2015.07.28


スマートオリオン、買いたかったですね。

いまいま箱根湯本におります。改札そばにカフェがありまして、程よい香りのアイスコーヒーとパンオショコラをパクついているところ。ようやく半休を取りまして、思いつきで箱根の日帰り温泉まで脚を、もといw足を延ばしてみました。新宿駅に着いた時は事故でロマンスカーが止まっていたのですが、在来線を乗り継いだあたり、半分意地になっていたのでしょうね。

場所は箱根湯本の駅から程ないところ。宿泊施設の温泉を日帰り客にも開放しているせいもあるでしょうか、夕方はひとが少なめなんですよね(個人の感想です)。気持ちのバランスをとるなり熟考するなり、オフラインといいますかLeave me aloneといいますか、たまに対話を離れる時間と空間が必要なようでして、そのために利用する場所にもなっているようです。ストレス解消のために男性は黙るらしいですしね。男子力?


この土日も仕事で出ずっぱりだったため、中京や函館の馬場とオンタイムで向かいあうことはできず。雨にも祟られる時期ですし、まして最終週、ひとレースごとにコンディションがうねっているだろうと、早々に予想も馬券も諦めておりました。ただ多少乾いてパワーがいるならグラスワンダーいいんんじゃないすか?くらいのことは思っていましたよ。ねー。残念でした。さぁ、回顧回顧。

レースラップはこちら。
12.5-11.2-11.0-11.7-11.8-11.4-11.6-12.2

カレンブラックヒルが1番人気とは驚きました。番手で競馬するイメージが大勢だったのでしょうか。メイケイペガスターがかかって突っかける分、マイペースで運べないリスクは相応に見積もっただろうなとは個人的な回顧ですが。内枠ですから出すしかないですしね。マイペースで運べないかもしれないカレンブラックヒル。ほら、怪しい響きじゃないですかw

意識してだしていったスマートオリオン。おそらくは前が止まらない馬場コンディションを踏まえたアクションと思われます。速いペースを追走してなお、一瞬で加速できるパワーを兼備しているか。そしてそれを引き出せるか。ミルコはうまく引き出したんでしょうね。最初に映像を確認した際の、4コーナーのポジショニングにはおぉと感嘆してしまった次第です。前走が1400できれいに嵌っていましたが、今回も近いリズムで運んでいたんでしょうね。

ラスト100でアルマディヴァンに詰め寄られたあたりに、1600より1400の息遣い、回りは逆ですがパワーが要って坂がある中山との相関性、荒れたとしてもエクイターフの反発力を味方につけられたアドバンテージ、このあたりの特徴を見ているところです。淀のマイルで横綱競馬を披露できるタイプとは異なるんでしょうね。


2着のアルマディヴァンはスマートオリオンが開けた進路をなぞってのゴール前強襲。人気薄の思い切った騎乗といえばそうですが、馬場も回りも向いているんでしょうね。リピーターとして認識しておいたほうがよいかもしれません。ちょっとだけ、新潟マイルも嵌るかもというイメージも湧いております。


気になった馬が何頭か。

エールブリーズはだいぶ苦しい位置からスパート。外を回りながら早めの仕掛けと、勝ち馬と比べるとより苦しさが見えてきます。鞍上川田は躊躇をしていない、というより3コーナーあたりで腹をくくったように映りました。厳しい流れになってしまったなりに迷い少なく甘んじて受け止めるリードなら信頼に足るでしょう。よく4着までもってきました。


カオスモスは直線内に切れ込んでの5着。ラストは息があがった格好でした。坂路で49秒というかっとんだ追い切りを消化していたのですが、ひと息で走りきるにはマイルは長いですよね。展開と折り合いひとつと思っていましたが、こちらも異なる観点で鞍上のリードの賜物でしょうか。

…追い切りの指示がすごかったんですよね。併走馬(ネロ)が50秒で行くからそれを追いかけてくれ、みたいな。ラストは左へのもたれを調整しながらでしたが、すごい時計ですね。あー、むしろネロを褒めるべきでしょうかねw


アルバタックスは鞍上お得意の切れ味勝負。存分に引き出せたんではないでしょうか。嵌ればオープンでも十分、とは思いましたが、この「嵌れば」の取り扱いが予想の折には難しくなりそうなイメージ。継続騎乗でもう1、2戦見てみたいと思っています。



