2012.06.30

ゴルトブリッツ、見事な末脚でした。

レース映像は当日の深夜にネットで確認。Twitter等々のテキストで結果は知っていましたが、末脚鮮やかでしたね。せめて大井の馬券を販売し始めた後楽園のWINSに行きたかったのですが、どうにもこうにも仕事がね。レースを観ずに何をしているんだ的自暴自棄感がございましたよw ちょー行きたかった。香里奈横丁も含めてですねw

内枠から先頭に立ったランフォルセがスローをおとして、3コーナーまで馬群が詰まる展開。逃げウマの2つ外を丁寧に追走した川田のポジショニングの勝利と思いました。

レースラップです。
12.5-11.4-12.1-13.0-12.6-12.5-12.4-12.9-11.8-11.8

3、4コーナー中間で12.9にラップを落としてからの11.8-11.8。どうやら馬場が加速ラップを担保していますね。脚元の砂が結構巻き上げられる画を観る限りはパワーの要る馬場っぽいんですけどね。路盤が固めなのかな。それを意識しての「スローの団子」ならある程度納得感はありますが、1秒以上の急加速ならシンボリクリスエスよりゴールドアリュールよりスペシャルウィークなのでしょうね。抜け出してからもしっかりした脚取りでした。

圧巻パフォーマンスだった前々走、仁川Sのあたりから、非力だった馬体にパワフルなバランスが加わっているように見えていました。東海Sを取りやめたこともきっと奏功したのでしょう。3歳暮れの東京大賞典。スマートファルコンと比較するには酷な、特にトモまわりに力を感じさせない若駒の姿に、軽く青田買いをして痛い目を見たのを思い出しましたw 雄大かつ均整のとれた馬体のイメージはその当時からでしたね。あのひょろっとしたウマがねーG1制覇ですかー。


インタビューのコントラスト。

そつのない鞍上のコメントと、トレーナーの「ゴリちゃん」発言のコントラストにヤラれておりますw 広報や仕入れに軸足を置くトレーナーも多い中で、ゴルトブリッツのトレーナーは誰よりも現場に身を置くというタイプとのこと。トレーナーのタイプはいろいろですね。


母レディブロンド。

いまだとディープインパクトの半姉として理解される方が自然なのでしょうが、自分は現役時代のイメージのほうが強く覚えておりまして。使い出し遅すぎない?というデビュー戦と連勝しながら格上げチャレンジしたスプリンターズS。どミーハーな当時の自分はばっちり買ってしまっていましたw


この後は秋に備えるということ。

国内のダート戦線だけでも十分厳しいレースになりそうです。今回はスローの瞬発力で射止めたタイトルですので、今後ハイペースで展開したレースでどれだけパフォーマンスを維持できるかが未知数、ということになるでしょうか。新たな逸材、楽しみにしています。



最後に。

先ほどから、ようやくブログを書き始められたと思っています。(※追記:これはほんとにひどい日本語w ねもいにも程がありますね。「ようやくブログを書ける状況になりました」あたりが正解です。読み手の皆様にはご迷惑おかけします。)ホントにようやくです。しかし書いてるうちに平日の疲れがどっと出てまいりまして。瞼が重くてねー。いやもう平日の地方重賞はその場で観られないと、こうやって記事をしたためるタイミングもなかなか取りづらくなってしまいます。無理はしませんが、思ったことの鮮度があるうちに書きたい、という思いが交錯しイライラ感もあったりして。精神衛生上よろしくないですねーw


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2012.06.25


オルフェーヴル、復活の5冠でした。

午後から後楽園のWINSで観戦していました。「7分の出来」についてはあくまでトレーナーの選んだ言葉として、パドックと返し馬の映像でどれだけやれるのか見極めようとしました。張りもつやも物足りないながら、普通に走れる状態という見立てに達しました。「7分の出来」はある意味ではストレートな表現だったのだろうと理解するに至っていました。なにより「目力」がギリギリ信じるに足るものと思っていました。結論は、敬意を込めた無印でした。フェデラリストのような4コーナーを迎えるなら連対は厳しいだろうという判断でした。

称えるべきは池添の4コーナーの所作でしょう。エイシンフラッシュの内に躊躇なく飛び込みました。内が伸びにくい馬場である認識をもちつつ、この判断は実に冷静で俊敏でした。自分は先に見立てたとおり、内でも、大外でも、勝ちきれるトラックバイアスではないと思っていました。エイシンの内を突かなかったら?ホエールキャプチャをパスするのに手間取って、あるいはその外を回して、ルーラーシップを捉え切れなかったかもしれません。…いや、それでも勝っていたかなw

冷静な判断を支えたもの。レース後のインタビュー、愛馬の力を証明できたという涙がありました。この一点に集約されているのかもしれません。直線選んだコースは決してベストではなかったと思います。でも4冠馬へのエスコートとしては充分だったのでしょう。あとは4冠馬が応えてくれたのだと理解しています。レースで見せた集中力と気迫は、いわゆる「綱の責任」を託すに足る見栄えでした。

復活。思わずツイートしちゃいましたが、体調が戻ったことを指したのではなく、チャンピオンとしての文脈、秋のロンシャンを目指す文脈を陣営とウマ自身が取り戻したと感じたためです。改めて凱旋門賞への検討は前向きなものとして受け止められるでしょう。後押しを受けてこその挑戦。その期待を取り戻すことになりましたね。

ひとついうなら。トレーナーなりオーナーなりから「背負った発言」が聞きたかったな、と。レース後に「半信半疑だった」というコメントがでていましたが、これはまだ許容できるかな(前回自分が投稿したタイトルと同じじゃんか、という個人的なツッコミはありましたが)。「負けたら自分の責任」という意思表示がどこからも聞こえてこなかったように思っていまして。結果がでてもでなくても、預かるひとが守る姿勢を示していてほしいなと。贅沢な要望ですかね。どうでしょう。


本命はルーラーシップでした。

10Rの尼崎S。カノンコードの3~4コーナーは美しい進路取りでした。クロフネ産駒のストライドを活かすように少しずつ外へ外へ、むやみにストライドを詰めないように直線外目へ導いていました。メインレースへのシミュレーションを兼ねた勝利。クレイグはそのままトレースするだろうと思ってみていました。大柄の馬体は絶好の仕上がり。パドックの周回では映えていましたね。前後のパワーがしっかり連動しそうな筋力と、あごと目に覇気が宿っていました。

もうひとつ決め手だったのがクレイグの技術と見立て。この出来でストライドロスを少なくするなら、馬群のペースに合わせ過ぎるのはルーラーシップの持ち味を減じたでしょう。仮にペースが落ち着く場合でも、1頭だけ異なるラップを刻んで、少しずつポジションを上げていく判断が出来るはずだと読んでいました。実際の1、2コーナー。エイシンフラッシュの内から徐々に進出して、向こう正面ではエイシンの前に入っていました。ホントにやるから凄いですよねw

レースラップです。
12.2-10.9-11.2-11.9-12.2-12.1-12.5-12.6-11.6-11.6-12.1。

このラップを積極的に追走したこと、ラスト1ハロンのまとめ方も含め、ほぼパーフェクトに運んだという理解です。4コーナーでは勝ったと思いました。本命にしたことに全く悔いはありません。ただ1頭、もっと凄いウマがいただけでした。3、4、5着をすべて相手に押さえていましたけどねーw 馬券的には完敗でございました。


さて、他馬の心象をさっくりと。


ショウナンマイティ。

自分のペースに徹していたと理解しています。馬場読みから、大外を通ることに徹するならよくて着だろうと思っていました。府中より京都の外回り?


