2014.08.24


ハープスターに軍配が上がりました。

いやー、3コーナーからじわじわとポジションを上げるハープスター。その外をゴールドシップが捲くって併せる4コーナー。ゾクゾクしましたねー。2頭とも一番冒険のない展開とコース取りだったでしょうが、外々をまわって3着以下を5馬身突き放しました。あー、ハイペースの分着差が開いたところはあるでしょうが、素直に、凱旋門賞に向かう2頭が抜けていたと受け止めています。強かった。4万人近くの入場者があった現地は、よい熱量だったでしょうね。

レースラップです。
12.6-10.7-11.6-11.6-11.9-12.1-12.3-12.3-12.0-12.0

予想通りのトウケイヘイローの逃げ。ただ入りの3ハロンはちょっと厳しかったでしょうか。昨年と比較…と思ったのですが、ちょっと意味がでないですねw たとえば鳴尾記念だと12.5-11.4-12.5。これだと比較としてはまだよいかな。

トウケイヘイローについては、追い切り映像から、トモの、特に内側の張りがもう少しと思っていましたので、鞍上は厳しいペースをしっかり求めたなぁという感想です。ヘンに緩めた方が勝機がなくなるでしょうからね。妥当な判断があったのだと思っています。残り400mまではトウケイヘイローのラップ。今日そこから粘るには3ハロンに拘らず、どこかで少し溜めが要ったのでしょう。


ハープスターはいつもよりスタートがでた印象。後方に構えすぎた場合を懸念していましたが、馬群の流れにギリギリ乗りながらの追走になりました。ゴールドシップに比べてニュートラルなスピードで追走する時間が十分取れたようです。

フジの中継で再三指摘がありましたが、出来はそこまでではなかったでしょうか。確かにトモの張りはいまひとつでしたが、動ける体ではあったように見えました。個人的には、レースに気持ちが向いていないのかな?という雰囲気を感じていまして。中継映像では返し馬にはいるあたりでかなり暴れているような仕草が見えましたし。実際はなんともいえませんが、ロンシャンに向けての懸念があるとすれば、もろもろのストレスが強すぎた場合、かもしれません。杞憂に終わるとよいですね。

見事なリードをした川田が凱旋門賞でも継続騎乗とのこと。ロンシャン攻略に向けて賢明な判断かどうかはわかりませんが、コンビ継続という点は立派なアドバンテージだと思っています。ぜひとも順調に。


一方のゴールドシップは後方から。個人的な見立ては馬群の中を追走して道中くしゃくしゃにされてしまう最悪のケース。…まぁそんな愚行は鞍上がそつなく回避しますよね。いま馬群を経験させることに意味を見出すかなー、などと余計なことを考えてしまいました。ハイペースを見やりながら、マイペースを貫くとあの位置取りになったのでしょう。

本番あの形で勝負になるかはなんともいえませんが、末脚のスケールを確かめるような乗り方になったとはいえそう。ロンシャンの馬場状態次第かなー。今日の追走を見る限り、こちらはあまりペースが上がらない方がよいかもしれませんね。

また、ブリンカーが不要かも、というレース後の談話があったようです。一般的な見解かどうかはアレですが、ブリンカーで視野をさえぎったのは、前方に集中させるためではなく、鞍上からのシグナルに敏感になってほしいためと理解しています。残り1000m過ぎからの鞍上のアクションを見ると、早くもブリンカーが無効になっちゃったかな。ゴールドシップとのコンタクトは、これからが大変なのかもしれませんね。


ロゴタイプとナカヤマナイト。復調気配を感じつつも、勝ち切るにはもうひとつと思って軽視しました。ナカヤマナイトはローテーション的にも穴の気配がしていましたが、追い切りでもう少しメリハリのある加速ができていれば、という印象がありました。ロゴタイプも同様ですね。どちらもどこかで復活する予感がしていますが、中山が改修工事中なのが痛いのもまた同じでしょうか。

ラブイズブーシェは内に潜り込みました。その分4着まで押し上げられたと思いますが、あの出来で追走に苦労するということは、スタミナの底が案外深くないということかもしれません。個人的にはちょっと期待しすぎました。

あとムーンリットレイクは菱田の好騎乗があったと思います。あのペースを先行するとは。人気薄だからこその内容と結果ではありますが、なかなか腹が据わっていますね。ペースを感じられていないのならかえって心配するところですが、強い馬であの位置取りができれば、と思わせてくれました。馬自身にとっても、相手が弱化した際にあの先行経験は奏功する機会があるかもしれません。


