2013.06.27


ホッコータルマエ、完勝でした。

おかげさまで現地観戦できました。仕事量をみながらの社内調整が実を結びましたw いや、それだと微妙に邪な感じがでますねw 関係各位のご協力の賜物でございます。ありがとうございます。風雨にさらされましたが元気ですw


当日は一日中雨。メインのパドックを早々に離れ、残り100m付近で気になる馬場状態を確認しました。はけない水が浮いていてぐちゃっとした質感。古馬チャンピオン戦はいい馬場でやらせてあげたい云々が頭をよぎりましたが、よくよく見ると馬場の真ん中よりイン側は整備していることもあるでしょう、比較的落ち着いた水分量。むしろ脚抜きがよくなっているのかな、という見立てに収斂しました。あぁ、ターフビジョンのパドック映像そっちのけで傘を煽られながら中腰で馬場を覗き込んでいたのは自分ですねw

現地に到着する前から返し馬を重視すると決め込んでいました。馬場とフォームのフィット感を目視できますから、どのくらい苦にせず走れるかを判断するには返し馬かなと。歴戦の古馬ですからね、パドックでは仕上がりと集中力をさくっと見る程度にとどめました。


パドックの見立ては、ローマンレジェンド、ホッコータルマエ。ローマンはギョロっとした目線をパドックのあちこちに振りまいていました。さながら拡散メガ粒子砲状態、ってサイコガンダムで例えるとは年齢がバレますねw あ?やってやっぞ、的空気を感じ取ってしまいまして。メンチ切るという表現でもよさそうです。一方のホッコーはプラス体重がそのままパンプアップにつながっている印象。使い詰めという表現を封じる充実感がありました。

初見になるニホンピロアワーズも仕上がり十分、泰然としていましたが、胴長ですらっとした見た目。前後が長い分、トモが滑った場合にフォームを取り戻すのに苦心するのでは、などと邪推していました。


肝心の返し馬。馬場の中央を躊躇なく加速しているニホンピロアワーズをみて、これは大丈夫と判断。1枚も買わない選択肢も浮かんでいたのですが、ビビッと修正いたしました。ローマン、ホッコーの印象は同程度でしたので、あとは気持ちの強さに期待してローマン本命としました。…反省してみるものです、ここでお手つきしたんですね、自分。

そのほか、ワンダーアキュートが重心低く走れていましたので、こちらも相手に。テスタマッタも馬場をこなせる印象でしたが、展開面で嵌る可能性を考えていました。先行する有力馬のけん制を折り合いよく虎視眈々とすれば、後方から差し切ることも。…まぁイメージを広げすぎてしまったわけですね。


レースラップです。
12.6-11.8-12.8-12.9-12.3-11.9-11.9-12.3-11.9-12.6

ワンダーアキュートがハナ。返し馬を見た時点で、誰も行かなければワンダーが逃げるかな、と思っていました。折り合いのつくほうですし、乗り替わりで思い切りよく進められそうですし、ヘンに番手の競馬をするよりマイペースのほうが妙味が大きいと考えても不思議はないかなと。このあたりは読みどおりでしたが、ラップが全然イメージと違っていました。1、2コーナーで「遅!遅!」と声にだしてしまっていまして。ラップにも表れていましたのでピントはずれていなかったのでしょう。2番手にいたアワーズと2頭でいったんペースに蓋をした格好になりました。

ローマンレジェンドはこの影響を少なくなく受けたように思います。好位の内で前の2頭のペースにお付き合いすることになりましたから。ただ、敗因でいうなら馬場が合わなかったことの方が大きいように思っています。向こう正面のレース映像、馬群を前から映しているのですがどうも重心が高い印象を受けていまして。首を使ってバランスを取らず、力が上方向に逃げるようなフォームに見えています。苦手だったかな。もちろん私見ですけどね。

見た目ではわかりませんでしたが、あるいは馬場の内外は思った以上に悪かったのかもしれません。1コーナーに向けたポジション争いで、最内を取りにいったのはローマンくらいなんですよね。ホッコーは外に張っていますしワンダーは内を空けていますしハタノは外に切り返していますし。結果、馬場の悪いところを通ったのならそれも敗因のひとつに挙げられると思っています。…同じ鞍上、宝塚記念でも好位の内に閉じ込められていましたから、けっこう引っかかっている点ではあります。

ホッコータルマエは先行勢の動きに関係なく、最後はしっかりニホンピロアワーズを捉えました。ラスト1ハロンの粘り合いを制したのは大きいですね。本格化でよいのでしょう。あの勝ち方ですと、今日は何回やっても結果は同じだったかもしれません。改めて録画していた中継映像を観ましたが、3コーナーで先団に取り付く姿が確認できまして。ラップからして鞍上のベストな判断も奏効していたようです。強かった。秋が楽しみです。

一方、テスタマッタ。1コーナー手前で前の馬にのっかけるような引っかかりっぷり。2コーナーまで首をブンブン振り回しながら自滅してしまった印象です。今後も、全体的にペースが流れないと折り合いには苦労するように見えました。買っちゃったなー。



最後に。

久しぶりに悪友と大井に繰り出した格好になりました。タルマエ-アキュートのワイドなどという味な馬券を的中させておりまして悔しいやら悔しいやら。ゴルトブリッツから1年だねぇとしみじみしたり、さらさらと某ダートチャンピオンのラストランになったマーキュリーCの思い出話なども飛び出しまして、いい時間を得ることができました。なかなか時間を合わせるのも難儀するお年頃ですが、ビッとした現地観戦はやはりいいものです。

あー、あとは風邪を引かないように留意しなければいけませんね。頑張ります。


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2013.06.24


ゴールドシップ、恐れ入りました。

鞍上にも恐れ入ったと言わなければ、ですね。1コーナーまでそれなりに距離はあると思っていましたが、1コーナーでジェンティルドンナの直後まで押し上げられるとは。これまでの位置取りなら馬場状態を加味して、前で運ぶ馬に少なくないアドバンテージがあるものと考えていましたが、1コーナーでほぼ勝負あった格好。なにか阪神ダート1800mのポイントと同じようにも思えますね。

