2014.06.30


ゴールドシップ、普段着の走りで連覇を達成しました。

完璧でしたねー。1コーナー手前、先団に取り付いていく姿でほぼ勝たれたなーと思っていました。リラックスして追走できていましたもんね。コーナーごとの通過順位は記録上あまり変わらないでしょうし、豊富なスタミナを十分発揮する点では昨年と同様ですが、だいぶ内容の異なる連覇だったと思っています。馬の気持ちを優先する、という姿勢があると違うものなんですねぇ。

レースラップです。
12.9-11.6-11.9-13.2-12.8-12.1-12.0-11.8-11.7-11.8-12.1

府中で観戦していましたので先ほどRacing Viewerの映像で細かいところを確認しました。ゴールドシップはスタートから強くプッシュすることなく、ゴール板から1コーナーに向けて少し手綱のテンションをあげたでしょうか、1コーナーでジェンティルドンナの外を確保するとあとはスピードを控える所作。13.2-12.8の減速ラップでは多少抑える場面がありましたが、1000m過ぎから3コーナーにかけて手綱のたわんだ状態で追走できていました。馬自身に納得感があったんでしょうかねー。4コーナーからはしっかり追い出すアクションで、メリハリの効いた乗り方がしっかり奏功していたのだと思っています。

1、2コーナーで緩んだ分、そこまで厳しいラップにはならなかったでしょうか。ヴィルシーナを3着に残した福永のペース配分が厳しさを緩和した面がありそうです。34秒台の上がりが出せない馬場、見立てた以上にパワーを要するコンディションだったでしょう、リラックスした追走も加味されて、ゴールドシップの脚色だけが際立ちました。

でもパフォーマンスそのものはいつものゴールドシップだったと思っています。条件が向いて普通に走ったらこうなりますよね。馬の気持ちにフォーカスした陣営の戦略は的を射た形になりました。ゲートでブオーと吼えることもありませんでしたしねw

…前日に記事を書いていましたが、あのときのテンションならそのまま単勝だけ買ってデンと構えていたと思っているところです。パドックでジェンティルドンナのお釣りのなさそうなパリッとした仕上げを見たら、ねぇ。単にグラグラと予想の足元がゆれてしまっただけなんですけどね。どうして可能性の低いほうに賭けてしまったんでしょうね。。。


ジェンティルドンナとウインバリアシオンについては、馬場以外にまとまった敗因が見つかっていません。個人的にはウインバリアシオンの心身の出来にちょっと?をもっていましたが、これだけ着差に影響するとは思っていないですし。見えない疲れで片付けたくはないんですけどね。


カレンミロティックは追い切りもパドックもよい印象でした。端的に馬場が合わないと考えて軽視していたのですが、全馬の上がりに強い差が生まれにくいなら、先行して2着というのは納得です。ちょっと力を要する中京とか、走ってますもんね。そこを狙えるようになりたいものです。


すばらしかったのはヒットザターゲット武豊。リアルタイムでは全く気がつきませんでしたが、これぞ穴馬をもってくる騎乗でした。インベタといいますかセコ乗りといいますか。気づいていない方は是非、改めて観てみてください。


残念だったのはホッコーブレーブ。直線半ばで窮屈な場所に入ってしまいました。4コーナーでゴールドシップの後ろへ展開し、内から外目へ展開することも可能だったと思いますが、明確な狙いがあっての判断だったのかな。馬場の内側の走りやすさを考慮したならちょっと納得感もあるのですが(その可能性を織り込んでジェンティルドンナを本命視したところもあります、はい、言い訳w)。

ただ、あの手応えのフェイムゲームとデニムアンドルビーの間を狙うのはちょっとリスキーだと思っていまして。鞍上はその種の視野をもっていないのかも、という疑問をもったことは記憶しておくつもりです。


デニムアンドルビーはスタートから気合をつけられての先行策。スタート直後の初速も含め、極端にスピードが乗らない状況は改善されつつあるのかもしれません。もともと息の長い末脚であることは了解していましたので掲示板は納得。内枠をうまく活かせた面もあるでしょう。個人的には札幌記念で見てみたいかなー。


メイショウマンボも出来は良かったと思っています。予想の上で軽視したのは坂路追い切りで再確認した、馬体の横幅。スリムなんですよね。パワーの要る馬場にはちょっと筋肉量が足りないかな、と判断した次第です。秋の京都でもう一度見たいですね。今回はノーカウントと考えてよいんじゃないかと思っています。



ゴールドシップ、登録はありますが凱旋門賞行くんでしょうかねー。一応、レース直後の記事によると様子を見ながら決定する形になるようです。
横山典とゴールドシップ、人馬一体の技|コラム|スポーツナビ

この流れだと継続騎乗でしょうか。コンタクトの仕方に工夫が要るわけですから、翻せば乗り手を選んでしまうわけで。ロンシャンの経験が少ない横山で臨むのは、あー、楽しみですねw


いちおう気になった件をひとつ。

宝塚記念に勝つとがBCターフの優先出走権を得られるのですが、Wikipediaによると出走馬の父馬が予め登録されていない場合は追加登録料の支払いがあるそうです。凱旋門賞でなくBCターフはいかがでしょう、と折に触れて思っていたのですが、海外遠征の助成もなくなったうえ種牡馬の追加登録料まで負担なら、ちょっとハードル高いですよね。
ブリーダーズカップ・チャレンジ - Wikipedia



最後に。

府中のターフビジョンで観戦していたのですが、レース直前にもくもくもくっと黒い雲が上空を覆ってきまして。昼過ぎは暑いくらいだったんですけどね。雨がパラツキ始めた中でのG1中継となりました。自分は雨に打たれながら観戦。こういうときは謎の根性を発揮いたしますです、はい。傘差したら後ろの方に邪魔ですしね。

ファンファーレの時の歓声は元気でしたねー。きっと現地にも負けない熱量だったと思います。…なにか対抗意識があるような書き方になってますけどw いや、春の府中開催、こういう締めくくりもアリだなぁーと思った次第でして。ことの区切り方は気持ちの盛り上げ方に通じますので、大事ですね。


さぁ、これでひと区切りして、本格的に夏競馬。どうやら会社の皆様もエスコートする機会もありそうです。放っておくといつまでも競馬の魅力を語ってしまいますのでね、竹野内豊さんよろしくスマートにいきたいものです。…でもあのCMもうるさいファンにしか見えないかなw
The GI story【宝塚記念編】 - YouTube

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2014.06.29


ゴールドシップ横山典弘が楽しみになってきました。

追い切り後の共同インタビューを確認。かみ合ってませんでしたねー。ここ3週の追い切りに乗って、探り探りコンタクトを獲りやすくしてきたという件まではよかったのですが、どうやらそれぞれの前提が違ったままの受け答えが続いたように聞こえました。以下、かなり要約していますが、こんなやり取りでした。


質問:スキンシップを取っていたのは(よりよいコンタクトを意識していた表れなのか)。
横山:こちらがどうこうする馬じゃない。お願いする立場。こちらから押し付けるとかやってくれではなく。皆さん知ってる通り、すごい能力をもってるわけですから。気分が向くか向かないかでずいぶん違う。お願いのためナデナデしてきた。

質問:お願いする立場というのは乗りやすいのか難しいところがあるのか。不安はないのか。
横山:不安といえば全部不安。…(失笑気味に)わからないです。出来はよい。あとは当日の気持ち。ゲートをでてみないと。

