2013.03.25


ロードカナロア、磐石でした。

若干軽かった追い切り、逃げ馬が外に入った枠順(=外から押圧される可能性)などマイナスの要因が頭を巡っていましたが、連軸的にカナロアは切れないなーという結論になっていました。前半のペースが速くならないと思っていたんですよね。それを中団で追走できれば問題ないだろうなと。

ペースの読み、ひとつ前のレースにそのヒントを見ていました。10Rの名古屋城S、パーツパーツの長いカレンミロティックならレースを前々で進めて、回転の速い加速を求めない仕掛けを狙うかなーと考えての本命視。外差し寄りの馬場と理解していましたが、前々で決まると読んでニューダイナスティ、ゴールデングローブを相手に。出来からマイネルディーンを加えて、中団に構えそうなエックスマークは展開にスポイルされると読みました。

いろいろ読み違えましたね。ニューダイナスティは逃げず、カレンが他馬を封じきったところへ騎手会長のカワキタフウジンが。きれいな差しでした。G1よりこの外れが後を引いております。。。

で、高松宮記念の予想組み立て。これだけ最後の直線がスピードを担保するなら、先行したい人馬は前半を突っ込み過ぎないラップで展開したいのではないかなと。前傾ラップにした場合、スピードにのせた登坂は難しくなるでしょうからね。後続をバテさせる逃げでなく、自身のスタミナ配分を考慮した流れが理想かなと考えました。

ハクサンムーン、メモリアルイヤー、アイラブリリ。外から先手を取りながら無理をしないスタートダッシュなら、お互いをけん制する先行争いの一方、内の馬は彼らが先手を取るまでじっくり構えることになり(競り合いたくないという精神面への配慮が働くでしょうから)、結果、前半の流れは落ち着くのではないかなと読みました。先行馬の色気、を重視した読みですね。まぁハクサンムーンが出遅れたりするとただの考え過ぎになっちゃうわけですけどねw


レースラップです。
11.9-11.0-11.4-11.2-11.0-11.6

2ハロン目は11秒を切りませんでした。ハクサンムーンが勝ちきった京阪杯は10.7。その京阪杯と同じ鞍上、よい手応えを持ちながらの逃げだったのではないでしょうか。そうですね、ラップ構成も京阪杯のそれでしたね。

ちなみに京阪杯のラップはこちら。微細なところは相関しないでしょうが、一応。
12.2-10.7-11.4-11.4-11.3-11.5


ロードカナロアは出遅れ気味。3、4コーナーでは前にゴスペル、外にダッシャーと囲まれた格好でしたが、慌てず騒がず直線に向くまでじっとしていました。そこから抜け出してきたのは力があればこそ。能力に疑いをもっていなかったであろう鞍上の勝利とも思いますね。あぁ、結果論ですが昨年の3着と似たような待ち方だったかな。福永Jの「育て専」説?ぱっと思いついた言葉ですがあながち否定できないかしらw

はい、その王者に逆らってサクラゴスペルが本命でした。スタートから手綱を動かす所作。もともと前々で運ぶつもりだったのでしょう。3コーナーまでにカナロアの前方を塞ぐような先行策になりました。直線半ばで力尽きましたが、これで負けたら仕方ないという内容だったと思っています。もう少し粘れれば、が今後の課題なのでしょうね。えぇえぇ、悔いはございません。

ドリームバレンチノはスタートで挟まれる格好。パトロールを観るとけっこうエグい進路の塞がり方でした。鞍上はカナロアの後ろからという展開を想像していたでしょうか。ラストの伸び脚も含め、最善を尽くした結果と受け止めています。若手の成長に継続騎乗は大事、などと思ってしまいますね。