4コーナーはテンションがあがりました。3強が3様の進め方から近しい位置で鎬を削る姿。ここからせめぎ合って直線の坂でもうひとつ突き放すのですから、荒れた馬場への適性ととスタミナの底ではひとつ上だったと改めて納得。強かった。


レースラップです。
12.7-11.0-11.0-11.9-11.9-12.0-12.3-12.4-12.7-12.7-12.6

シルポートががっつりラップを引っ張りましたが(府中のスタンドも盛り上がっていましたよ)、事実上逃げたのはダノンバラードでした。ジェンティルドンナがダノンバラードの後ろを選んだことで、ここでペースに蓋ができたようです。目視ですが、ダノンバラードの1000m通過は61秒程度。3強の上がりは35秒台ですから道中は馬場を意識したであろうスロー気味の展開、ラスト3ハロンを目いっぱい使ったパワー差し、スタミナ差しの勝負になったという認識でよいかと思います。


ゴールドシップ。

ジェンティルドンナの直後に控えることで、スタミナを使い始める(=仕掛けの)タイミングを握れていたと思います。いつもの通り、スピードに乗るまでの鞍上のアクションは大きめでしたけどね、4コーナーのでは勝たれたなーと思って観ていました。なにより馬場状態がね、当日の雨でだいぶゆるんでいました。これをこなすならゴールドシップだろうと思っていましたので、馬場の見立ては合っていましたね。ふぅ。

勝利ジョッキーインタビュー。馬は生き物ですから、という繰り返しのフレーズは前走の敗戦の言い訳とは聞こえませんでした。どちらに向けたメッセージかは測りかねているのですが、馬のやる気も含めて予想するなり観戦するとより面白いなーと勝手に再確認しているところです。現地観戦の時はパドックで目力を見たりしてますからね。多分に主観的な判断になる分、プロの方からは出てきにくい発想かもしれませんが、そういう気付きを得ながら本命を選び出すなら予想ゲームも長く楽しめるかなと思っております。


フェノーメノ。

レース後の、馬場が合わなかったというコメントがすべてを表しているのかもしれません。天皇賞秋のパドックで見た印象から重心が低めというインプットがありまして。重馬場は正直未知数でしたが、ジェンティルよりはこなしてくれるのではと考えて、本命という結論に。ゴールドシップとは縦の位置取りでアドバンテージが生まれると思っていましたが、もろもろ期待が過ぎてしまったようです。府中の高速馬場をこなすパワーとは別の器用さが求められたということなのでしょう。

レース直後は鞍上の所作にかなり疑念を持ちました。先の通り前々のポジションを主張するのではと構えて観戦していましたが、スタート直後から縦ではなく横のポジショニングに苦心。外目の馬場を求めた結果でしょうが、1コーナーでゴールドシップの直後にはいったことでレースのイニシアチブはほぼ手放してしまったと思っています。馬場にこだわったのかと思っていたのですが、4コーナーから直線の進路取りはトーセンラーより内。けっこう掘れる状態に見えているのですが、そこは馬場が悪くてもゴールドシップに併せていくのか、などなど。…こう書くと不満満載というニュアンスがでますねw

レースでの勝負より馬場への配慮が優先された、その見立てがスタート前からあったのならば、厳しいですけどね、勝つ馬ではなかったということでしょう。返し馬の時点で相当馬場をこなせないという鞍上の見立てがあったかもしれません。レースを通して最善を尽くしたかもしれませんし、結果的にウィークポイントを過剰に汲んで大事に乗り過ぎたかもしれません。いずれにせよ、迷いのないゴールドシップとは対照的なパフォーマンスになりました。


ダノンバラード。

川田Jの好騎乗と見ています。昨年のマウントシャスタ同様のファインプレー。いや、勝負への色気があったでしょう、その分今年の方が見ごたえがありました。パドック、返し馬と見て、穴馬ならこちらかなと評価を上げていました。本命を違えていましたので馬券的には何も起こらなかったんですけどねw


ジェンティルドンナ。

こちらは読み通りの前受け。馬場が悪化したことで余計に番手の競馬にこだわるしかなくなっていたでしょう。良馬場での俊敏さが特徴と思っていましたので、10Rで馬場状態を確認して3強の中では一番評価を下げました。フェノーメノを抑え込んだのは評価できる一方、ダノンバラードを捕まえきれなかったのは物足りなく。仕上がっていたと思う分、高めのテンションと腹回りの汗は次走以降もちょっと注意点かなと思っています。

スーパー余計なお世話な話。凱旋門賞と本馬のベストパフォーマンスからすると、ロンシャンの天候次第で期待値が大きく変わってしまいそうです。当初の宣言と変わっても、別の目標へ練り直すなら今しかないでしょう。それでもアークなら応援するのみなのですが。あー、失礼を承知でいうならペリエとのコンビとか実現したら面白いなーなどと、根拠ゼロの願望をもってみたり。現在の主戦への不満などとは全く別の無責任な願望なのですが、こういうのは書いたりするとご時勢的にアレでしょうかね。



最後に。

府中で観戦していたのですが、春の府中開催も今日で終幕。馬場開放、というイベントをすっかり忘れていまして。朝に整理券を配るんですね。秋以降は注意して情報を取らないと、と思っています。

そうですね、なかなか競馬のことだけ考える時間は取りにくくなっていまして。ロイヤルアスコット開催とか、ばっちり確認しているんですけどね、書き損ねたことはいろいろございまして。まぁまぁ、タイミングも含めてマイペースで書いていきたいと思います。

さぁて、この時期の中京開催にまだフィット感を持てていないのですが、夏競馬本格化ですね。



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2013.06.23

晴れ間があるのに雨が降る光景は、美観としては悪くないんですけどね。競馬場にはいなかったのですが、土曜の東京は微妙な空模様。馬場状態がなかなか回復しなかったのは湿度のためかなと思っています。梅雨真っ盛り。春のグランプリの時期特有の空気ではありますね。