函館2歳Sもちょっとだけ。

終わってみればブランボヌールの強さが目立つばかりでしたが、函館の捲りどころを十二分に心得た鞍上のリードもまた、強力な後押しになっていたと思っています。前半突っ込んだラップになったことをしっかり利用できているのは岩田のファインプレーでしょう。相手関係が強化されつつ、距離が伸びるなら、次走が試金石という認識です。

しかしディープインパクトはあっさりと10場重賞制覇を達成してしまいましたねー。あとはG1級のスプリンターがでれば完璧、でしょうか。ミッキーアイル?いやーどうすかねw



ロマンスカーに場所を移しながら、最後に。

進撃の北村宏司。…大事なことなのでもう一度w 進撃の北村宏司ですよ。ついに船山さんからも飛び出してしまいました。

JRAのレース映像ではちょうどそのセリフの直前で切れてしまうんですよね。なんてことでしょう。ググッた結果、どこかのまとめ記事からYouTubeで確認することができました。なんかこう、かみしめるほど味がでる響きでございますw

固め打ちの難しさと、冴え渡る騎乗と、逆転の福島リーディングと、北村宏司という佇まいと、進撃の巨人w タイアップ戦略じゃないお遊びだから余計に面白がれる距離があるように思っていますです、はい。

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2015.07.23


ダービーフィズが展開と馬場を制した、と見ています。

どうやらダービーフィズ自身の調子も上がっていたようですが、何より鞍上に岩田を配したことが大きかったように思っています。3、4コーナーで2、3番手を追走したハギノハイブリット、ヤマニンエースが2、3着ですからね。勝つ可能性を求めて躊躇なく前受けできる、かつ躊躇なく最内をキープできるジョッキーの判断力、もう少し信頼すべきでした。内枠、大きかったですね。

レースラップです。
12.6-10.8-11.5-11.7-12.0-11.9-11.8-12.1-12.1-12.6

マイネルミラノの逃げ。大外枠を引いた事で巴賞のそれとは異なる厳しさが生じるだろうと思っていました。ただ、中盤ラップを緩めなかった伏線は巴賞の手応えにあったのだろうと想像しています。一応巴賞のラップも載せておきましょうか。馬場コンディションのよさが早めのイーブンラップを担保したと思われます。
12.6 - 11.7 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 11.5 - 11.5 - 12.5

マイネルミラノの特徴が活きるように今回も「締め続けた」のだろうと察していますが、そのままトレースするには枠順と馬場が味方してくれなかったでしょうか。反対に1、2着馬はこのラップの追走にアドバンテージが得られるタイプだったのかなー、とも。

たとえば4着エアソミュール、後方追走から差を詰めて終わってしまったように見えていますが、その脚色を見る限りはハンデや展開ひとつで巻き返してきそう。…トップハンデのスポイルと考えれば珍しくもないのでしょうか。確かに3、4コーナーで狭くなっていましたし、厳しいマークでもありましたが、1コーナーの入りのポジションの方が着順に影響したと思っています。

象徴的なのは向こう正面の内ラチ沿い。逃げ馬の真後ろに3、2、1着の順に直列とは。4コーナーまで内ラチから離れないことはひとつのセオリーと認識してよいかもしれませんね。最内を進んだ馬と内から2頭目より外を回った馬の着順のコントラスト。パトロールフィルムの向こう正面から、ぜひご覧くださいw きびしいっすね。


月曜の2重賞にもさらっと触れておきます。

マーキュリーCはユーロビートの圧勝。JRA勢がちょっと手薄だった感もありますが、向こう正面で捲ってからの直線での最加速。帝王賞で4着にはいっていたことを忘れてはいませんでしたよ。そして中央にいた頃にアレキサンドライトSで万全の複勝と見込んで買って4着していたなぁ、などといい思い出がよみがえって来たりw 秋の楽しみが増えたのはよいですねー。

きらっとスプリントはルックスザットキル。こちらも危なげない勝ち方でした。好位追走して直線でバンと抜け出しそのまま粘りこむ。一瞬で他馬を引き離す加速力は強さの証でしょうし、これからもっとパワーがついて磨かれるものと思います。まだ3歳ですものね。できれば今秋は大きなレースへの挑戦を抑えつつ使いながら成長を促していただきたいなぁ、などとと思っていますが、どうなるでしょう。


