2012.08.26


ローマンレジェンド、5連勝で重賞制覇。

4コーナーからは見ごたえがありましたねー。戦前から上位人気で仕方ない空気が漂うメンバーでしたが、岩田が捲り上げる瞬間から、予想を脇においてテンションが上がっておりました。やはりマッチレースは端的に訴えかけるものがありますね。

展開のポイントは哲三Jのペース判断だと思っていました。内からエーシンモアオバーが主張するはずですので、1コーナーまでにどのくらい追いかけるのか。楽に番手につけられるなら、ペースに蓋をしてレースのイニシアチブを取れるだろうと読んでいました。そうなったとしても岩田の積極的な仕掛けとローマンのスタミナが上回るかなー、というのが事前の見立てでした。

その1コーナーまでの哲三Jの所作。まぁまぁのスタートから被せるように3番手へ。1コーナー手前で一度見やってからローマンの前にはいっていきました。コーナーワークを利してぐっとシフトダウン。ローマンに蓋をした格好になりましたね。まさに「エスポ君が蹴り上げる砂を食らえ」的なシチュエーション。哲三さん、しっかりやってましたw いやいや、信頼できるとはこういう所作ですよw


レースラップです。
6.6-11.0-12.1-12.2-12.0-12.0-12.3-11.6-12.4。

逃げ馬と先行できるエスポワールの好調は追い切り映像で確認していましたので、ラップは比較的締まると読んでいました。実際、緩むところがありませんでしたね。仮にどこかで緩んだならその分仕掛けが早くなるはずですしね。結果的に、実力と仕上げがはっきりでた着差になったと受け取っています。


エスポワールシチー。

直線は斤量の差、でいいでしょう。抑えずに前でペースを受けた分、ラストのひと踏ん張りが利かなかったと思っています。斤量の分、全体的にラップを上げて急加速を求めないのも戦略のうち。悔しいなりに納得の2着だったのではないでしょうか。


サイレントメロディ。

追い切り映像を見た限り、疲れが残っていたかな、微妙に動きが固い印象でした。上位3頭扱いされていましたが、当日のプラス体重とパドックの様子で評価を下げました。その分追い切りのよかったヤマニンの評価を上げてしまったのがいけませんでしたねw


ヤマニンキングリー。

勝ったシリウスSは中間に13秒台が3つ並ぶ緩んだラップ。あふれるスタミナではなく終いの切れの鮮やかさが特徴ですから、それをどこで活かすか、今回乗り替わりの鞍上にはそのひと工夫が求められる、はずではなかったかなw 自分は3着だったグランドシチー、まで極端でなくても、ハイラップを外していつもより下がり目で競馬すると読んでしまいました。

エスポワールよりローマンよりスタミナで上回れる判断がなければ、1コーナーでエーシンの直後、2番手につけるという進め方にはならないと思うのですが、違うかな。4コーナーで落鉄というコメントがありましたが、着順を下げたのはもうひとつ、1コーナーまでのポジショニングだったと理解しています。



最後に。

週中に、帝王賞馬ゴルトブリッツの悲報。因果関係のない事象でも、秋の主役を失った無念はどうしてもこのレース結果を頼もしく見せてしまいます。外野は身勝手な期待をしちゃいますね。くしくも同じスペシャルウィーク産駒。このまま無事に仁川の舞台へ。ゴリさんの分も、期待しています。



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2012.08.24


昨夜の話。

Juddmonte InternationalでFrankelが7馬身差の圧勝。強かったですねー。自分はリアルタイムからは若干遅れて映像を確認しました。Juddmonte FarmsさんがYouTubeのリンクをツイートしていまして、リツイートで確認できました。いやー正直便利w Juddmonte Farmsさんのツイートのコメントは以下。誇らしげな一言です。
Just so you can enjoy it again


これまでより2ハロンの距離延長が話題になっていましたが、問題なかったですね。直線は外ラチに進路を絞られながら馬なりで進路を確保しつつ先頭を伺う勢い(あの馬なり追走はちょーかっこいい!)。仕掛けてからはいつものようにバビューンと後続を置き去りにしましたから、懸念を払しょくした格好ですね。

若干出負け気味のスタートからおっつけた瞬間は、抑えが効いたとしても力んだ追走になってしまうのかと思いましたが、最後の爆発力を観る限り、いらぬ心配だったようです。Queen Anne Stakesの速いペースを楽に追走するイメージがあったのでレース前には「遅く走れるか」がテーマになるのかなーなどと思っていました。短絡的な発想だったかな。

直線に向く時の馬群の隊列。フランケル・シフトという言葉が適当な気がしています。芝の掘れ方を観る限り、比較的馬場の中央がよい状態だったようですが「真ん中はとおさねぇ」的な馬群に見えましたw いや、これくらいは抵抗しないとダメっすよ。

あー、2着Farhhが野心的に仕掛けるところをチャンピオンの貫録でいなす画から連想。着差はないですが、タイキシャトルの京王杯がそんな感じだったと記憶しています。オースミタイクーンがかわいそうな件、ですねw


このあとは凱旋門賞?で色めき立っていたTLですが、どうやら次走はAscotのQIPCO Champion Stakesになる公算が高いのかな。確かにさらに距離延長して無敗記録が途絶えてしまうより…、という考え方は一理あります。有終の美という発想はどこでも同じ、でしょうか。でもCamelotやOrfevreが一堂に会するArcなら、事前の盛り上がりは果てしないですけどね!