肝心の阪神芝は稍重から良に回復しました。芝レースでは直線内から2~3頭目を空ける傾向。少なくない雨の影響を推察させますが、上がりラップを見るとそうでもないような。

9Rのカレンバッドボーイはピリッとした脚を示しきれず4着。先行馬を捉えきれませんでした。12.6-11.5-11.0-11.8の上がり4ハロンからすると、急な加速力でもラスト1ハロンの粘りでも及ばなかった模様です。故障療養明けの未勝利を勝ってのレースでしたが、両前脚を外側に投げ出すようないかにもなハーツクライ、成長途上と思われる後躯の非力さから、まだまだフォームを持て余している印象がありまして。ラスト400mから11.0が計時できていますので、勝ち切るのであれば加速にも粘りにも多少パワーが要る馬場という認識を得ています。

ちなみにカレンバッドボーイ。個人的にJBIS-POGでいったん指名したあと、故障でやむなく指名を外した経緯があります。ルール上預託料だけ引かれてしまうんですよね。やむなく、なのですが、なんか申し訳なさみたいな感情が残っていまして。今日の予想は半分こういう結果があり得ると思いつつの本命。当たり外れはともかく禊したような心持ちでおります。…こういう思い入れのバイアスが生じちゃうのでPOGは肌に合わないんですよねーw

※追記かつ閑話休題ですが、JBIS-POGの更新がアレな状態に見えていまして。どうなるんでしょう。


して、3強の評価。大穴狙いでない限り、今回の予想の大きなポイントになりますよね。オルフェーブルがでていれば間違いなく本命だったのですが、いったんそれは置いておかないといけません。


ゴールドシップ。ウマの走る気を尊重したいと内田Jが2週間つきっきりでコンタクトを取っています。一方の須貝師、追い切り後のインタビューは終始なんともいえない歯切れのまま。「有難い申し出ですから」「ジョッキーに任せていますから」という言い回しが主戦への信頼の証とも妙な遠慮とも聞こえています。

1週前追い切りは特にソフトでした。ゴールドシップの精神面にフォーカスした対策。信頼関係を前提に、お互いが最善を尽くそうとした際に出た遠慮から来る対策だとするとなんとも評価し難いものです。ベストと考える対策にずれが生じていやしないかと。主戦ジョッキーがつきっきりで調教に跨るというと、昨年のディープブリランテを思い出しますが、今回のタイミングはその事例よりも博打なのかもしれません。

ただ最終追い切りの動きは素晴らしいんですよね。ゴールドシップのG1は毎回懸念事項を重く取るか否かをつきつけられる印象があります。今回はどうでしょう。


フェノーメノの天皇賞春。かなり末脚を持続させやすい、バテてからの失速度合が少なくすむ馬場でこその上がりラップの構成だったという認識をもっています。京都のフラットな直線もあらかじめ考慮した4コーナーの仕掛け合い、そしてラスト1ハロンの失速ラップ、だったでしょうね。いまの阪神にそのままトレースするのは…?

2走前の日経賞、当時の上がり11.6-11.7-11.7を好位追走から余裕をもって差し切った姿から、明日の阪神で大きな武器になるであろう末脚の持続力を見てとっています。ただし、自分からシルポートを捕まえにかかるような早い仕掛けが要るようにも。特に岩田Jは好位追走組へ早めに取りつくでしょうしね。後ろにジェンティルを背負うなら目標になる分、仕掛けについては難しい判断を迫られそうです。


そのジェンティルドンナのJCは、ハイパーエクイターフが担保した尋常でない加速ラップ。このJCもそうですが、ラスト1ハロンが直前のラップより1秒くらいグッと落ち込むような、いわゆる早い仕掛けでかつ末脚の粘りを問われる展開をあまり経験していない理解をもっています。スタミナの底。今回の予想ではそれをどう汲み取るかが大きなポイントと見ています。まぁ正直、正確に推し量れないですからね。思い入れを大事にした方がよいかもしれません。エイヤで決め打ちするしかないかなと。

なんとなくですが、追い切りの動き!を見た時に、オークスのようなパフォーマンスをイメージしてしまっています。あー、もちろん勝手なイメージですが、イメージは勝手だからこそ面白いわけでして。3強のなかでは一番俊敏なタイプと見ていますし、馬場がFitすると見立てられればあまり迷わずに本命視する構えがあります。


3強以外ですと、トーセンラーとナカヤマナイトかな。トーセンラーはトレーナーが前目の位置取りを示唆していますが、どの位置から進めてもアタマには取りにくいという見立て。ナカヤマナイトはメリハリある加速にちょっと足りない印象ですが、馬場状態次第で評価を上げたいと思っています。


3強のオッズを見てみましたが、微妙に拮抗していますね。能力のどの部分が勝負の決め手になるのか、そして特にスタミナに未知の部分を残していることがその理由かなと汲み取っています。G1ですからね。スタミナの底を信頼して探り合うレースなら、本当に面白くなると思います。


4強なら財布をはたいてでも現地に参じていたかもしれませんが、この春の馬券も振るいませんでしたしねw 明日は最終日の府中へ繰り出す予定。始まる前は府中開催ながっ!という印象が強かったのですが、最終日なんですねぇ。

グランプリと春開催の名残を同時に堪能してくるつもりです。


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2013.06.17


ベストウォーリア、快勝でした。

レースはWINS渋谷で観戦。チャーリーブレイヴの動きに目を奪われていたので、リアルタイムではベストウォーリアのポジションをしっかり押さえられていませんでした。先ほどパトロールフィルムを確認しまして、うまく運べていたことを認識。抜けた強さとは言い切れないと思っていますが、ラスト1ハロンの鮮やかさは印象的でした。


レースラップです。
12.4-11.1-12.1-12.5-12.5-11.9-11.7-11.8

パトロールフィルムで観るとはっきりわかるのですが、スタートからしばらくベストウォーリアの周囲に他馬がいない時間が続きました。隊列が決まるまでをスムーズに乗り切ったことで余力が十分だったといえそうです。直線はクロムレックの真後ろから、内の進路を狙いつつエンジンを吹かしての登坂。ヴァンフレーシュの手応えから下がってくるのを予見していたでしょうね、ちょっと強引に進路をつくってあの抜け出しにつなげました。