最後に。

日本では禁止されているという認識ですが、ラビット、いわゆるペースメーカーの存在が、凱旋門賞でほしいように思えてきました。オルフェーヴルの際は精神的なリードの部分が大きかったようですが、今回はほんとにペースをメイクする存在ですね。少なくともハープスターとジャスタウェイには少し速めにペースを引っ張る存在がプラスに働くように思っています。

今日のレースを観る限り、トウケイヘイローにも遠征していただくのがいろいろベターな気がしてきましたw 失礼な扱いでしょうかね。力のある馬でなければ務まりませんし、場合によるとペースメーカーの逃げ切り勝ちもあり得ますから。ご一考いただけると幸いですw …誰向けにお願いしてるのかって話ですねw


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2014.08.24


今週の平日は、ブエナビスタのDVDを見直しておりました。

きっかけはサラブレ9月号の対談記事。望田潤さんとMahmoudさんによる「ラップ論×血統論」は非常に興味深い、実験的な企画でございました。あ、必読ですよw

ホントはこの対談についてだけでひとつ記事を書いておきたいのですが、割と体力がね、バテ気味かな。東京の夏は湿気をともなう暑さですからねぇ。仕事にエネルギーを振り向けんといかんですので、泣く泣く優先順位を下げておりました。

で、記事を読み進めていましたら、ブエナビスタについて「父よりもピッチ走法やから、中山でもいつも格好はつける」という言葉を見つけまして。そういえばヤマニンキングリーにどうやって負けたのかなーなどと気になり始めてしまいました。札幌記念も近いですしね。同厩の後輩が同じローテーションでロンシャンの舞台に臨もうとしていますし。久しぶりにDVDをひっぱりだして再認識にいそしんでおりました。
ポニーキャニオン - ブエナビスタ 不屈の女王:DVD



いやー観てよかったですね。

アンカツの後方待機は、ハーツクライで横山が判断したそれに近い判断かなと思いましたし、スミヨンと岩田はそれぞれ長所と短所が両方でたようなパフォーマンス。なにかこう、鞍上の煩悶とは対照的に、ブエナビスタの安定したパフォーマンスが際立ってみえました。折り合いに難がないことと加速に優れていることは、鞍上の特徴を柔軟に受け止める幅を持っていたのかもしれませんね。もちろん個人の感想ですよw


一番の再発見は京都記念でした。ジャガーメイルに詰められながらの辛勝、とは見えるのですが、横山のリードはブエナビスタの特徴をしっかり踏まえているとも、後のレース運びのベースになったとも受け取れます。自分の中では、もっとも鮮やかな秋の天皇賞と、2、3歳時の追い込みとのギャップをつなぐようなイメージに収斂しています。

いま振り返ってよかったと思うのは、宝塚記念のゴールドシップとの符合でした。2200m、外枠発走、1コーナーまでの距離を利しての先行策。負荷を抑えつつの前目のポジションを確保する運び方は、以前から横山にあったイメージなのでしょう。うわーノリさんすげーわー、と思いながらのレース観賞。嘆息とともに過去のレースを振り返るのも良いですねー。


横山に乗り替わったのはそのひとつ前の有馬記念から。エリザベス女王杯で前残りを許したことでアンカツの待機策への批判は、当時かなり露骨に語られていましたね。そのタイミングでの乗り替わりですから、二アリーイコールで先行策への期待でしたし、内枠があたったことで先行策はほぼ強要に近い状態になったと受け取っていました。

結果、その有馬記念ではドリームジャーニーのピッチ走法に屈するわけですが、先の記事のコメントがこのあたりに表れているなー、などと中山の坂でドリームジャーニーに抵抗する姿を観ながらふわふわと思っていた次第です。


惜敗した札幌記念は、3~4コーナーでいったんマツリダゴッホの進出を先にやってからの捲くりになったしまったようです。その分の惜敗と認識しましたが、じゃあ自分のタイミングで捲くれたら勝てたかというと…。当時の鞍上の脚質へのこだわりを加味すると、たらればはイメージしにくいですかねぇ。

しかしヤマニンキングリーを差せない流れ。1、2着のいずれも35秒台だったことからすると、パワーを要する洋芝だったことに重きを置いてこの結果を読み解けばよいのか。さてさて。


やっぱりスペシャルウィークなんでしょうね。阪神外回り、府中で差し届き、札幌、中山、阪神内回りで惜敗する。強いグリップや瞬間的なパワーより、軽めの馬場で回転力の持続が活かせる舞台でこそ。グラスワンダーとは対照的、と考えると99年の2度の直接対決は、産駒同士のリマッチも含めて味わいが増してきます。


