2013.02.25


ずいぶん時期がずれてしまったようにも思いますが、ようやく落ち着いて味わう時間ができたので改めて。

安藤勝己、引退。「パイオニア」としての総括はあちこちの記事で確認しました。大きな文脈の中での価値づけはこれからも繰り返し語られることで強化されていくのでしょう。本人の口からはたまたま最初が自分だったんだという、謙遜に満ちたコメント。…まぁ、いい意味で多少天然の可能性も否定できないのですがw


netkeibaのデータベースが一番フリカエリに適していました。年度別、着順別の成績を眺めながら「あったねー」などと浸っておりました。ひととおり予想がまとまってきたあたりでやってくる漠とした怖さ。でもアンカツだからなぁ、という見限れない感じ。この感じが自分のアンカツ像でした。中央の累計で連対率3割、複勝率で4割を超えてきますからね。数字もそれを裏付けているようです。
安藤勝己の年度別成績|競馬データベース - netkeiba.com

キングカメハメハもダイワスカーレットもビリーヴもグラップユアハートも思い出深いですね。そう、スズカマンボも懐かしい。あの天皇賞(春)はトウショウナイト1頭軸の渾身の3連複BOX。アンカツだからなぁ、という理由で相手に含めたのは覚えていますよ。1、2、3着がすべて相手にはいっていてのトウショウナイト4着。ホント懐かしいですね。。。



個人的に印象深いレースは2007年日経新春杯、トウカイワイルド。当時はゴール直後呆気に取られていました。内からなんかきたけど何だ?という感じでしたね。

1番人気はアドマイヤフジ。この時点で懐かしさ満載ですね。アンカツのトウカイワイルドは5番人気、3番枠から中団インベタの戦略でした。ラップは以下の通り。

12.5-11.2-11.0-13.0-12.8-13.0-13.8-12.8-11.7-11.7-11.6-12.3

3コーナー過ぎで逃げたサイレントディールが後続に追いつかれペースがあがる展開。残り4ハロンからのスパートだったのはラップで見て取れます。今見れば各馬ラストで脚があがるのは道理なのですが、それでも当時の自分はアドマイヤフジにピントを合わせておりました。

トウカイワイルドのコーナー順位は9-7-10-6。改めて見返したのですが4コーナー手前の下りではほぼ最後方。鞍上の動きを見る限りはブレーキを踏んだのではなくアクセルを踏まなかったようです。自然、位置取りは下がり、直線でインをついて巻き返すような末脚につながりました。エクイターフで前受けが定石化しつつある昨今、こんな乗り方はなかなかお目にかかれないでしょうね。なんといいますか、展開に嵌まるという表現がありますが、この場合は展開に嵌めるといった方がよいでしょうか。



仕掛けるポイントをずらす騎乗。戦略的に理解できてもレースで実践するためのメンタルはそうそう養えるものではないでしょう。色気を出さずに勝負するメンタリティ。武豊TV!IIでは悟りの境地とジョークになっていましたけどねw

例えば、ブエナビスタの後方待機策。この間のフェブラリーS後に開かれたトークショーの中でも岡部さんが熱く質問していましたが、ブエナビスタがスピード一辺倒のタイプにならなかったのはこのアンカツの見立てが大きかったようです。当時は結果が出ているからという理由で頑なと映るほどに待機策を変えませんでした。乗り替わり後の脚質の幅はアンカツの仕込みがあってこそ、なのでしょうね。

亀谷敬正さんの著作「安藤勝己の頭脳」ではアンカツ本人の言葉で騎乗馬とレースに対する捉え方が様々に解説されているはずです。はず、になってしまうのは、部屋を探したのですがないんですよねー。買って読んだのは間違いないのですが困ったものです。読み返したいので頑張って探しますよーw 亀谷さんは競馬王でダビスタをやりこんでいたイメージが強いのですが(古い話で恐縮です)、2007年の著作は非常に有意義な議論だと思っています。すばらしい仕事に感謝。おすすめです。
Amazon.co.jp: 安藤勝己の頭脳 (競馬王新書): 亀谷 敬正: 本