最後に。

…いやー、今週もなかなか筆が進みませんでした。マーキュリーCもきらっとスプリントもセレクションセールも福永がゲストにでていた深夜番組もチェックはしているんですけどねw

今度の週末はもうキングジョージですしね。それまでにはゴールデンホーンの期待値なんかもふわふわ書きたかったのですが。エクリプスSでザグレイギャッツビーを振り切るレースはもまれない少頭数ながら圧巻でしたしねー。

そうですね、今年の凱旋門賞、日本馬はルージュバックが遠征の可能性を残すくらいでしょうか。一方でトレヴとゴールデンホーンという対決だけでも十分わくわくできちゃいますからねー。Webが当たり前になっている分チェックは容易ですので(改めて噛み締めちゃいますよ)、気合をいれて、まずはキングジョージと思っています。近年なかなか直結はしてないですけどね、観ますよー。

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2015.07.16


グランデッツァ、久しぶりの重賞勝利は福島でした。

トウケイヘイローが溜め逃げする展開にも軽くびっくりしていましたが、好位の外を追走してそのまま押し切るグランデッツァにも驚きました。エクイターフが前提になるとはいえ早め早めのペースアップに見えましたからね。外々を回ったことでストライドに窮屈なところもなかったでしょう。


レースラップです。
12.0-11.3-11.5-12.2-12.5-12.4-11.8-11.4-11.1-12.0

意外とトウケイヘイローには厳しい内容だったように思っています。溜め気味のラップ構成も含めて、鞍上が異なるとパフォーマンスもずいぶん異なりますね。この一戦をカンフル剤として、次走で内容を上げてきそうな予感がしています。着差、着順の印象ほど悲観することはないでしょう。次走は札幌記念とのこと。鞍上が武豊に戻るならなお期待でしょうか。

ラップを見ると、グランデッツァはなおのこと文句なし。11.4-11.1をグッと追走してそのまま抜け出すのは地力の表れでしょう。待機策から着順を上げられなかった馬とほぼ変わらない34秒台前半の上がり。前々で立ち回るスタミナ、ペースのアップダウンへの対応力、もろもろを示した内容だったと思っています。

3歳のスプリングS以来の重賞制覇。そうだったっけ、と思ってしまったのは京都1800mのスピード競馬を圧勝しているイメージがあったせいでしょうね。あの強さをG1で発揮するための夏季休養なら納得です。マイルCS獲れますかねー。

ステラウインドはラスト100mでグッと詰め寄っての2着。前々の馬のスタミナが切れたところを差し込んでいますので、息の長さを示したとともに瞬間的な切れ味には少し足りない…というのは再確認の部類になりますね、これだけの戦歴ですし。そういえば京都の万葉Sも息の長さでギリギリ差し切った認識があります。

ちょっと残念だったのはアルフレード。プッシュはしていましたが先行馬群には若干空けられてしまうスタートダッシュ。そして1、2コーナーで早くも外に向かっていました。内側の馬場やペースに対する認識が当日の傾向と少しずれていたでしょうか。結果的に4コーナーに向けて外々を回る格好に。11.4-11.1を捲りながら追走しては、相当な能力差がないと差し切れないでしょうね。コース替わりで見直すことができるとは思っています。


あとは川田の勝利ジョッキーインタビューですね。改めて観ると、ひとつ言い終えるたびに「(キリッ」ってなってますねw 顔立ちや声色もあるでしょうがあの独特のキリッとした感じはそのままいってほしいかな。皆さんも川田のインタビューの際には、こちら側で勝手に「(キリッ」っと合いの手を入れながら観ていただくのがステキと思いますw

10場重賞制覇に向けて、函館を残すのみというのはちょっと驚き。リーディング上位がスポット参戦する函館記念ですが、早速達成できる、かもしれませんね。



最後に。

気持ち遅れているなーと思いながらの週中のブログ更新になっています。セレクトセールの結果も会社の昼休みをふわっと利用しながらチェックしていましたし、割と情報には触れているんですけどね。あー、サタデー俊は、まぁ、先輩風が吹いてる時点でダメでしょうしw