一方、伝説の新馬戦は、5着のエーシンビートロンがサマーチャンピオンを勝った事でまた厚みが増したでしょうか。このレース、アンライバルドは先行したことで上がり勝負のアドバンテージを得たわけですが、そのとき追い込みきれなかったブエナビスタが、後々ポジションを取ってドリームジャーニーやペルーサの後方一気を振り切るのは面白い変遷だなぁと。端的な感想ですけどね。


そうそう、ポニーキャニオンのDVDではドバイの2戦が未収録ですのでYouTubeでチェックしました。ブエナビスタの持ち味が活きたのはシーマクラシックの方でしょうね。ペリエが体重オーバーだった記憶がありますがw それがノイズになるくらい馬の頑張りにフォーカスできます。このときの疲労を引きずったままだからこそのヴィクトリアマイルでもありますね。


ブエナビスタの戦歴を紹介して、区切りましょうか。安定感は着順にも表れています。
競走成績:全競走成績|ブエナビスタ|JBISサーチ(JBIS-Search)



さて、先のサラブレの記事には距離適性について重要な指摘がありました。こうやって言葉にすればいいんですね。

持ち前の走りのリズムの種類が、距離適性を決定させる要因とも言えますね。


その馬が馬なりで楽に追走できるペースが何mか、ってところで大体決まると思ってるんですよ。



この点に自在であったブエナビスタとハープスターにはけっこうな相違がある、ハープスターはハイペースの追走にぴったりのタイプでは、という議論が記事では続いていました。個人的にはいままで言葉にできていなかった感覚を言い当ててもらったような気になっております。有難いばかり。

で、今年の札幌記念に応用しながらぐるぐると検討している最中でございます。そうです、トウケイヘイローがいるんですよねー。トウカイパラダイスが番手であればなおのことペースが緩む可能性は低いでしょうか。お、そうすると桜花賞馬のアドバンテージをみるべきなのかしらん。

なお、外枠を引いたラブイズブーシェの出来と、ゴールドシップが真ん中の枠でかつトウケイヘイローのひとつ内であること。今年はこのあたりをフックに予想をまとめようと思っています。どうなるでしょうねー。



最後に。

本当に偶然なのですがこの土曜日、行きつけの専門店でブエナビスタ農園で取れたコーヒー豆を発見いたしました。偶然の符合。ロックドゥカンブの時にワインを取り寄せた感覚を思い出しましたよ。

どうやら農園自体は以前から名が通っているようですが、すみません全く知りませんでした。ええ、こだわりなお店に通いつつ、いっこうにテイストにこだわりがでてこない、そして知識も深めないライトユーザーでございます。こういう姿勢だと軽薄なおしゃれ感がでちゃうんですかねぇ。その道の人に委ねる形で、分析しつくさずに「まとまり」を堪能するのはわるくないと思っているんですけどね。

滑らかな口当たりでありつつも濃厚さを担保した、ちょうどよい飲みやすさでございました。


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2014.08.18


クラレント、粘るダノンシャークを捻じ伏せました。

勝利ジョッキーインタビューで話していた通り、前にダノンシャーク、横にマジェスティハーツを捉えていたことが厳しくも賢明な仕掛けを生んだのでしょうね。ラスト1ハロンの粘り合いでグッと前にでたのはクラレントの底力、そこまでは田辺の判断が効いたものと受け取っています。テン乗りだったが故になおさら、レース前にどんなイメージを持っていたか聞いてみたいですね。

レースラップです。
12.6-10.9-11.4-11.6-11.6-11.5-10.8-12.1

マジェスティハーツの直線に向いての我慢。結果は追って案外でした。ラスト400からの10.8、この場面で際立つキレを披露できるタイプではないかな。最速ラップが残り600からになる展開なら出番があったように思っています。相手関係、馬場含め、今日は向かない流れだったでしょうか。

ただ鞍上の試行錯誤は見て取れたと思っています。前走中京記念はゴール前で脚があがったところを大外から2頭に差されていますしね。…それよりも前半ちょっとかかったことの方が大きかったかな。スタートからポジションを取りに行った分のロスは覚悟していたでしょうけどね。馬場と展開とを考慮してのポジショニングの工夫は今後の糧になるのでしょう。

個人的には、馬体に(特にトモに)もう少し力がつかないと先行策が奏功しないのではないか、という印象があり。お父さんがそうでしたよね。現状の馬体と、アンカツの中継での解説にあった通りもう少し距離がほしいかなということを加味すると、差し損ねるのを覚悟で神戸新聞杯の乗り方に徹底する方がよいかもなーなどとイメージしています。