…Orfevreに関してはカタカナでいいですねw ピュアに書いてしまったのでそのまま残しますw

あー、先ほどの連想ついでですが、大川慶次郎さんがタイキシャトル陣営に有馬記念を進めていたのを思い出しました。こちらは距離延長のリスクはとりませんでしたが、有終の美ではありませんでしたね。


一方でトレーナーのSir Henry Cecilの体調も心配です。以下のニュースを観る限り、2006年あたりから闘病生活が続いていたのですね。。。 人馬ともに無事にキャンペーンが終えられるよう願っています。
Frankel wins York's Juddmonte International to remain unbeaten


最後に。

Frankelのサイトを発見しました!あるんですねー。
FRANKEL Horse Racing's New Superstar

例えばオルフェーヴルとか、こうしたサイトはないですよね。以前ならジャングルポケットのサイトはあったように記憶しています。日本でも現役馬のアピール方法として一考の余地はあるように思いましたが、どうでしょうね。

ちょっとやり過ぎ感があるのは「Horses beaten by Frankel」というページ。フランケルに負けたウマたち一覧ってアリなんですかねw もちろんGrand Prix Bossも紹介されていますw 瞬間的にネプチューンマンのマスク狩りが浮かんじゃったのはもう世代のなせる業ということでw

まぁ、パーフェクト超人みたいなものじゃないですかw


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2012.08.19


フミノイマージン、捲り切りました。

スタートから少しずつポジションを下げる展開。残り800m付近から仕掛けて4コーナーは大捲り。マイネルスターリーが早めに捲り上げた分を加味しても、前の有力馬が残るペースと思ってみていましたので、フミノの4コーナーはテンション上がりましたねー。太宰に手が戻って大正解でした。脚の使い方をよく心得ているからこその勝利と思っています。

レースラップです。
12.8-10.6-11.6-12.2-12.3-12.3-11.7-12.0-11.4-11.8。

残り800からのペースアップで、前々で運んだ馬は苦しくなったでしょうか。ヒルノダムールもここでは動きませんでした。勝ち馬はここで捲くっていくのですからたいしたもの。体調も上々だったのでしょう。

ヒルノもダークシャドウも、追い切りパドックともにびしっとした出来には映りませんでした。フジの中継で細江さんが指摘していたとおり、ダークシャドウは前捌きが固い印象。相対的にヒルノのほうが仕上がっていたように見えましたが、より決め手で上回るウマに惜敗、などというイメージが湧いていました。

予想は、前々で運ぶならネオヴァンドーム、差し向きならフミノイマージンと絞り込んで、後半のラップが締まるという読みからフミノ本命にしました。ダークシャドウを低く見積もった分リターンは少なめになりましたが、馬単でしとめることができました。ふー。いやいや、収支も大事ですねw

レース後のインタビュー。鞍上のうっすらとした涙。再び手が戻るまでの時間は長かったでしょうか。乗り替わりの事情は伝わってきていませんが、たった今いい仕事をしたことは伝わってきました。でもなー、「思い入れのあるレースだったんじゃないですか」というインタビュアーの振り。その字面だと「札幌は初めてなので」と返してしまいますよね。「手が戻って期するところはあったのでは?」という聞きたいことは明らかなのに、それを引き出せなかったインタビュアーの失策。とてももったいなかったです。


ヒルノダムール。

軽快に見せたウマなりでの追い切り。悪くはない仕上がりと見ていましたので、ダークシャドウを捉えられなかったのはちょっと心象がよろしくなく。天皇賞のパフォーマンスから比べれば上々、なのでしょうが、秋のG1となると。。。 このあとのローテーションはどうなるでしょう。ちょっと手探り感が増したように思います。勝手な妄想ですが、コックスプレートとかメルボルンCとか。見てみたいですけどねー。


ハナズゴール。

1コーナー付近でインにはいってからは、田辺ならではの進め方だったように思います。4コーナーまで慌てませんでしたねー。初の古馬との手合わせ。セックスアロウワンスを差し引いても、最後の伸び脚からして距離への目処は立ったのではないでしょうか。問題は京都内回りというロケーションと、2冠馬の存在になりますね。