視界がクリアになってからのビッとした脚はなかなか。まだまだパワーアップできそうですし、シアトルスルーの父系ですしね、よりパワーとスタミナが求められるであろうJDDでも期待できると思っています。

一回で答えを出した戸崎Jのファインプレー。移籍後初のJRA重賞勝利、という事実は言われてはじめて気づきました。個人的にはまだ乗り方の特徴を掴めていないのですが、まだまだ結果が積み上がっていくでしょうからね、じっくり追いかけていきたいと思っています。

予想的にはちょっと足りませんでした。ガイヤーズヴェルトを凌ぎ切った2走前の500万下。ガイヤーズヴェルトを引き合いに出してようやく相手に加える程度に評価が留まっていました。サウンドトゥルー、タッチザターゲットあたりを優先していまして。このあたりは少し評価の補正が要りますね。


サウンドリアーナ。

本命でした、が明確な自信はもてず。前走の切れ味から類推して、前が残る府中で差し切れるか、最後まで伸びきれるかは未知数と思っていました。自身のパフォーマンスはしっかりできていたのでしょうが、より好位で立ち回った馬に軍配が挙がった格好と思っています。先行できない馬ではないと思いますが、いまいま先行させないことでこなせる距離に幅がでてくるようにも。陣営の見通しがそこにあれば、来年以降の牝馬交流重賞がとても楽しみになりそうです。


チャーリーブレイヴ。

出遅れてしまいました。フォームと前走のゴール前での脚勢から、脚抜きのいい馬場が前提になるとイメージしていました。前夜の雨はプラスだろうとしっかり予想に組み込んだんですけどねぇ。位置を取りにいくリカバリーの動きが出し入れの多さにつながり、直線登坂後のガス欠につながったと見ています。今日は鞍上の戦略から必要以上に着差の付いてしまったでしょう。馬は充実していましたので、次は期待できると思っています。しかし今回に限らず、クレイグの出遅れ後の動きはいいイメージがないですね。。。


サウンドトゥルー。

直線に向いてからが少しもったいなかったでしょうか。進路を確保するまでの外への切り返しが一度二度と続いてしまいました。リアーナ、チャーリーと違って少し力の要る馬場でもいけそうなタイプに見えています。あー、血統見れば納得ですよね。2着ならJDDでとても楽しみになったはずと、ちょっと残念に思っています。賞金的にたぶん出れないですもんね。



最後に。

ユニコーンSから派生したイメージについて。あとで確認した9R青梅特別、勝ったフリートストリートの味な凌ぎ切り方は、ベストウォーリアの2走前とよく似たそれと思っています。どちらも鞍上は福永J。先行から視界をクリアにして直線へ、坂下で動かず、ひとつふたつタイミングを遅らせてからの追い出し。ユニコーンSのクロムレックでも同様の抜け出し方をしていまして、ひょっとして得意なパターンなのか、と思ってしまいました。先行できる実力馬を安定してエスコートするには向いているのかもしれません。グレープブランデーとか、と思いましたがこれは後輩が手放さないでしょうね。でもいいイメージが浮かんでいます。


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2013.06.15
この土曜は職場の皆さまと府中へ。久しぶりに繰り出しました。

しかし暑かった。というより湿度が酷かったですねぇ。Yahoo!のピンポイント天気だと日中下がっても湿度60%以上。ずーっとウェットだったようです。ダートの含水量も土曜のレースを終えて稍重までしか乾きませんでしたしね。

一方の阪神、準メインの頃にはかなりの雨量になっていたようです。10、11、12Rとひとレースごとに馬場状態悪化の発表が。ちなみに手を出さなかった函館は晴れてましたし(追記:午前中は雨だったんですね)、3場買った人はなおさら、トラックコンディションに関してマメに頭の切り替えが必要な一日だったなーと思っています。レースする側には過酷だったでしょうね。有難うございます。


東京10Rはタイキプレミアムから折り返しなしの馬単。直線外から抜け出すときは勝ちを確信したのですが、内にいたドリームゴスペルの粘り勝ち。差せる勢いと思ったんですけどね。比較的内が残るコンディションと思いつつも、スタミナを兼備した末脚をもっていれば多少外でも差し切れる、という認識でいました。これは明日も補正せずにいけそうですが、どうでしょう。

そして東京最終はシンキングマシーンから折り返しなしの馬単。降級で確勝級という1倍台の人気に逆らわない判断は、直線向いたところまでは完ぺきでした。というより、タテもヨコも。鞍上の位置取り、エスコートが完ぺきでしたね。ただなー、坂を上がって前のアンバウンドをかわいがる姿、それに隠れるように内から未勝利を勝ったばかりのフロリダブルーが。。。

レースラップと脚色からしてシンキングが目いっぱい追ったとしても微妙な着差になっていたかもと思っていますが、おそらくフロリダブルーの脚勢はシンキングの鞍上には見えていなかったかな、という残念な結果と理解しています。


そして、どちらも馬券の買い方が残念。なぜ折り返さないのでしょうw ダービーもそうですし、この春の個人的トレンドが続いております。治療方法は簡単でw 「連」を買えばいいのですよ。どうやら予想をしっかり「よせる」ことに変にこだわっていまして。なんか、決断したという手応えにヤラれているみたいです。

いっしょに繰り出した同僚の皆さまにも、かなりイジられてしまいました。イジられること自体全く悪い気はしていないのですが(いいネタを提供してしまいましたよw)、やはりある意味で無用なこだわり。虚心坦懐として夏のグランプリに臨みたいなと改めて思わされました。

…まぁ、やっぱり、イジられてちょっとは悔しかったのでしょうw


あー、阪神はメインの天保山Sでなんとか3連複をゲット。予想とはうらはらな3、2、1着という結果でしたが、パドックの動きでスリーボストンをしっかりピックできたのは収穫でした。シセイオウジによせすぎた分若干トリガミでしたけどね。あの天候と馬場をこなすかどうかの判断は、なかなか難しいでしょうから。こちらは軽く胸を張っておきますw