エクセラントカーブはクラレントの真後ろから抜け出してきました。進路が確保できるまでの時間が溜めになって、ラストの伸び脚につながったのでしょう。調子が維持できるなら京成杯で連覇を目指すのがよさそう、と思っていたのですが、今年は新潟開催でしたね。その時点での馬場状態次第かな。

若干シャイニープリンスの進路を侵食していましたが、シャイニーの脚色が怪しかったですのでね、大勢に影響はなかった、という判断で十分なように思っています。


サトノギャラントは、もうこのスタートを覚悟して買うタイプになるのでしょう。北村が押して押してあのダッシュですものね。むーん、ペルーサと同じ厩舎という符号はどう捉えたらよいでしょうね。後半の伸び脚からすると、こちらももう少し距離があった方がよいのかしら。


タガノブルグは軽視しました。3歳の1400で適性を見せ、NHKマイルは内々を上手く立ち回っての2着。ダノンシャークが粘りこむ展開が予見されていましたからね、これでは適性の外かなと。このあたりは半笑いさんのツイートで似た内容が確認できました。なんというか、虎の威を借るとかではなく、答え合わせができた感じですね。


ただ予想自体は雑になってしまいました。新潟は天候と馬場が読みにくかったですからね。競馬開催地以外ではかなり被害がでた地域もありました。コミケ会場周辺だけは晴れていたという神がかりな状況もあったようですがw 個人的に14時あたりでのそのそと起床した時点で、この推移にはついていけてないですものね。早起きしろ、が大きな反省点でございますw

ダノンシャークが先行して粘りこむところで、1、2頭差し届くのはどれだろう、というイメージに収斂した結果、枠順と脚質、ポジショニングからタイプの異なる馬をピックアップしてBOX買いする「散らした」買い目になりました。まぁ、最後の1頭をショウナンアチーブとクラレントで悩んでいるあたり、散らしたのではなく絞り切れていなかったのでしょう。

ちょっと思い当たっているのは、こういう費やすべき時間を確保できない場合にどうやって予想を組み立てるか、について少し深掘りが要るかなーということ。これまでもそうでしたが、しばらくはそんな状況が続きそうですのでね。楽しさの程度は維持しつつ、限られた時間で予想を組み立てる。ちょっと意識してみようと思っています。…なにか業務の効率化のような発想でやな感じですねw



最後に。

札幌の日曜メイン、UHB賞。スマートオリオンがあれで差されてしまうとは。抜け出すと遊んでしまうところがあるとは鞍上皇成のコメントですが、それよりはマヤノリュウジンのストライドが勝った印象。強かったですね。

前走バーデンバーデンカップは中継映像から見切れるくらいの大外かっとばし。レース後半に思う存分ストライドを伸ばす経験は、馬にとってはよかったのでしょうか。それを壊さずに追い込むのなら鞍上池添は申し分なし。昨年3着の実績から、中山のスプリンターズSでもう一度見てみたいですねぇ。ちょっとデュランダルな感じもでてきたでしょうか。

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2014.08.12


フサイチコンコルド、元気にしていました。

今回の青森旅行は十和田湖と奥入瀬渓流が目的だったのですが、時間を工面して短時間の見学が叶いました。前日のあの豪雨を体験していましたので、天候を理由に訪問を遠慮するこころの準備はしていたんですけどね。いやー当日昼前には晴れてくれましたねー。日ごろの行いがよかったのでしょうw

2年前の訪問時には途中まで迎えに来ていただいたのですが、今回はその際の記憶を頼りになんとか自力で辿り着くことができました。覚えているものですねぇ。その時の記事は以下にて。
more than a DECADE フサイチコンコルドは青森に


実は天候より以前、当初電話を差し上げた時点からかなり遠慮がちでした。その理由は以下の記事にて。あ、ブログ自体非常にていねいなトーンでとても好印象でした。勝手紹介で失礼いたします。
日記的雑記: 2014 青森の旅 フサイチコンコルド

電話ではあっけらかんとしたトーンで大丈夫と回答をいただいちゃいまして、かえって距離が測りづらくなってはいたのですが、百聞は一見にしかず、実際に訪れてみるものです。腰を痛めた事実はあるにしても、まぁ元気でした。といいいますか、より頑固じじい度が増していたといったほうがよいかなw