ダークシャドウ。

前々で運ぶとは思いませんでした。これは鞍上の好判断だとみています。これまで通り中団から運んでいたら、ハナズゴールのような展開に陥っていた可能性を感じています。前捌きの固さからして、控えていてもいつもの切れ味を引き出せたかはちょっと疑わしく。馬なり中心の調整過程からすると夏負け気味だったかもしれません。このあたりのマイナス要因を鞍上の先行策がフォローした形だと理解しています。レース後が順調なら、前向きに秋のG1を迎えられるのではないでしょうか。天皇賞へ直行かな。期待値が増しております。


なにより福永の変化。

アメリカ遠征からのスポット参戦。日曜のレースをざっとレビューしていったのですが、どうやら向こうで得た感覚を試しているように見えました。いつもより前へポジショニングすること、そのためにスタートを意識してだすこと。アナスタシアブルー、セレブリティ、そしてダークシャドウ。負荷を少なくかつ有利なポジションを確保する新たな模索を見て取れたと、超ポジティヴに解釈しているところです。前で受ける福永かー。

いい印象に至っている理由のひとつは最終のアドマイヤセプター。内枠から好スタートを決めて先行する意思を示しつつ、200m行かないタイミングですっと控えました。前半のラップは、6.9-11.3-11.5。ペースを見極めて控える姿は、単に先行策を試すだけでない冷静さが窺えるポイントと思っています。

スタートが決まっているんですよね。最初の1歩をだす際の重心移動や手綱の持ち方など、遠征前との違って見えました。ダークシャドウのスタートも拳を引かずに上げることで無理なく首を使わせていたような。道中の膝の使い方といい、ちょっとずつですが以前と違う気がしています。誰か解説してくれないかなーw


ロジユニヴァース。

追い切りの動き。直線に向いてから加速するまで、そして加速の度合いから、これまでの筋力が戻るところまでも達していない認識でした。というより、よくここまで立ち直ったというところなのでしょう。レースぶりを見る限り、今後の立て直しは。。。 不良馬場のダービーはかくも厳しいものだったのでしょうか。昨今の種牡馬事情もあるでしょうが、引き際、になってもおかしくはないと思っています。



最後に。

アクシオンがこの札幌記念で引退。これでサンデーサイレンス直仔の競走馬登録がゼロになるそうです。くしくも今日はサンデーの命日。象徴的な区切りとなりました。複数の雑誌でサンデーを振り返る記事を目にしています。まだ見出しだけの雑誌もありますので、時間を作って読まないといけないなー。そろそろサンデーのインブリードも見かけるようになりましたし。時代は移っていきますね。


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2012.08.19


小ネタ。

金曜は職場のみなさまと大井へ。今回は同じ部署の役職付きの皆さまで繰り出しました。役付きが全員勢い込んで定時退社する姿は奇異だったでしょうねw いいんです(華丸さん調でねw)。定時退社は決しておかしなことではありませんよ。ええ、もちろん。

9、10、11レースと都合3レースを、パドック→返し馬→レースとローテーションできました。ビギナーズラック、あるものですねー。競馬デビューの2名が2名とも的中w 直接の上司に至っては3レース総て的中、掛け金が約2倍になりました。食い気味にパドックや券売機へ向かう様はもうダメな予感満載でしたw よかったよかったw


そのあと流れたお店では「トータルでどれくらい儲かってるの(損してるの)?」という定番の受け答え。どれだけマイナスかこわくて把握していない的な社交辞令トークを挟みつつ、そういやホントに把握するつもりがない自分に気がついてみたり。

なんというか、身も蓋もないんですが、競馬を「趣味」でやってるからこんな質問に違和感を覚えたりしているんでしょうね。趣味って、収支よりも満足のためにどれだけお金を「使う」か、という価値が先行しやすいですものね。馬券を買うときにはその分「使う」つもりで買っていますし。などと、自然と自分がとっていた立ち振る舞い方を改めて振り返ったりしていました。いろいろな場面で気づきがあるものです。



最終11レースは、1番人気のリボルトレイダーが内から主張してハナへ。これを戸崎キーパーが3番手から4コーナーを待たずに捕まえにいく展開。ラップは以下の通りでした。

12.5-12.2-13.5-13.1-12.1-12.4-13.0-13.0-13.8

スタートダッシュががっつり、1コーナー過ぎでドンと息が入るも、向こう正面からは2番手からつつかれるという1番人気。ラップの緩急が強すぎましたし、ペースアップのポイントがだいぶ手前でしたからね、さすがにラストまで持ちませんでした。これをつかず離れず追走したキーパーも早めに仕掛けてセーフティリードを取る戦略しか手がなくなってしまった格好。深めのブリンカーはこの場合かえって、だったでしょうか。その分、その後ろで虎視眈々とした3番人気デヴィルズサンダーに向いた流れになりました。

やりあった2頭を残り100で差し切る展開。ビギナーにも端的に訴えかける見栄えになりました。ゴール手前に陣取っていたので、差し切る姿をかなり近くで見ることが出来ましたしね。後は10年選手がしっかり馬券を取っていればねーw