ウインバリアシオン。

追い切り、パドックとも上々の気配。ただレース前半はマイペースを守ったほうが持ち味が活きるのかな。岩田の積極策はひとつの試みとして評価されるべきと思っています。トライするには絶好の乗り替わりだったでしょう。


マウントシャスタ。

パドックでは好印象。前傾過ぎる消耗戦だったら厳しいでしょうが、条件戦の上がりラップで10秒台が計時されていましたので、白百合Sの速い上がりとその脚色から、立ち回り方次第では善戦可能と思っていました。秋に期待をかけたい1頭です。


エイシンフラッシュ。

こちらも直前まで好印象だったのですが、パドックと返し馬をみて評価を下げました。いや、悪くはなかったですよ。彫刻のように研ぎ澄まされている姿を府中で見ているのですが、そのとき結果は相関しませんでした。その記憶が今回背中を押さなかったと思っています。しかし、期待ほどのパフォーマンスでもありませんでした。こちらも秋までリフレッシュしてほしいです。


トゥザグローリー。

しっかり仕上がっていたのに、どうしたでしょう。4コーナー以降、ウマが諦めてしまったように見えました。ちょっとキツくね?というクレバーな判断がウマ自身にあるなら、今後は難航しそうです。外枠は関係ないでしょうね。



最後に。

状態の判断のため、土曜に昨年の有馬記念を見直していたのですが、あの4コーナーからの重心の沈んだうなるようなフォームは、宝塚記念では見られなかったと思っています。それでも勝てるから凄いのですが。ロンシャンに向けて状態を上げていけるか、それによってわくわく感がだいぶ変わってきます。ロイヤルアスコットの心象は別に書きたいと思っていますが(時間的に可能か微妙ですがw)、フランケルのような圧倒的なパフォーマンスを期待したいのですよー。オルフェーヴルはそれだけの存在だと思っています。


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2012.06.24

4冠馬の仕上がりは7割とのこと。

追い切り後のトレーナーのコメントです。テキストで読んだ限りどういう意図があったのか汲み取りにくい印象でした。映像を観たらわかるかなと思って確認してみましたが、やはりわかりにくい。。。期待以上に上昇カーブを描いているというような素直な心情の吐露であるなら、前走後の調整過程は勝ち負け以前の状態、文字通りの立て直しであったと推察されます。Gallopの紙面パドックに見る毛づやの物足りなさと、肝機能の数値が芳しくなかったという情報(天皇賞後の報道だったと理解していますが)が、妙に相関しているように思えてしまい。7分の出来で出走に踏み切ったのは、相撲で言う「綱の責任」でしょうかね。

土曜の地上波中継、原良馬さんの4冠馬に対するコメントは「半信半疑」。端的にこう表現すればよかったんですね。追い切りを終えたジョッキーのコメントにもそのニュアンスを嗅ぎ取りました。鞍下に信を置ききれない池添にあまりいいイメージは湧いて来ないところです。

出走でのゴーサインが出た以上、こちらは買う買わないで表現することになりますが、こんなとき大川慶次郎さんなら「このウマに▲は失礼」というような表現をしたかな、とか不意に浮かんじゃいました。…そーか、チャンピオンへのチャンピオンとしての敬意。オルフェーヴルの周辺に感じにくいのはこれかもしれません。エストレーノを大切に想うトレーナーの心根を信じたいと思います。予想は別です。


馬場状態。

週中に大型の台風と強い梅雨前線が通過したことで、相当な重馬場を想定していましたが、土曜最初の芝レースは良発表。その後メインの米子Sまで、ラップタイムを観る限りは常識的な良馬場コンディションのタイムが計時されている様子。どれだけ水はけがよいんでしょうね。

ただ、新馬勝ちしたティーリーフ、鞍上は直線向いて馬場の中央寄りへの進路取り。内から4頭分を空けていました。確かに内を通ったウマは伸びず、外より蹴り上げる土ぼこりの量が多いように見えました。その後はどんどん外差し傾向に。米子Sのフラガラッハなんて、最後方追走から馬群の外を回して32.6での追い込み。どうやら土は掘れるけど根茎はしっかりしている、まだまだスピード馬場という認識をしたほうがよいのかな。場合によると日曜の午後あたりから内有利のバイアスに変わっていくかもしれません。漠然とした懸念って当たったりするからいやですよねw


追い切りの印象。

有力と目されるウマは、皆いい仕上がりではないでしょうか。名前を挙げておくと、エイシンフラッシュ、ウインバリアシオン、ショウナンマイティ、トゥザグローリー、ルーラーシップ。

ルーラーシップの調整が軽いとの指摘もありますね。競馬総合チャンネルのトレーナーへのインタビュー記事を読む限り、四肢の筋力のバランスが取れるようになるまでにずいぶん時間を要したようで。今年に入って軸がブレなくなってきたというコメント。胴長のウマは筋力がしっかり付くまで能力の発揮に時間がかかる認識ですので(漠然とした例えですが、シンボリクリスエス産駒とか)、このコメントはプラス材料と捉えています。あとはクレイグが直線外に出せるように乗るか、かな。

ダービージョッキーに手が戻ったエイシンフラッシュ。鞍上は騎乗停止明け、例の裁定の件がありますので期するところはあるでしょう。極端な外差し馬場が続くならショウナンマイティ、トゥザグローリーも面白そうです。ウインバリアシオンは1枠1番をどう裁ききるか。外差し馬場ならスタートからプッシュはしにくいかな。フェデラリストは自在性と時計の少ない調整を量りにかけて悩んでおります。


ペースはどうでしょう。

逃げ先行が揃っているのでハイペース、という見解をあちこちで見かけますが、スタートからブンブンうなっていくタイプは少ないのでそこまで速くはならないように思っています。中盤がゆるみにくく、後半で総合力を問われる展開ではないかなと。それを後方でひとつ外しているなら、1枠2頭が最後に差し込んでくるイメージも可能です。まだ決めずに日曜芝のレースをじっと見守りたいと思います。


そして、オルフェーヴル。

追い切りの映像を見る限り、脚の回転の良さは出てきたように思いますが、いい頃よりストライドが伸びていないような。。。 あの爆発力を担保していた筋肉を取り戻しきれなかった可能性を感じています。ほとんど買わないに気持ちが動いていますが、怖いのはオルフェーヴル自身の闘争心。ここにしっかり火がはいるなら。いや、どうかなーw 期待はもちたいんですけどね。肩周りの隆起を黄金色の毛づやが強調していた、あの躍動していたオルフェーヴルを見たいなぁと思ってはいるんですけどね。


最後に感慨。

個人的には、ダンスパートナー、エアグルーヴ、トゥザヴィクトリーの仔が、グランプリで相見舞える姿は感慨深いものがあります。全部、現役の姿を知っていますからね。あまり普段から「おじさんはね」という枕詞を用いない自分ですが(往生際が悪いともいいますなw)、この感慨はさすがにおじさんの形容に当たるのでしょうね。CMのグラスワンダーも懐かしいですし。あぁすみません、忘れてませんよ、クロカミもラティールもミスキャストも懐かしい限りです。そして、あくまで、予想は別ですw


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2012.06.17


グルヴェイグ、パワフルな末脚でした。

日曜午後は所用がありましたので、直前の馬場がわからないまま午前中に馬券を買いました、という言い訳w 1、3着の馬連は持っていたんですけどね、2着がまるでノーマークになってしまいました。後でクリスマスキャロルの追い切り映像を観たのですが、買っておけばよかったですねw エリンコートの復調具合に注目してしまっていました。

グルヴェイグの前走、府中のホンコンJT。鮮やかな末脚はディープとトニービンが重なっているためかしら。あの伸びやかなストライドが心象深い分、週末土砂降りだった阪神の芝にどのくらい対応できるのか、ちょっと不安を覚えていました。走法への不安というよりバテずに最後までフィニッシュできるのかが微妙かなと。