質問:とはいえ我々は強いゴールドシップを期待しています。どんなパフォーマンスを見せたいか、ファンに向けて。
横山:(困ったように?)…あのー、僕もゴールドシップのパフォーマンス、みせてもらいたいです。いかにゴールドシップが走りやすい雰囲気にもっていくかが僕のやること。彼さえちゃんと走ってくれれば結果は自ずとついてくる。


…。どちらかというとインタビュアーの準備不足かな。横山は能力も実績も出来も確かな馬を相手に、勝つための最善の戦略として、馬の機嫌を重視するというスタンス。機嫌ですから事前の確証などありようもなく、ゲートをでてみないとわからないわけで、それを誠実に正直に伝えているのだと思っています。結果として苦笑いするしかない場面もあったのでしょうね。

一方のインタビュアーは、気性面の不安について何か対策があるのだろう、意図した工夫があるのだろう、そしてその効果のほどはどのくらいか、というシナリオをもってインタビューを進めようとしているように思えました。勝負ごとにどんな計算をして臨んでいるのか引き出す、というスタンスでよいでしょうか。

そりゃかみ合いませんよね。人間側にどんな戦略があるのか→最後は馬の機嫌だね→その機嫌をどうコントロールするのか→機嫌だから当日にならないと→いやいや戦略や準備はあるのでしょう、というやり取りですからw 質問の言葉尻からインタビュアーが横山に不誠実さを感じた瞬間もあったように思えます。困ったもんだw


陣営にあるのは、ゴールドシップの自発性、走る気持ちを尊重する方針、と言い換えればもう少し聞こえもよくなるでしょうか。よく伝わってくるのは以下のインタビューでした。
「馬の思いと俺の思いが乗る度に形になっている様に思う」横山典弘騎手にインタビュー | netkeiba.com競馬コラム


個人的に受け取っているのは、過去の追い切りと比較して手綱を詰めていないのかな、という点。手綱のテンションでペースアップを求めていかない、鞭も使わない、でも鞍上のコントロールの中に馬を置き続ける。そんな試みなら、コンタクトを強くするより難しい取り組みでしょう。ただ人馬が密にシグナルを交換する様は、自分もそうですが、素人かつ第3者視点ではとても読み取れないですものね。インタビュアーはそこをもうひとつ引き出してほしかったな、と。

今回に限らず聞き手側は、プレイヤーがすべて言葉にしてくれるはずがない、くらいの心づもりで臨んでほしいと思っています。プレイヤーのリテラシーに頼り切らずに、プレイヤーの価値の枠組みを言葉にして引き出す。今回のインタビューはそちらに比重が少ないように受け取れました。

「で、勝ち負けになるのか」が聞き出したかったのでしょうかね。そこを期待して「わからない」と返された格好なら、そりゃムッとしても仕方ないのかな。個人的には、それはジョッキーに言質を取ることではなく、予想するこちらが悩んで楽しむところだろう、と思っています。ゴールドシップは確かに走ってくれるんですね、なんてアプローチなら、まぁ、野暮というべきでしょう。



ゴールドシップ以外にも目配せを。

昨年ほどの馬場の悪化でなければ、ジェンティルドンナに期待してみたいかなと思っています。決して阪神2200mのロケーションが合わないタイプではない印象。川田が強気すぎなければ。

ウインバリアシオンは重馬場巧拙と近走の安定感から人気をしているようですが、追い切りの動きがちょっと気になっていまして。ラスト1ハロンで仕掛けてからの体のキレが、天皇賞のときの方があったような。馬場状態がだいぶ違いますので端的に時計比較はできないのですけどね。個人的な心象ですが、明日に向けて頭の隅に引っ掛けておこうと思います。

あとは内側の馬場状態次第でホッコーブレーブ。正直、田辺はこちらに乗ってほしかったなぁと思っています。追い切りの動きからも軽視はできないという評価ですね。

逃げるのはヴィルシーナかカレンミロティックでしょうか。かなり縦長になったなかでの3、4番手ならトーセンジョーダン、とか、多少の色気ももっていたりします。いやー、その展開予想はピンポイント過ぎるかな。



いずれにせよ予想をまとめるのはレース直前。ゴールドシップのご機嫌を見極めるのが、今回のグランプリの味わいどころと思っているところです。面白い賭けになるといいですね。楽しみです。


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2014.06.26

ワンダーアキュートの安定感が勝りましたね。

帝王賞を現地観戦するのはいつぶりでしょう、と思って過去ログを見てみたら昨年行ってましたね。そうですよ、ホッコータルマエは見届けているんでした。以前はどうやっても観戦は無理と諦めていましたから、時間の工面は数年前よりうまくなっているのかもしれません。仕事のまとまり具合をあれこれ確認してから、ババッと大井まで繰り出しました。

前日から東京では局地的に豪雨、雹が積もる地域もあり、大井の馬場もその影響をばっちり受けていました。昨年もこんな馬場でしたっけね。行きのモノレールでさらさらとニホンピロアワーズのペースを控えた逃げならいつも通りの内容でワンダーアキュート、と思っていました。…まぁそのとおりに買わなかったわけなんですがw

なんとかパドックに間に合いました。各馬をパパッとチェックするくらいは時間がありましたね、よかったです。めちゃめちゃよく見える馬はいませんでしたが、見栄えがしたのはコパノリッキー。パンプアップの程度ものっしのっし感も、いつぞやの雷帝に比べるとひとまわりコンパクトでしたけどね、いい張りといいリズムで周回できているように見えました。押し出される逃げはあっても、番手に控える競馬狙いかなーなどとイメージ。

ニホンピロアワーズはギラッとした目つきと対照的にあまりよい出来には映りませんでした。内枠ですからスタートから被せられないようにだしていく、そのひと手間を重く見て印を下げました。正解だったかしら。ただ、外のワンダーアキュートも先行するとなると、有力馬が前々で少し早めにやりあうならラスト1ハロンでシビルウォーの出番があるか?などと色気をもってしまったのが運のつきでしたね。

レースラップです。
12.7-11.9-12.4-13.1-12.2-12.7-12.5-12.4-11.5-12.1

向こう正面の13.1でたまらずコパノリッキーがニホンピロアワーズをパスして先頭に立ちました。この時点で武豊のポジショニングがより映える形になりました。田辺はよくなだめながら進めたと思っています。極端に引いたり行かせてしまったりという場面がなかったことは次走につながるはずですね。マイラーという評価も可能かもしれません。

ワンダーアキュートの鮮やかな抜け出しを見守りながら「生き残ったものが強い(チャンスが巡ってくる、だったかな)」という主旨の岡部さんの言葉を思い出していました。8歳の帝王賞制覇は初。いつものメンバーという揶揄もありそうですが(中央枠的議論ですね)このパフォーマンスには素直に拍手でしょう。おめでとうございました。

シビルウォーはスタートからプッシュした割りにグランシュバリエに外から蓋をされた時点で終わったと思っていました。スタートからあの強さでプッシュしなければいけないのなら完全な見込み違いですので。ただ、内田の判断に依る部分が、ちょっと引っかかっていまして。ゴールドシップ以降、内田の騎乗からはコンタクトが強すぎる&ペースに対して強引、というイメージを覚えているのですが、今回のシビルウォーでどう勝負するかの帰結があのプッシュなら…。なんといいますか、対応できる騎乗の幅が少し狭くなっている、という言い方が適当でしょうか。その仮説も持ちつつ夏競馬に臨もうとは思っています。