相変わらず初心者の方のエスコートには戸惑いを感じるばかりなのですが、今回は魅せるレースに助けられました。ちゃんと説明もしましたよ。仕掛けどころとかスタミナとかガス欠とかw こういうレースだと言葉も駆使しやすかったですね。なんだかんだで熱は伝わったようです、よかった。もろもろ好印象な夜でした。


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2012.08.13


ドナウブルー、快勝でした。

いやー、前で折り合えるって大事ですね。日中、所用で映像を観たのは夜になってからだったのですが、スタートして1ハロンで2、3番手が残る予感がする画。有力馬がさっと馬群に蓋をしたため長い向こう正面でそのまま隊列が決まってスローのまま4コーナーまで行くんだろうなー、という予感ですね。ホエールキャプチャのヴィクトリアマイルを思い出しました。あの時はドナウブルー、2着してましたものね。ぴったりの展開だったという理解に至っております。

エーシンリターンズは買っていたんですが、内枠重視でアスカトップレディへ手を伸ばしてしまいまして。素直に京都牝馬の序列と、そして内田Jを信頼すべきでしたw


レースラップです。
12.2-10.9-11.9-12.0-11.7-11.1-10.4-11.3。

最後の1ハロンは1秒近く落ちていますので、ゴール手前の失速の程度が勝敗を分けることになったようです。個体の特長の差が出たのかな。自分の感じ方ですが、キンカメのパワーよりディープのフォームが、平坦コースでのスピード維持には向いていたのかなと。ジョッキーの差?うーん、いや、でも、エーシンの仕掛けのタイミングには納得感ありましたよ。

うまく立ち回ったというなら3着のスピリタスでしょう。終始内々をキープして直線向いてからの落ち着いたシフトアップ。マイネイザベルの内から綺麗に抜けてきました。前走、前々で運んだウマの経験も後押ししているでしょうが、あまり新潟で乗っているイメージのないジョッキーですしね。映像を見直して感嘆した格好です。


最後に。

2年前のレッツゴーキリシマの関屋記念。1、2、3着のジョッキーは今年も1、2、4着に入線。ディフェンディングチャンピオンが3頭出走していましたが、ジョッキーの方もリピーター感が出てくるなら今後は要注意かもしれません。はい、適当なコメントで失礼しましたw

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2012.08.12
ようやく観ました。

競走馬をテーマにした映画はそんなに多くないことも期待値があがっていた理由なのですが、夏季休暇は青森に費やしてしまったこともあり、なかなか観る時間が取れずじまいでした。いや、2時間の余裕が全くなかったわけではないのですが、何でもいいから観るというのも居心地がよろしくないものでして。映画に向かう気分も重要なポイントだったりしています。発売日に買った意味はすっかり失われていますねw


馬主のお話。

率直な感想です。映画のクオリティをうんぬんするのではなく、コンセプトの話ですね。歴史的な競走馬のドキュメンタリーという視点はそこまで強くない印象でした。家庭を支える妻であり母である主人公が馬主という立場や社会現象となる競走馬の存在を引き受けていくヒューマンドラマ、といった方がピントが合うように思います。セクレタリアトは彼女の期待や変化の象徴として描かれているようにも見えました。

セクレタリアトの3冠以前は、周囲の反対を押し切りながら馬主を続けていく姿が描かれます。不協和音を生みながらなお馬主であることにこだわる所以、それは彼女の自己実現への欲求であり、執念であり、それがセクレタリアトへ投影されていきます。3冠馬の映画タイトルに隠れていますが、こちらが主要なテーマなのでしょうね。シンジケートにひとが集まらず、彼女があきらめないと訴える納屋のシーンでその「澱」は際立って示唆されています。

映画を観る前の構えとは違うバランスでしたので補正しながら観ることなったのですが、馬主としての苦悩や決断を垣間見ることができたようで、かえって面白かったですね。


年輪にグッとくる。

3冠のかかったベルモントSの前夜祭。映画全体ではかなり後半ですね。記録のかかるレースを控えてこれまでを讃え合う調教師と馬主、というシーンがあるのですが、調教師のセリフに印象的なものがありました。字幕の日本語を引用します。

馬主が誰でも馬には関係ないと思ってた
でもただの馬じゃない
セクレタリアトだ



また反芻して泣きそうですw 相当感激屋さんなのかなーw でなきゃ競馬も続いてないでしょうしねw ここで理由を解説してしまうと読まれた方は「あーだから泣いたのねお安いひとw」みたいにロジカルに納得するシーンになってしまうので、割愛しておきます。非常に綺麗なシーンです。是非ご覧ください。


孤独。

同じ前夜祭のシーンで離れて暮らしている主人公の家族(夫、子供4人)が招かれているのですが、その家族を見守る姿もまた印象的でした。彼女の孤独を端的に示すよう仕組まれています。セクレタリアトの活躍で「お母さん、すごい!」と一見評価されてはいるのですが、家族の温かい環から距離をとってしまった事実が変わらずに存在することを暗に示すシーンでした。男社会にうってでる女性の姿。引き換え、という言葉がついてまわるやりきれない感覚がありました。


