2013.08.26


ハープスター、すんごい切れ味でした。

レース後のジョッキーインタビュー(相変わらずそつがなかったですねー)でも触れていましたが、スタートから直線に向くまではあまり進んでいきませんでした。直線に向くまでじっくり進めてラストをパンと弾けさせる追い切りは厩舎特有のそれですので、レースに前向きではあったのかな。それでも4コーナーでは軽く置かれているように見えました。

レースラップはこちら。
12.5-10.8-12.0-12.6-12.8-11.5-10.9-11.4

この上がりを最後方から差し切ったこともそうですが、なにより残り200mを切ってからの見栄えは素晴らしかった。ゾワッとするような加速でしたね。一気に突き抜けるまでの脚色は少なくとも年末まで覚えておく必要がありそうです。


筋肉質に映る馬体は母父ファルブラヴの分でしょう。将来は短距離にシフトするのかなーなどと思っていた分、事前の評価は上げきれませんでした。まぁこの時期ですから距離適性にセンシティブになる必要はなかったですね。ダリア賞で差し損ねたアポロスターズ、マイネグラティアを重視しての馬連BOX、イスラボニータを加えていたのでうまく拾えましたが、当たった気はしておりませんです、はいw

厩舎からブエナビスタのイメージが湧いたのですが、先ほど母系の産駒をみていたらアドマイヤベガの名前が。そうですよねベガですもんね。こちらのイメージでもよいかもしれません。



その他、2つの重賞もさくっと。

キーンランドカップはフォーエバーマークの逃げ切り。パドトロワのスタートがばっちり決まりましたが、その後のハナ争いは消極的なけん制と映りました。先週よりは差しが決まる馬場だったことが各鞍上の脳裏にあったでしょうか。案の定、2~5番手で追走した馬は大きく着順を下げました。一方村田Jはじわじわと先手を取るスタミナロスの少ない展開。最内スタートを存分に活かした格好です。前々走、函館スプリントも最内。きっと参考にしていたでしょうね。

レースラップです。
12.1-11.0-11.8-12.3-12.0-12.5

走破タイムが1:11.7、ストレイトガールが差せない、馬場が掘れちゃってるのはこのあたりに出ていると思っています。最内、先行脚質、そして掘れる馬場に負けないフォームとスタミナ、これらを見込んでのフォーエバーマーク本命でした。だいたい見立て通りだったかなw

戦歴とファルブラヴでイメージしたのはワンカラットでした。ワンカラットよりは中山適性に厳しさを覚えますが、馬場状態などもわかりませんからね。能力の分しっかり走るという見立ては変えずに、秋のG1での評価もきっちり上げ下げしたいと思います。



エルムSはフリートストリートの押し切り。というよりは内田Jの経験の勝利と思っています。早めのプッシュからのレコード勝ちですしね。ヒヤシンスSで感じた強さがようやく結果を伴いました。

レースラップはこちら。
6.8-10.9-11.6-12.2-12.3-11.9-11.9-12.0-12.4

2コーナーあたりでは前々で決まる予感がたっぷりでした。フリートストリートは3コーナー過ぎから内を締めきっての積極的な追走。初見では手応えが怪しいからかえって早目の勝負をしたのかな、と思っていたのですが、上がりからしてブレーキを踏まずに押し切る判断はお見事だったんですね。阪神の1800mに向けては悪くないパフォーマンスだったと見ています。12月が楽しみになってきました。ぜひ順調に。ん?賞金大丈夫だったかな?

一方のブライトライン。というよりその鞍上。直線半ばまで外を締められ、フリートストリートの後ろから外に出しましたが時遅し。好位の内で進路を失う格好になりました。仕上げも気性も考慮する必要があったかもですが、リーディングを獲るジョッキーが重賞1番人気であの嵌められ方は…。なんといいますか、残念に思っているのはあの形にスポイルされることがあまり予見できていなかったように見えること、なんですよね。控えて届かないスタイルより、リスクテイクできなかった姿がなんとも厳しいなと。馬の心身は次につながるでしょうから、次走のパフォーマンスは期待したいと思います。



最後に。

土曜のひまわり賞で今年2度目の「八分染め分け帽」が登場しました。八分けは珍しいケースですが九州産馬限定という条件だと比較的登場もしやすかったかな。しかし馬主も種牡馬も寡占気味でしたね。テイエムvsカシノ、テイエムオペラオーvsロドリゴデトリアーノ。どこのシマの抗争でしょうかw