オオエライジンの予後不良は残念のひと言。レース後に残り200m付近の内ラチに身を寄せていました。多少身動きはありましたがじっとしている時間の方が長く。ひとを信頼しているとも我慢強いとも言えそうで、それがまた見守るこちらにつらく映りました。馬運車に乗る姿を見届けましたが、そのときの動きで左前が接地できる状態にないのは確認していました。あまりしたり顔で言うことではないですが、これまで目にしてきた経験から正直あれは無理だと思いました。。。 さすがにオンタイムでTwitterに「無理」という言葉は避けました。公式発表を待つ方が賢明だと思っていますし、不特定多数が目にする可能性がありますのでね、直視できない方もいらっしゃるはずで。あー、直視できるからえらいわけでは決してないです。

雑な神経のせいでしょうか、空腹感を覚えながらレースまでバタバタしていたこともあり、そのあとに夕飯を済ませました。Paprikant Kitchenというお店にあった「かき揚げカレー丼」。ネーミングからして強引ですが、すかせたお腹にはちょうどよかったようです。無心で食べました。ヘンな表現かもですが、こちらは生きてますものね。しっかり食べなきゃ、とは思っていましたよ。



最後に。

レースレベル的にどうか、とちょっとだけ思っています。パドックでも正直G2っぽいな、という印象がありました。あくまで個人的な見立てですし、ワンダーアキュートのパフォーマンスはG1に遜色ないと思っていますけどね。一昨年、昨年とワンダーが2着3着していたメンバーやそのメンバーの出来、内容と比べるとね。

その答えが秋の盛岡で見られるならいいですねー。南部杯、JBC。南部杯はコパノリッキーでよいようにも思いますが、JBCはどうでしょうね。ハッピースプリントはどんなローテーションになるのか。レッドアルヴィスの成長度は。アジアエクスプレスは東北に向けて「出発進行」するのかw 3歳馬の動向含めるとまだまだ読めないですからね。読めない状況はいい意味で捉えて秋まで待ちたいと思っています。

もちろんその前にJDDがありますけどね。


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2014.06.23


レッドアルヴィス、稍重馬場を押し切りました。

日曜未明になってすんごい雨が降っておりました。ぐるっと巡った思考は「午後には止むでしょー脚抜きがいいでしょー内枠スタートで被されるでしょー泥被るの初めてでしょー加速力に?がついてるでしょー、…アジアエクスプレスはないかな?」というものでした。いや、アホっぽいんですけどw アホですけどw こんな感じのノリで府中に向かっておりました。

現地では馬場、9R、11Rのパドックと確認して、アジアエクスプレスの評価を下げる判断にしました。パドックでは相変わらず胸前とトモのパワーがうまく連動しないような印象があり。体幹というかインナーマッスルが十分でないのかな、という漠然とした理解をしているのですが、このあたりは専門家ではないのでテキトーに流しておいてくださいw いやー事後に書いてますので何とでも、なんですが、周回する姿は残念ながら単勝1倍台を背負う馬には見えませんでした。活気もいまいちだったでしょうか。

9Rの青梅特別、フィールザスマートの外差しを見て、比較的脚抜きのよい馬場状態も確認。アジアエクスプレスを評価するに、ダートで持ち時計がないのはそこまで気にしませんでしたが、このコンディションには不向きという見立てに落ち着きました。あ、青梅特別の心象は「思ったより時計がかかったな」というもの。ユニコーンSを除外になった3歳馬が1、3、4着

一方パドックでよく見えたのはレッドアルヴィス。状態のよさはキビキビした動きで伝わってきました。前走は安田記念の日の最終レース、その際の記事にも書いていますが、モレイラの立ち回りに期待して複勝を買っていました。4着でしたが、注目して見ていた分脚色のイメージがつかめていたのは予想に活きましたね。評価の上げ下げはうまくいったと思います。


レースラップはこちら。
12.1-10.8-11.5-12.2-12.9-12.1-11.9-12.5

プチユニコーンSこと青梅特別はこちら。
12.4-10.9-11.4-12.4-12.6-12.2-11.9-12.5

4コーナーで若干緩んだ分、レッドアルヴィスの勝ち方が鮮やかに見えたように思っています。外枠からスムーズに進められましたし。直線入口で持ったままの蛯名は様になりますね。本命にできてよかったです。

ただし、レースのレベルはそこまで高くはなかったでしょうか。ラップの比較でも展開を加味しても、除外組との差がさほど感じられず。この評価をどう7月の大井につなげるかが鍵になりますね。と思ったらレッドアルヴィス、登録がないようで。ユニコーンSに優先出走権とかありませんでしたっけw


アジアエクスプレスは完敗。スタートからプッシュし続けてのポジション取りは想定の範囲ながらも、小出しに力をだすような要求は少しずつ余力を削いだようにも。やはり内枠は有利に働かなかったでしょうか。

泥被りは敗因ではないとの戸崎のコメント。3コーナーで前に馬がはいってから位置取りを下げているあたり、明言しなかっただけで影響はあったようにも受け取れます。

それよりは直線に向いて外にだせなかったことが大きいですね。パトロールフィルムで見る限り、外へ切り返しては前が詰まる、というロスがゴール前まで繰り返されてしまったようです。追うリズムも合わせられなかった様子。この内容で鞍上交替という判断なら厳しくも納得かなと思っています。

…帰り際、悪友とガヤガヤ話していたのですが、朝日杯のパフォーマンスはムーアが馬の緩い部分を補うように強く扶助できていた分が大きかったのではないかなと。体幹を補う騎乗。おぉすごい響き、などと盛り上がっておりました。そのライアンの代わりは、…日本にはいないですもんね。一方でスプリングSの内容からすると今回は条件が不向き過ぎたとも思えます。結果を度外視してJDD、はありではないかと。まだまだ頭打ちではないでしょうからね。陣営の判断を待ちたいと思います。


メイショウパワーズは思ったより粘れませんでした。レース後の横山のコメントは、条件がつくタイプは重賞では厳しいという主旨のもの。まだその真意を掴み切れていないのですが、今日より大井の馬場が合いそうな見立てですので、まだ期待してみようと思っています。筋肉質な馬体がね、向いているような印象なのです。


コーリンベリーは買いづらかったですね。プラス20kgは気になりませんでしたが、まだ緩いという印象。このメンバーで先手をとってもマイペースで運び切れずに直線捕まってしまうイメージでした。どうしてどうして、粘りこみましたね。サウスヴィグラスという先入観も1600mでプッシュしづらかった要因です。早くも、来年のスプリント戦線で期待していますがどうなるでしょうね。もっとマッチョになっていただきたい1頭でございます。


バンズームは予測通りのコース取りでした。田辺は4コーナーでイン-アウトと展開して末脚にかける戦略になるだろうと見ていました。スムーズならアジアエクスプレスが通りたかったコースでしょうか。伸び脚を見ると今後に期待がもてそうです。レパードSでも合いそうですね。


アンズチャンは後方一気。前半ついていけなかった分負けたというべきでしょうか。ピッチが最後まで落ちないあたりは好感。名前でなめたらいけないですよーw 条件次第では次走以降も積極的に狙いたいと思っていますが、パドックでは終始小足でチャカチャカと歩いていまして。使い込んでしまうとメンタルに影響がでちゃうかな。そのあたりは気にしながら見ていきたいと思います。