2014年夏、優駿で取り上げらなかった(もはや繰言と化していますなw)1996年ダービー馬の近影です。
フサイチコンコルド 2014

腰の影響から今年は種付けを行っていないそうで、珍客の訪問が引き金になったでしょうか、種馬ならではの興奮の表現がかるーくございましたw まぁ元気でなによりですよw

にんじんをひとつあげてからはもうおねだり連発。なんでくれないんだもったいぶるんじゃない、といわんばかりの仕草が前面に。にんじんを取ろうとして取らない、みたいなこちらの動きに一瞬期待したコンコルドの表情を皆で笑うと、ふんと少し奥に引っ込む所作w まぁ、最後は少しずつこちらが譲るような流れでにんじんあげちゃっていました。以下の写真の角度で食欲の程度はおわかりいただけるかと思います。
フサイチコンコルド 2014 食い意地たっぷりに人参を食べる

医者嫌いは相変わらずですとか、採血も受け付けないですとか、一度経験するとしっかり覚えている賢さについてですとか、ひととおり馬房の前で話をお聞きして、さて引き上げようとしたところで絶妙な表情が飛び出しました。にんじんが足りなかったのか、淋しさもあったのか。自然とこのアングルをつくれるとはなかなか。
フサイチコンコルド 2014 淋しいのか人参がほしいのか

思い出したのはこのアングルでございますねw
ローソンのミッフィーマグ | みみよりブログ | dickbruna.jp 日本のミッフィー情報サイト

…こうしてエピソードを並べてみると、自分、満喫したようですねw



フサイチコンコルドは自分の競馬ファンとしての出発点ですので、その見学前後はいろいろな思いが頭を巡ってしまっていたのですが、今回は非常にすかっとした来訪となりました。余生について気持ちの整理が早くについていたことが大きいと思っています。現在の牧場の方になにかあれば別ですが(縁起でもない例えですけど)、大なり小なりの諦め事も含めて、今後の命の行く末もこれまで通り世話をする方に委ねるところなのだろうと。

最後に「よろしくお願いします」とお伝えしたのは、自分の力の及ばない部分について相手に委ねる際の配慮や願いからでた言葉だといまいま反芻しております。他人のために頭を下げることは部下をもつようになってしっかり実感したのですが、ここででるとは思いませんでした。年の功かー。



最後に。

牧場の方とニヤッとした話。昨年産まれた牝馬も見せていただいたのですが、なんと母父がダンスインザダーク。クラシックを分けたライバルが重なる配合とは。血統論的にどうかは置いておいて興味は深々ですよ。無事に競走馬として歩みを進めてほしいと思っております。
(マイネレヴェランスの2013)|JBISサーチ(JBIS-Search)

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2014.08.10


アジアエクスプレス、強かったですねー。


えー、はじめに若干記事のタイトルがおかしい件について。いましがたホテルのラウンジで2重賞の映像を確認いたしました。この日曜は青森にはいり、そのまま十和田湖畔に滞在。豪雨と地震の中、青森県立美術館で美少女について思索を深めたり、美術館のカフェでりんごのカレーライスをいただいたりしておりました。はい、皆々様のおかげで無事に夏季休暇を満喫しております。奥入瀬近辺の「緑色」はほんとに素晴らしいですね。

台風11号が列島を縦断しているなか、無謀な遠出だったかなとも思いますが、青森方面の雨風はいまのところ小康状態。三重や高知の方に比べればというところでしょう。皆さまも、くれぐれもご留意を。

あ、美少女については以下のリンクで確認いただけます。先のとおり奥入瀬が目的なのですがこちらにも立ち寄った次第でして、決してロリ○ン趣味とかそうゆうのではございませんw て言い方すると信憑性がなくなるアレですかねw …あぁ、残念ながら日本男子、100%全否定するとさすがに嘘になりますでしょうかw
美少女の美術史

美術館のカフェは「4匹の猫」。地産地消をただ礼賛してはいないのですが、そういう問題でなくりんご尽くしは素晴らしかった。口当たりがさっぱりとしてかつコクがあるカレー。…想像がつかない方は是非お試しをw
城ヶ倉観光 | CAFE 4匹の猫 |


はい、レパードSでしたw 台風の影響で前日売りがなくなったWINSに繰り出してしまい係りの方にフォローをいただく残念っぷりでしたが、当日PATでレッドアルヴィス中心の馬券を購入。あえなく撃沈いたしました。

いやー、直線あそこから粘り切れないかー。前半のダッシュが堪えたか、馬場が合わなかったのか、あるいはそこまでの成長曲線を望めないのか、ちょっとまだ測りかねるという内容の4着でした。

レース後の鞍上のコメントは行きたいときにパッと反応してくれなかった、という主旨の内容でしたが、スタートから出していって1コーナー手前で手綱を引くんですよね。おそらくは突っ込み過ぎるという読みがあったものと理解しているのですが、それはレパードSを是が非でも獲るという前提ではなかった故、なのでしょう。かかり癖をつけないという見通し。深謀遠慮というと大仰でしょうが、先を見越した騎乗であったと思っています。