条件付きだからこそ起こる現象と是非はともかくフラットに受け止めていますが、近未来の日本競馬がこんな偏りにならないことを祈っております(マジで)。


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2013.08.19


トウケイヘイローが荒馬場を逃げ切りました。

夜になって函館の日照時間を見てみたのですが、17~18時台で合計30分程度。日中の日照時間は0という記録でした。降水量はそこまで記録されていませんでしたが、湿った馬場が乾く機会はあまりなかったようです。

結果的には函館記念同様、スタートをきっちり決めたトウケイヘイローの逃げ切り。形としては「同様」なのですがその内容はかなり馬場の影響を受けたものになりました。

レースラップです。
12.6-11.3-12.3-12.8-12.7-12.7-12.4-12.7-13.0-14.0

トウケイヘイローはこれまで同様の好スタートから、じわりじわり内に寄せるポジショニング。外からの牽制はかなり奏功していたと思います。武豊Jの手が動いていなかったので遅めかな?と思っていましたが、11.3のラップを確認してちょっと納得。ネコパンチが先手取れませんね。逆にアンコイルド、アイムユアーズはけっこう積極的にポジションを取りに行きましたね。

馬場がゆるくて掘れる分、カラダを大きく伸縮させるストライドより、可動域が狭めでもしっかり馬場をグリップする走り方が優位になるのでしょう。トウケイヘイロー、アスカクリチャン、アイムユアーズなどは後者にあたるでしょうし、一方で府中の掘れない良馬場を「叩いて」G1を獲った馬が軒並み着順を下げましたから、大きく外した理解ではないと思っています。今期の函館の良績を素直に重視すればOK、とも言えますね。

あとはペース。トウケイヘイローのラップは2分割すれば前傾ラップなのですが、残り800mで早めに仕掛けているのが見て取れます。後半の仕掛けどころも早くしたことで後続の差しを完封した格好になりました。自身の上がりが39.7、最速がアスカクリチャンの39.6ですから、切れ味よりはバテないことが求められる展開。ロジユニヴァースのダービーがちょうどこんな感じだったと記憶しています。…あー、ロジがここにでていたら?ねぇ。

武豊Jはこのペース配分を十分予見して臨んでいたでしょう。そりゃそうですね、9R定山渓特別は札幌記念と同じ2000m。ネコタイショウの逃げ切りで見事に試走を終えていますから。ネコタイショウのラップはこちら。13秒台がふたつある分とよりゴールに近い仕掛けどころがクラスの差と読み取れます。組み立て方は同じでしょうね。
12.7-11.2-12.1-12.5-13.2-13.3-12.8-12.9-12.5-13.7

これでサマー2000シリーズはマイネルラクリマが新潟記念を勝たない限り、トウケイヘイローで確定になる模様。春先には想像できない展開でしたねぇ。秋G1、天皇賞(秋)への展望というと何とも言えないかなと思っています。2ターンでアンジュレーションの少ない芝2000mのG1があれば。無事にでてきたら悩ましい存在にはなりそうです。


いくつか。

アスカクリチャンは岩田Jの好判断があったと思っています。先行争いを前に見つつひとつ下げたポジションで1コーナーへ。4コーナーは最内しか見ていなかったでしょう。馬場をこなすと考えての戦略。トウケイヘイロー武豊が一枚上手だっただけで能力を発揮した2着と見ています。

アイムユアーズは馬場に関係なく少し長いのでしょう。それを汲み取っての先行策なら、展開に対する池添Jの判断は必要十分だったのかなと思っています。積極的でしたね。

アンコイルドがこの馬場をここまでこなすとは思っていませんでした。4コーナーでの手応えからすればかなり踏ん張ったのではないでしょうか。スタミナの裏付け。この後の適鞍はどこでしょうね。

トーセンジョーダンはスタートがもったいなかったですね。プラス体重は見た目にも表れていたと思いますが、なにより今日は馬場に尽きるでしょうか。休養明けの試走という意味合いでは悪くなかった印象です。

トウショウボーイ以来の皐月賞馬参戦。ロゴタイプの出来は悪くなかったと思っています。ただ秋に向けたつくりであること、それも柔らかい筋肉と全身を使うフォームが今日の馬場には向かないであろうこと。プラスの条件が少なかったのは運もありますかね。個人的には着順含めよくまとめられたなぁという印象です。ダメージが少ないことを祈りますが、着順含めノーカウントといってもいい内容だったと思っています。あ、テン乗りの鞍上に不満はありませんでした。