あとはメイショウイチオシ。最内から直線入口であからさまに大外へ。ロスしまくりのレース展開で着順もあがっていませんが、直線の伸び方には見るところが。パドックでも未完成の印象があり、これからの成長次第で活躍してくるかもしれません。低くて脚の上げ方が独特なフォーム。いまのところ京都1800mで結果を出していますが、得意な距離とコースも変わってくる可能性があるような。多少時間がかかる、という印象と合わせて覚えておきたいと思います。



函館スプリントも少々。

ガルボは枠順を活かした立ち回り。力通りのパフォーマンスという印象です。内々の有力馬が走らなかったですもんね。この2週、函館の武豊と岩田は(特に武豊)開かなければ仕方ない、というインキープを試みているように見えます。結果スマートオリオンはものすごい消化不良。今後も馬券を買うにあたって、これを覚悟して買わないといけないでしょうね。

ストレイトガールは結果的にもう一頭分後ろから進めれば、という岩田のコメントが印象的。アジアエクスプレスにも同じことがいえるような気がしています。ノーカウントでスプリンターズSから逆算してほしいですが、陣営の獲りたいレース次第で今夏の流れが決まるかなと思っています。

目に付いたのはローブティサージュ、というか三浦皇成。うまく開いたこともありますが、函館で人気薄で追い込むならこう、という4コーナーでのきれいなコース取りがありました。よりあせらなくなっているのなら、もっと成績をだしてくるかもしれません。まだ漠然としていますが、今春の府中以降いい印象が続いています。早く特徴を掴まないとなー。



最後に。

ユニコーンS後、最終を待たずに府中を離脱、深大寺そばをいただいてきました。京王線の駅にある立ち食いそば、もアリなんですけどね、今回は本家本元の深大寺に繰り出した次第です。

詳述は避けちゃいますが個人的に縁のある場所でして、久しぶりに不ぞろいでやさしい手打ち感を堪能してきました。レッドアルヴィスの単複で気を良くし過ぎたかな。数年前の朝ドラ、ゲゲゲの女房が好きだった方にはおすすめの場所です。イメージを裏切ることはないと思いますよ。蚊に刺されたのは季節柄ということでw


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2014.06.15


春のG1はひと段落。

こういう日にこそ府中に繰り出したかったですねぇ。リアルタイムは仕事で使う資料をまとめていまして、レース映像は先ほど確認するのんびり感でございました。来週は行けるかなー。


アハルテケSはエアハリファ。

道中は軽く焚き付けられながらの追走になったでしょうか。一転して4コーナーから直線入口にかけてはニュートラルに追走。ここで内目をキープできましたので、ベストウォーリアを目標にスパートする形が作れました。馬にとっても集中と弛緩のリズムがうまくいったでしょうか。ちょうどよい言葉が見つかっていないのですが、ここのところの北村の誘導はいい印象がありますね。直線向いての後ろ確認はもう少し小さなアクションで、とは思いましたけど。次のアクションがわかりやすい


2着のベストウォーリアは逆に目標にされてしまいました。ラップと上位馬の上がりから前がとまらない馬場だったと受け取っていますが、ちょっと早めに先頭に立ってしまう不運もあったかな。これまでのレース振りからも手堅い前受けという認識です。

直線半ば、戸崎が相手を探す感じが印象的。ペースを計って立ち回るより流れに乗せたり相手に合わせていく方が上手、という先入観がありまして。リアルインパクトの安田記念は典型かなと思っています。あまり待たずに突き放しにいったら、…やっぱり差されていたかな。


3着はアドマイヤロイヤル。エアハリファの直後での3、4コーナー、ちょっと詰まったような仕草がありました。それが影響したでしょうか、直線手前から大きく外に展開。北村が確認したかったのはアドマイヤだったかもしれません。

ここ最近、内田の早い仕掛けは積極的ではなく拙速という映る場面が増えてきたように思っています。ゴールドシップをプッシュし過ぎた影響かしら、などと邪推をしてみたり。今回はアドマイヤのエンジンのかかりが遅めと思っていたようにも見えますけどね。馬自身はラストまでしっかり伸びていましたので、次走の巻き返しには注意でしょうか。


あと、ボレアスのコース取りは気になりましたね。大外ぶん回しで勝負するつもりだったのかなぁ。前回の記事から相談役を捉える言葉を探す時間が増えているのですが、レースに対する戦略という意味ではよくもわるくも希薄、という認識で腑に落ち始めています。周知の事実?なんといいますか、先週のジャスタウェイも戦略を持って勝負にいったのではなく、注意するポイントを意識しながら馬のパフォーマンスを守るような騎乗だったように思えていまして。

ジョッキーによって勝負するポイントやアクションが異なると考えれば、そのストーリーをしっかり追うことで楽しめる部分も増えてくるでしょうか。…やっぱり武豊で得られた満足感がファンを贅沢にしているのかなー。


先ほど「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」という番組に武豊が出演していました。進行役の加藤浩次のお母さんが札幌競馬場のジョッキールームで働いていたエピソードからスタートしていました。加藤のババアはさすがに直球過ぎる感もw はんなり感を保ちつつネタはぐいぐい入れていく感じ。そつなくこなしちゃいますものね。これに慣れているんですよねぇ。



さてさて、明日はエプソムカップ。ゴールデンナンバーがどこまで健闘するかなーなどと可能性の少ない方?に期待をしていますが、まずは日本の緒戦コートジボワール戦に備えないといけませんねw

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2014.06.11


相談役の安田記念がじわじわきております。

これまでの相談役のイメージは、なんといいますか、育て専といいますかw 馬の能力や気質、今後の上昇曲線などを捉えて次へつなげる騎乗をするタイプというもの。それは同時に、レースの状況にあまり抗しないタイプといいますか、騎手の「個」の力を前面に出さず、結果淡白な負け方することがあるというイメージにもつながっています。若い頃はどうだったかわからないのですけどね。

言い方を変えるなら、勝負するポイントが異なるといいますか、結果として騎乗馬のキャリアを線で捉えるような乗り方になると思っていまして。いわゆるレースの展開や勝ちポジにこだわらない、ジョッキーが勝負に執着しすぎない、というようなスタンスをとっているように見えています。間違ってもディープブリランテのダービーのような勝負はしない、というイメージですね。あれは点の勝負ですからね。

ですのでジャスタウェイ柴田善臣、と聞いた第一印象は、失礼を承知ですよ、展開に抗せずにきっちり脚を伸ばして3着か4着して「次につながると思う」とコメントを残すかもしれないなーというものでした。レース前の雰囲気はこんな感じでしたしね。
【安田記念】ジャスタウェイ柴田善臣「プレッシャーは感じない」 | 競馬ラボトピックス | 競馬ラボ

このスタンスはビジネスの継続性、という視点で見ると結構納得なんですよね。ご本人はインタビューの通り「馬が好き」で大事に乗っていく中で身につけたスタンスなのでしょうけど。例えば、いくつか難が生じて1000万クラスあたりで入着がおぼつかなくなっているような素質馬に継続的にレースを教えて、惜敗をいくつか重ねながらオープンまでもっていく、とか。都度の入着賞金は積み上がりますし、現実的にG1を目指すのは難しいと見積もられた馬を大事にレースに出してペイしていくには良質な仕事のスタンスですものね。関係者には有難いでしょう。

騎乗馬の状態を把握する力は引退した松山師が認めていたようですし(Wikipedia参照)、安田記念のパドックでは真っ先にサダムパテック陣営に挨拶にいく義理堅さも見せています。業種を問わずごく一般的な仕事への取り組み方といえばそうなのですが、それをきっちりやれることは信頼に足るでしょうから。今回のG1で、相談役のこういった特性を再確認したところがあると思っています。