引退会見からこちら、オグリキャップはもちろん、ビリーヴやキングカメハメハ、ダイワスカーレットなど、著名なお手馬を思い出の馬として挙げる記事を多く目にしていますが、競馬ブックのインタビュー記事ではスズカマンボの天皇賞を印象深く語っておりました。引退の経緯についてもそのブックの記事や競馬ラボのインタビューでは具体的に語られています。媒体なりインタビュアーなりで語り口を選んでいるようで、今後のアンカツのコメンテーター的な活動が楽しみに思えています。競馬ラボの記事は記者会見の全部?なのでしょうかね。話題の選び方運び方はたとえば武豊Jとは違う面白さがあります。
引退の安藤勝己騎手「これからは少しでも競馬の魅力が伝えられれば」

ディープはおバカさん的発言が「毒舌」と紹介されることについては、ねぇ、マジョリティがいい意味で面白がれるといいなぁと。発言は先日のトークショー、現地で聴いていましたが大笑いさせていただきました。ダイワスカーレットもおバカさん扱いでしたねーw

騎乗者が促していないのに一生懸命走るのは(ずる)賢さに欠けている、という趣旨の文脈を切り取ってしまうと語弊を生みやすいのでしょうが、前後の文脈を心得ているオーディエンスなら短いセンテンスでポイントを雄弁に語った得難いジョークと受け取れるはずですのでね。

発言の表情は異なりますが、フェブラリーSの中継でカレンブラックヒルとエスポワールシチーに触れたコメントは的確なそれでした。今後の活動次第では、その馬の直接の関係者でなく外から見ている場合に何が推測できて何がわからないのか、その按配もアンカツの言葉を通じてピントを合わせることができるかもしれません。Twitterも始められたようですので、これからの発信は注目していきたいと思います。



そうそう、ダノンシャンティ…

…ちょっと尽きない感じになってきたので、締めましょうかw

ダイワスカーレットを指して「一度ユタカちゃんに乗ってほしい」というのも本人の人柄をよく表していると思います。こちらは武豊TV!IIで確認。2010年にゲスト出演した際の発言ですが、なんというか勝負を捨てているのではなく、勝負より好奇心が勝っているというような印象をもちました。自分が下手な分もっとうまく乗れるんじゃないか、というニュアンスでしたのでね。ここだけ切り取るととてもいいひとなのでしょうが、笠松でブイブイいわせていた(という表現をあえてしてみますがw)頃からの変遷を想像すると愛されキャラかつ喰えないキャラ、なのでしょう。乗ってほしいのコメントの件、騎手会長は苦笑いでしたしねw

というわけで改めて武豊TV!IIへの出演から、お願いしたいなーと思っていますw


記者会見からこちら、こんなにカラッとした引退は覚えがないですね。
お疲れさまでした。有難うございました。



はい、このあと、共同通信杯から毎日杯、NHKマイルまで、ダノンシャンティをフリカエリたいと思いますw


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2013.02.24


ロードカナロア、きっちりでした。

スタートで後手さえ踏まなければ、スプリントチャンピオンの磐石の前受けで以上終了、だと思っていました。磐石というと微妙な進め方でしたが、結果はきっちりでしたね。

レースラップです。
12.4-10.9-11.1-11.2-11.6-11.6-12.2

開幕週の先行内枠有利を前提に、クイーンズバーンとマジンプロスパーのハナ争いをどう捉えるかが2着馬選別のポイントという認識でした。おそらく鞍上の特性からマジンプロスパーが控えるだろうと見立てて、直線内から2~3頭目をマジンプロスパーとロードカナロアがバキューンと抜けてくるだろう、というイメージに収斂。最内のサンカルロ、外枠のエピセアロームとも、位置取りにひと手間必要になりそうな分評価を下げました。

実はリアルタイムで見られず、予想する時間もあまり確保しなかったので、最初のイメージに逆らわず馬単を購入しました。シンプルに結論を出したのがよかったようです。

ロードカナロアの進め方。4コーナーで加速しながら外を回す姿は安全策なのでしょうね。一見磐石な結果なのですが、馬の力に頼った仕掛けとコース取りだったと見ています。鞍上のマインドが磐石ではなかったのかな。G1に向けてちょっといやな流れのように感じています。杞憂かしらね。

対するマジンプロスパーは鞍上の癖というより戦略的に控えていた印象。これまでの先手から押し切るイメージとは異なり、前半を突っ込んだラップにしないことで末脚を引き出しました。戦略の幅は広がったのではないでしょうか。これを本番で活かせるか、ちょっと楽しみになってきましたね。何がどうなってもロードカナロアではないかもしれません。