レースシーン。

迫力のローアングルです。中京競馬場の試乗の際にジョッキー視点の映像が公開されていましたが、あれよりも断然迫力がありましたw 比較対象がおかしいかなw 馬群の後方を外からまくるシーンでの土の飛び方とか、レースの厳しさを伝えるのにローアングルの多用が効果を出していると思います。また、ゲートでスタートを待つ間のアップがとても印象的。栗毛のたてがみと手綱を束ねてギュッと握るカットや、ビックレッドの片目をアップしたカットは特有のフェティシズムをお持ちでないあなたにもおすすめですw


ボーナス・コンテンツ。

Blu-rayの特典として、主人公のモデルとなった実際の馬主ペニー・チェネリーと監督のランダル・ウォレスの対談が収録されていますが、これが自分には非常に重要な内容でした。上記の引用したセリフについても孤独の件についても、この対談で触れられていました。ちょっとだけ触れると、引用したセリフは監督が付け足したそうです。監督曰く「真実であったと思います」と。調教師本人の発した事実があるかどうかは問題ではないですね。改めてじわーっと感激した瞬間でした。なお、対談ではその付け足しをどう思います?と問いかける流れになっています。


感激ばかりではなく。

3冠達成のカタルシスを前提にした苦悩の描き方、その重みづけは確かに難しいのでしょうが、結果が知れていなければ単に無謀な馬主1年生としか映らない見せ方、とか。セクレタリアトの活躍でなにもかもうまくいったように受け取れてしまう結末は大丈夫なのか、とか。ご都合主義ではないですが、馬主としての苦悩や軋轢の提示が不十分に感じました。このあたりディズニー映画にいれるツッコミじゃないよ、みたいな不文律があったらごめんなさいなのですが。


ただ、競走馬に魅せられたひとの思いの託し方という観点では、清濁合わせてうまく描かれているように思いました。「シービスケット」との切り取り方の違いを噛み分けてみるのも面白いかもしれません。おすすめです。

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2012.08.08


前回の記事に引き続き、青森の話です。

一番のお目当ては、昨秋に青森に移ったフサイチコンコルドでした。個人牧場に移ったとの報道がありましたので、いったんふるさと案内所に問い合わせして、牧場の方と直接連絡をとるよう案内をいただきました。あくまで個人宅ですので、断られてもやむを得ない訪問できても細やかな配慮が必要だろうと努めて堅苦しく構えていたのですが、もう全然w 結果的にはこちらが構えすぎていましたね。問い合わせの電話口からもう朗らかなトーンでして。近くまで迎えに来ていただいたことに始まり、大変丁寧におもてなしをいただきました。

お伺いした時間帯がアレだったため、ちょうど集中豪雨を連れてきてしまった格好になりまして、世間話をしながら雨が落ち着くまで待つことになりました。いろいろ話したなーw 道に迷わなかったかとか、飼い猫(15匹くらい!)がおりこうさんな話とか、訪ねてきたファンは自分で3人目とか、北海道への種付はフェリーで7、8時間とか、1歳馬の歯を平らに削る話とか(飼い食いに影響する場合があるそうです)、セリ市の現状とか、etc…。思えば無粋な質問もあったはずなのですが、とても朗らかに受け止めていただいたように思います。恐縮と感謝が入り混じりながらの楽しい時間でした。

その間にコンコルドの話も聞きました。もともとは功労馬としての引き取りだったようです。青森に連れてきた後に、種付できないかという相談が重なったために種牡馬続行を決めたとのことでした。お聞きした限りではブルーコンコルドの好印象があるようですね。ほど近い盛岡での南部杯3連覇。インパクトあっても不思議ないですね。地元のニーズに応える柔軟な判断があって、結果、今年20頭に届かない数で種付したとのことでした(正式な記録はまだかな)。引退の判断から考えれば、もう上々でございます。なお、19歳の年齢からすればパフォーマンス(種付回数や受胎率)に影響が出そうなものですが、ほとんどが1回でとまったそうで、とても優秀w やっぱり、元気があれば何でもできますねw

昨秋書いた記事が以下です。思ったより楽観的なトーンでしたね、自分。
フサイチコンコルド種牡馬引退


雨が小降りになったのを見計らって、厩舎に向かいました。ガラガラと馬房のドアを開けると飼い葉桶に顔を突っ込んでいる鹿毛が。ツーテンポくらい遅れて顔を上げると完全に耳を絞る様子。飯のジャマをするなということですねw 湿った情緒などない再会の瞬間でございました。元気そうでよかった。以前より若干カラダはさびしく映りましたが、加齢もあり、30度越えの日が続いたこともあり、種付もアテ馬もこなしたそうで、なかなかハードな春だったことが影響しているようでした。でもまぁ旺盛な食欲を見ていますからねw 食べ終わったらこんな感じでちょっかいモードに。元気元気。