まぁ、杞憂でございましたw 能力差といった方がいいかもしれませんが、最後まで力強い末脚でした。以下、レースラップです。府中とは異なる強さを見せてくれました。
12.4-10.8-12.3-12.2-12.0-12.0-11.7-12.0-12.1-12.4。

母娘制覇、姉妹制覇。印象深いのは母エアグルーヴ。骨折大敗した秋華賞からの復帰緒戦でした。事前の報道は不安半分というトーンでしたね。きっちり結果をだしたことの価値を自分が理解するにはまだ時間がかかるビギナーでございましたw

京都、東京、阪神で3連勝しての重賞制覇。2、3着が軽ハンデだったことが軽視材料になるかもしれませんが、フィニッシュまでの脚色はこの先を期待させるものと見て取りました。秋はどこから始動するでしょうかね。G1が楽しみになりました。あー、鞍上は誰になりますかねぇ。



函館スプリントSもさくっと。

ドリームバレンチノの4コーナー。内から1頭分膨らもうとするライバルを、大外をまくりながら締め続けました。ウマの充実もそうですが、若干出負け気味のスタートを上手く挽回する好騎乗だったと思います。パドトロワの外に並ぶタイミングは絶妙でした。お見事です。

反対にに1番人気ロードカナロアは勝ちウマを前にやってから外に進路を取る時間的なロス。これが致命傷でした。ジョッキーの乗り方云々より、好位の内があだになるパターンとして心得ておきたいと思います。サマースプリント狙いであれば、悲観することはないんじゃないでしょうか。



最後に。

春のグランプリ。1週前追い切りを観た限り、4冠馬のフィジカルはだいぶ復調している模様です。ルーラーシップかエイシンフラッシュでよいかなと思っていたのですが、しっかり躊躇しないといけないみたいです。最終追い切りを観たらまた悩むんだろうなー。全兄ドリームジャーニーのイメージがありますからね。馬場状態とあわせて、1週間あれこれ悩みたいと思います。


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2012.06.17

ROUNDERS、ようやく読み終わりました。

後に楽しみを取っておくのは割と苦にならない性質なのですが、今週はずっと「読み終わっていない」という思いを引っかけながら仕事していました。特集が野平祐二ですからね、そりゃ保留し続けたら健康に悪いですものねw あ、ツイート見られた方向けに。ちゃんとご飯してから読みましたw 今回もいい切り口と感じています。いくつか琴線に触れた記事について書き留めておきますね。



口笛を吹きながら。

自分が大学の頃というと10年以上前になりますね(遠い目w)、通学の行き帰りにGallopは手放せませんでした。ちょっと横道に逸れますが、週明け月曜の朝、山手線より内側のキオスクではたいがいGallopが並んでいます。平均すると店頭に並ぶのは月曜の午後くらいでしょうか。それからすると早く手に入るわけです。ネット黎明期、ケータイが高価でPHSを使っていた頃です。通学途中に「いちはやく」それを手にして日曜の重賞の結果から読むのが習慣でした。というか今でもそうですねw 特にその当時は、自分が感じたことと雑誌の語り口の距離を測りながら読んでいました。なつかしいなー。なお、そのリズムが好きなので定期購読は避けております。割引は魅力なのですが、さすがに月曜朝に自宅には届かないでしょうからね。

その大学当時、ちょうど連載していたのが野平師のコラム「口笛を吹きながら」でした。なんといいますか、今から考えると随分無自覚に愛読していましたね。今回のROUNDERSにはそのいくつかが再録されていますが、これがまたなつかしい。

例えばエアシャカールのキングジョージ遠征など、もうズルズルッと思い出しますね。当時は勝算も意義も不明なまま、オリンピックで日本代表を応援するような感覚でいたのを覚えています。「いい経験ではいけない」。野平師の言葉は善戦を讃えるマスコミ全般の論調にあって異質だったと記憶しています。それは厳しい評論でもあり、ファンが競馬を受け取るための羅針盤であったとも思います。



「競馬」という付加価値。

その在り処を確かめる語りの難しさを最近感じています。評論を特定の誰かに託すのは難しい時代なのかもしれません。是非はともかく、すぐにオンラインで相対化されてしまいますからね。その当時はいまよりメディアも限られていましたから、さきほど語った「距離」、競馬で起こる出来事をどう評価すべきか、その手掛かりをこのコラムに求めていたように思っています。あー、筑紫哲也さんが亡くなった時に似たような感覚を覚えて投稿したことを思い出しました。
スタンダードを失うこと

いま野平師を取り上げることは、競馬ってどう大事にしたらよいのだっけ?という問題提起でありうると感じています。野平師に対するこれまでの認識は、競馬人としての「所作」を中心に語る姿勢だったのですが、よく見ると競馬の「経営」についてのコメントも随所に見られます。野平師のスタンスを通じて付加価値を再確認する行為は、けっこう野心的なアプローチであるように思います。

競馬に限らずですが、あたかもゆるぎなく完成されている価値であっても、その価値を支えて高めて代謝させる動力は、常に、時には強く必要であると理解しています。いつまでもあると思うな、という感覚はそれに近いでしょうか。エントロピーの法則ではないですが、いつの間にか磨り減って見捨てられてしまう価値も多いと感じています。

先人がつむいだ付加価値を消費するだけではなく、その価値を保ったり膨らませたりする意思に少なからず賛同していたいというのが、自分なりに醸成してきた姿勢であると心得ています。消費者だけど生産的でありたい、といいますか。「キザ」でも「かっこつけ」でもあるでしょう。こと競馬に関しては、野平師の言葉からその姿勢を受け取ったと感じています。以前からそう思ってきている分、今回のROUNDERSの期待値は個人的に高かったのかもしれないですね。

…そんなこんなで、さっきから部屋中探しているのですが、買っていたはずの「口笛を吹きながら」がないんですよねw 久しぶりに読みたいのになー。本当にすみません大事にしろよって感じです。



鈴木学氏の寄稿。

その「口笛を吹きながら」を企画した番記者のエッセイも収録されています。熱く、深く、若干の寂しさと愛情のにじむエッセイです。読み進めながら、不覚にも(不覚でもないか)涙が浮かびました。フレッシュネスバーガーでなければ危なかったかもしれません。詳細は、是非ご一読を。勝ち負けだけでない競馬との接点に気づくなら素敵だと思います。野平師の言葉の価値を認め、連載を実現されたことに深く感謝します。でなければ、自分の競馬との距離感はいまより雑になってかもしれませんので。いまはGallopの編集長をされているのですね。応援しますよーw



馬券の極意、野平祐二の馬券指南。

野平師の著作を引用しつつ、治郎丸さんと夏目耕四郎さんがそれぞれの解説を加えていくスタイルで、レースの様々なファクターを取り上げています。vol.3でいまのところ唯一、物申したいのがこのタイトルですね。馬券指南ではないと感じました。レースを観るポイントを、ウマをしっかり見ることを通して指南されていますので、「レースの極意」「競馬の極意」とでも謳った方がしっくりくる印象です。あー、競馬を断定的に語るような、若干おこがましいニュアンスがでますかねw

自分は初心者~中級者向けの教科書という印象をもちました。枠順よりコーナーワーク、少頭数はやりにくい、前駆の充実をよく観察する、3ハロンの末脚と5ハロンの末脚(これは夏目さんの言葉でした)などなど、ちりばめられた知識と着眼点は非常に参考になるはずです。ちょうど、競馬にハマりはじめてしばらく経って、初期の興奮だけでは続かなくなってきたくらいのひとがいたら、この刺激を注入してあげたいですw