最後に。

ネコタイショウで逃げ切った鞍上のコメントがふるっていました。

「スタート直後に左によれて行きっぷりが良くなかったけど、1周目のゴール板過ぎてからはネコまっしぐらだったね。ネコなりで勝ちました」


…カ○カンかいなw

9、10、11Rと3連勝。今年の重賞勝利はトップの9勝目。いわゆる「復活」のサインが数字のうえにもコメントの上にも表れてきましたねw


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2013.08.12


レッドスパーダが軽快に押し切りました。

お天気サイトを確認していましたが、15時あたりの新潟は気温31度、湿度約80%。暑いです。湿気の高さは体感の暑さに輪をかけているでしょうね。そのあたりを前提に暑さに負けていないことを重視してパドック映像を観ていました。ドナウブルーの上昇カーブを見て取ったところまではよかったのですが、そのまま馬券を買ったのが裏目に出ましたねぇ。…骨格と筋肉の付き方が好きなバランスなんですよね。改めてそれに気づいたのですが、それじゃあ馬券は当たらないかなー。

レースラップです。
12.3-10.7-11.5-11.7-11.7-11.8-10.8-12.0

レッドスパーダはスタートが抜群でした。パトロールフィルムで見ると若干鞍上の重心が右に傾いでいるのですが、横からの映像ではカラダ一つポンとでた感じ。このアドバンテージは大きかったでしょうね。加減速の少ない走りで直線まで運べたようにラップからは読み取れます。こうなると前走パラダイスSの押し切りをトレースして予想した方が的中に近かったですね。

充実したフィジカルとそれを活かした速めのイーブンラップ。加減速の大きい展開はあまり得意でない。というイメージはタイキシャトルの特徴とも藤沢厩舎の特徴とも言いきれないでしょうか。どっちでもいいのかw それを活かす鞍上の特徴も重なったでしょうね。この完勝はしっかり想定しておきたかったです。お見事でした。

ちらっと思ったのは、母父ストームキャットが軽快なスピードの持続をうまく補完しているのかな?という点。スピード馬場で早めにスパートしてもラストまでスピードを維持しやすいといいますか、惰性を殺さない特徴(フォームなり筋肉なり)があるのかなーと思い至りまして。世界陸上を観ているせいもあるでしょうかねw はい、そろそろ男子100m決勝ですよw

ジャスタウェイは致し方なしという2着。出遅れ気味のスタートからの狙い自体は悪くなかったと思っています。3コーナーまでにいったん内に入れて直線に向いてから進路を外に向けるレース運び。ただ、4コーナーから直線半ばで外に出すまで、内で出遅れたフラガラッハを後追いするようなコース取りに。ラストまでしっかり伸び切っていましたから、もう100mでも視界が開けるのが早ければ。

今日の乗り方はツルマルボーイの安田記念に近いイメージですが、今後嵌るとしたら馬場の3分どころで馬群を捌く腹のくくり方が必要になるでしょうか。捌けないリスクを負ってでも外に展開する時間を惜しむ、というのはやっぱり不器用さが目立ちますね。メンバーは揃いますが内枠なら秋の天皇賞でも面白い存在になりそうです。あ、ゴールドシップと使い分けたのかなw

ドナウブルーは僅差の4着。狙い自体は悪くなかったと思っています。スタートからプッシュして内に切れ込み、そのあと抑えて先行するイメージがあったのでしょう。ちょっと露骨な抑え方に違和感を覚えましたが、レッドスパーダの直後、狙ったポジションには収まったようです。

それよりは直線半ばのアクシデントが響いたでしょうか。ナンシーシャインの故障をレッドスパーダが右に回避する格好になり、いったん確保したドナウブルーの進路が塞がってしまいました。その後内に切り返したところにレッドスパーダが戻ってきて再度外へ。この間アクセルを踏んだ状態だったのではないかなと。派手なスピードダウンはありませんでしたが、馬の気持ちの出し入れがかみ合わないままゴールを迎えたように見えました。結果論ですが、もったいないレースだったかもですね。

ワイズリーは善戦という印象。ただラスト1ハロンの失速は事前のイメージに近かったので、改めて自分の評価を確認した格好になっています。1ハロン長いのかな。ただ継続騎乗の鞍上、仕掛けのタイミングは非常に積極的と思いました。1番人気であのコース取りと仕掛けなら信頼に足るでしょうか。ちょっと好い印象が残っています。