Fusaichi Concorde


馬房の前でもいろいろ伺いました。あぶが嫌いなこと(けっこう神経質?)、その日初めてあげたとうもろこしの皮に見向きもしていないこと(好き嫌いはいけませんねw)、両前の動きに現役時の故障の余韻を感じる時があること(真っ直ぐ立って食べてましたけどね)、そして注射が嫌いなこと。おや?約1年の故障期間を支えたのは治療に対する我慢強さだとばかり思っていました。実際は「獣医さん来るとまぁーうるさいうるさい」だそうです。なーんだ、自分の勝手な先入観だったかー。

ご厚意に完全に甘える形で、馬房の前で引き綱をつけて2ショット写真を撮っていただきました。もうね、あの至福感のまま人生が終わるなら本望ですわw ぽよっとしたダービー馬と口取りでもないのにご満悦な35歳が並んだ1枚は、もちろん非公開でw えぇえぇ、家宝にいたしますとも。



思い入れの整理。

牧場にお邪魔していた時も、その前後でもそうなのですが、やはりあのダービーのイメージと実物がきれいに重ならないんですよね。別物だと割り切るのも違う気がしていまして。翻せば、ことさらにこちらの経験、興奮の余韻を投影し続けることもまた妥当ではないのでしょうね。ただ、今回の訪問でようやく、その距離感をそのままに少し飲み下すことができたように思っています。競馬という舞台装置があってはじめて競走馬が全力疾走できるのだなーというごく当たり前の感慨。コンちゃん(って呼ばれてました)の鼻先をゆるいグーでぐにぐにやりながら、もう音速では走れないよなーなどというベタな繰り言は飲み込むことにしました。



さて、隣りの馬房にはスターキングマン。いました。ふるさと案内所のHPでその名を見た時にはびっくりしましたねー。3馬身差の東京大賞典制覇も、インを掬ってカネヒキリ、シーキングザダイヤと接戦した府中のJCダートも生で観ていました。知らない人は知らないような気がしてきました。ダービーグランプリでゴールドアリュールの2着、といえばもう少しイメージしやすい、調べやすいでしょうか。先に挙げたウマに加えて、アドマイヤドン。チャンピオンが入れ替わりで目の上のたんこぶとなった印象があります。ライバル関係次第ではG1を複数取っていた、かもしれませんね。

コンコルドより落ち着いていましたよw ちょっと夏負けのサインが目の周りに見えました。栗毛の分目立っていたかな。やはり今年の気候は応えるのでしょう。こちらも種馬、今年も種付を行ったそうです。青森ではCealeonとKingmamboのG1馬が種付できますよーという宣伝を一応しておきましょうw


また、別棟には繁殖が4頭ほど。仔馬と合わせて見せていただきました。一応このあたりは割愛しておきますね。あー、テーマ問わず、もっとざっくばらんにいろいろ話を伺っているのですが、あちらのビジネスに触らない配慮も必要と思いますのである程度抑えて書くことはご容赦いただければと(これまでの件は大丈夫、のはず)。



最後に。

厩舎を出てからも話は尽きず。その中で印象的だったのは、ダービー馬が青森に来たのはカツラノハイセイコ以来という話。それを語る姿がちょっとだけ誇らしげに見えたんですよね。そのちょっとの加減が心地よいバランスに見えました。もともと功労馬として迎えるつもりだった腹づもりも含めて、信頼に足るひとと場所に来れたのかなーと思う瞬間でした。終の棲家、かもしれませんからね。結果的に、安心感が何よりの手土産となりました。本当に有難うございました。

いや、いまもって種牡馬ですからね、余生を語るには早いです。今年の南関クラシックにもエミーズパラダイスがいましたしね。個人的な思い入れもここまできたかーとよくわからない感慨も持ちつつ、まだまだ、期待しています。




競馬という意味では、蛇足。

たまたまチャンネルを回していたら「タビノイロ。~旅美人への手紙~」というフジのミニ番組(5分番組、でいいのかな)で奥入瀬渓流を取り上げていました。偶然にしては出来過ぎたタイミング。前回の記事で触れた通り、まさに生で観た景色なんですよね。紹介していたのは元ももクロの早見あかりさん。あかりんも翡翠色の渓流もきれいでしたねーw こちらもまた行きたいと思っています。

※放送各回の記事は一定期間で削除されるそうですが、一応リンクを載せておきます。旅の思い出代わりに。
タビノイロ。~旅美人への手紙~ #89 十和田市


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2012.08.07


只今、八戸におります。

日曜の夜に深夜バスに乗り、翌朝に八戸に入りました。開いていたドトールでさくっと朝ごはんをして、すぐにレンタカーで七戸に向かいました。夏季休暇という仕組みは素晴らしいですねw 午前午後と1件ずづ種馬を預かる場所を訪問できました。すさまじい豪雨と落雷があったのですが、ほぼ予定通りのスケジュールで進めたのは上出来でした。