最後に、明日のメインもさくっと。

ユニコーンSはサウンドリアーナの差し脚をピックする予定。ですが、前が止まりにくい馬場であれば、先行勢からラストでもう一つ粘れる馬を選び出しておく必要があるかな、と。それこそ「連」で押さえますよw

函館スプリントSはドリームバレンチノの展開スポイルを想定。外からパドトロワが被せてくるでしょうから、好位の内で立ち回れる馬のアドバンテージを強めにイメージしつつ予想をまとめようかなと思っています。


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2013.06.15


オルフェーヴル、宝塚記念を回避となってしまいました。。。

1週前追い切りの直後、息の戻りが悪く咳もでたとのこと。診断結果は運動誘発性肺出血。症状がひどくなると鼻からでてしまい鼻出血となるようです。鼻出血ですと出走制限のルールに抵触しますので、そこに至る手前で発見できたのは不幸中の幸いというべきでしょうか。

端的に4強見たかったなー、という言葉に尽きますねぇ。阪神2200mが最も似合うのはオルフェーヴルと思っていましたから、期待が大きかった分脱力感もまた大きく。まぁ、4引く1でも十分役者は揃っているんですけどね。はい、残念です。


で、肝心の凱旋門賞。総研の方のコメントが報道ベースにのっていましたが、治癒には十分な時間があるといってよいようです。ただ、再発の可能性を含め、どこまでリスクを許容できるか。今年はアヴェンティーノもいませんし、様々な負荷と向かい合う必要が増しているように推察できます。実績と評価を量りにかければ引退という判断もあり得るでしょうか。

個人的には再挑戦を見たいのですが、まずは落ち着いて続報を待ちたいと思っています。


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2013.06.12


川崎に繰り出したのは久しぶりです。昨年のJBCは職場でさみしくネット投票していたはずですので、それよりは前のはずなんですよね。…。すっかり失念しているくらい久しぶりということですね。スタンド新しくてびっくりしてましたし。さすがに忘れすぎかw パドック脇のコロッケは相変わらずでしたよ。美味。

悪友と繰り出すのは久しぶり。なにも考えずに筋肉の躍動を見ようや、というノリでブッキングいたしました。翌日の関東オークスをチョイスしないあたりが「らしさ」ということで。

当日は朝から小雨、パラパラと降ったり止んだりという天候でした。台風が近づいている影響のようで、本格的な接近前でよかった。レース中もパラついていましたが、馬場はおしめり程度で脚抜きがよいような印象でした。


レースラップです。
6.6-10.4-11.5-12.9-12.4

スターボードとアイディンパワー。レースはちょっと長めの審議を経て同着という結果になりました。かたや、スタートから3コーナーまでに勢いをつけすぎたであろうスターボード戸崎。こなた、出遅れ気味のスタートから直線馬群を縫って猛追したアイディンパワー的場。どちらもレース中の少なくないロスを流れの中で切り返す力はお見事。一度のロスから負の連鎖を生まない経験値が垣間見えるようでした。ゴール前は見応えたっぷりでしたね。

パドックでは1頭だけ馬格が違ったスターボード。直線脚があがりながらも粘りこめたのは、あのトモの容積でしょう。雁行して直線に向いた48kgダンシングロイヤルとのトモのパンプアップの差、それがそのまま粘りの差になったように思っています。ダンシングロイヤル自身は仕上がりよかったようですけどね。相手と枠順が悪かったかな。

予想はコアレスピューマから。スターボード断然と思いつつ、パドックでのうまっ気と脚抜きのよさから、レコードホルダーに寄せる馬券にしてみました。スタートして二の足がつかず、3コーナー手前で外から軽く被される展開。この時点でほぼ終了でしたね。。。 御神本の入念な返し馬は好感だったのですが。残念。

能力と適性でバランスして最上位はこれなんだけど、こういう展開になったらこっちかも、という、予想する際の思考パターン。これがこの春の私的トレンドらしくイカンイカンと思い至っております。能力的にこれ、と絞れているのならそれで決めればいいみたいでして。うーむ。確かにそうすればキズナもロードカナロアも素直に買えた、かなw いい気付きになるのかもしれません。



最後に。

この川崎スパーキングスプリントを皮切りに、スーパースプリントシリーズが続くようです。各地域のトライアル勝ち馬(今日の川崎は2着馬も)に優先出走権を与えて、7月の習志野きらっとスプリントをファイナルとする全5戦。ブラックジャックによろしくとタイアップする形の特設サイトがありました。
スーパースプリントシリーズ 特設サイト【トップページ】

今年で3回目ですが、過去2年はラブミーチャンが制していまして。今年は出てくるのかな。馬格のある馬が揃うとパドックからして壮観ですからね。是非続いてほしい企画と思っています。


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2013.06.09


クラレント、華麗な前受けでした。

スズジュピターがハナを主張しましたが、同様にクラレントも押して2番手を取りました。ここが勝負の分かれ目でしたね。向こう正面で隊列が落ち着いた時点では、サンレイレーザーのいい目標になるなーと思っていたんですけどね。はい、サンレイレーザー本命でした。複勝にしておけばよかったかな。

レースラップです。
12.7-10.8-11.6-11.8-12.0-12.1-12.0-11.2-11.5

クラレントの上がりは33.5でした。残り400mまでは逃げたスズジュピターが頑張っていましたので、残り600mからの1ハロンは10秒台で乗り切っているはず。実質、坂下が最速ラップというのは今日の芝レースの傾向でした。3ハロンしっかりスパートできるならサンレイレーザー、という考え方はまぁまぁ合っていたと思っています。

クラレントの前残り(前残し)は岩田Jの思考の癖というべきでしょうか。引っかかるリスクを負って前々で運ぶメリットを得る胆力はさすが。ペースもタイプも異なりますが、判断の類型でいうならディープブリランテのそれと同じパターンでしょう。今後もこのパターンは気を付けないといけませんね。しかし、このあとはどこを使ってくるでしょう。府中巧者の次走、しばらく適鞍がないような気もしています。