気にしておきたいのはラインブラッド。追い切りもよく見えましたし、レースでも地力なりに走って上位に食い込みました。鞍上の積極性とも合ったかな。こちらも1ハロン長い印象がありますが、調子が維持できるなら次走以降も面白そうです。



重賞以外の話。

日曜小倉のメイン阿蘇S。ゴールスキーの不器用とも映る捲りがギリギリ決まりました。向こう正面での浜中Jの判断はさながら地方競馬のジョッキーのよう。ラップを見る限り好判断と受け取ってよさそうです。でも来週から騎乗停止なんですよねー。和田、浜中の乗らない小倉。川田の独走を阻むのは誰か。世界陸上のあおり文句みたいになってますがw そんな図式で観ていると面白いかなーと思っているところです。



最後に。

来週は函館での札幌記念。皐月賞馬ロゴタイプの参戦を含めてなかなか面白いメンバーがエントリーしてますね。トウケイヘイローという存在もあり、函館というロケーションにスポイルされる馬が続出しそうな予感。それを含んで各馬がどう臨むのか、今年しか味わえない札幌記念になりそうです。



さーて、無事に書き終えましたのでこれから男子100mを観ますよー。ボルトか、ガトリンか。…しかし実況がルメートルと発音するとハッとしちゃうのは、競馬ファンの悲しい性ですねぇw

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2013.08.10


暑いです。。。

東京は11時台で37度に届くかという発表。体感では風が少ない分、若干のサウナ感がでております。函館は大丈夫だろうと思っていたら30度は越えているようですね。ウェブの天気を見る限り湿度が80%とか90%とか…。夏の甲子園が平常運転しているのは大人が憧憬を託し過ぎているせいなのか…。是非是非、熱中症には気を付けてください。こまめに水を飲むですよ。


さて、さくっと書きたくなったのは凱旋門賞への動向。

週中、合田さんのコラムを確認。切り口は3歳勢ですが、最後にアンティポスト(前売り)に触れているため有力どころの名前はだいたい登場しているようです。…よく考えたらブログのタイトルがNHKBSの番組名とかぶっているんですね。紛らわしい、くらいで済む話なのかどうなのか。。。
凱旋門賞戦線に台頭してきた新興勢力 | netkeiba.com競馬コラム

アルカジーム、ノヴェリストについてはそれ以前の記事で追いかけられるでしょうか。今回に限らず、特に有力馬の次走報に関連した合田さんの記事は、前評判の空気感が伝わるような行間がよいんですよね。楽しみにしている理由です。

ノヴェリストのキングジョージは強かった。あのパフォーマンスを凱旋門賞でもやられたら日本勢は…。ただ、レコードが示す通り相当馬場状態はよかったようですので、当日のロンシャンの天候に左右されてしまうかな。直行なのか、ひと叩きかはっきり認識していませんが、あー道悪適性が未知数のまま本番を迎えるのも悪くないかもしれません。ちょー観ている側の理屈ですけどね。体調のよいまま秋を迎えられるかも含めて、楽しみにしています。

アルカジームはキングジョージを回避。凱旋門賞のアンティポストにも名を連ねていますが、英チャンピオンSにも登録があるようです。フランケルのラストランが印象的なレースですが、今年はマイルから中距離の役者が揃うようで。以下は有料ニュースですがさわりだけ。有料で情報取ろうかなー。
チャンピオンズデーにヨーロッパのスターホース達がエントリー - 海外競馬ニュース | 欧州競馬 ~ 海外競馬を身近に ~

凱旋門賞とは半月も離れていませんので、どちらに出るのかはちょっと注目しています。2レースほど観た限りの印象ですが、ソーユーシンクに似たタイプでしょうか。2011年の凱旋門賞はデインドリームの切れ味に屈しての4着でしたから、こちらも馬場状態に依るような印象。距離の適性も含めてチャンピオンSという視野は妥当なものかもしれません。


日本からはダービー馬が2頭。

オルフェーブルは今年も帯同馬をアサイン。ブラーニーストーンは宮厩舎から転厩してロンシャンまで帯同するようです。こういった転厩が関係者間で納得ずくで進んでほしいなと思いつつ、オルフェーヴルにとってはプラスの流れと理解しています。セン馬は凱旋門賞にでられないですよね。レースは単独で、ということになりそうです。