この時期に仕事が混んでくるのは珍しいなぁと思いつつ、ドゥラメンテに思うことやPOGの話など、書き付けておきたいことは少々ありまして。上手に時間を工面しようと思っています。無理せずに頑張りますね。


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2015.07.09


ノンコノユメが差し切りましたね。

昨年のカゼノコより鮮やかだったでしょうか。第1回からリアルタイムで観ていますが、追い込み寄りの馬が勝つのはあまりないと記憶しています。ここ2年は馬場状態も影響しているでしょう。3コーナー手前までは馬群を正面から捉える映像になるのが常ですが、その時点でのルメールのアクションからは手応え怪しく見えていたんですけどね。勝ち馬にとっての雨の影響はプラスともマイナスとも言い切れないような気がしています。

レースラップです。
12.5-12.0-12.7-13.3-12.5-12.2-12.2-12.7-12.6-12.9

クロスクリーガー、ラッキープリンスはけっこう攻めていたんですね。1、2コーナーでじっくり進めているのは目視で理解していたのですが、残り1000mを切ってからは厳しめのラップを踏み続けていたようです。前走兵庫のイメージからか、岩田は積極的な運びでした。レース映像と公式ラップを合わせると、差されにくいラップバランスを作り出す意図は伝わって来ましたよ。結果的に、勝つ確率は低いけど強い2着、というパフォーマンスだったと思っています。

そのペースアップに対してラッキープリンスは真っ向勝負でした。早めの仕掛けからの粘りこみは前走東京ダービーと同様。残り200mでガス欠になってしまいましたが、そこからもよく踏ん張りました。力を振り絞ろうとして左右に体がブレる姿、ナイスファイトと映りましたね。こういう時に私用のために自宅でTV観戦とは残念のひと言。現地にいたらきっと複勝をもって観ていたことでしょう。…これをたらればというんですけどねw

勝ったノンコノユメ。末脚は切れたというより粘り強かったと表現すべきでしょうか。クロスクリーガーがじんわりと失速していく中、3、4コーナーを追走してかつ残り2ハロンの直線をしっかりフィニッシュできたのは勝ち馬のみ。その意味では強かったという認識です。ただ歴代の勝ちタイムを見ると、2分5秒台はちょっと遅めなんですよね。もちろん端的な比較は参考程度に留まりますが、同じ不良発表のフリオーソは2分2秒9。これをどう評価するかが秋のJBCあたりでポイントになるのかもしれません。…でもなぁ、ペース問わずいい差し脚だからなぁ。

気になったのは勝利ジョッキーインタビュー。「ストロングポイント」という表現がインタビュアーからでるように、クリストフの日本語力を先回りしてフォローする向きは悪いことではないなーと思ってみていました。と同時に、もう少しいまいまの話し方がどんな印象を与えているかは、誰か教えてあげられないものかなともw ポイントはレース直後の見解や表情がインタビューを通じて伝わることだと思っています。そのためにはもう少し語彙が増えてほしいのですが、贅沢な要望ですかねぇ。「絶対日本語で伝える」という強迫的なパフォーマンスを望んでいるわけではありませんので、ちゃんと通訳をつけてインタビューに臨む、でも全然問題ないと思っています。



最後に。

週末の競馬は最低限のチェックに留まっていました。ゴールドシップの「うぇーい」なゲートは少なくなくショックでしたからねw ゲートボーイ検討や頻発する厩舎へのペナルティなど具体的に議論が進展を見せてくれるとよいと思っています。個人的にはゲートボーイは運用コストが馬鹿にならないと思っていますけどね。

ひとつだけ。ラジオNIKKEI賞のアンビシャス、CBC賞のウリウリともに、道中の追走にちょっと似た点があるように見ています。いずれも先行馬群にぴったりと取り付かず追走していたこと。この前との少しの距離が仕掛けた時点での進路取りに幅をもたせていたと思っています。前と少し距離があればアクセルを踏みながらハンドルを切る余裕が生まれますからね。結果論なのかもしれませんけどね、ルメールも岩田も達者だなぁと勝手に感心しているところです。辛口になってしまうかなぁ、対照的な運び方になってしまったのはグリュイエールとダンスディレクター、だったと思っています。いずれももったいなかったですね。


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