ジャスタウェイの追い込みは見事でした。終始ラチから離れずの追い込み。福永Jは2コーナーを曲がる前に覚悟を決めていたようですね。内側で下がってくる先行馬が少ない可能性を含んでの後方イン強襲なら、頼もしい決め打ちだったと思います。馬自身が不器用なタイプですから腹をくくりやすかったかもしれませんけどね。ディープブリランテに対するワールドエースのそれ、ともいえそうですが、今回の方がより戦略的であったでしょう。魅せてくれました。

サンレイレーザー。4コーナーまでは問題なく進めていましたが、直線にはいってクラレントの真後ろに。一番スムーズに加速したいポイントで左右の進路を探る必要に迫られていたようでした。直線入口のリードがそのまま着差になったようです。ちょっともったいない印象もありますが、康太Jの(しっかり我慢するという意味での)思い切りは悪くないかなと思っています。

アドマイヤタイシは不運といいますか、今日は馬場も展開も向かないイメージでした。前受けできていましたが振るいませんでしたね。使い減りという認識ではありませんので、次走の条件次第で見直せると思っています。

リルダヴァルは出遅れが響きました。クレイグらしからぬ中団追走。最後はしっかり脚を伸ばしていましたが4着まで押し上げるのが精いっぱいでした。こちらも条件替わりで見直せるはずです。



マーメイドSもさらりと。

マルセリーナがきれいに差し切りました。アロマティコの追い込みもいい勢いでしたが、展開の利はマルセリーナにありましたね。

いちおうレースラップ。
12.4-11.5-12.7-12.4-11.6-12.0-11.8-11.4-11.7-11.9

アグネスワルツが前残り馬場を目いっぱい活かす逃げ。そしてこちらも残り600mからが最速ラップ。アロマティコはここで脚を使わなくてはいけない展開でした。他馬を上回るスパートを強いられてなお、あそこまで勝負に加わってくるのですから地力は確かですね。3着だったことで本賞金は増えず、次走の選択肢を考慮した場合プラスにでるでしょうか。秋のG1には間に合ってほしいですね。

勝ったマルセリーナは、川田Jの誘導が見事と思っています。大外枠をうまく利用できたでしょう、1コーナーまで馬群の外をゆったり進めることができました。内で窮屈になったコスモネモシンの気性が炸裂していたことを考慮すれば、コーナーの距離ロスを上回るメリットがあったでしょうね。

桜花賞以来の勝ち鞍。タイミングがタイミングですから、同厩のジョワドヴィーヴルを想ってしまいますね。ファンの側から見える符合ですが、厩舎スタッフの背中を押しているなら何よりです。アロマティコが迫ってからのラストのひと脚。ひとつ下の2歳女王がひと押ししてくれた、という形容なら美しいですよね。



最後に。

春のグランプリ、1週前の登録がでましたが、少ないですねー。ショウナンマイティ、エイシンフラッシュが早々に秋に備えての回避を決めたことで、かなり4強の印象が強くなってきました。おぉぉローゼンケーニッヒ、とか思っているところです。カレンミロティックとか脚質的に面白そうですけどね。個人的にはドリームジャーニーの特性を強くイメージしているところですが、まぁまぁ慌てずに。東京では雨が少ない状況が続いていますが、グランプリこそ良馬場でお願いしたいと思います。



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2013.06.09


春G1もひと段落。週中は情報収集にもあまり時間を使わず、土曜は所用の間にメインだけTV観戦いたしました。

この時期のダートオープンというと以前はブリリアントSだったんですけどね。ダート中長距離のオープン番長たちが集結して、覇気を表に出さないゆるやかーなパドックを演出していたのがちょっと懐かしく。G1直後の弛緩したテンションとうまく相まっていたんですよね。いまいまは5月開催に移りましたから以前の趣きとは変わっている印象です。

で、府中のメインはアハルテケS。いまだに確かめながら発音する感じですw ちょっとテケかケテか迷うんですよねw

パドック中継から観ることができました。2番人気のハートビートソングは馬っぷり抜群ながら、内枠と大柄な馬体そしてベテルギウスSの勝ち方からして、この舞台で評価してよいものかと疑問視。ナムラタイタンの外枠も悪くなかったのですが、よく見えたダノンカモンを本命に。あまり細かい比較をせず、以前からのイメージを大事にしたのがよかったでしょうか。単複さらりとでしたが、うまく嵌ってくれました。


レースラップはこんな感じ。
12.2-10.9-11.4-11.9-12.1-12.2-12.3-12.6

2、3ハロン目は速過ぎでしょうね。芝かいなというペース。逃げたアイファーソング内田は内枠でプッシュするハートビートソングを蓋するために必要以上のダッシュをしてしまったようですね。難しいところですけどね、ハートビートの前を取らなければ、2番人気の馬にきれいに進路を渡すことになりますし。結果として前傾ラップが形成されました。こうなるとポジションを取りに行った先行勢は苦しいですね。

これを好位につけてから若干控えて追走できたダノンカモンに、余力とポジションのアドバンテージが回ってきました。直線坂下、ナムラタイタンの真後ろに入りながらエンジンを吹かしておく戸崎の姿は頼もしかったです。レース結果を伝えるニュース記事で「戸崎カモン」という表現がありましたが、それはちょっと微妙w 誰ですか、ヒッチハイカーよろしく親指を立てているひとはw

残り200mでブンと抜け出す姿はG1級と思いましたが、この馬はここからがポイントですね。ソラを使うといいますか、反抗的といいますか。ギリギリまで鞭を用いない鞍上の意図を見て取りましたが、ゴール手前の(おそらくやむを得ない)右鞭には案の定尾を回す仕草。これがなければタイトルホルダーなのでしょうね。

ナムラタイタンは前傾ラップを追っかけた分の負け、でよいように思っています。もう少し排気量があれば大きいところも、と勝手なイメージを持っていますが、この後はどこを目標にするのでしょうね。できれば昨年のリベンジ、南部杯で見てみたいのですが、賞金面もローテーションも心配です。