ダービーの1コーナーまでに攻め切らなかったワンアンドオンリー、と例えるなら端的でしょうかね。むーん、まだ馬体に膨らむ余地があるとは思っていますので、次走以降で変わってくれると楽しみがつながります。


一方のアジアエクスプレス。こちらはダービーでいうならイスラボニータのような1コーナーまでのポジション取り。鞍下への自信、というよりはこの一戦に賭ける戸崎の気持ちの強さを、あの先行策に見た思いです。3ハロンめ以降は12秒台後半のラップが続き、逃げたクランスマイルが2着に残していますので(これはローウィラーを褒める必要あり)勝負は1コーナーまでのポジショニングと決め脚の有無になりました。道中のポジショニングはまるで異なりますが、ちょっとボレアスの時にも似ているでしょうか。

直線の伸びはそりゃあね、というところ。中山の坂を豪快に駆け上がったストライドが戻ってきた、でよいのでしょう。どちらかというと、こんなものじゃないだろうという感想を持っておりまして、よりスタミナの底知れないレース振りを今後に期待したいと思っています。



一方の小倉記念も少々。

馬場状態を確認する余裕がなかったのが正直なところでしたが、終わってみたら馬場をこなしたサトノノブレスでした。直線はかなり外に展開しての追い込みでしたが、横のポジションからしてしっかり馬場を選んだ結果だと受け取っています。和田、ぬかりなしですね。

レースラップはこんなん。
12.4-11.0-11.3-12.8-12.5-11.9-12.1-12.0-11.4-12.4

逃げたメイショウナルト田辺。なかなか厳しいバランスで進めたようです。ラスト1ハロンはだいぶ失速してしまいました。1コーナーまでに突っ込んだこともあるでしょうが、単騎逃げの形に持ち込めなかったことがこの厳しさを生んだ要因と思っています。

メイショウナルトのキャラクター。メンタル面で信用しきれない反面、追い切りはばっちり動けていました。冬場に比べて夏はカラダが動くそうです。その分、フィジカル勝負するなら厳しめの逃げ。前走をトレースするような、妥当な戦略だと思っています。

こちらはなおさら、馬場の影響が大きかったでしょう。外を回したサトノノブレス、2着マーティンンボロと最内で粘るメイショウナルトの間にいた馬はことこどく失速しているようです。3、4コーナーの内々はけっこう痛んでいるでしょうかね。来週以降はちょっと用心して臨もうと思っています。



最後に。

なにぶんこんな天候なので牧場の方には遠慮しいしいなのですが、せっかく青森まできましたのでね、腰を痛めているらしい96年のダービー馬に合って来ようと企んでおります。優駿8月号の特集に往年のダービー馬を訪ねるものがあったのですが、北海道を回っていたためフォーカスされていなかったんですよね。若干残念な思いをした分、しっかり直にご挨拶したいと思っているところです。


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2014.08.04


セイコーライコウ、磐石の取り口でした。

スタートから慌てずに徐々にスピードをのせる意図が見えました。結果として外の馬群をいったん前にやるような待機策。フォーエバーマークという絶好の目標に残り200まで引っ張ってもらう流れができました。外枠有利が定石ですが、むしろ外の馬をねじふせるようなラスト1ハロンでしたね。完勝でした。

レースラップです。
11.6-10.1-10.5-10.5-11.6

アンバルブライベンは脚質、スタートの速さ、外枠、そして牝馬という条件がそろった格好でしたが、ちょっとスタートダッシュで突っ込みすぎたでしょうか。ラスト1ハロンはばっちり脚があがってしまいました。結果論ではあると思いますし、思い切り良くいけないよりははるかに内容をつくれたでしょう。自分は中1週と追い切りを加味して評価を下げていました。

同じ中1週ですが、フクノドリームは評価を上げていました。追い切りの見立て、横山の立ち回りも含めて期待したのですが、いい狙いだったようです。今日は1頭だけ前に強い馬がいた格好ですね。

そのほか、バーバラを上げてアースソニックを下げる予想でしたがこれは逆だったかな。土曜の閃光特別、大外枠のアカノジュウロクを2着にもってきた田辺の乗り方は好位の内でいったん下げてから差し込む内容。直千だと「好位の内」は外枠先行馬の後ろ、というイメージでよいでしょうか。アースソニックもアンバルブライベンの後ろから末を伸ばしてきましたからね。