ただねー、その中でもやっぱり勝負への色気はもっているんだなーと受け取り直しているところもあり。

皇成の肘打ちはYahoo!のトップにもでていましたね。前回の記事の通り、あれは横の制動が上手く効かない中で起きた接触ですのでラフプレーとは違うでしょう。というか、ポイントは皇成がラフプレーをしたかではなく、それを予見して、相談役が事前にカラダをいれてジャスタウェイのロスを防いでいるところ。ぶつけられるのを待つのではなく「せーの」でカラダを当てにいく所作。これはリスクテイクがしっかりできている証拠だと受け取りなおしておりまして。

なかなかできないと思っているんですよ、リスクテイク。あらかじめ能力がスポイルされる状況を予見してそれを招かないようにすること、と言い換えてもいいですね。その点でジャスタウェイの諦めない精神力を損なわずにエスコートするには妥当な鞍上と騎乗ぶりだったのかなー、などと考えると、相談役がすごく頼もしく思えてきまして。

…この流れだと酷な取り上げ方になりますが、対照的な例は同じ安田記念のミッキーアイルの前半。あの進め方はリスクがあまり予見されていなかった故だと受け取りなおしているところです。あの戦意喪失が今後のキャリアに影を落とさなければいいとは思っています。

一方でリスクテイクだけが過ぎると消極的な騎乗と映ったりするでしょうね。別の騎手とレースですが、ブライトラインのエルムSとか。…あの場合は勝ったフリートストリート内田を褒めるのを忘れてはいけないですけどね。


「強い馬にぶら下がって、邪魔をしないように騎手を続けていきたいと思います」

安田記念後の勝利ジョッキーインタビューでのコメントです。字面そのままで受け取るとベテランの泣き、弱気と読めるでしょうが、いやいや。そもそもインタビュアーの白川次郎さんの「そろそろ最年長が目前にせまっておられますが」というきっついフリがありますからね。失笑気味で返したコメントでしたし。

ベテランのしたたかな勝負へのこだわりは、あのカラダの入れ方然り、スタートだけは気をつけるといった言葉ひとつにも十分表れていると思っています。少し前になりますけど、ナカヤマナイトのダービーでオルフェーヴルを閉じ込める苛烈なボディコンタクトだって忘れていませんからね。どうしてどうして、自分にはまだまだ脂ギッシュなw ジョッキーなのだと受け取りなおすだけのコメントでした。

ジャスタウェイは宝塚を使わないかもしれませんね。凱旋門賞を目指すことはまとまったようです。ロンシャンでの実績はありますからね。相談役がそのまま継続騎乗という選択も見てみたいですねー。どんな勝負をするでしょう。



最後に。

とはいえロサギガンティアのNHKマイルは忘れていないですよw という点は付け加えておきたく。

…あーでも、要は買う側がそのスタンスを受け取ったうえで、びしっと取捨できるかという問題なのか。だからジョッキーに向かって金返せ!はたいがい揶揄になるのでしょうねw

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2014.06.09

ジャスタウェイが不良馬場をねじ伏せました。

直線に向いて、ゆっくりとミッキーアイルが戦意を失っていく様に注目していましたので、グランプリボスが間を割って出てきたあたりからは率直に驚くばかり。ジャスタウェイがどうやって馬群を捌いてきたのかも、あとあとリプレイで確認したくらいレースのあちこちには目配せできていませんでした。

パドックでの見立てでジャスタウェイは馬券圏内と理解していました。なにより集中力の持続がすばらしいですね。不良馬場をこなせるフットワークと、あきらめない持続する末脚が繰り出せるとは思っていました。が、前々で運ぶ馬が残るような展開を想定していまして。4コーナーであれだけ動く可能性を低く見積もったんですよね。読みが甘いなぁ。大きな誤算でした。


レースラップです。
12.3-11.1-11.7-12.0-12.0-11.8-12.1-13.8

ミッキーアイルは思った以上に二の脚を使って先頭に立ちました。そのままペースをあまり緩めずに3、4コーナーまで引っ張りました。もしこれしかできないのなら本当に見積もりが甘いだけなのですが、おそらくは浜中が強気だったのでしょう。プレッシャーの少ない2番人気であったかもしれません。馬場はこなしていたと思うのですが、如何せんペースが速かったと思っています。

4コーナーで早めに来られましたね。ミッキーアイルに並んでいったのは、内から、戸崎、内田、川田。みんな勝負と見たタイミングで積極的にアクセルを踏んでいくタイプでしょう。そうでした、帰り際に悪友と、「踏むタイプと踏まないタイプ、人間を大きく2つに分けるなら、3人とも踏むタイプw」などと雑な回顧をぶちかましてしまいました。

濁流に飲み込まれるように次々と早い仕掛けを施す各ジョッキー。坂下のラップが最速になっているのはその証左でしょうか。ラスト1ハロンのラップが激しく落ちているのにはちょっと違和感を覚えていますが(1、2着がもっとラップを引っ張っている印象がありまして)、いずれにせよ早く仕掛けた馬ほど失速の程度が大きくなっていたようです。最後まで馬場を強く蹴り続ける必要があった馬場状態ではあったでしょうね。


ミッキーアイルは息を入れる間を失って、最後は戦意喪失という負け方になりました。秋に向けては夏の休養がストレスのリセットになるでしょうか。結果がともなわなかったことに対して、残念。そのひと言に尽きます。

ちょっとだけ、デニムアンドルビーのドバイと合わせて、浜中のリスクテイクの力はまだこれからなのかもしれないな、と思っています。いや負け惜しみではなくw 想定しうるまずいパターンにどう陥らないようにするか、という力。…いや、浜中に限った話でもないですかね。展開に対する積極性と表裏の問題ですし、経験の量も加味されますので、一概には言い切れないとは思っています。


ジャスタウェイ。

一番末脚が確かで、一番集中力のある馬が、直線まで大事に乗られたこと。これが最大の勝因だと思っています。鞍上は先ほどの雑な大別でいえば踏まないタイプですものね。

みんな外を狙っていたので、外を諦めて内に行ったというのが相談役、レース後のコメント。スタミナ、展開ともに大事に。それがばらけた馬群を前に見ながらのコース取りを可能にしました。そこからの進路と前の馬をパスするタイミングも相談役ならではと見ています。

ジャスタウェイが炊き付けるタイプだったら、鞍上が色気をもってポジションを獲りに行くタイプだったら。陣営の采配、配役の妙。今回はこのコンビでなかったら勝てなかったでしょうね。おめでとうございました。


グランプリボス。

パドックではどうにもよく見えず、追い切りからも調子を上げているようには見えませんでした。道中はかかり気味にジャスタウェイのひとつ外。4コーナーで仕掛けをずらしたわけでもなく。…わかる方にはわかっているのでしょう。自分にはグランプリボスの好走理由が正直まだ整理ついておりません。

終わってから思うのは、トモの形と背中の固さ。不良馬場では直飛寄りで柔らか過ぎない、という特徴のほうがよいのかなーとはリアルタイムでも思っていました。フィエロの評価はそれで下げたのですが、グランプリボスはむしろ評価を上げるべきだったな、などとちまっと反省をしております。このあたりはいわゆる馬見ですよね。