一方でサンカルロとツルマルレオン。追い込むタイプの嵌まる展開も考えてはいたのですが、可能性を低く見積もる結論になりました。それにしても、な気もしています。サンカルロはあのポジションしかなかったのか、ツルマルレオンは徐々に噴かす必要があったのか。特にツルマルレオンの鞍上はひとつ前のレースでもマイネルディーンを少しずつ押し上げての直線失速。早仕掛けの感がありましたのでツルマルの評価も下げる判断にしました。ペースとコースと馬場をどう捉えていたのかしら。いずれにしても展開が向かなかったかもしれませんけどね。



最後に。

カナロアは安田記念をパスして秋に備える模様。このあたりは1600→1200という距離短縮ローテを避けるトレーナーの考え方があるようです。府中に来る可能性自体がほぼなくなるのはちょっと残念ですが、追々賢明な選択と評価されるような気がしています。久々のスプリントチャンピオンという認識。アクシデントなく進んでほしいです。

…ロイヤルアスコットを目指したりしませんかね。もうひとつ越境してほしいなーという欲張りな願望は書いておこうと思います。強かったが故の贅沢なイメージですね。



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2013.03.23


キズナに結果が伴いました。

弥生賞を観た上での毎日杯参戦の報はちょっとびっくりでした。ファン目線ではありますが、皐月賞出走にこだわる理由が見当たりませんでしたので。レース間隔も詰まりますしね。嘆息交じりに「出るんだー」という感想でした。

ただ、過去2年で馬券になった6頭のうち5頭がディープインパクト産駒。ペースもトラックコンディションも異なっていますが、ヒストリカルもコティリオンも直線までじっくり構えてからの大外一気。阪神の外回りとディープ産駒の相性。これが後押しすると踏んだうえでの参戦だったのかもしれません。ちなみに、もう1頭は最内からのレッドデイヴィス。明日の六甲Sにはヒストリカルもトーセンレーヴも出てきます。毎日杯の好パフォーマンスとの相関?…振り返ってみるものですねw

レースラップです。
12.6-11.0-11.2-11.8-12.0-11.8-11.5-11.8-12.5

2、3ハロン目はかなり突っ込んだラップになりました。バッドボーイを評価するならここでしょうね。今後平均より速いペースかつ単騎で行けるなら要注意かな。今回は終始4、5頭でけん制しながらの雁行、厳しい流れでしたね。

前々はがやがやしていましたが、一方のキズナは落ち着いて後方待機。十分な助走距離からの上がり34.3はこのメンバーの中では抜けていました。スタミナないしパワーを活かすというよりストライドロスを押さえることに利を見ているのでしょうね。コーナーをゆったり回れるコース向きという再確認をした次第です。

レース後に皐月賞回避の報。京都新聞杯からダービーというローテーションが伝えられています。これなら納得感がございますね。キングカメハメハ、ダノンシャンティよろしくNHKマイルCなんてイメージも湧きますが、今日のレースぶりを観る限りは距離が延びたほうがよさそうな気がしています。毎日杯直前はここは惜敗して菊花賞かなーなんて思っていましたけどね。良血馬、東京優駿には間に合いました。あとは無事に。



日経賞も触れておきます。

追い切りを観てフェノーメノが抜けていると評価していました。ただタッチミーノットの出来がねぇ。素晴らしい動きと前向きさだったので、今回はと思ってしまいました。

レースラップはこう。
6.8-11.5-12.2-12.0-12.4-12.8-12.7-12.3-12.3-12.0-11.6-11.7-11.7

1周目4コーナー、先行したタッチミーノットは外に膨れるコーナリング。おそらく馬場のよいところを選んだと思われます。結果として逃げたネコパンチ、内枠のカポーティスターと外に膨れる馬群と、内外2つのラインができました。フェノーメノはその直後でススッと内へ進路を取り、2つのラインの間へ。鞍上の冷静な判断と見ます。14番枠からのスタートでしたが、ここが勝負のポイントだったでしょう。目標は先だとしても、もうひとつの出来だと見てたんですけどね。