ひとつだけ取り上げると、勝つためのポジションを走ることができるウマを探す、という治郎丸さんならではの切り口が語られています。自分なりの理解ですが、例えば先日引退を表明した(残念です)アヴェンチュラの秋華賞がそれでしょうね。「好位の内」と言われますが、その典型であったと思っています。自分なりに「レースの重心」を感じながら観戦していますので、それを当てはめた格好ですね。レース中のペースと馬群の構成を観て、このあたりにポジショニングすると苦しい、とか。キャリアを重ねたファンなら各々磨かれていく感覚だと思っていますが、どうでしょう。ちなみに今年の安田記念は重心をひとつ後ろに外したウマが差し切ったレースだと感じています。



最後に。

藤澤師のインタビューも掲載されているのですが、そこにあるエピソード。海外遠征で惨敗した際に野平師から、お前が惨敗したら誰もいかなくなる、という言葉をかけられたそうです。一見すると弟子や日本競馬を思いやるが故の苦言として、偉大な先達の姿を再確認できる箇所なのですが、このインタビュー記事を読み終えた後だと若干印象が異なっておりまして。

なんといいますか、惨敗されたらオレが悔しいだろって言っているようにも読めるんですよねw おそらくない交ぜにした言葉だったんじゃないでしょうか。その悔しさは誰よりも当事者意識を持ち続けた証であって、それが生涯を通じて活動を続けられた動機だったのだろう、ときれいに解釈をしています。

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2012.06.15


寝ないとなので、極力さっくりと。

実感として確かめたかったことがあって、週中は仕事の合い間や通勤時、歯磨き中などなどにTwitterを病的に回遊していました。時間と手間のバランスもあって、Twitterは競馬関連以外ではほとんど使用していなかったんですよね。そもそもどう使われているのかよく知らないなーと思い立ってしまって。自己流リサーチです。回遊の詳細は、えー、ないしょということでw まぁエロかったりグロかったり偏った思想だったり病んでいたりbotが爆笑だったりと、およそ立場のある35歳が寝オチしながら見続けるものでないでしょうねw 感想もエロいなーひどいなーみたいな感じでしたしw

で、確かめたかったことは、Twitter含めたブログツールやSNSなどで、不特定多数によるリアルな「決裁」をともなう議論は可能なのか、ということ。調べ方が間違ってるだろう、というツッコミは、ええ、妥当と思いますw


きっかけは件の裁定でした。

Twitterでフォローしている皆様のコメントを拝見していましたが、もっともと感じるものが大半でした。未来を憂慮する感覚もまた共感するものでしたし。ただ、一連の議論?はどこに着地できるのだろうと思ってしまいまして。そこから、コメントの内容よりもコメントが収斂する手順や着地点、その効果に関心が移りました。

思い思いのルールやニュアンス、時間感覚でモノローグするのがブログやSNSの基本機能だとすると、そこでダイアログするためには、参加各人の手順の共有と了解が必要になります。機能として不特定多数の参加が容易であるため、誰かがふいにそのルールをかき混ぜる懸念はつきません。また、リツイートやいいねは賛同の意を表す機能であって、共通の見解は醸成できても決裁ではありません。いつ、誰が、どのように、どのタイミングで結論をつくるのか。

特に今回は、JRAの規則や体制、運用の見直しを決裁できなければ望ましい効果は得られないでしょう。その役割を誰がどう果たすのかは少なくともTwitterのコメントだけでは不明でした。それを懸念する方もいましたね。ただこの裁定はおかしい、と口をそろえるだけでは正直望ましい結論には至らないでしょう。組織の外側からでもたくさん意見が重なればきっと変わるよ、というのは残念ながら甘めの予測でしょうし。


顔の見えない議論。

そこに決裁する力はないのだ、という仮説検証のため、ネットサーフィンならぬツイートサーフィンを敢行していました。いろんなジャンルの呟きを観まくりましたが、やっぱりモノローグが連なっていることがブログやSNSのベースなのでしょう。あ、チャット的に使えている人やリアルと併用できているひとは、「運用」で機能を補完しているので考えからは除いています。そのテーマに参加する人間が相当に前提条件を共有していない限り、オンラインだけでは「決裁」にいたる議論自体が成り立ちにくいというのがいまいまの結論です。決め事には「顔が利く」ことが重要だと感じています。お年頃ですかねw

顔を示して決裁する団体と直接議論しているのはいまのところ小島茂師しかいないでしょうか。それが頼もしくも物足りなくも感じているところです。JRAの役職者がツイートして意見交換に参加しているわけでもないですし、それはそうなんですけどね。マスコミや評論家の役割を見直すような議論もアリかもしれません。

一方で、ブログやSNSでのわれわれの意見表明は無駄かというと、全くそうは思っていません。ただ、そうした媒体での議論の効果とその限界を知っておく必要はあるんだろうな、と思っています。まとまりのない高尚な愚痴、で終了してしまうにはあまりにもったいない。まぁ、もったいないまま熱が引いていって残念な結論しか残らないことも推測できてしまうわけですが。自発的に発言されている方が着地点を想定しながら、手続きも着地点も含め「配慮」をもって言葉を重ねることが必要と考えています。すごいピンポイントですね。。。

むしろ、前提が異なる人が思い思いにコメントするから、面白いバズチェーンができあがるわけで。無理な議論や結論を求めず、顔が見えない分成立しやすい、そちらの魅力を期待すべきツールなのだろう、と思っています。



小島茂師の不服申し立ては即日棄却。

この棄却をもって、今後のレースではゴール前2、3完歩で他馬の進路を妨害するラフプレーについては、「危険騎乗」でジョッキーはアウト、でも着順に変更なくウマはセーフ、という判例ができあがったというのが自分の理解です。いや、それもわかりませんね。都度都度の感覚で裁定されるなら、審議の基準という概念がすでに崩壊しているかもしれません。それは信頼に足るジャッジの欠如。フェアなレースはジョッキーのモラリティに委ねられる事になった、のでしょうか。


ひとに依ったレフェリング。

ひとつだけ、提案めいた見解を書きます。サッカーの審判にも癖があるように、競走の裁定もしっかり「顔」を出して行うことが妥当な落としどころだと感じ始めています。「大事な試合なのにレフェリーこいつかよ」的な語り口がありますよね。「G1なのにこいつがジャッジかよ」的な競馬の支え方があってよいのではないかなと。読まれた皆さまはどう感じますでしょうか。



最後に。

この件はこれでいったん言葉を控えようと思っています。ブログで発信する頃合を自分なりに推し量った見解です。いっさいの発言を絶対しない、という宣言ではないですが、自分なりに楽しく感じることを書くほうが健全かなと。結果的に暗澹とした価値を横に置けるならその方がよいかと考えている次第です。Twitterでいいコメントがあればリツイートやお気に入りで応えようと思いますし、ファンのアクションを求める動きがあればできるだけ応援していきたいと思っています。推移は見守ります。ファンですから。

録画していた「怒り新党」は書きながら観ていました。まぁ「新3大」のコーナーは手が止まってしまったわけですがw 当時、人気に従ったつもりはないけどアグネスワールド買ってたなーとかキビシイ記憶が蘇りますw こういうことを優先して書きたいですねー。


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2012.06.11


エプソムCはトーセンレーヴ。

これまでの府中の重賞で見せた通り、クレイグの先行策が結果をもたらしました。ただ今回はレッツゴーキリシマのアシストが奏功した結果論のようにも映っています。キリシマが控えたらどうなっていたでしょうね。また、次走以降の折り合いにも少々懸念が残ります。うーんよしましょうかw キリシマの直後に控えてからコーナーリングを利して直線、馬場のいい外へ。レースの上がりは11.4-11.6-12.6とラスト1ハロンで1秒落としていますが、ダノンシャークの追撃をギリギリ凌ぎ切りました。このレースを勝ち切る見事なライディングであったと思います。