キズナも順調との報道ですね。帯同馬はステラウインド、こちらは尾関厩舎のまま帯同することになるのかな。トレーナーのコメントからは経験を積むいいチャンスと捉えていそうな印象。凱旋門賞のステップに参戦する可能性もあるようで、こちらも期待ですね。そうそう、セレクトセール出身馬ですから、こうした実績に乏しい馬が結果をだすことが密かに日本のセールへの期待値をあげる材料になるのかもしれません。そのままヨークに乗り込んで親父のリベンジというのも一興かとw

…帯同馬の話ばかりになってしまっていますねw 2頭とも順調と報道されていますので、うむ、と見守るしかないですからね。素直にわくわくしているとだけ書けば済みますから。

ただ、ロンシャンのロケーションが最適かというと2頭とも微妙かなと思っています。オルフェーブルも昨年2着していますが、能力差がもろもろを覆い隠しているだけで、適性自体はドリームジャーニーだと認識しています。一方のキズナは京都外回りに適性十分でしょうからね。2冠の可能性を袖にする形と受け取っています。

このあたりは野心と憧れと矜持とマネーとが綯交ぜになるところでしょうか。リスク十分でもそれでも行く結論を後押しするのは、わずかにでも憧れが勝るせいかなと思っています。今年こそ。


一方のゴールドシップ。こちらは適性をしっかり見極めたようです。秋は国内、それも京都大賞典からの始動でJC、有馬という3戦のローテーションと発表がありました。まぁ、ロンシャン行けよとか秋天避けんな的なコメントなりツイートなりが散見されていますねw

確かに渋ったロンシャンへの適性は期待できると思いますし、秋天で2000mへのチャレンジを観てみたいとも思います。特に秋天はテイエムオペラオーやメジロマックイーンのような豪快なレースになるかもしれません。…確かにそれは観たいですねw

いまいまのゴールドシップの特性からして、スタートからスパートまでに距離がないと道中慌ただしいリズムに陥る可能性があります。秋天は獲れたけど自分のリズムを見失いました、では来年に期待のかかるロンシャン遠征にも影響を及ぼしかねないですからね。オルフェーヴルも件の阪神大賞典から巻き返すのに春いっぱいかかりましたし。リスクを避けつつ他の有力馬の動向も踏まえつつ適性を鑑みてチャレンジするならJCないし有馬、と考えるのは賢明かなと受け取っているところです。

その賢明さがつまらん、みたいな論調なのかもしれませんけどねw まぁ、自分ももちろんガヤですから、誹謗中傷でなければ賛否問わずわっしょいわっしょい言葉を重ねちゃえと思う次第ではあります。



凱旋門賞のHP。備忘録的にここで紹介いたします。8/10時点では昨年のゴール前の写真がトップにでていますね。いろいろ記憶がよみがえってまいりますw
Week-End du Qatar Prix de l'Arc de Triomphe



…えー、室内でブログを書いていて汗がでるのは何故でしょうw

エアコンもしっかりつけているのにちょっと尋常ではない気温と湿気です。先ほど東京大手町で37度を超えたらしく。今日の競馬に心のチャンネルが合っていないも暑さのせいでしょうか。サトノアラジンが快勝したようですし、このあと結果映像と地上波の中継を順番にチェックしようと思います。


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2013.08.04


インカンテーションの押し切りでした。

1000万下、ダート1800mを先手を取って勝ち上がってきた人気上位馬。終わってみればセオリー通りすんなり決まった格好です。自分の予想はそこから不要なひとひねりで、ケイアイレオーネとジェベルムーサを重視してしまいました。悪い癖ですかねぇ。

レースラップです。
12.4-11.2-12.1-12.7-12.6-12.3-12.5-12.2-12.3

サトノプリンシパルが明確に主張したことで隊列は思ったよりすんなりまとまった印象です。というかサトノのラップはかなり積極的でしたね。他馬が競りかけない判断をした、が正解なのでしょう。3、4コーナーで溜めているようにも見えましたが、ラップを見るとスピードは落とさず流していたようです。そのまま2着になだれ込みました。雨が降ったことを加味しても、なだれ込めるだけの、前が止まらない馬場だったんでしょうね。

インカンテーションは番手追走から4コーナーで射程に捉える王道のそれ。ラスト1ハロンで大きく失速していないあたりに今後の期待がもてそうです。レパードSを含め、ダート1800mを勝つ度に走破タイムを縮めているあたりは好感。ただ、前残り馬場を差し引きしておかないといけないかな。今秋、クリソライトとの手合せが楽しみです。こういうときに水沢のグランプリが交流だったら、と思っちゃいますね。