鞍上のタッチミーノットへの評価が少し疑問。残り1000mを切ってからムスカテールに外から被せられる展開。ここでひと呼吸待ったのは危険回避かスタミナへの懸念か。結果的にムスカテールを捉えられませんでしたからね。不要に評価を下げてしまったカポーティスターともども、脳内反省会が必要な状況です。

あと気づいたことで言うと、マイネルキッツの飛び出しでしょうか。向こう正面で外に出す所作は少々荒っぽかったのですが、最近の鞍上、ペースに対する思い切った判断ができているように感じています。こういう時期にいい巡り合わせがあると面白いのでしょうね。

勝ったフェノーメノはこの後香港遠征もにらんでいるそうで。個人的には春天で同期の芦毛と再戦してほしいなーと思っていますが、どうなるでしょう。再戦?ダービーで一度だけ手合わせがありました。まぁ、お互いを意識しながらレースに臨んでいたわけではないでしょうからね。これまで関東圏からでていないフェノーメノの次走、注目しています。



さて、明日はG1。

いまのところカナロア磐石の様相ですが、サクラゴスペルを買いたい自分がいたりしまして。

今日は軽く残波をあおっていますので(えへへ)明日改めて検討します。ハクサンムーンの存在と2番手の動向をもう一度ね、考えたいと思っています。キレのある追い込み馬に出番があるかもしれませんしね。


最後に。

遠くムーニーバレーではブラックキャヴィアがG1を楽勝。ロイヤルアスコットを含めての24連勝を達成しました。一方、香港を制したロードカナロアは桶狭間で秋春連覇にチャレンジ。どこかで対戦するなら最高のイベントになりそうですが、可能性は低いですかねー。


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2013.03.17


ゴールドシップ、底なしのスタミナでした。

逃げたマカニビスティーはなかなか好戦的なラップを踏んだと見ています。これを捲り上げて押し切るのですからたいしたスタミナだなぁーと。ラストは流す余裕。2冠馬の2013年緒戦。感心するしかないですね。

レースラップです。
13.1-11.5-12.0-12.1-12.5-12.3-12.5-13.1-12.4-11.8-12.1-12.2-12.1-12.3-13.0

残り1400mからのシフトアップ。12秒フラットに近いペースへ移行するにはかなり早いタイミングだったでしょう。身勝手な推測ですが、勝つためのわずかな可能性に賭ける戦略ならこれだったのではないかなと。つまりゴールドシップの不発を期待して前々で残す戦略。チェリーメドゥーサで秋華賞を締めた鞍上ですからね。負けるにしても、有馬記念でも見えなかったゴールドシップのスタミナの底があるいは見えるかもしれません。それなら天皇賞に向けた布石としては十分でしょうしね。

ベールドインパクトは前半力み気味。一転して残り1000mからはゴールドシップと同時に手綱を動かす積極策。福永J、行きましたねー。勝ち目のあるなしではなく、これもゴールドシップ包囲網、次への布石と捉えれば納得の早仕掛けでした。

デスペラードは後方待機を貫きました。賞金加算を命題としているようでしたのでスタミナを削り合うような展開にはしにくいだろうと考えていました。やはりといいますか、ゴールドシップがじわじわポジションを上げていくその真後ろに構える展開。力が互角だったら超怖いときのユタカですね。つかず離れずを意識したのか、残り1000mを切ってからシフトアップしていきましたが、最後までしっかりした脚取りに見えました。勝つ可能性には乏しかった2着。賞金加算の目的はきっちり果たした格好です。



ゴールドシップに死角はあるのか。なんか、なさそうですねw 日経賞のフェノーメノ、オーシャンブルーなどもチェックする必要はありますが、ゴールドシップ自身が全力疾走することを拒絶しない限りは大丈夫じゃないでしょうか。そういう場合は調教から兆候が見えるでしょうしね。盾の行方は心身ともに陣営のケアにかかっているのだと思っています。