調教からフォーエバーマーク、リトルゲルダの評価を下げたのも悪くなかったという手応え。フォーエバーマークは昨年のイメージをまだ重ねない方がよいかなと感じています。夏の間に上向いてくるなら面白いですね。

気になったのはブルーデジャブの大野の乗り方。最内スタートからの待機策。セイコーライコウと並んでからはもうひとつ下げて、ラスト1ハロンでグンと差を詰める立ち回り。結果は掲示板にのらない6着でしたが、これはいろいろと大野が見えていた表れなんじゃないかと感じた次第でして。日曜の三面川特別、フレイムコードを目いっぱいで残した内容といい、引き続き注意が必要かなと思っています。

セイコーライコウは順調なら新潟のスプリンターズSになるのでしょう。韋駄天Sの手応えもあり直千適性が疑われていないような気配も感じますが、中山の船橋Sも強かったですものね。むしろこちらに適性というかストロングポイントを見ています。新潟1200への適性はこのあたりを斟酌して読み取りたいですね。あ、船橋Sにはゴーハンティングもでていますのでいろいろ計るには面白いかもしれません。



札幌のクイーンSも。

キャトルフィーユがぴったり残して重賞を獲りました。馬も良く仕上がっている印象でしたし、なにより福永のペース配分と内枠を利したポジショニングが巧みでしたね。ラストの数完歩は接戦の上位3頭が軽く魔法にかかったかのようにその差をキープしたまま、詰まりそうで詰まらないハナ、クビがほぼそのまま着差となりました。

前がかなり引っ張ったとはいえ、1:45.7のレコード。レコードがでる馬場でもあるんでしょうね。四国で記録的な雨量になっている分小倉は雨模様、3場で天気がだいぶ異なっている分、なかなか上手に切り替えながら予想するのが大変ではありました。外れた言い訳じゃないですよw

レースラップです。
12.3-11.3-11.5-11.3-11.4-11.5-11.8-12.4-12.2

指示が出ていたでしょうか、オツウがかなり突っ込んだ前傾ラップを作り出しました。ずっと息が入っていないかな、少し気持ちよく進め過ぎたのかもしれません。出来は良かったですので、キープできるようなら次走も期待と思っています。外枠を意識した作戦だったならなおさら、次で見直しが必要でしょうね。

アロマティコは枠と脚質からすれば見事な立ち回りでした。枠順も中途半端な印象があり、有力馬で一番、道中でやることが多いという見立てから評価を下げてしまいました。馬券はその分アロマティコ抜けに。いやー、あれだけメリハリを効かせてくるとは。皇成、切れていますね。

あー反省をしておきます。本命視していたケイアイエレガントとキャトルフィーユを選び切れず、馬連BOX買いする腰の引けた予想。ケイアイはパドックの印象がいまいちで、内枠先行の有利とバランスしてどうしようか、という思考の順序だったのですが、パドックの見立てを重視すればいいじゃないw という結果に。その分アロマティコを切ったのでちょっとくやしい流れでございました。

スマートレイアーは及第点という内容だったと思っています。オツウが引っ張ったことで恵まれた面はあったでしょうね。代打池添も、これまで武豊が積み重ねてきたお約束事を守った乗り方と映りました。そうそう、週中、話を聞きたいが電話がつながらないという池添のコメントがでていましたがw 騎手会長から引継ぎはできたのでしょうかねw



土曜の札幌メイン、札幌日刊スポーツ杯。レッドオーヴァルの完勝でした。抜け出すまでの加速、ストライドも柔らかで豪快。次走はキーンランドCという話ですが、馬場次第かなー。でも高松宮記念のことを考えると巻き返してきましたね。

福永の判断が光っていました。分析肌ですので継続騎乗も奏功したことでしょう。直線抜け出すまでしっかり内を閉めていましたしね。これで2着ゴーハンティングはふたつもみっつも仕掛けとコース確保が遅れていました。

そうですね、ゴーハンティングもちょこっと。内枠スタートから外々に舵を切ったところにレッドオーヴァルでしたから、いたし方のない結果と思っています。ローウィラーは2着続きの不運ですが、次走でも人気しそうな脚色ではありました。フジキセキとDeputy Ministerですので今年フレッシュサイアーな栗毛と符合するところですが、足長でしなやか、あまり連想しにくいフォルムかなw 次を楽しみにしたいと思っています。



最後に。閑話休題。

この休み、ライコウよろしく雷に打たれたモデムの交換作業をしていたのですが、芋づる式に部屋の片付けが始まってしまいました。部屋の状況はお察しくださいませw そして一番の収穫は「ホソジュンのステッキなお話」が見つかったことw あったわー。netkeiba.comのインタビュー記事をまとめたものですね。いやーもう、今週読みなおそうと思っていますw