ディープインパクトの良血馬にとって、初重賞制覇という結果が何よりですね。そしてビワハイジの仔はこれで5頭目の重賞ウイナー。なんという成績でしょう。ふっと思い出したのは96年のダービー参戦。当時はかなりの違和感をもって捉えられていましたが、後世ビワハイジの素晴らしさを語る上でのエピソードとして機能しそうですね。遡り過ぎたかなw


ダノンシャークのポジショニング。

差し届かずでしたが、鞍上は相当うまく立ち回っていたのではないでしょうか。最後方付近で折り合いをつけていたなら惨敗だったでしょう。スタートからどこまでプッシュして勝負するか、かつ今後に向けてウマのリズムを保っていくか。難しいバランスの中できっちり勝ち負けまでもってきたと見ています。レース後のトレーナーのコメントからすると、秋まで一息いれて毎日王冠あたりから始動とのこと。楽しみが広がったと思っています。

なお、馬券的にはトリガミでした。グラスワンダーの2騎に色気を持っていたのですが、見込んでいた展開ではありませんでしたのでね。読み違えと理解しています。ただ、シルクアーネストにしてもメイショウカンパクにしても、4コーナーを距離ロスなく回り、直線徐々に外に持ち出す作戦。皐月賞のゴールドシップ?というより、後方待機なりに勝負するコース取りだったと思っています。特に4Rのディサイファの進路から、鞍上は午前中からしっかり確かめていましたね。さすが武豊、かくあるべしという感想です。



一方、阪神の天保山S。

ダート1200mの最内枠。追い込みのファリダットを嫌うにはいい条件ですね。直感的に評価を下げる方がいたことでしょう。自分もむむっと思っていましたが、相手関係と前走までの折り合いを見てちょっと強気に本命にいたしました。中団で控える姿はびっくりしましたねー。スムーズな追走は今後の柔軟なポジショニングにつながるでしょうか。直線のねじ伏せ方は、前走の追い込み一閃より価値があると思っています。プロキオンSから交流重賞での活躍を期待して待つのがよいのでしょうかね。タイムが早すぎる気がしていまして。ラップは「12.2-10.5-11.5-11.3-11.5-12.7」。芝ですかw あるいは再び芝という可能性もありうるかもしれません。

あとはマルカベンチャーの追い込み。1頭だけに注目して映像を観てみましたが、鮮烈でした。是非はともかく、アンカツはもはやゴール板とは別の焦点をもってレースしているように感じました。フィニッシュまでしっかりしていましたし、このメリハリあるパフォーマンスが次走以降につながっていくのでしょう。ダノンシャークもそうした1頭と理解しています。




最後に、件の裁決について。

まず、今回の裁定の是非についてはここでは控えようと思います。そりゃあ感じるところはありますが、SNS、掲示板、ブログ等々でみんながストレスを吐き出したら終了、にしてはいけない事件ですので。ええ、事件ですね。

須田鷹雄さんのブログを拝見しましたが、冷静なようでいてしっかり怒っていました。その感情の発露には一定の理解を覚えますが、やはり冷静にお願いしたいですね。裁定結果に対してアレはないと個人的見解を述べつつ、下されたジャッジは絶対であるべきだ、という基本スタンスを披露する論の展開は、一見すると矛盾してみえちゃいますからね。その時下されたジャッジは原則採用、その是非と今後その裁定者を支持していくかどうかは常に評価、というスタンスを担保できるなら、しっかり両立する議論と読み解いていますよ。最高裁の裁判官にある国民審査みたいなニュアンスがでていますかねw

加害馬のオーナーシップ、宝塚記念の騎乗事情など様々に邪推できるところでもありますが、それと関係なく、フェアな運営という体裁を保てなければ、信頼が信頼をつむぐエンターテインメントと評価されていかないでしょう。あくまで個人的な見解ですが、定量的な基準の制定には限界があるものと感じていまして(誰が携わっても同じジャッジ、は厳密には不可能という見解)、他のスポーツ同様、裁定に携わる「ひと」への信頼で成り立つほうが健全だろうと思っています。そこで問われるのが裁決委員の力量と選定基準。この2点が不足しているのが実態、という理解をしています。

もう少し言葉が重ならないといけないのでしょう。ただし着地点を見極められる議論でないと、有益な意見がうまく集約しない可能性があります。こういうときはどういったマネジメントが望ましいでしょうね。国家間の協議がまず両者がテーブルに着くまで難儀するのと同様、議論の場と着地までの手順が醸成されていく必要性を感じています。一方で須田さんのブログではJRAの組織体質を憂える言葉が並んでいましたが、外側からの言葉がなければホントに内側の理屈だけになってしまうでしょうからね。議論そのものを諦めては信頼は低下するばかりと思います。

少なくとも、600勝を素直にお祝いできないようなエンターテインメントでは熱は引いていってしまいますし、安心してお金も賭けられませんからね。関係各位には、愛情の強さと、議論の手順と、上手にバランスしながら持続的に議論してほしいと願っています。はい、生意気を申しまくりましたw


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2012.06.10

エプソムC前日の土曜日。

あいにくの雨でした。宝塚記念が控えていますが、G1を連戦したテンションがいったん落ち着いて、喧騒の余韻が残る府中の雰囲気が結構気に入っておりまして。晴れていたらパドック脇でコーヒーなど物しているところなんですけどね。東京ハイジャンプに何とか間に合って、トーセンオーパスが後方ままなのを確認しつつ(複勝外れましたよw)、あー、結局コーヒーはいただきましたねw そのお店の前のテーブルで新聞を広げてアハルテケモードにダイヴいたしました。知的好奇心や当たり外れへの執着も持ち合わせてはいますが、最近はひとつのことに耽溺する時間を競馬で確保しているようなところがあります。


そのアハルテケS。

どうも脚抜きのよい馬場とナムラタイタンがバチッと結びつかず。コーヒーをクピクピしながら、ナムラを疑うこととチェックすべきウマをピックアップして雨のパドックに向かいました。ホントに人が少なかったですね。。。雨で気温が低かったのもあるでしょうが、皆さんもう少し根性をださないとダメですよw 観た限り、バーディバーディとアドマイヤロイヤル、そしてトシギャングスターの仕上がりが目に付きました。特にバーディのパンプアップは目立ちました。一方のナムラは周回中に何度か立ち上がる場面。どうも集中力を欠いている様子でした。で、ナムラの評価を下げ、アドマイヤの脚質、バーディのテンションの高さ&ブリンカーを懸念材料と考えて、連軸をトシギャングスターにしちゃったんだよなーwww

馬場と脚質を考えれば真逆の思考をしなければいけないのに、と、4コーナーでひきつけるバーディをみながら思っても遅かったですね。トシギャングスターも最後まで力強いフィニッシュでしたが、逃げウマにレコードで走られてはなす術なしでした。サクセスブロッケンのレコードをコンマ2秒上回る、走破タイムは1:34.4。芝ですかw レースラップを捉えるにあたり、比較対象としてクロフネの武蔵野Sを持ち出してみました。あの時は改修前&良馬場という違いがありますけどね。上がバーディ、下がクロフネです。

12.4-10.9-11.3-11.8-12.2-11.6-11.9-12.3。
12.4-10.9-11.0-11.6-11.8-11.5-11.7-12.4。