OGGという言葉はあまり流行っていないでしょうか。ジェンティルドンナはドバイ遠征、オルフェーヴルは大阪杯。直接対決実現なら宝塚記念が最短のようです。今日の内容を観る限り、ゴールドシップの勝ち目があるなら春の天皇賞か有馬記念かなーなどと。えぇ、こんなイメージをくゆらせるのは3強が並び立っていればこそ。結果が出るまでの貴重なタイミングですからねー。


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2013.03.17


ロゴタイプ、完勝でした。

弥生賞、若葉Sの結果から2歳王者を疑うモードが強くなっていたでしょうか。終わってみれば3.4倍の単勝はつき過ぎの印象もありますね。向こう正面から終始内を空けるコース取り。4コーナーでザラストロの外を回るのも含め、内側の荒れた馬場を避ける戦略だったのでしょう。自分から前を捕まえに行って突き放す姿は強いの一言。ラップが示す以上のパフォーマンスだったと思っています。

そのラップです。
12.6-11.8-12.4-11.7-11.6-12.1-12.3-11.4-11.9

1コーナーまでの入りはゆったりでしたが、その後にザラストロが引っ掛かって逃げ馬の外まで。中盤のラップが上がってしまいましたが、ロゴタイプはうまく折り合いをつけて事実上逃げているような単独4番手。それでもペースについて行っての押し切りですからたいしたものです。

本番ではどのくらい評価されるでしょう。エピファネイア、コディーノと並ぶくらいですかね。穴馬に色気を出す皐月賞になりそうですが、軸はロゴタイプでよいように思えてきました。まだ、ですけどね。


今回はロゴタイプ軸でマイネルホウオウ、サーストンニュースを重視した予想にしました。タマモベストプレイまで広げようと思ったのですが内の馬場が荒れていることをマイナス要因として強めに評価し、相手から外してしまいました。はい、和田Jの巧みさという要因を強調しておくべきでしたねw

マンボネフューは内枠だったら権利が取れたでしょうか。1コーナーまでにもう少しプッシュするかと思いましたが中団に控える格好になっていました。その真後ろに入った分マイネルホウオウは3着だったかな。ラストの脚は確かなもの。フェイムゲームともども忘れずにおきたいと思います。

一方のサーストンニュースは1、2コーナーで控えた分着順を下げたように見ています。戸崎Jの意図はどのあたりだったか。ダイワメジャーっぽく平均的に脚を使うかなーと思っていましたので。プリンシパルあたりで見直しなら面白いかな、などとイメージしています。




昨日の若葉Sもここで。

レッドルーラーの差しが決まりましたが、メイケイペガスターのひとり相撲がどうしてもね。1コーナーで前に馬を置く瞬間がありましたが、そのまま空いた最内を持っていかれてしまいました。馬の素養も大きいのでしょうが、若駒S、共同通信杯と積み上げてきたプラスの経験が吹っ飛んでしまいました。Twitterのアンカツアカウントでは府中のマイルがよいのでは、というコメント。その是非はわかりませんが、中山2000mには正直暗雲が立ちこめた、でいいと思っています。

レースラップです。
12.6-11.4-12.7-12.6-11.5-12.2-12.0-11.8-11.7-12.2

サトノノブレスはおっつけ気味の追走。そして早めの仕掛け。目いっぱい伸びていましたがさすがに終いは甘くなってしまいました。希望も込みの本線でしたが、シュタルケが日本のペース感覚にどこまでピントが合っているか、不確定要素ではありましたね。日曜のラトルスネークやフォゲッタブルを観ている限りは、早いタイミングで合わせてきているようです。今後もいい意味で要注意と思っています。

見直したのはクラウンレガーロの鞍上。これまでのレース振りからどうレースを進めるのか、難しい乗り替わりだと思っていましたが、なかなか味な内容でした。1、2着ともコーナーごとに通過順が下がっていく展開。勝ち馬はじっくり控えた分シンプルに末脚を伸ばせたと思いますが、ペースを前々で受けながら立ち回った皇成Jはお見事。失礼ながらちょっとイメージが変わりましたね。本番もこのコンビでお願いしたいです。