ゴール前のよれ。ずっと左鞭だったのが最後に効いてきたのか、ジャスタウェイにびっくりしたのか、外に膨れてしまいました。皇成が横の重心を立て直す流れで、馬にも余力が残っていなかったのでしょうね、ジャスタウェイと接触するまで内によれてしまいました。かなり左の手綱を引っ張りあげていたので、善臣にエルボーするような瞬間が生まれましたね。

そこだけ取り上げてラフプレーというツイートを目にしましたが、さすがにそれはよく吟味された指摘ではないでしょうね。ブラックジョークなら秀逸ですが単なる揶揄と受け取られかねませんのでね。それよりは三浦の横の制動力がもう少しあれば、という感想はもちました。相談役が体を入れて受け止めていた姿はさすがなのですよw


ワールドエース。

敗因は馬場。どの陣営もここに尽きるのだと思いますが、特にチャンスを逃したなぁと思うのがワールドエースでした。パドックはよかったですねー。2月に見たのとはまるで別馬でした。あの出来で先週の馬場だったら。向こう正面の長さを利用して前々につけていけたでしょうから、大外枠も大きな不利ではなかったかもしれません。

グロリアスデイズ、フィエロ、カレンブラックヒル、クラレント、グランデッツァ、エキストラエンド、トーセンラー。上位入選順ですが、いずれも良馬場だったらな、という馬だと思っています。むしろ良馬場ならジャスタウェイがスポイルされていた可能性があると思っていますので、結果もずいぶん違っていたでしょうね。



さらに雑なイメージを。

ディープ産駒がこの馬場をこなせないと考えて、非ディープの10頭でBOX買いすれば当たるんじゃね?などと軽口を叩いていたのですが、それでよかったとはw

いや、でもそこから買わない馬を絞ってしまう性質なので、やっぱり外していたかな。ちゃんと予想しないといけませんね。



モレイラの印象も少々。

最終レースのレッドアルヴィス。先行策から4コーナーでポジションを主張するように早めに仕掛けて4着に粘りこみました。上腕からがっちり包むような、でも手首できつく当たるでもない制御の効いた道中の手綱と、騎座がブレずに府中の直線を追い続けられる体幹と。ペースや馬場をよく観察しているようですし、好印象でしたねー。短期免許は下りるのかしら。来るようなら要注意と思っています。あ、こちらは複勝で狙って4着という平常運転だったのですけどねw



最後に。

ジャスタウェイのウイニングランが象徴的だったと思っていますが、全馬疲労困憊だったでしょう。このあとのローテーションはそれぞれ慎重にお願いしたいところです。特にジャスタウェイは宝塚記念という話もあり。好調が続いていたとはいえ、中山記念→ドバイ→安田記念のすべてで結果を出しての宝塚記念はちょっと厳しいかと。外野が心配するのは勝手極まるだけなのですが、ぜひリスクテイクの効いた判断と挑戦をお願いしたいと思っています。

…あー、レース直後に「いいレースだった」と率直な感想をもったのですが、各馬が力を出し尽くした、という点を見て取っていたのかもしれませんね。そのときは理由をよく吟味していませんでしたが、こうして言葉を連ねてみて気づいた次第です。総合力がしっかり問われるG1は見応えを伴う、ということかもしれませんね。



※追記
今度こそほんとうに雑な話。

レース直後、スタンドでゆっくり戻ってくるジャスタウェイを見守りながら、大きく読み違えた甘々な自分を味わっておりましたが、そんなときにいつも思い出すのがこちらでして。キャプテン翼(香港に像ができたらしいですね)のワンシーン、三杉淳が4-4の同点にされた時なんですけどね。
「三杉 淳という人間」というページにコミックの画像がありました

ほんとにこんな心境でした。「やっぱり競馬はむずかしいよ」って感じですw そんなに戦術に長けているわけでもないのにねw
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2014.06.08

\不良馬場/

…もうこう表現するしかないですねぇ。関東は記録的な大雨。土曜の24時間雨量は観測史上最大となる地域が複数あるとのこと。気象庁の発表を載せておきましょうか。
大雨に関する関東甲信地方気象情報 第10号

ロジユニヴァースのダービーほど思考停止には陥っていませんが、どのファクターを優先するか、着眼点があちこちにブレまくりますね。馬場が読めないのはこんなにも心を乱すものかと。このメンバーですからね、やっぱり良馬場のスピード勝負が見たかったなぁ。

これを書いている最中(日付変わって日曜)も東京地方、じゃんじゃん降っているのですよ。。。 これ以上の悪化はご勘弁いただきたいところです。

頭の整理も兼ねて、いまいまのピントをつらつらっと書いておこうと思います。ただいずれも当日の馬場次第でくるくると変化するはずですので、決して信頼はなさらずに。


金曜までは内枠に先行馬がはいれば積極的にチョイスするかなーなどとイメージを膨らませていましたが、土曜のレース、サムソンズプライドが押し切った稲村ヶ崎特別などを見ると、しっかり内3頭分は空けたコース取りですもんね。ガラガラポンの妙で1、2枠に先行馬が固まりましたが、内側からでられずに馬場にスポイルされる可能性は十分あるように思っています。

おそらくグランデッツァは多少押して出るはずですが、あのダイナミックなフォームと最内枠、そして不良馬場がどうにもアンマッチだなぁと。勝ったスプリングSはけっこう荒れた馬場ですが、得意なのは前走のようなトラックコンディションかなと思っています。こなしてくれますかねー。

内枠で狙うならカレンブラックヒルと見立ててはいますが、どうでしょう。前走途中からハナを譲る展開で勝てたのは収穫と思いますが、4コーナーで気合をつけられる姿が引っかかっているんですよね。ミッキーアイルとのオーバーペース覚悟の先手争い、という構図は避けるのでしょうが、いずれが前にいっても排気量と斤量の差でミッキーアイルに分があるような。NHKマイルC馬同士の争いは3歳に軍配があがるイメージでおります。

真ん中の枠で先行するなら直線入口でコースを選択しやすいでしょうから、差し切れない馬場だとすればミッキーアイルに重きを置きたいですね。ふらつく癖がフィーチャーされていますが、不良馬場なら各馬もっとふらつくことでしょうし。悪条件だとかえって集中して走るのでは、などと前向きな期待をしております。

浜中の記事を見つけました。いい手応えを感じているようですよ。
異色逃げ馬ミッキーアイル、強さの秘密|コラム|スポーツナビ


あとは、この馬場をものともしないタイキシャトルな末脚を誰が繰り出せるのか、というあたりでしょうか。

末を伸ばせる可能性を感じているのは、エキストラエンド、グロリアスデイズ、ダノンシャーク、ジャスタウェイ、フィエロ、クラレント、トーセンラー、ワールドエースあたり。このなかではフィエロとワールドエースに可能性を感じていますが、評価の上げ下げは当日のパドックになるかなー。馬格とトモの容積と手先のスナップと集中力。このあたりに注目して臨みたいと思っています。

…そうなんですよね、まだROUNDERS vol.4を手に入れておらず。旨味(変換がすごいことになりましたw)ではなく「馬見」がテーマのようですので、このレース前に読みたかったですね。今回は自分の地力を信じて頑張ります。…自分の地力と書いて、うわー無理そうと思っているのはないしょw

あー、ジョッキーの捌き方も重要と思っていまして、フィエロとワールドエースは鞍上込みで評価を上げたいと思っているところです。フィエロは母父デインヒルも魅力ですね。あーでも終わってみたら相談役、という可能性も十分感じております。130のレーティングほどの信頼はないように感じていますが、これもパドックで変わっちゃうかもしれません。