中山記念もさくっと。

思った以上にシルポートのレースでしたね。負けたことでオーバーペースという評価もつきそうですが、生涯1、2のパフォーマンスだったかもしれません。もちろんというか残念ながら勝敗は別になりますけどね。

予想された前傾ラップと開幕週の馬場を考えて、ディープ産駒3騎を避け、前受けできて粘り込めるダイワファルコンからふわっと馬連流し。シンプルに考えると当たるんですかねぇ。もうリアルタイムで観ない方がいいのかもしれませんw

レースラップです。
12.9-11.8-11.5-11.3-11.1-11.4-12.0-12.0-13.3

ポイントは1コーナーの入りでタッチミーノットの前にナカヤマナイトが出ているか、だと思っていました。外枠2頭のせめぎ合い次第で、両馬に少なからずスタミナのロスが生じる可能性を考えていました。タッチミーノットはスタートからプッシュしてよいタイプとは思っていませんでしたので、ナカヤマナイトをすんなり先行させるか、そこが個人的に見どころでした。横山J、押していきましたね。それを無理せず雁行して、コーナーに入ってから交わしていく相談役もさすが。ベテランのヘッドワークが静かに火花を散らした1コーナーはステキでした。

結果、前に出た方が勝利を掴みました。4コーナーの距離ロスも前なら少なめで済みますしね。一方のダイワファルコンも勝ちに等しいでしょう。事実上の逃げ馬、難しい展開ながら北村Jのペース判断はお見事だったと思っています。

差し届かなかったタッチミーノット。中山金杯を勝っていますがいまいま府中1800mあたりにいいイメージを描いています。毎日王冠のパフォーマンスを上位に取っているわけではないのですが、府中への開催替わりはプラスになるような。7歳のいま充実期と映るのもすごいですね。展開面で難しかった分、次走以降が楽しみです。



アーリントンCもさっくり。

コパノリチャードがあっさりでした。このメンバーでは順当かな。カオスモスが強く主張しなかった時点でほぼ勝負あったと。あとは自身の折り合いだけがポイントだと見えました。

レースラップです。
12.6-11.3-12.0-12.4-12.4-11.4-10.9-11.8

残り300mから仕掛けたことを差し引いても、12.4-11.4-10.9の加速ラップを逃げ馬を交わす勢いで追走している前向きさがいまいまのチャームポイント。個人的には中山2000mという距離延長に少々不安を覚えています。オーナーは積年の思いからクラシックに参戦したい旨のコメントを出していますが、鞍上ビュイックはマイルがよいとコメント。見解の相反が問題ではなく、次走の選択が今後のパフォーマンスを決めるように思っているところです。楽しみな素材だけにうまく完成してほしいです。



最後に。

この土日はお仕事からちょっと解放。自分のチームスタッフに休日の稼動をお願いするのは信頼感とわるいなーという思いと半分半分。でもせっかくですから有意義に時間を使うことにした結果、土日のレース予想でなくアンカツのフリカエリタイムになりましたw

このあと取りまとめてポストしておこうと思いますー。


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2013.02.18


グレープブランデーでよかったんですねー。

予想のアプローチは馬場と走り方のマッチングを重視。パワー寄りタイプか、軽い走りをするタイプか。前者はグレープブランデーやワンダーアキュート、後者はガンジス、イジゲン、ガルボ、カレンブラックヒルというざっくりした区分をイメージ。馬場状態を見てどちらにバイアスをかけた予想にするか、という絞り方を試みました。

一方、パドックではマルカフリートが筋肉質すぎるとか、グレープブランデーが瞬間的な加速に不安とか、カレンブラックヒルは粘り込むパワーに欠けるとか、テスタマッタは馬場云々の前にテンションだなーとか。現地観戦のメリットを活かすべきなのでしょうが、好きに感想をもっただけでまとまらずw

結果、本命イジゲンだったのでまぁ完敗ですねw いや、馬場読みが「重過ぎず軽過ぎない馬場」というバイアス少なめな結論になりまして。対抗にグレープを指名するようなバランスになりました。タイセイレジェンドの(というか矢作師の)逃げは平均よりちょい速いペースかつ4コーナーで緩むものになるという予想から、有力馬が早め早めにアクセルを踏んだその後から、出遅れを挽回しつつ差し切るイジゲンの姿をイメージ、しちゃいましたねーw 予想というより願望になってしまいました、はい。