最後に。

ほぼ週一で更新していたこのブログですが、先週はまるっとお休みしておりました。扁桃腺がすごい勢いで腫れちゃいまして。平日のデスクワークで夕方息切れする状況でございました。週末も競馬は観ていましたしオメガハートランドの複勝を買って4着と病気に関わらずの体たらくぶりでしたが、いかんせん文章にまとめる気力までは起きませんでした。集中力は体力、とは言ったものです。

通院ついでに「桐島、部活やめたってよ」を借りて悶絶しながら観ていたり(観た後でアカデミー賞受賞を知るという謎の順序w)、「リッチしよ?」はひとまわりして正義とかw まぁ熱も高かったですからねw ん?充実していたのかなw

そんなこんなで、このあと引き続き阪神大賞典についてさらっと触れておきます。連投感がありますが、ようやく元気になった証拠ということで。まいります。


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2013.03.04


カミノタサハラ、お見事でした。

いやー見応えがありましたね。本番に向けてのチェックポイントも多い印象です。エピファネイアが残り800mから先頭を伺う押し上げを見せた時点で厳しいレースになるなと思っていましたが、昨年の凱旋門賞のようなゴール間際の逆転の構図。さらっと過去10年のラップを見てみましたが、稍重を除いても、残り800mから3ハロン続けて11秒台で加速ラップというバランスはお目にかかれませんでした。じつりきの問われる、ちょっと変わった、でも内容の濃いトライアルだったと思っています。


勝ち馬を軽視してしまいましたよー。出来は十分と思っていましたが、スロー気味の上がり勝負なら2強のいずれか、と無難な文脈に落ち着いていました。でもなー、個人的なヒントは前日の黄梅賞にあったんですよね。早めに気合を付けて先行馬の外へ膨らまずに4コーナーを回りきるコース取り。ゴールまでもたせての僅かな差し切り。乗れていた鞍上の姿は確認できていたはずなのに、オメガキングティーが買えてカミノタサハラが買えないとはどうしたことかw えぇ謎の自戒モードですよw

3コーナー過ぎではかなり鞍上が気合をつけていたので、直線入り口からはエピファネイアがどこまで粘れるかにピントを合わせて観戦していました。その分ゴール前はびっくりしましたね、息の長い末脚でした。ただ、この展開にピンポイントで嵌った感もあり、本番に向けて手放しで評価を上げるかというと少し躊躇がはいっているところです。

新潟で直接観ていたせいでしょう、違う馬体のつくりだと思ってはいたもののお兄さんのイメージ、それもマウントシャスタではなくボレアスのほうが脳裏にこびりついていまして。ドスローのレパードSでスタミナを問われない差し切り、みたいなイメージ。でもスローなら2強がより際立つでしょう、と思っての軽視でした。はい、先入観はいけませんね。


メリハリの効いたレースラップはこちら。
12.9-11.4-12.2-12.4-12.7-12.5-11.7-11.6-11.4-12.2


エピファネイアは先行策。後方からでは届かないという判断だったでしょうか。道中は引っかかり気味のまま、押し切りを狙うようなロングスパートと坂上での失速につながりました。結果論ですが、このあたりは鞍上の勝負に向かう姿勢が色濃く反映しているものと思います。おそらくはコディーノを斜め前に見る位置取りが欲しかったのかな。でも中山実績が示す通り、ちょっと心得が足りなかったようにも見えています。大外にスポイルされる展開ならあれかこれか。もうひとつのパターンはタニノギムレットの皐月賞が端的ですね。