こうしてみると、ラップ構成は似てる感じですね。はっきりした違いはバーディが4コーナーで溜めていることでしょうか。それを考えると、ハイペースのまま押し切っているクロフネはやはり凄かった事がわかります。トシギャングスターのお父上ですねー。ちなみにサクセスの時は今日と比べて、3ハロン目で11.9まで落ち着き、坂下のラップ(最後から3つめ)で11.3を計時するメリハリラップ。今回は馬場状態を利した前傾傾向のラップ、という認識でよさそうです。はい、反省終了w



さて、あとは気になったトピックをいくつか。


アメリカ3冠、今回も消滅。

2冠馬アイルハヴアナザー、ベルモントS直前に左前の屈腱炎で引退となってしまいました。TwitterのTL上で見ただけですが、壁とバケツを蹴った?という英語の記事もあるようです。このあたりはしっかり、然るべき詳報を待ちたいと思います。プリークネスの差し脚と血統を見る限りは、むしろ距離延長したほうがよいようなイメージでいましたので、期待の方が大きかった分びっくりしました。改めて、アファームドから34年は長いですね。自分の人生とほぼ変わらない時間が経過していますので。報道を見る限りは、いまなお3冠の価値が担保されているようで、この点は素晴らしいと感じましたが。残念です。


ROUNDERS Vol.3。

野平先生の特集、読んでいる最中です。Gallopの連載「口笛を吹きながら」は、連載当事、大学への通学途上で読んでいました。当時は何気なく読み進めていましたねー。なつかしい感覚が蘇っています。今回の特集は、祐ちゃん先生の憂慮が今に通じる、という切り口でまとまっている印象を受けており、読みながらいろいろ考えを巡らせてしまっています。メディアを通じてコメントし続けた姿勢と先の会見拒否のコントラストとか。タイムリーだなと思いつつですね。あ、その会見拒否の件、非難の論調が主流のようですが、自分は少々異なる印象をもっていまして。それも含めてになるかな、別の投稿でまとめておこうと思っています。


競馬血統クロニクル。

エンターブレインからでている血統特集の雑誌です。こちらも読み進めています。ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系、ではとっくに括れなくなっている最近の血統の広がりですが、世界各地域のトレンドを押さえつつ系統立てたとりまとめをしてくれています。系統の括り方や特長の捉え方に是非はあるのでしょうが、いちから調べるには時間がかかりますからね、傾向をわしづかむには重宝する予感です。このブログ、「書感」というラフな造語をつくってカテゴリー設定していますが、こちらに改めて投稿しようかな。時間が許せば、ですね。


マイネルラヴ死亡。

netkeiba等ではまだニュースにはなっていないようです。自分はTwitterで確認しました。ビッグレッドファームのアカウントでしたので間違いはないでしょう。自分のイメージはタイキシャトルを屠ったG1ではなく、朝日杯でグラスワンダーの後塵を拝した姿と、武豊の待機策からセントウルSを差し切る姿。当事、個人的にはグラスワンダー中心に時間が流れていましたので、その視点から名バイプレイヤーという印象でおります。やはりといいますか、自身と同じように短い距離に適性をもつ産駒が多いですね。単勝をいただいたコスモヴァレンチの小倉2歳Sが印象に強いです。

ビッグレッドファームのブログです。さびしくも凛とした報告です。
お知らせ
JBIS-Searchのデータです。産駒成績はまだ増えていきますね。
マイネルラヴ(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)

年齢からすると少し早いかな。ゆっくり休んでください。合掌。



さて、明日はエプソムC。

日曜は雨があがる予報ですので、芝の回復を見極めていかないといけないでしょう。土曜の9R、稲村ヶ崎特別でサフランディライトが通ったあたりから内側が、どのくらい回復してくるのか。それに加えてトーセンレーヴのパワーアップと、グラスワンダー産駒の評価が絞込みのポイントになると見ています。春の府中最終日ですから、綺麗に締めくくりたいですね。



最後に。

この記事のタイトルは桑田佳祐のソロ曲のサビから。かなり沈痛なテンションの曲です。競馬場に向かう道すがら、頭の中で鳴り止まなくなってしまいまして。軽くアップテンポして軽快な感じになってましたけどねw



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2012.06.07

プレティオラスの追い込みが決まりました。

まず書かないといけないのは、現地参戦だったこと。行けましたねー。平日はたいがい発走時刻に余裕で仕事をしているのですが、本日は奇跡が起こりましたありがとうございます皆様のおかげですw 枠順もあいまいなままモノレールを利用して大井競馬場まで。ダービーのパドックに何とか間に合いました。


パドックでの直感に頼る予想。

それしかない状態だったのですが、これがピンと来ずw エミーズパラダイスの心身のバランスと軽いつくりが相対的に目につくようになりました。そうするとね、フサイチコンコルド産駒という贔屓目が顔を出しまして。いや、十分懸念していたんですよ。最近の大井の馬場の軽さ(特に交流重賞で)を感じているにしても、フサイチコンコルドはなぁ。なんといいますか、車に例えるとVitzやFIT、Demioクラスのパワーと排気量、そして燃料タンクもコンパクトというイメージを持っていまして。揶揄じゃないですって愛情込みですよw

逃げで実績を持っているウマが何頭かいて、それぞれ気持ちののった周回を重ねていました。ゴールドキャヴィアなどはこの時点でちょっと買いづらい印象でした。スタートでアクセルを踏んでポジションを奪い合うか、道中をゆるめないか。いずれにしても各馬のテンション込みで遅くなることはないだろうと考えていました。早過ぎず遅すぎず、これをユニコーンSのストローハットのようにロスなく追走して抜け出すなら。軽さを存分に活かしてスタミナを使い切る、という展開への贅沢な願望から、エミーズパラダイスを本命としました。ツイートで1番人気について呻いたのは、人気し過ぎですよーという率直な思いからです。

それに対して羽田盃馬アートサハラ。直前まで1番人気でした。パッと見で好バランスの馬体でしたがウマの目力がちょっと足りないような。。。 キビキビ感もちょっと見劣りしていまして思い切って評価を下げる判断をしました。逆に評価したのは、差しタイプの中からダイヤモンドダンス。的場文男に肩入れした格好ですね。違うんだよーw そして羽田盃3着のプレティオラスは印象に残っておらず。。。 冷静じゃなかったかなw やっぱりデスクワーカーにモノレールの駅からダッシュさせたらダメですねw


レースラップです。
12.3-11.2-12.1-13.3-12.9-12.7-12.5-13.8-13.1-12.9

レース映像はnankankeiba.comで観ることができます。画面が2倍にできますが解像度は、うん、やむなしですね。3、4コーナー、エミーズのスタミナに対する鞍上の見事な配慮が見て取れます。12.5から13.8に落ちるあたりは4コーナー。4頭が雁行状態になった外をじわーっと回して、直線に向いて一呼吸。美しすぎます。普通はどこかで慌てるでしょうね。ただ、このタメをつくる間に、外から勝ちウマがブンブンうなって差してきました。勢いの差は歴然でしたね。ラスト50mで力尽きるように内のプーラヴィータに交わされ3着。。。 多少消極的に複勝を買っておけば地味に当たっていたなぁ、とは後の祭りでございました。

勝ったプレティオラス。改めて羽田盃を観ると、同じような差し脚を披露しています。羽田盃の上位組はしっかり掲示板に載っていますので序列はほぼ固まっていたと見ていいでしょう。その状況下であれだけのドン尻強襲。鞍上の胆力は不可欠と思います。現地では結果を飲み下し切れなかったのですが、人馬のマッチング、勝つべくして勝ったということなのでしょうね。本橋J、おめでとうございました。