レースラップは以下。
12.2-10.8-11.6-11.9-12.1-12.1-12.0-12.4

加減速よりアクセルを緩めない戦略だったのはG1ならではでしょうか。タイセイレジェンドの鞍上はしっかりミッションをこなした格好ですね。先行馬が揃ったなりに先行争いはスムーズでした。

1番人気カレンブラックヒルは大方の予想通りこのペースを前々で受けました。4コーナーで積極的に動いたように見えましたが、おそらくこの時点でもう手応えが怪しかったのでしょうね。鞍上は敗因としてスタートを挙げています。確かにひとつ隣りはガチャガチャしておりましたが、個人的にはダートを走りきるパワーに欠けていたという印象をもっています。馬格もあったかな。ひとつ隣の枠はダノンカモンでしたが、466kgと528kg。パドックでのコントラストはすごかったですからねw


グレープブランデーの鞍上。これはきれいな誘導でした。位置取りはもう少し後ろになるかなと思っていましたが、スタートから出していきましたね。前走が馬の気に合わせた待機策だったようですので、操縦のしやすさはあったかもしれません。ルメールの残り香ですねw

しかし、直線ああもきれいに外に誘導できるとは思っていませんでした。もう少しくしゃくしゃにされて脚を余す姿をイメージしていたのです。失礼いたしました。3コーナーでひとつ下げたことで、4コーナーからブレーキを踏むことがありませんでした。G1の舞台でそつなく抜け出せた経験は今後に活きるでしょうねー。お見事でした。


イジゲン。ゲートの所作にルーラーシップを思い出したのは岡部さんも同じでした。最終レース終了後のトークショーでは狙ってやっている(はず)とのコメント。ストレスの行き場があのような出遅れにつながっている、という言葉に変換して理解をしているところです。

そしてその後の鞍上の所作。道中の押し上げと直線の余力のなさを見るに、武蔵野Sのペースが特殊であっただけで、今回は通用しなかったということなのでしょう。鞍上のリズムは乱れていたでしょうか。最終でもドレミファ「ドンッ」とはいかないスタートから向こう正面での押し上げ。かなり噛み合ってなかったですね。


エスポワールシチーは前評判からパドックから終始目立たない印象がありました。でもこうした加減速の少ないイーブンラップを前受けさせたら、さすがのパフォーマンス。前2走の敗因がはっきりしているだけにマイペースで進められればこれくらいは、ということなのでしょう。


マルカフリートは面白い存在ですね。格好といい惜敗の仕方といい、スターリングローズっぽいなーという印象がありまして。鞍上のせいもあるでしょうかね。1200m、1400mで今後の走りを楽しみにしたいと思っています。



最後に。

プレゼンターはアンカツでした。浜中Jもそうですが、壇上に上がった瞬間から関係者をいい笑顔にするのは人柄でしょうね。手放しで持ち上げたいわけではないのですが、いい雰囲気に見えました。その後のトークショーも合わせて、改めて存在感を確認したところです。時間見つけて書いておきたいですね。

Twitterアカウントもできたようですしw
はい、ホントに本人が書き込んでるのかよってツッコミは野暮というものですw


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2013.02.11


トーセンラー、快勝でした。

土曜は仕事でしたので改めて枠順を眺めたのが日付が変わる頃。スマホで確認していたのですが、メンバーと並びと脚質と戦歴と。もろもろのイメージが瞬時にくしゃくしゃくしゃっと収斂したのでしょう。枠順を見て面白そう、という第一印象を覚えたのは今年の重賞では初めてでした。

京都外回りで大外枠であのきさらぎ賞馬であの鞍上。記号的に揃っていましたからね。第一印象はトーセンラー差し切りだったのですが、そこから捻りを入れちゃいましたねw くいっとねw

事前に考えた展開はビートブラックの溜め逃げ。外差し馬場であることを考慮すると無理に出しては行きにくいだろうと。3200mのG1でも道中緩むところはありましたし、それよりは緩急をつける距離も限られてますからね。スタートもゆっくりの後半ロングスパートという戦略かなーと。

後半スパートを狙う有力馬が多かったですからね。その中で切れとパワーと位置取りの柔軟さをバランスしたら、ジャスタウェイという結論に。でもこれは考えが足りませんでした。結果がでなかったからじゃなくて、ですね。