馬体は少し余裕のあるつくりと見ていました。トライアルですのでそりゃそーかもですが、シンボリクリスエスの3歳春という点への配慮もあったかなと。追い切りは動いていましたから、大きく懸念する必要はないという見立てでした。パドックではそこまでで止まっていたのですが、レース直前の輪乗りでゼッケンの下にシェーブ状の汗が見えた瞬間はいやな予感がしましたね。こういう時のやな感じは当たるものですね。

主戦に手が戻りますが、これがいい意味で皐月賞の難解さを増していると思っています。おそらく継続騎乗であればあのガス欠した姿は見ることがなかったでしょうから。プラスに活かすことができるか、ダービーを見据えた(必要以上の)待機策につなげるのか。ワールドエースを2回観る理由はないぞ、と皮肉でなく鼓舞したい心境でもあります。


コディーノが一番トライアルな乗り方でした。1コーナーまでにあの位置までいるとは思わなかったのですが、3、4コーナーと通過順を下げる溜めっぷり。差し切れなかったあたりに物足りなさを覚えたりしますが、折り合い面での経験は活きてくるものと思っています。

パドック映像でも首を盛んにブンブンする様子が映っていましたが、精神的に余裕があるためでしょうかね。入れ込みとは違うやんちゃな性質を見て取っています。ボリューミーなローズキングダムというのが個人的な馬体の印象。むむ、息の長さまで似ているとなると。。。


キズナの鞍上は競馬ブックで4角で内に進路を取ったことをミステイクだとコメントしています。勝ち馬の手応えを見てその後ろを避ける判断をした、ということなのですが、キズナのいまの完成度からするとストライドロスを避けることを優先してカミノタサハラの外に展開するくらいのほうがよかったようにも思っています。

むむ、武豊ファンの皆様にはお耳障りかもですね。すみません。妥当な範囲での判断があったのだと思っていますので不平不満では全くないです。権利取りへの執着ともとれますしね。結果論ですが、いまの筋力であのコース取りから抜けでてこられないなら、クラシック戦線に向けては少し仕切り直した方がよいのかもしれません。せっかくの素質ですからね、大事に。


そしてミヤジタイガですよー。JBIS-POGで絶賛指名中なのですが、今回だけは馬券から外してしまいました。出来は良かったとか4ハロンのロングスパートという展開が味方したとか分析する前に、ご祝儀的に100円総流しでよかったじゃんという悔恨w

継続騎乗の鞍上は前日のチューリップ賞も先行策から2着をゲット。ワンダーアキュートを3着までもってきたり、タマモナイスプレイを1800mで勝たせたり。信頼に値する乗り役です。えぇえぇ信頼に足らないのは自分の予想でございますともw



最後に。

今年のクラシック、弥生賞の前後ではずいぶんと見え方が変わってきた印象です。コパノリチャード、メイケイペガスターを含め、名実ともに本命視される存在がないまま皐月賞を迎えそうです。いい意味で混戦。観る側にも乗る側にも仕上げる側にも、ひと工夫が必要になってきたと思っています。まだトライアルも続きますから、評価しそこなった部分で予想を外さないように。準備万端で皐月賞を迎えるつもりです。わくわくしてきました。


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2013.03.03

クロフネサプライズ、完勝でした。

斜め前からのアングルで映ったパドック映像で「うわー」と思っておりました。全体的なボリュームと首さしの力強さ、そして胸の容積。横からのアングルではわかりにくい胸前のブロード感といいますか。昨年暮れのパドックとはかなり印象が違っていましたねー。クロフネに似ているなーとも。

先行有利の馬場状態、有力馬が後ろからという点も加味しましたが、クロフネ×トニービンから持続力も想像できますしね、全馬のパドック映像を確認し終えた時点で本命と決めました。

レースラップです。
12.6-11.3-12.0-12.1-12.2-11.8-10.7-12.2

スタートしてから他馬の主張がないのを確かめつつの序盤。武豊Jは番手が欲しかったのでしょうね。結果的に逃げる形になりましたが、前半は重心を後ろにかけつつ拳を上下しつつ、前半は終始ペースを落ち着かせる意思を見せていました。