さて、その後の最終レース。

個人的にはひとつ再会がありまして。ブレットザキング。アジュディケーティングの牡4歳。JBIS-POGで指名していた馬でした。南関の結果をまめにチェックできていないこともあり、けっこう忘却していたこともあり(ごめんよ)、名前を見つけてびっくりした次第です。2年前の船橋のJBC、最終レースに「平和賞」という重賞が組まれていまして、そこにブレットザキングが出走していました。当時すでに指名をしていましたのでワクワク感を持ってパドックを確認、…ゆっくり仕上げていこうかw という感想を持った覚えがございます。今日のパドック、感激しましたね。後躯のボリュームが少々物足りなく映りましたが、順調にビルドアップされて好馬体と映りました。

好走時は逃げ切りであること、外枠とメンバーを見渡して、今日はきれいな単騎逃げはできないだろう、と一応冷静なふりをした分析w 結果、1番人気ケイアイデメテルからの馬単を買ったのですが、こちらも3着w だからPOG指名馬は予想の邪魔になるんだと身勝手な言い訳をしながら、順調にアジュディケーティング化している馬体にうれしさを禁じ得ませんでした。引き続き、順調に。



現地の様子。

香里奈横丁。パドックとコースの間くらいにスペースを設けて屋台がでていました。すごい名前がついたものだなーと横目に見ていたのですが、どうにもお腹が減ったのでさくっと物色。どて煮をいただきました。濃厚な口当たりでしたが、ダッシュして馬券を外して疲弊したカラダにはちょうどよかったですね。おいしくいただきました。YGAの声が聞こえていたのですが、すみません、食欲が上回ってしまいました。そうそう、世の中的には総選挙の日ですよね、くらいのテンションですね。ちょー脱線しますが、総選挙に一票入れるなら、そのパワーでモヤさまを観て某アナのあふるる冒険心を愛でていた方が、みたいな嗜好ですw

また、最終レース後には「東京トゥインクルファンファーレ」のライヴが。詳細はこちら。女性ファンファーレユニット、という紹介があります。メイン競走のファンファーレを担当しているおねえさんですね。失礼ながら、いつもポヘッという音が聞こえる瞬間があって高まったテンションが若干うにゃっとなるのですが、いや今日のライヴはよかったですよ!!スカパラのカヴァーだったんですが、全然、聞かせておりました。惜しむらくはギャラリーがブラスサウンドを解さないであろうおっさん達であること(自分は一応ブラスバンド経験者です)。そのギャップがもったいないなーと感じました。吹いてない瞬間に手持無沙汰になる仕草を少し気遣う必要はあると思いますが、いいパワーあると思いました。是非、競馬場の枠を飛び出すなり、スカパラとセッションするなり、展開していってほしいです。期待しています。



最後に。

南関の勢力図はまとまったと見ていますが、ここにユニコーンS勢とハタノヴァンクール(イジゲン、は賞金足りないかな)が加わるとなると。。。 やっぱりJDDは中央勢が優勢かな、という印象です。7月上旬なら仕事も落ち着いているかな。現地で観戦できればと淡い願望を抱いております。

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2012.06.04

ストロングリターン、快勝でした。

パドックで観る限り、クリスエス特有の胴長に見せる馬体は無駄のないシェイプされた状態でした。内枠を引きましたので、あとは前が早め早めに展開すれば。直線までは逃げウマの3つ4つ後ろから、直線入口で外へ展開した後は末脚を伸ばすだけ、というシンプルなイメージが湧きました。問題はそれを鞍上がそつなくこなせるか。先週抱いた複雑な思いがありましたからねー、最後は自分の信じる力が試されてしまいましたw

はい、賭けに勝ちました。単勝をいただきました。会心ですね、信じてよかったです。失礼を承知で、えらそうに響くのも承知で、ゴール直後の率直な感想は「ばっかやろーやればできるじゃないか!」でしたよw 発した声は「よし!!」でしたけどね。興奮してたんですよw

事前の検討時点。展開を読む際に気にしたのは、シルポートの府中実績でした。昨年の毎日王冠は今日と同じ小牧で1000m通過が61.1、一転して天皇賞では鞍上が蛯名に替わって56.5。溜め逃げもハイペースの逃げも奏功していませんでした。この流れから、小牧はしっかりペースを引っ張って直線どこまでやれるか、という思考に至るのでは、と読みました。おおむねこの読みは当たっていたようです。以下は順に昨年と今年の安田記念のラップ。馬場状態など細かい差はもちろんありますが、「細かく考えずに昨年の再現」と鞍上の狙いが窺えるようなラップデザインです。なお競馬総合チャンネルのコラムを読む限り、本人は細かく時計を想定してレースに臨んではいないようです。

12.3-10.7-10.9-11.5-11.6-11.2-11.6-12.2
12.2-10.7-10.9-11.1-11.4-11.3-11.8-11.9

リアルインパクトの鞍上は先週のトーセンホマレボシをトレースしたかのような早目の追撃。3、4コーナーのラップが昨年ほど落ち着かなかった分、この2頭を追いかけた先行馬のスタミナはさすがに登坂しきったあたりで限界を迎えていました。日中のレース、芝コースは内から3頭目くらいまではそれなりに土埃が舞っていました。内々が少々力の要る馬場になったこともあるのでしょうね。パドックにいたので直接見ていませんが、10Rのグルヴェイヴ(今後が楽しみ!)もギリギリそこを避けて末脚を伸ばしていました。

一方で先行馬に先に相撲をとらせるような追走から、ストロングリターンはきれいに外に展開しました。直線に向いた瞬間はうわーってテンションが上がりましたねw 最後はグランプリボスとのしのぎあい。両鞍上共に崩れそうになるフォームを切り替えして切り返して、見ごたえのするデッドヒートでした。福永の見事なところは最後ハミを当て直す所作でしょうか。直線に向いて慌てずに追い出したというコメントも含め、最後まで冷静な対応でした。

レースを観終わって、ユニコーンSも観終わって思ったのは、福永の得意なパターンについて。今日のような先行馬に相撲を取らせて自分はスタミナのロスを防ぎ、後から交わしにいく展開のほうがフィットしているのでしょうね。以前からなんとなく感じていたことですが、1番人気を背負って前でペースを受けて押し切るような、いわゆる横綱競馬をばっちり任せるタイプではないのかな、と。いまさら、という意見もありそうですね。自分が買いかぶりすぎていたのかなw ただ、土日で3重賞を独占。そのうち鳴尾記念はトゥザグローリーを前々で押し切らせています。あーこちらがたまたまでしょうかね。いずれもロスを抑えた妥当なポジショニングという印象でしたよ。それをもうひとつ進めて、前々でレースを「支配」するリーディングジョッキーの姿を、引き続き期待していきたいと思います。お見事でした!



グランプリボス。

追い切り映像では特に目立った印象を覚えなかったのですが、パドックは外々をしっかり周回。好印象でした。鞍上込みで怖い存在と認識し始めたのですが、買い目に含められませんでした。これでもだいぶ切ったんですよ。雨が降らないことを確信してから、アパパネ、リアルインパクト、エイシンアポロン、8枠3頭と、順調に絞り込んでいたんですけどね。直線半ば、ストロングリターンが内を締めるところに飛び込む姿を見た瞬間、後悔をいたしました。歴史的にオッズが割れていることは承知していたのですから、買っておけばよかったんですよね。鞍上は押し切らないとダメというコメントを残しているようですが、いやいや、前半のハミ掛りは強烈でした。抑えるためにひざが完全に伸びていましたから。よくもってきたという印象です。コメントの出し方も含め、改めて内田博幸への信頼感が深くなりました。