レースラップです。
12.6-11.4-12.6-12.8-12.4-11.9-12.2-12.0-11.8-11.3-11.5

スタートはヤマニンファラオがよくでましたが、1コーナーではビートブラックが先頭。静かな先行争いだったことは3ハロン目のラップが示していますね。そこまでは大方の予想通り、でしょうか。


ジャスタウェイ。

このペースを出していって3、4番手。出していきましたね。特長を活かすなら後方からだと思っていましたが、差し届かなかった前走が伏線になっていると考えるべきでした。これで今後の戦略は固まってきたでしょうか。アーリントンCの頃から不器用なタイプと認識していましたが、確定でいいかもしれません。


ショウナンマイティ。

は仕上がり途上。気性的にかかる可能性を予見していたようですが、それにしても持っていかれてしまいました。ちょっと気になるのは1コーナー。ジョワドヴィーヴルの後ろに入れることを想定していなかったように見えるんですよね。どこかで向こう正面先頭を覚悟していたのかな、とも思っています。ただしあのマクリは今後につながるのか。継続騎乗を希望します。興味本位な視点も込みで、リーディングジョッキーの研鑽をみたいですね。


トーセンラー。

というより鞍上ですねー。お手本のような、きれいな外差しでした。パトロールフィルムからひとつ気づいたこと。3~4コーナーの下り坂で斜め前のリッツィースターの外に回さず、進路が空くまで内を狙っていました。ゆっくり下って、コーナーの遠心力で膨れたリッツィーの内に進路を確保。落ち着いた美しい所作でした。

netkeibaのデータベースで調べていましたが、藤原厩舎とのコンビはあのザタイキ以来でしょうか。どうやら昨年は1度も乗る機会がなかったようです。わだかまりがなかったとしても、改めてきっかけを作るのは難しいことなのかもしれません。新馬をゆだねた鞍上、満を持しての再依頼だったと推察します。

エイシンフラッシュのダービーの後、トレーナーはもうひとつの夢として「武豊とダービーを勝つこと」とコメントしていました。リハビリ中のジョッキーに配慮したサービス込みのコメントだったでしょう、いまこうして蒸し返すのは空気読めてないかもですがw でも、このコンビでひとつ結果が出たことはうれしい限り。よい意味で時間は妙薬なのだろうと邪推しているところです。



共同通信杯もさくっと触れておきます。

メイケイペガスター本命でした。中団あたりから進めるのかな、と予想していたのですが、乗り替わりの鞍上がなんとミラクルな3番手。トライアンフマーチを折り合わせた手腕はさすがでした。勝因はこの位置取りでしたね。

その鞍上。中継のインタビューではそっけない回答でしたが、そりゃクラシックの有力馬がお手馬にいれば今後のことは答え難いでしょう。ただそこでのコメント通り、さらに折り合いに進境が見られるなら楽しみですね。NHKマイルCでいいイメージができます。

対してラウンドワールドとマンボネフューは、うーん、着差以上に今後の展望が難しくなったように思います。スローな府中1800mにスポイルされてしまった格好ですが、別の展開が自分から作り出せるくらいでないと再評価しづらいかな。トライアル次第ですが、別路線組を重視する方が賢明という印象をもっています。



さて、来週はフェブラリーS。カレンブラックヒルの参戦で分析の切り口はシンプルになりそうですが、落ち着いて予想する時間を取ろうと思っています。あーでも、まずはテレ東の大江アナですね。モヤさま卒業を報告する際の涙がねー。はいこちらも落ち着いて切り替えますw


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2013.02.06


最近アツいtwitterアカウントについて少々。

パッと見つけてさっとフォローしたのですが、非常に面白く。仕事がひと段落した昼休みにスマホをススッとやりおおっと薄いリアクションをしているときはこのアカウントを見ているはずですw 血統と馬体を少々かじっていれば内容にハードルを高く感じることはないと思います。いや、どうかなw

というわけで、パワープッシュがてら思ったことをつらつら書こうと思います。


元ネタは血統評論の望田潤さんの発言。おそらく大半はこちらのブログからだと思われます。失礼かもですが勝手紹介で。
血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