さらに、牧場訪問の合間に思いつきで奥入瀬渓流から十和田湖まで車を進めてみました。渓流の飛沫に逆らいながら、淡く深い緑に包まれた長い道を抜けると、眼前に広がった湖に強い雨が降り始めておりましたw やっべー牧場行かなきゃ、とあわてて引き返す感じw あまり情緒たっぷりとはいきませんでしたので、今度は渓流の緑を目的にもう一度来てもよいなーと思っています。まぁ、終始リラックスした道程でした。

そしていましがた気づいたのですが、ねぶた祭りをいっさい認識していなかったという。明日7日までだったのかー。道理で帰りの新幹線になかなか空席がなかったわけですね。はいもちろん、お祭り<馬、ですからね、行かない見込みでございます。



さて、七戸の東北案内所。

ふるさと案内所の東北版ですね。日本軽種馬協会の七戸種馬場が併設されていまして、午前のお目当てはこちらでした。現在はキャプテンスティーヴ、ロドリゴデトリアーノ、アラムシャーの3頭がいまして、着いた早々に順にみせていただきました。

リンクは以下です。
日本軽種馬協会七戸種馬場

一番年長のロドリゴデトリアーノも元気でしたねー。寝ていたのかちょっと目やにが多かったかなw 今年の種付はキャプテンスティーヴが最も多く、一番相手が少なくなってしまったのがアラムシャーで2頭だったそうです。個人的にアラムシャーが一番のお目当てでしたので、ちょっと残念な情報でしたけどね。実際のアラムシャーはキングジョージの記憶からしてかなり小さい馬体でした。でも存在感あったなー。

Alamshar

こちらが馬房の前に立ってもしばらくは隅の方で向こうを向いていたのですが、場長さんと話しているうちにこちらに近づいてきまして。写真はちょうど近づくところですね。この後、軽くこちらに顔を出してご挨拶して(鼻面をさらっとなでさせる感じ)また馬房の隅に戻っていきました。ようきたな、という若干ぶっきらぼうかつシャイに映る感じが、ちょっとかっこよかったですねw



ひと月前から案内所に見学の相談をしていまして、事務局の方にはその都度丁寧に対応していただきました。訪れた際もこれまで連絡を取っていた際のイメージそのまま、丁寧にご対応いただきました。初めて青森を訪れたこともあり、非常に助かった旨お礼をお伝えして、おいとまいたしました。北海道の量にはさすがに及びませんが、厩舎もきれいで、非常に気持ちの良い訪問になりました。ありがとうございました。



さて、午後に訪れたお目当ての馬については、別の投稿で。

長くなりそうなのと、いまいま晩酌中でしてw いや、買い出ししたお刺身がやばくってですねw 疲れも背中を押しているせいか、いい感じでふわーっとしておりますのです。今書いてもいつも以上にまとまりがなくなってしまいそうですので、明日落ち着いて取り掛かろうと思っています。



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2012.08.05

エクスペディションが力強く決めました。

明日の準備もろもろあって、いまいまはくっと結果をみた状態です。エクスペディションの適性と浜中の適性がしっかり足し算されたなー、という第一印象。仕掛けを待つのではなく、自分で仕掛けるタイミングを決めていたように見えました。応えるだけの馬だった、というより応えられるだけの馬がまわってくると言い換えた方がよいのかな。決して嵌まったのではなく、鞍上がきっちり導いた結果と思っています。リーディングぽくなってきました。

レースラップです。
12.2-10.7-11.6-12.5-12.0-11.8-11.6-11.6-11.7-11.6。

後半はよどみないペースでラストまでラップが落ちない展開。平均的な小倉記念のイメージはこんなバランスですが、これを自分から仕掛けて勝ちきっていますから、やはり小倉は得意としているのでしょう。秋の目標がどのあたりになるか、続報が楽しみです。

勝ち馬以外に気になったのは、よくもってくるなーさすがだなーと思ったナリタクリスタルと、内枠で立ち回れたらもっと楽しめたはずのゲシュタルトあたり。中井J、初勝利の中京逃げ切りから気にしております。


さて、そろそろ出発。詳しくは明日に書こうと思います。
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2012.08.02


直接競馬ネタでない投稿になります。

ときどきチェックしているPRESIDENT Onlineで興味深い書評を見つけましたので、取り上げておこうと思いました。「一流の発想法・勉強法」というコーナーのタイトルのつけ方にはちょっと鼻につくものを覚えたりしているのですが、コンテンツの内容は別ということで。あー、自分は経済や経営に強いひとでは全くありません。見聞を広める目的であちこち拾い読みしている程度ですので、そのあたりはご容赦をいただきたく。