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2014.08.02

ローマンレジェンドが接戦を制しました。

というか、遅w ってな感じですね。週中は社外のセミナーにでていたり、この金曜は定時ダッシュで大井に向かっていたりと、ようやく書く時間を見つけた次第でございます。

大井は会社の同僚さんと3レースほど嗜む格好。新聞買わなくても複勝なら何とかなる感じでしたw メインはメジロ牧場産のメジロベイリー産駒という何ともいえない感慨深さ。メリーウェザーという名前はディズニーの眠れる森の美女にでてくる妖精の名前が由来かな(調べてみました)。レースっぷりは磐石でしたね。しかしIndian Charlieとサウスヴィグラスとメジロベイリーが同じレースにでてくるとはクラクラいたしますなw


はい、エルムSをさくっと。

ローマンレジェンド。骨折休養明けが奏効したようで、心身ともリフレッシュした状態でレースに臨めたようです。このリフレッシュ具合が予想の時点ではなんとも懐疑的で、馬券につなげることはできませんでした。ゴール前でねじ伏せるようにぐいぐいと前に出る姿は復活という響きがふさわしいですね。

一方でアンカツツイートが懸念しているポイントと重なるでしょうか、走り過ぎといいますか、この一戦で気持ちが燃えすぎてやしないかとちょっと心配をしています。直線びっしりでしたからね。暮れの中京でぜひ見たい馬ですので、反動が少ないことと今後のローテーションがプラスに働くことを希望しています。

クリノスターオーはなかなか濃い内容の競馬。外枠から積極的に2番手を取りに行ったことが後々ローマンレジェンドにマークされる形を招きましたが、それが惜しい2着を演出したともいえそうですので一概に良し悪しは言いにくいでしょうね。イスラボニータのダービー惜敗と近しいパターンをもっていると思っています。前の止まらない不良馬場だったことを考慮すると、勝ちきるためには何が必要か、そこが難しくなった気もしています。

ジェベルムーサ。先行した1、2着馬が36秒台前半で上がっている中を捲るには若干絶望的な展開でしたが、田辺がしっかりコントロールし切りました。馬場状態と展開に左右される面は否めませんが、次走以降も引き続き要注意かなと思っています。新潟1800で使えるところありましたっけ。夏開催ならそのあたりによいイメージがございます。



中京記念もさくっと。

サダムパテックの安田記念、着順より内容のよさを評価はしていました。ただ今回は馬場状態を読みきれずに差し届かないという判断に至り、買い目から外してしまいました。実はミッキードリームの中京記念巧者という戦歴にも気づいていながらスルーする判断。なかなか見当違いな予想にいたってしまいましたね。。。

ブレイズアトレイルからはいりました。荒れ馬場を考慮して前受け気味に展開できるタイプという基準でピックアップしたのですが、どうやらもうひとつ馬場状態が悪かったようですね。早めの進出から最後は脚が上がり気味に。もう少し粘れ、ないから4着なんですよね。

次走、速い馬場の新潟だとちょっと懸念が残りますが、どうやらエアレーションが行われた様子ですので、心配になるほどの高速馬場は回避できそうかな。関屋記念ならサダムパテックが斤量を理由に回避するようですので、ひとつチャンスに近づくのかもしれません。

しかし、サマーマイルシリーズはもう少し工夫の余地がありそうです。3戦で終わってしまうこと、うち2戦に参加する必要があること、京成杯AHにピークを合わせた場合の秋競馬への期待度など、まぁ当初から声があがっていたテーマですけどね、いちど見直しをお願いしたいところです。

個人的には距離が200m長いですけれどもクイーンSを対象レースに加えつつ、1600~1800で牡馬限定の重賞を新設しちゃうのはいかがかと。まぁ、おとこマイル(仮)という響きを思いついてしまっただけ、ではありますけどねw 暑苦しい限りですなw



最後に。

netkeibaで療養中の佐藤哲三のインタビュー記事を見つけています。
佐藤哲三騎手(1)『事故から1年半、ひとり耐え続けた苦しみと恩人の言葉』 | netkeiba.com競馬コラム

独特な言葉の選び方がありますので正直察することも難しい部分があるのですが、内容は非常に濃いです。特に興味深かったのは安田記念の回顧。三浦皇成のメンタリティに関する解説はそりゃあもう素晴らしいものでした。このくらいの記事をいつも目にしたいなぁと思ったり。贅沢?かもしれませんね。無料IDがあればバックナンバーは閲覧可能なようですので、ぜひ。


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