引っ掛かり気味ではあったのでしょう。ちょっとへっぴり腰に見えますしね。以前のフォームからして「らしくない」印象も覚えているのですが、自分が競馬を見始めた頃(90年代後半)の岡部さんが似たようなフォームで行きたがる馬の力を逸らしていたように記憶していまして。年齢からくる筋力との折り合いはこんな形で表れるのかなーなどと邪推しているところです。ある意味では進化なのでしょう。今後このフォームで先行馬を残すシーンが増えるようなら、見栄えに惑わされないよう気をつけないといけない、かもしれません。

スローに恵まれた、というのは軽視に過ぎるかな。ラップを見ても単に嵌まっただけではなさそうです。今年の牝馬クラシック路線のピントはクロフネサプライズに合わせておこうかな。期待が膨らみ始めました。ライバルはウキヨノカゼかしら?

2、3着。先行争いが早めに落ち着くと見るや、すかさず番手を確保したウインプリメーラの鞍上。内枠を引いたことが先行策という判断につながったであろうアユサンの鞍上。このあたり、序盤の位置取りへの判断で勝負が決まったところがありそうです。馬場とペースを味方につけられるかで本番の着順は左右されそうです。

外枠、イン有利の馬場、ペース。レッドオーヴァルには苦しい条件が重なったように思います。本番、外差し馬場ないしペースが上がった場合に可能性を残したと見ていますが、問題はあとひと月で馬体が回復するかどうか。今日はギリギリだったでしょうし、前半かかったことはその表れだと受け止めています。

ヴィルジニアは残念でした。権利まであとわずか。出遅れが痛かったですね。出遅れ後に早めに巻き返した分、道中で控える判断になったのかな。結果論かもしれませんが、ちょっと出し入れが多かった印象もあります。本番に出られるなら予想を楽しむファクターは増えたのでしょうが、じっくり巻き返す余裕が出来たのは今後に向けてはプラスかもしれません。秋華賞候補、というのは先取りしすぎかしらw



オーシャンSもさくっと。

サクラゴスペルの快勝でした。京都で逃げ切ったハクサンムーンが人気していたのでこれ幸いと思いつつ、ダッシャーゴーゴーと秤にかけてサクラゴスペルを中心に。レース序盤にダッシャーの鞍上が軽く手綱を引いた瞬間にかなり勝負あったと思っていました。はい、早過ぎですねw

レースラップです。
11.8-10.5-10.8-11.5-11.5-12.4

関東地方の春一番、中山競馬場では差し馬が手こずる直線での向かい風として表れたようです。相当強かったみたいですね。いずれにせよハクサンムーンは前傾ラップを作る見立てがありましたから、サクラゴスペルからすれば前走ラピスラズリSと似たラップを踏むことになると読みました。前走の焼き直しをするならシンプルに展開できそうだなと結論付けました。はい、ダッシャーの詰めの甘さも加味しました。

金曜の雨が影響していたようで、馬場が緩かったと鞍上のコメント。それを踏まえるといまいまは充実期にはいっているのかな。中京の馬場を不安視しなければいけないタイプでもなさそうですしね。尾張のスプリントG1、役者が揃ってまいりました。一瞬、サクラアドニスと間違えて買いそうになった非礼をお詫びしつつw まずは無事に。



最後に。

戸崎Jの移籍後初騎乗。2勝という結果もそうですが、黄梅賞で僅差2着のシンデレラボーイも落ち着いた仕掛けと見えていました。なによりオーシャンSのツルマルレオン。3着という結果以上にすばらしい追い込みでしたねー。人気薄はこうしてペースをずらすべしといわんばかりの伸び脚。並みのメンバーなら勝っている展開でしょう。あそこだけ向かい風は吹いていなかったかなw 今後の騎乗も楽しみにしています。


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