイルと思っていたのですが
鞍上のウィリアムスが懸念点に。

日本での、特に京都の経験が皆無なことはもちろんなのですが
JRAのメルマガに掲載されていたコメントが。
どんなイメージでレースに臨むか、という質問に
メルボルンカップのデルタブルースをイメージしている、と答えてました。。。

…なんか、公開間近の映画の宣伝に来た向こうの俳優が
日本大好きコメントしているみたいな感じがしてね。。。
「日本馬のことはよく知ってるよ。デルタブルースだろう。あと、…デルタブルースだろう」
みたいなねw

淀とフレミントンでは
だいぶアンジュレーションとか違うけど、大丈夫かねw
とか思ってしまいました。

先ほどインタビュー映像を見て、
リップサービスが得意なタイプではなさそうだったので
かえって心配にwww
マジでイメージしてるの?秀逸なエンターテインメント?


個人的にジャガーメイルというと、
惜敗を重ねてしまった美浦のジョッキーのイメージなのです。
厩舎の傾向もあるし、もちろん本人も乗りたいと言うだろうけど、
ものすごい期待を込めて、あえて。
今日はホッカイカンティに乗ってたらいかんよね。
乗っていてほしかったです。




エアシェイディが嵌るかもしれないな、とか
トーセンクラウンにどこまでスピードを求められるか、とか
まだはっきりイメージできませんねー。


2周目の下り坂でペースがどれだけ上がるか、が
展開を見極めるキーと思っています。

切れ味で勝負したくないウマの中で
スタミナに期待できそうなウマが何頭かいる見立てなので
ロングスパート勝負になるんだろうな。

もう少し逡巡してみますー。


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