ハートビートソングは自分のストライドとペースで走れないと脆いタイプなのでしょう。古馬になってからの3勝は馬場を問わず、レースラップのラスト1ハロンが1秒以上の失速ラップ。後半のスパートを早くしてラストの失速ラップを凌ぎ切るような展開でこそ活きるタイプなのかなーと評価をし直したところです。そういうタイプがちゃんと自分の展開に持ち込むなら、そのレースは面白くなりそうですけどね。



さて、明日は2重賞あるのですがいまいまは枠順くらいしか確認しておりません。クラレントは内枠でどうするのかなーとか、ピュアブリーゼがうまく立ち回れるかなーとか、ふわふわイメージしている程度です。どちらも人気最上位を疑うところから入りそうな気がしていますが、どうなることやら。あまり準備せずにパドック映像とストックされた記憶から絞り込むのも悪くないかもしれません。あー、その記憶力が最近だいぶ怪しいんですけどねw


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2013.06.03

ロードカナロア、マイルを制しました。

道中は前走をトレースしたような位置取り。直線に向くところで前方の視界をクリアにして、じっくり待って追い出しました。ポジショニングとペースの判断は非常に手堅いものだったと思います。極端な枠を引かず横のポジショニングに苦心しなかったことはアドバンテージでしたね。

現地観戦があだになったでしょうか。パドックを見るまではカナロア本命のつもりでした。いやー、ダークシャドウの動きが気になってしまったんですよね。いつにないドッシリ感といいますか。力まなくてもグンッ、グンッと気持ち余計に推進する歩き。問題はマイルのペースにどう対応するか、ラスト1ハロンの伸び脚が未知数、という点でした。逡巡した結果、そこは鞍上を信頼するポイント、賭けをするポイントと思ってダークシャドウを本命に。まぁ、思えばせっかく絞りこんだ候補の中から、可能性の低い方に賭けてはいるんですけどね。


レースラップです。
12.0-10.7-11.2-11.4-11.7-11.5-11.3-11.7

シルポートがしっかり突っ込んで前傾ラップに。結果1:31.5の高速決着ですから、これを好位追走した人馬はほぼ着順を落とす格好になりました。そう考えるとガルボ、ヴィルシーナはよく踏ん張っていますね。

その先行馬群を外からなぞるように4コーナーを回って、直線馬なりのダークシャドウを確認した瞬間はアガリましたねー。タギりましたねーw ひとつ前の記事の流れからいえば「戸崎!イヤァオ!!」な瞬間でしたw あそこから押し切ったら紛うことなきマイルチャンピオンでしたが、その直後にスプリントチャンピオンがしっかり進路を確保。終わってみれば目標になっていたかな。さすがです。


ロードカナロア。

パドックではよく身の詰まった、という形容が浮かびました。500kgあるようには見えませんでしたね。テンションが高くなりそうだと判断したのか、途中から調教助手さん(翔伍さんですね)がふわっと横に並んで2人引きに。これで概ね落ち着いた周回になったようです。
Lord Kanaloa-Yasuda Kinen 2013

直線の外よれはなんとも微妙。外に併せられていますから左鞭は当然なのですが、思っていた以上に外によれてしまったのかなと。ただ右手綱の挙動で重心が横にブレていまして。。。 意見が辛くなるのは期待の表れでしょうかねぇ。過怠金10万円、不要だったのではという思いがあります。

馬は強かったですね。タイキシャトルに重ねる語り口ももう違和感はありません。この後はスプリンターズS、マイルチャンピオンシップというローテとのこと。ただなー、今日の走りを観ると秋の天皇賞はいかがでしょう、と思ってしまいます。スプリンターズSからとなると現実的ではないですからね、実現の可能性は低いのでしょうが。


ショウナンマイティ。

惜しかったですね。能力的には届くと思っていました。前走産経大阪杯の脚というよりは、京都記念の半周スパートからマイルのペースへの対応力はあるだろうという見立て。どうやら見当違いではなかったようです。パドックから折り合いの心配は不要と見ていましたしね。ただ先週のキズナ同様、外に出すまでに難儀して着順を下げるという読みから本命視は避ける判断をしました。はい、浜中Jには失礼な判断でしたね。

直線で進路を確保してからの玉突きは痛かったと思います。あれのせいにしなかった鞍上の気概を讃えるべきでしょう。力があることは確か。あるいは京都1600mで戴冠するシーンもあるかもしれません。その前に、宝塚はどうするんでしょう。楽しみがひとつ増えたように思っているのですが。


ダークシャドウ。

先の通りとても熱く観戦いたしました。意識して前で運んだ、というレース後の鞍上のコメントで満足感は保たれています。あの走破タイムでは走れなかったということでしょう。

パドックで一応パシャっと収めていますので、こちらも。
Dark Shadow-Yasuda Kinen 2013


カレンブラックヒル。

昨秋から感じていたのですが、胸前の容積に欠けるといいますか総排気量に限界があるといいますか、もうひとつスケール感がほしいと思ってしまってまして。ここのところのダイワメジャー産駒全般に感じていることでもあるのですが、カレンに関してはもう高望みなのかもしれません。鞍上は落ち着き過ぎている気性を問題視していましたが、自分はこのスケール感の不足がG1の勝負どころでもうひとつギアをあげられない要因かな、と見ています。調子はよかったと思いますので、なおさらですね。


グランプリボス。

直線に向いてダークシャドウの真後ろでかつ外にロードカナロア。最悪のポジションに嵌ってしまいました。極端に内とかひとつ下げて外とか、別の進路が確保できなかったのは、前向きさの勝ってしまったテンションにあったようです。パドックで観た馬体はお腹がキリリと巻き上がったギリギリ手前という印象。結果論としてトレーナーの仕上がりすぎたというレース後のコメントはその裏付けのように聞こえました。次走以降の予想では少し例外的に扱うべき戦歴になるかもしれません。


サクラゴスペル。

全然やれないものと思っていましたが、直線最内に潜り込んで掲示板を確保しました。壊滅した先行馬のひとつ後ろ。横山Jの判断をきちっと褒めるべきでしょう。ホライゾネットが悪目立ちしていたパドックでしたが、このコンビである限りはしばらく要チェックと心得ました。