ケイアイレオーネはいいポジションで向こう正面に入っていけたと思います。が、前残りを考慮するとあれでも今日は後ろ過ぎなのでしょうね。早めに捲る競馬は前走JDDと同様。図らずもクリソライト、インカンテーションの末脚比較によいものさしとなりそうです。もちろん馬場状態は大きく異なっていますけどね。次走以降で距離短縮
してくるようなら改めて狙いかなと思っています。

ジェベルムーサはねぇ。どうしても差し脚質。今回は展開面で順番がくるかもと淡い期待をしてしまいました。負け方は想定した通り。差し馬の出番はなかったですからね。中京か東京、比較的後半勝負しやすいレイアウトを求めた時が注目でしょうか。カラダがしっかりできるのはもう少し先かもしれませんね。それも楽しみです。

アムールポエジーが控えたのは戦略だったのでしょう。関東オークスの脚のあがり方を踏まえてなお、前々で積極的に運ばないと勝機はないと見立てていました。1コーナーまでの入りで敗戦を予感したその感覚はここに書き記しておこうと思います。こちらもこれからの馬と思いますしね。



小倉記念も。

「好位の内」をすんなり取ったメイショウナルトの見事な押し切り勝ちでした。53kgの軽ハンデも奏功したと思いますが、なによりペース判断と気持ち早めの仕掛けのタイミング、武豊Jの判断はため息が出るばかりですね。

レースラップです。
12.3-10.8-11.1-12.0-11.8-11.9-12.2-11.8-11.3-11.9

こちらは3ハロン目が速かったですね。逃げたメイショウサミットは同一馬主のアシストとも見えますが、溜め逃げしては勝機が薄かったでしょうから。

メイショウナルトのポジションは少し離れた後続馬群の内々。好位、という表現からすると後ろ過ぎるでしょうが、エクスペディションに蓋をして、外の有力馬に前にはいられないようけん制しつつ、逃げ馬を追いかけ過ぎないポジショニング。おそらくレース前半のナルトは12秒に近い、加減速の少ないラップを踏んでいたのでは。後半の俊敏な捲りを生んだ要因と思われます。

残り600mから一気に動いた判断も絶妙。ひとつふたつ遅ければ、前から下がるメイショウサミットやタムロスカイに蓋をされたか、外からマイネルラクリマかラブリーデイに被せられていたでしょう。そのまま最後までもたせましたから、よりその思い切りのよさが映えた格好です。

しかし稍重でも内々で立ち回ったメイショウナルトとは。予想ではラブリーデイ、マイネルラクリマの力を重視して、3連複の3頭目をマックスドリーム、セイクリッドセブン、ゲシュタルトなど人気低めの差し馬にしちゃいました。完全に読み違えですね。しかしまさかゲシュタルトが思い切って前にいくとは。。。

ラブリーデイはイメージに近い好パフォーマンス。ひとつ前で進めたマイネルラクリマとの直線でのしばき合い、もとい凌ぎ合いは見栄えしましたね。2着で賞金加算できたのは大きかったかな。次走次第ですが菊花賞まで覚えておくべきかもしれません。

マイネルラクリマは大善戦。1、2着は53kgでラクリマは58kg。2着争いしかり、この差は大きく出たようです。小倉での滞在調整もうまくいっていたようですし、実力はしっかり出せたのでは。ここを押し切れば府中の2000mでも大きく注目されたでしょうね。府中よりサンタアニタパーク?かもしれませんねー(適当



最後に。

レース後、インカンテーションの血統を調べていました。父シニスターミニスターはOld Trieste→A.P. Indy→Seattle Slewと父系を遡ってようやくイメージがつきました。シアトルスルーな一本調子かつ重厚な先行力は新潟ダート1800mを押し切るのに納得感あり。これに母父Machiavellianが柔らかめのストライドを足しているのかな。

などとふわふわ考えつつ、金曜に購入していた「サラBLOOD!」でここ数年間でデビューした種牡馬の特徴でもまとめてくれていたら有難いなーなどと思った次第でして。

いやまぁ、自分で調べろ的なことでもあるのですが、短時間で傾向をわしづかむにはプロの取材力と編集力に委ねるのが賢明と思っていまして。ディープ、キンカメ、ステイゴールドくらいはイメージしやすいですが、好成績を出す条件が偏っている種牡馬やなじみのない海外種牡馬の情報などは、読み物としてきれいにまとまっていると取っつき易くていいんですよね。「サラBLOOD!」は2号以降もあるかも?と前書きにありましたので、引き続き期待して待ちたいと思います。



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