1、2着はどちらもピッチよりストライドで走るタイプという認識。私見ですが、エクイターフのような根付きがよく固めで掘れない馬場では、ピッチを上げて後方にパワーで「蹴る」より、ストライドを伸ばして馬場を「叩く」ように推進するほうが、スピードが維持しやすいようなイメージ。馬場もマッチして好走した、という認識に至っています。ただ、その視点を持たなくても、昨年の安田記念2着馬と昨年のNHKマイルC馬の組み合わせ。先週のダービー1、2番人気の組み合わせ。皐月賞1、2着のジョッキーの組み合わせ。端的に人気がなさすぎましたね。


コスモセンサー。

追い切りが抜群でしたねー。あの真っ直ぐに坂路を駆け上がる様は、あるいはG1奪取も期待させるものでした。展開を考慮して複勝を厚めに買ったのですが、まさか15番人気だったとは。おかげさまで、おかげさまでしたよw あえて気になるとしたら、レースの綾。スタートがよすぎましたね。シルポートを前に置くまでにかなり引かなければいけませんでした。この分、脚を溜められたとも、少なからずリズムを崩したともいえる印象です。鞍上のファイトも見事でした。事故続きの不運がありましたから、久しぶりに存在感を確かめたように思っています。


香港2騎。

調整が順調なのは報道の通りだと思っています。パドックで気になったのはどちらも落ち着き過ぎていることでした。前のウマと間隔が空いてしまうことが度々。このテンションでスタートからポジションを取りにいけるか、事前の検討では思いもよらなかった疑問が湧きました。香港のレースは比較的前半がスローになる傾向があったなと思い出し、結果、評価を下げる形で対抗に含めることに。思い切って買い目から外せませんでしたね。このためグランプリボスまで届かなかったのは、もう個人的なロジックでしかないですけどねあーあw


アパパネ。

パドックの印象は可もなく不可もなく。フィジカルの仕上がりは前走よりよかったと思っていますが、それ以前にウマの目にあまり力を感じませんでした。いい頃のパリッとした佇まいを知っていますからね。これで予想的には軽視となりました。2戦続けての敗戦で、しかも今日は2桁着順。おそらく引退を望む声が上がるでしょう。レース直後は自分もそう思っていました、が、仕上がらなかった春を考慮すると秋を目指す選択もあり得るかもしれません。今日のパドックの印象からでしかないのですが、決して終わってしまったウマではなかったですよ。3冠牝馬の締めくくりをどう考えるか。静かに答えを待ちたいと思います。



最後に。

追い切り後のクレイグへのインタビュー映像。その最後に、特にインタビュアーに促されたわけでもなく、近代競馬150周年というJRAの節目について触れるコメントがありました。その自発性はJRAのジョッキーが発揮すべきものでしょう。個人的に?ピンときづらい節目という印象なのですが、クレイグの姿勢は見習うべきものと思います。返し馬で下馬して鞍を締め直すことがどれだけ影響したでしょうか、サダムパテックは残念でしたけどね。先にも触れましたが、グルヴェイヴでアクセルを踏む瞬間は、録画映像でもビリビリきました。ホンコンジョッキークラブトロフィー、必見です。ナマで見たかったなー現地にいたのにねー。安田記念のパドックを優先しすぎました。


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2012.06.03

ダービーの余韻が残っています。

野暮だと承知で、勝利騎手の直線の所作についてツッコミをいれる投稿をしましたが、やっぱり野暮だったのかなw
ダービーへの執念がクローズアップされることには全く賛成なのです。最も重要な価値への信頼と固執を当事者が示したことはとても尊いと思っています。ただし、その執念が実った、という一点だけで満たされるには経験が邪魔をしているのかなぁw 厩務員さんの職域に踏み込むことの是非も改めて躊躇すべきと思っていますし。

ダービージョッキーの称号がより泰然自若としたマインドを育むかもしれません。でもあのアクションと緊張しい(失礼)が魅力でもありますからね。共に一喜一憂できるなら魅力的なのでしょう。という達観w 自分がそのスタイルをお気に入る日は来るのでしょうか。福永との対談を見てナイスガイだと確信していますし、決して毛嫌いの類ではございませんので。その真摯さと熱量を失わずに進んで欲しいと思っています。



もう新馬戦が始まりました。

ダービーを含む春のG1の余韻を残しながらゆっくり新馬の情報を目にするのが通例でしたから、POG情報の盛り上がりなどはちょっと切り替わらない感覚でおります。まぁ指名馬に予想が引きずられてしまうのであまり積極的でないんですけどね。

TwitterなどSNSをがっつり利用したPOGも盛況の様子。トラックマンの間でわいがやすることがそもそものルーツですから、SNSとの相性は良いはずですね。近々で見つけたのは、血統も評判も中心のそれ、トーセンパワフルの指名の是非。指名するかどうかはミーハー度合いの試験紙のようにも見えていました。心理的なハードルを乗り越えて指名できた方、お見事でしたw

JBIS-POGは地味に重要なマイナーチェンジ。2013年のジャパンダートダービーまでがPOG期間とルールが変更されていました。地方馬が指名できるPOGですからね。ダービーウィークがしっかり含まれるのは重要。また、せりの売却価格をもとにしていますから、公示されているウマの金額がゲームには不可欠でしょう。クラブ法人の募集価格を利用できるなら指名できるウマが増えてよいだろうと思いました。各団体の許可が要りますかね。是非。

東京の新馬戦は若干発音しづらいインティワタナの逃げ切り。フサイチコンコルド産駒らしくスローからの逃げ込みは新潟の新馬を観ているようでもありました。コンコルド産駒なのになぜ買っていなかったのかなー。青森に移ったあとに種牡馬続行の判断があったようです。もう一度見直されるとよいなという淡い期待をもってしまいますね。



スマホに切り替えました。

もろもろ設定をしていたことも日中馬券を買い損ねた要因だったりします。びっくりしたのはスマホでこのブログをブラウジングした時。カラフルすぎでしたw 設定した記憶がなく、慌ててテンプレを落ち着いたものに変更しました。いまいまは読みやすくなっているはずです。スマホ人口が増えている時節にご迷惑をおかけいたしました。

文章の書き方を少し変えているのも、ブラウジングした印象からです。細かい改行は半分癖でしたが、PCサイトでの見栄え、すっきり感を求めていたためでもありました。改行が多いとスマホではちょっと読みづらくなっているように思いまして。しばらく試行錯誤するかもしれませんがよろしくお付き合いください。

あ、ついでに。大変恐縮ですが、記事がよい印象でしたら「拍手」をポチッとお願いいたします。書きたいことだけ書くスタンスに違いはないのですが、期待されているものを100%無視するのも違うと感じておりまして。特に響かなければそのままでOKです。えぇ、お世辞は不要ですともw 設定をまだちゃんと調べておらず、スマホで閲覧の際はPC表示に切り替えていただいてのポチッとなります。ご迷惑をおかけいたしますが、引き続きご愛顧ください。

なお機種は最新の夏モデル。ケータイからは文字数制限などで投稿を避けていまして、今後はスマホからの投稿もあるかな。戸惑いながらいじっておりますが、馴染んでいけそうです。具体的な機種名は控えておきますが、乃木坂46が動機でないことは強調しておきましょうかw



さて、安田記念。

天候が微妙なので思考を止めている最中です。追い切りで調子のよさそうなウマはピックしていますので、あとは当日悩もうかなと。ガルボ、ストロングリターン、サダムパテック、コスモセンサー(!)、エイシンアポロン、シルポート。多いかな。アパパネ、エイシンアポロンはだいぶ復調気配ですしね。西園厩舎の3頭の仕上がりは素晴らしい限り。ただ、前日1番人気がサダムパテックで6.8倍というのはG1では珍しい倍率ですね。絞りこめるだけの要素に欠けている影響でしょう。中心馬不在を嘆くよりは、しっかり自分の目で絞り込む方に力を振り向けたいと思います。当日は府中に乗り込んで翻弄される予定ですw


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