最後に。

改めて1998年の安田記念の映像を見直すといろいろと発見が。オリエンタルエクスプレスってハナを伺うくらいのスタートだったんですね。岡部タイキシャトルは2番枠から好スタートで外へ外へ展開していってますし。2頭のコース取りは教科書のように見えております。タイキシャトルが差したと同時に、それより後ろはすべて馬場にスポイルされているようにも見えました。

歴史は安易には繰り返さないでしょうが、うまく参考にしておきたいと思います。皆さまも予想の前にぜひ見てみてください。きっと明日の予想をいったん置いて、「タイキシャトル強えー」と感嘆することになるでしょうからw

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2014.06.07


もう安田記念というのに、このタイトルですからね。

この1週間、折に触れてダービーの1コーナーまでと直線の光景が何度も脳内で再生されておりました。なんかこう、思い返すたびにイスラボニータの柔らかさがじわじわくるんですよねw いい馬だなー俊敏だなーみたいなw はいビョーキが始まりましたよーw

パドックでは結構キョロキョロしておりました。TVカメラを気にしていた、なんてツイートも目にしましたね。自分もそれらしい1枚を収めています。いいほうにキャラが立って応援しやすくなるといいですね。たくさんファンがつくでしょうし。
イスラボニータ 2014 Japanese Derby


蛯名の「枠の差」というコメント。おそらくは人知は尽くした、という意味合いでしょう。関係者やイスラボニータのファン、そして馬自身の価値と可能性にとって配慮が効いたコメントであって、距離適性や能力に緻密な分析を加えたものではないと受け取っています。少なくともコメントを真に受けて、本当に枠の差であったか、その正否をレース直後に議論するのはちょっと野暮かなと。

SNS隆盛のご時勢、衆人の前で言葉にする作業のほうがなじむのかもしれませんね。察するとか言外に含むとか、古いたしなみになりつつあるのかもしれません。順調に秋を迎えるなら、能力の見積もりをするタイミングは否が応にもやってくるわけですからね。コメントを聞いたこちら側が鞍上の人間性に心を配って、いまいま比較分析の言葉を重ねるのは軽く控えておこうかな、などとふわふわ考えておりますr。

…えぇ、ちょっとは思っているのですよ、枠の差ではないのかもしれないと。その弱含みな感覚は秋への期待へとつなげればよいわけでして。元気な姿で府中の2000mに臨む姿を楽しみに待つことが、…野暮を逆さにしましょうか、「粋」にあたるでしょうかね。


治郎丸さんのレース回顧。1、2着馬の評価に踏み込む力の加減はお見事なそれです。
ガラスの競馬場: ダービーを勝たせるために生まれてきた

横山の、「後輩にはいつも“下を向いて追うな”と言っているのに、下を向いていたよ」というレース後のコメント。上記の回顧を読んだあとにじわーっときてしまいました。勝手に文脈を補っているだけかもしれませんが。

イスラボニータのひとつ外に出して蛯名を交わし切るまでの間。ダービー初制覇の希望を断ち切るために、また橋口師の初制覇を叶えるために、情緒を抑え込んで馬を伸ばすことに徹した故の下向きだとしたら。残酷な期待の表れ。…相当、粋なコメントに聞こえてきました。


細江さんのコラムはストレート。
終わっちゃったぁ…そして | netkeiba.com競馬コラム

結果的に1、2着と1コーナーまでにプッシュして出て行けたトーセンスターダムは継続騎乗。鞍上が手の内にいれるだけの経験をともにしていることは、やはりアドバンテージであるのでしょう。点と線の表現はなかなかズシンと響きます。レッドリヴェールの顛末では、鞍上がリスクを負って攻めにくい状況でもあったでしょうね。

あとは菱田。改めてレース映像を振り返ってみましたが、細江さんが触れている通り堂々とした騎乗だったと思っています。終始イスラボニータを射程に捉えながらの好位追走。シンプルな組み立てですが、1コーナーまでにあの位置を取りに行くのは折り合いを欠くリスクと表裏一体でしょうからね。タガノグランパのローテーションから疲労面と適性(距離延長?というニュアンスです)が気になっていましたが、それが杞憂に終わる見事なエスコートだったと思っています。



がらっと変わって、東京ダービーにも触れておきますね。

あまり追うところなく突き抜けたのはハッピースプリント。これで南関2冠を達成しました。いやー強かったですね。
第60回 東京ダービー 成績・払戻金 | 南関東4競馬場|nankankeiba.com

ラップはこうでした。
12.1-11.1-12.5-13.5-12.9-13.3-13.3-13.0-11.9-12.3

ひと雨降った後のラップではありますが、残り400mから11.9が出るとは。ここで後続は一気に突き放されましたからね。距離も心配なさそうですし、なによりまだ走りに遊びがあるところがいいですね。

エキマエの故障は残念ですが、アジアエキスプレスVSハッピースプリントが見られるとは。ジャパンダートダービーは要チェキラと思っているところです。個人的には南関4冠馬トーシンブリザードの存在感に重なっていますので、こちらを応援かなー。あ、4冠はタイプミスじゃないですよ。ふふ。



さて、雨の週末。

まだ止みませんね。木曜から都心で降り始めた雨は、金曜には悪化いたしました。風が強い分あまり傘は通用してませんでしたしね。この天候のまま日曜を迎えたら…。馬場も展開も読みにくい1戦という認識が増しております。好メンバーだけになー、良馬場ならなー。

まずは土曜のレースから。馬場とジョッキーの意識を確認しようと思っています。そうやっているうちにダービーの余韻も落ち着いてくるかもしれませんね。


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2014.06.02


ワンアンドオンリーがダービーを制しました。

府中のスタンド、13万人の喧騒の中で観戦いたしました。暑かったですねー。アツかったですねー。どちらでもOKですよねーw ゴール直後はまっさきに橋口さんの名前が口をついていました。ダンスインザダークから19年。当然面識などありませんが、勝手に思い入れるのがこじれたファンの証。本当によかった。おめでとうございました。


レースラップです。
12.5-10.6-11.8-12.2-12.5-12.1-12.7-13.6-12.2-11.6-11.1-11.7

といいつつ、特に前日からはラップの内訳よりは各馬のポジション取りと仕掛けのタイミングに注視していました。馬場がいいのはわかっていますからね。皐月賞を待たずにバンドワゴン、ダービー枠順確定後にウインフルブルームとペースを引っ張る馬が戦線離脱するのは何の因果かと思いつつ。

日曜6Rのクラリティシチー(どうしてここに出ているのか。。。)がマイルを逃げ切り。12秒前半の3、4コーナーを楽に見せていましたので、先手を取った馬にペースを握られたらかなり後ろが厳しくなるな、という見立てはできていました。マイルG1が2週続けて逃げ切り勝ちする馬場は、コース替わりでも変わらず、という認識ですね。

ペースよりポジショニング。1コーナーまでのポジション取りが勝負のポイント。結果、そのことを理解して妥当なアクションに移していたのは、武豊、蛯名、横山の3騎手。反対に福永、川田は残念ながらアクションを伴わせることができなかった、という評価に落ち着いています。


勝ったワンアンドオンリー。

追い切りでもパドックでもダントツという評価はできませんでした。パドックではこんな雰囲気。まだ完成途上な雰囲気でした。
ワンアンドオンリー 2014 Japanese Derby