競馬総合チャンネル(netkeibaのモバイル版)でプロフィールを見つけたのですが、望田潤さん育成牧場での勤務経験があるようで。生きた馬体と堆積した血統と。2つのアプローチを行き来しながら語れるからこその言葉の味わいなのかなー、などと受け取っているところでございます。

このブログに刺激されて自分も記事を物した記憶があったので探しました。見つけました。そんな昔じゃないのに忘れているあたりにアラフォー感を覚えたりしていますが、以下も興味があれば。
ブラッド・テイスティング



して、そのbotの内容。140字内で取り出されて改めてわかるのは、専門用語多いなーってことw
ひとつ紹介させていただきますね。

タニノギムレットは母系のフレンチなグレビオ斬れで走ったストレッチランナーでしたが、AlydarをもってくるとRobertoとAlydarのBull Lea的パワーがONになりやすい



誰か書き下し文をつけてくれないでしょうかw これ競馬知らない人が読んだらどんなイメージになるでしょうね。グレビオ、とか腸によさそうな響きがするかもしれませんw ぐれーとびおふぇるみん?w


個人的には、パドック等々で見てきた馬体のイメージをどう言葉にするか、という観点で参考になっていたりします。ディープってあんな感じのバランスなんだよと背格好のイメージが脳内に広がっても、わかりやすく表現する言葉を持ち合わせていない時がままありまして。あーなるほどナスキロ柔らかっていえばいいのか、的な、もやもやがふいに晴れる瞬間に出くわしているところです。いい意味で面白がっているところですね。


わかりにくいのは「ON」でしょうか。特定の祖先の血が強く個体の特徴として出ていること、を指していると理解していますが、どうなっていたら「ON」なのかは馬体や走るフォームのイメージが堆積していない人には伝わりにくいような気がしていまして。自分も正直同じ感覚は共有できてないと思います。ここがわかりにくくてピンと来ない方もいそうですね。もったいないと思いますが。

理解できなさの程度は、いい意味でそんなものだとも思っています。自分なりのイメージもありますしね。正しさを煮詰めたいのではなく、様々に生じるイメージのギャップを面白がれる距離感の方が大事かなーなどとふわふわ理解をしております。

うーん、言葉を添えるなら、分からないなりにいったんその言葉を取り込んでしまった方が面白さは増すようにも。書かれた言葉が何を言わんとしているか、そして自分の認識とどうズレているのか。いま納得感がなくても、この後の経験が時間をおいた答え合わせを可能にするかもしれませんし。10代、20代で競馬を始めた方が読んでいるなら、ね、先は長いですから。たくさん馬体を観た方がいろいろ面白いと思います。はい、老婆心ーw


せっかくのきっかけなので、先のblogも改めて読み始めているのですが、空き時間に軽いエモーションがあるのが面白く、botの方にプライオリティを感じているという異常事態w 血統、馬体以外にも、エクイターフにあった走法や晩御飯のレシピまでw まぁ多岐にわたる内容でございます。


血統以外の角度からひとつ紹介させてください。

東京2400mの上がり11.7-11.5-11.5を現役最強のピッチ走法が制し、中山2500mの上がり12.1-11.9-12.0を現役最強のストライド走法が制するのですから、レースは生き物…とは使い古された言葉ですが至言です


2012年秋を総括する角度としてとても面白いなと。強いとか速いとか端的な表現を抜いても伝わるものなんですよね。おいしいといってしまうグルメレポートに比べたら、格段に味わいがあると思います。


この場を借りて。botの開始と運用、グッジョブでございます。その発起と労力に感謝です。せっかくご本人にも見つかったことですしw コンスタントに続くことを希望しています。是非。



最後に。

この投稿にはやられました。

Red Ransom×Fairy King×Ela-Mana-Mouというのは中山中距離を捲るために生まれてきたと断言できる血統で、有馬と宝塚で渾身の◎を打ったのが今でも忘れられません


同じく、渾身の本命でした!忘れられるもんですか!
詳しくは過去記事で。名前の由来になったワインネタなどがヒットするはずですw
該当馬名がわかった方は、んーと、ステキですと褒めますw



さて、関東地方は6日未明から雪予報。うまく電車が止まってくれたらねw 出勤する代わりにアンカツさんのまとめでも物しておこうかなと思っているところですが、まだ降ってないんですよね。週末の馬場に影響がないのなら、そりゃあもうシンシンとやってきてほしいところなのですが。ええ、勤め人らしい「よこしま」でございますともw


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