『ストラテジストにさよならを』 楠木 建の「戦略読書日記」【第16回】

「ストラテジストにさよならを」という個人投資家向けの指南書についての紹介記事です。個人投資をテーマにする記事はそこから経済の話を平易に読み進められる経験が多くあり、今回もその期待から読み始めたのですが、ストラテジスト=競馬予想家と置き換えてしまったのがいけませんでしたw いろいろ競馬に置き換えながら読み進めると面白くなってきてしまい。特に以下の要約文にハマってしまいました。

「予想」という「できるわけがないこと」を求められているのがストラテジストだという、身も蓋もない結論である。


ひどいわw 身も蓋もないわw でも合ってるねw そう考えるとどちらの立場もよく職業として成り立っているなーなどと思いつつ、できるわけがないことに素人が挑むとき、こうした存在が頼もしく映るのかなーとも思って見たり。


書評を読む限り紹介されている本は、極めて当たり前のことを当たり前に語っているがゆえにエッジが効いた内容となっているようです。この記事を書かれた方もそこに魅力を覚えているようです。以下、書評の中から自分が膝を打ったストロングリターンなセンテンスを引用します。

著者も含めてこうした専門家は、市場の予測能力という点ではみんな似たり寄ったりだという。本当に抜きん出ることができる人がいたとしたら、他人にアドバイスなどせず、自分で相場を張って儲けているはずだ。


これはもうそのまま。回収率100%を超える恒久的なメソッドが本当に見つかったのなら、不特定多数に公開なんてしないでしょうからね。

細かい手数を繰り返すことで長期的に銘柄をしぼりこんでいき、じっくりとポートフォリオを最適化していく。もちろん、「このとおりやっても成功するかどうかは(当然のことながら)わからない」とつけ加えることを著者は忘れない。


これは一定の精度をもった方法論を細かく補正しながら長期的に勝負を続ける、と言い換えができるでしょうか。成功するかわからないのはどちらも同じ、ですね。

投資において理論はとても重要である。これが著者に一貫したスタンスだ。著者がいう「理論」というのは、「相場に対する構え」なり「投資哲学」「大局観」を意味している。そういうものが背後にあって判断を繰り返していくのと、まったくのドタ勘勝負を重ねるのとでは、長期的に見て結果は違ってくる。究極的には「株式とは何か」「市場とは何か」を自分のスタンスで突き詰めるしかないという話である。


これが一番余韻を残すフレーズでした。はい、もろもろ競馬に置き換えて読んでみてください。

地に足をつけて、謙虚に、現実的に市場とつきあう。大負けすることを避けながら投資というゲームに参加し続ける。それを続けていけば、相場が勝手にブレる。結果的に独自のポジションがとれるようになる。これが、著者の考える「長期投資」である。


ここが肝心な要旨になるでしょうか。扇情的なストラテジストの言葉より自分のスタンスをじっくり醸成する方を推奨する、という結論に至っているようです。



こちらは競馬のブログでしたねw

このまま引用しててもアレですし、競馬と結びついたからこそポストしていますので、競馬とストラテジストの関係について、思ったこと。投資家向けのストラテジストに対する上記の批判は、そのまま競馬にはトレースできないと感じています。

端的に言うと、競馬予想にストラテジストは必要と思います。濫立しているくらいでちょうどいい。さよなら、なんてとんでもないです。ですので「競馬ストラテジー」的なブログももちろん推奨でございますw ん?

競馬は株や為替の投資とは少々異なると思うんですよね。確かに金銭的なリターンという点は共通ですが、あくまでこちらはギャンブルであって、エンターテインメントであって。株式や為替市場などの不確実性とレースや競走馬の不確実性には、けっこうなギャップがあると感じています。ロジカルに語れるほどうまくまとまっていないのですが、少なくともウマとは「約束」ができませんし「利益」も求めませんからね。

ギャンブルでありエンターテインメントであるがゆえに、あえて不確実性を煽るようなスポーツ紙の記事や、先入観や思い入れたっぷりの心情予想など、ストラテジーから遠く離れていることが明白なスタンスであっても大きく許容されうるのだと考えています。そうした雑多な参加者が厚みをもったベッティングをするからこそ、ある方法論を究めようとする予想家のストラテジーが光るのだと思っています。

一方、自分の買い方。借りてきた予想ではなく、自分なりの着眼で結論をだすことにこだわっているのもいまさらながら腑に落ちているところです。たぶん「当てたい」のではなく「わかりたい」し「読み切りたい」んですね。普段から大きく賭けないのも、当たった金額の大きさであまり興奮しないのも、外れて損をしても気に留めないレースがあったりするのもそのせいかなと。見る人から見れば単なる養分かもしれませんが、前向きに取り組めていることは何よりではないでしょうか。長く楽しむポイントと心得ます。まぁ好奇心と探究心にあふれた養分ということになるでしょうかねw



最後に。

紹介されている本、まだ読んではいません。競馬と対照しながら読み進めるなら、個人投資をもくろむひとより面白く読めるかもしれませんので、時間を見つけて読もうかなと思っています。なかなか扇情的な書評に出会うことができましたw


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