個人的にはエイシンフラッシュの進路取りを参考にしていました。あの時よりはプッシュして好位から中団にポジショニングすると思っていましたが、直線に向いて進路を探すロスと、イスラボニータより俊敏に加速できないイメージが重なり、評価を下げてしまいました。後悔はないのですが、あのノリさんに賭けたかったなーという思いはありますね。

「ハーツクライの仔で勝てて、とても感慨深いです」/日本ダービーレース後コメント | netkeiba.comニュース

「間違いなくスローになると思っていた」「脚を余して負けるのは悔いが残りますから」「道中はかかってしまった」。レース後の横山のコメントには、レースのどこで勝負しようと考えていたかがよく表れているように思います。皐月賞で後方一気させた馬をスタートからプッシュする胆力。折り合いを欠くリスクを負ってでもポジションにこだわれたのは、継続騎乗を決めて「いらんことを言わない」と決めたトレーナーの胆力でもあるでしょう。あんなにきれいにイスラボニータが目標になるとは思いませんでしたねー。横山が賭けに勝った、という認識です。

レース後、橋口師は地に足がついていないとのコメント。ふわふわしていたようですねw ダンスインザダークの時は13番の馬に差され、ワンアンドオンリーは13番の馬を差すという数字の符合。あー、象徴的に数字を語るのはよしましょうか。ハーツクライで、ワンアンドオンリーで勝負した陣営を讃えたいと思っています。


イスラボニータ。

外枠に目をつぶっての本命視。そのためには蛯名のポジション取りが欠かせないと考えていました。折り合いのリスクを取りつつ鞍上はしっかり主張するだろうと読みました。道中は外目の5、6番手というイメージ、その前提はトゥザワールドの先行だったのですが、映像を見返すとそういう問題ではありませんでしたね。

スタートから両サイドがせまくなり、接触からグッとかかってしまいました。じんわり先行でなく、首を振りながら、それを抑えながらの3番手。このロスが効いてしまったかな。エキマエの不運な故障で早め先頭という流れも望まないものだったでしょう。蛯名のレース後コメントは「枠の差」。ポジション取りをチャレンジしながら、なおワンアンドオンリーを差し返しにいったパフォーマンス、見事でした。秋のローテはこれからじっくり、でしょうが、楽しみが膨らんでおります。

しかし直線の馬なり先頭はアツかったー。ああなったら前が不利なのは承知で、なお期待をもたせる俊敏さを見て取っていましたので。しかし、2着→1着の馬単しかもっていなかったのは馬券ベタ以外の何者でもありません。後悔はありませんが反省は要りますね。

パドックでは独特な柔らかさを示していましたよ。こちらも完成途上の感。
イスラボニータ 2014 Japanese Derby


トゥザワールド。

追い切りは抜群でしたが、パドックでは強い主張は感じませんでした。もちろん出来はよいのですが抜けた存在ではないという見立て。前々で立ち回れるレース巧者の分、評価を上げていたんですけどね。

パドックはこんな具合。仕上がりはよかったです。
トゥザワールド 2014 Japanese Derby

ポイントはやはり1コーナーまでのポジショニング。スタートは出たが押しても進まなかったという主旨のコメントが川田からあったようです。それがやむを得ない状況だったとしても、1コーナーで外を目指しているのはちょっと厳しいですね。

前残り馬場のスローの道中で、馬群の中団から後ろかつ外目。いいところまで来るけど勝てない、一番勝負とは縁遠いポジショニングだと思っています。スポイル。個人的には残念なリード、という評価に落ち着いています。調子はよかっただけに残念ですね。兄弟のイメージからすると、という点もありますが、菊花賞に向かうなら楽しみな1頭と思っています。


レッドリヴェール。

パドックでは腹目がギリギリでした。追い切りはよかったんですけどね。間隔が開いた分、ピークを合わせるのが難しくなったという邪推も可能でしょうか。馬格がないのはマイナスと思っていましたが、いい馬でしたね。
レッドリヴェール 2014 Japanese Derby

牝馬のダービー挑戦。鮮やかなウオッカの勝利の記憶が人気を後押ししたかもしれません。いやー、さすがにそのイメージは湧きませんでした。録画でゲート前の映像を確認した際に気づいたのですが、パドックからのあのテンションの高さは、いつものそれではなく、牡馬や13万の喧騒に飲まれていた(怯えともいえるかも)可能性がありそうかなと。…気づくのが遅いですよね。

馬格がない分、スタートからのポジショニングが重要と思っていました。福永が1コーナーまでに下げたことと合わせて、先のトゥザワールドと同じスポイルであったと思っています。なぜ引く判断になったのかはちょっと消化しきれていません。馬の調子云々でなく、どこで勝負するつもりだったのかその意思が見えにくいレース振りだったという印象です。

前日にレーシングビュアーの「日本ダービー ムービーコレクション」を見ていたのですが、エイシンフラッシュのダービーで福永リルダヴァルの進路取り。14番枠からスタートして馬群の後方外目に終始し、直線外から33秒台で追い込めずという内容。馬が違うのでなんとも言い切りにくいですが、今回と似ていないとは言い難く。。。
日本ダービー ムービーコレクション | JRA×JRAレーシングビュアー

追い討ちではないでしょうが、当日8Rのダノンシンフォニーで騎乗停止。安田記念でジャスタウェイへの騎乗ができなくなりました。左へふらつくダノンを補正するために左鞭を入れたようなのですが、馬はすでに右によれ始めており。結果右に寄れる馬に左鞭という。。。 評価しにくい所作。厳しい言葉を並べますが、ダービー直前に騎乗停止を受けたジョッキーの心中、という文脈をもっと重視して予想してもよかったなと思っています。

リヴェールの話。凱旋門賞プランは継続でしょうか。あのメンタリティで遠征に向かうよりは、ローズSから秋華賞のほうが好走のイメージはしやすいと思っています。夏を充電に充ててヌーヴォレコルトとラスト1冠を争う姿なら。そちらに期待したいかな。


トーセンスターダム。

差しのポジションを磨いてきた馬ですから、今回は出番なしと思っていました。まさかの先行策、ポジションを取りに行きましたね。これまでの研鑽、約束事を壊してでも勝負にいくレースでありタイミングであったでしょう。だから武豊は信頼に足るのだと思っています。一か八かの勝負、馬はびっくりしてしまったでしょうね。

直線で内ラチにつっこんだのは、直後のマイネルフロストが交わしに来た→サウンドオブアースがびっくり→その姿にトーセンがびっくりして回避行動、という流れだったように見えました。違ったらすみません、あくまで個人の見解でございます。それだけ馬群の先頭で後ろからプレッシャーを受ける展開に慣れていなかったのかな、と邪推をしているところです。

きさらぎ賞までの安定感を取り戻すには1戦以上、勝負より自分のペースというレース経験が必要になるかもしれません。菊花賞?むーん。



最後に。

今回のダービーはレッドリヴェールの一口オーナーの方と観戦する運びになりました。本人からもっと上ずった応援が飛び出すのかと思っていたのですが、意外と落ち着いたテンションと評価で臨んでいまして。自分よりも冷静と情熱の間にいたのかもしれません。所有馬のダービー出走だけでも十分な名誉ですからね、その点での祝辞はしっかりお伝えいたしました。人生のピークかも、という余計な一言も添えましたよ。嫉妬?いやいやw

それも込みこみで。特に当日にしっかり時間を費やせた分、充実したダービーウィークになりました。

また来年、あの喧騒と勝者を迎える拍手を堪能したいですね。


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