最後に。

クリスチャンの吸収力。前走の轍を踏まえて、そして今回のメンバーを踏まえて、絶妙なポジショニングから勝負ができていたように見えました。馬体の接触でラスト踏ん張りきれなかったというコメントでしたが、それまでの運びは素晴らしかったですね。パトロールフィルムを見る限り、7枠の先行馬がつくったスペースにきれいに潜り込む挙動。アドバンテージをしっかり活かしていたようでした。

デムーロという響きが錯覚させてしまいそうですが、彼はまだ19歳なんですよね。ミルコと混ぜちゃダメですってw ジョセフ・オブライエン、ミカエル・バルザローナと同世代。たくさんのチャンスを経験値に変えている真っ最中でしょう。先週のロゴタイプの経験は今日の3着に活きたと見ているのですが、どうでしょうね。経験のフィードバックが早いジョッキーならより注目に値すると思っています。


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2013.06.02


ダービーの余韻が残りっぱなしです。

勝負が決した後のスタンドは幸せそうだったなーとか。世代もファン歴も問わず、武豊Jのいわば復活Vに拍手を送る雰囲気は、現場にいた甲斐があったなと。このあたりは以下の記事に共感するところです。エピファネイアに絶叫した理由はちょっと違ってましたけどw 絶叫に違いはないですかねw
第80回日本ダービー回顧~万雷の拍手、絵になりすぎる千両役者 - 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog



さて、もう新馬戦。

POG本もちょこちょこ眺めていますが、実際に走ってみないとなーという全くPOGに向かない体質でして。ちなみに某POG本の馬体メジャーは写真の縮尺を揃えたことでだいぶ印象がかわっちゃうなー、という身も蓋もない感想に。

新馬勝ち第1号はレッドリヴェール。個人的には、ステイゴールド産駒というよりアグネスデキシイの下。あのプラタナス賞の衝撃といったらなかったなーと。ピッチ走法の俊敏さと集中力はレッドリヴェールと似ているように思います。クレイグのギアの上げ方も繊細かつナイスタイミングと見えました。先々も楽しめそうな第1号という印象です。

安田記念と新馬戦を同時にチェックする感覚にはまだ馴染んでいませんけどね。ダービーでひと区切り、にしてはちょっとせわしない印象がありまして。切り替えが遅いのはキャリアのせいか年齢のせいか。どっちもかw 時期に慣れていくんでしょうね。



鳴尾記念も少し。

ダービージョッキーが鮮やかにペースを支配していたようです。トウケイヘイローが2000mをこなしてしまいましたね。懸念の折り合いから若干不可抗力な飛び出しだったかもしれませんが、残り1000mからレースを引っ張っての押し切り。どれかに捕まると思って複勝をもっていたのですが、過少評価で失礼をいたしました。一応、レースラップを載せておきます。
12.5-11.4-12.5-12.6-11.4-11.9-11.9-11.3-11.4-12.0



で、安田記念ですね。

世界のカナロアとインタビューを受ける鞍上の表情が硬いのは気になるところですが、高松宮記念の前半の進め方を見る限り、1600mという距離延長に関する不安はもっていません。リニューアル後の中京1200mは、直線の坂から逆算して前傾ラップになりにくいようですし。問題は適性ではなく、勝ち切れるかでしょうね。

カレンブラックヒル、ショウナンマイティ、グランプリボス、ナカヤマナイト、ロードカナロア、シルポート、ダイワマッジョーレ、サダムパテック。動きがよく見える馬は多かったです。スイッチが入ってしまった分、グランプリボスのラスト1ハロンはちょっと動きがにぶったように見えましたが、手前を変えずに踏ん張っていましたから、当日のテンションが高すぎなければ問題視することはないかもしれません。

キズナの末脚を「ナタ切れ」と表現するコメントに出くわしていますが、今週はショウナンマイティがそれに当たるかと。母父ストームキャットという記号は同じ、父がマンハッタンカフェに変わることでよりナタ感が増している印象があります。細かく言うならトップスピードに至るまでに若干時間を要するのかなと。浜中Jはどう乗るでしょうかね。

7枠3頭がどれくらい前々で運ぶのか。クレイグが押し出していくなら福永は被されることを許容するでしょうかね。先行のポジション争いで横がぽっかり空くのなら、8枠3頭の横の動きはスムーズになるかもしれません。

カレンの仕掛けどころ。坂での瞬発力勝負というよりは緩まない流れに乗って抜け出す方が持ち味が活きる認識。これを捉えるなら、スピードの持続力がレベル高く問われることになります。軽快な切れ味ではちょっと足りないようなイメージをもって、当日改めて逡巡しようかなと思っています。


ひとつ興味深かったのは、追い切り後の横山Jのインタビュー。冒頭は順調のひと言だけだったのですが、的を射た質問が続いたためでしょうか、徐々にきっちりとしたサクラゴスペル評で応える姿に変わっていったようでした。声からするとインタビュアーは福原アナでしたが、なかなか聞き応えがありましたね。やっぱり前に?という先入観ありきの問いかけもありましたが(いつもその種の質問の仕方は残念に思っています)、うまくジョッキーの見立てを引き出してくれていたと思います。



最後に。

競馬の話題ではないのですが、先週のアメトーークでプロレスを取り上げていまして。中邑選手の「イヤァオ!!」というマイクパフォーマンスが脳裏にこびりついているところですw 相手から対戦するかどうか問われるシチュエーションで「答えはこうだ!イヤァオ!!」と。叫んだ文脈の解釈は聞き手に任されているのだそうですw

中邑選手がどういう存在かよく知るところではないのですが(あ、プロレス弱者ですのでご承知おきを)、番組内で紹介されていたGKさんのブログで伝わるところはありました。勝手紹介ですが。
GKはこう書いた!|金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba

その価値を茶化すつもりはないのですが「本命はこうだ!イヤァオ!!」といって本命馬をはぐらかす転用方法を思いついていましてw ちょー面白がってますねw いまいまもちょっと予想に詰まるたびに叫んでいるダメな感じですw


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