2016.02.23


モーニンがレコードで押し切りました。

前日の雨がどのくらい乾いていくか、悩ましいファクターでしたね。結果的に発表は重、レコード決着の速い馬場状態となりました。スタートから出していって抑える、ミルコの戦略も加味しての完勝。強かったという素直な感想と同時に、もろもろの条件が8ハロンを制する追い風になったという印象をもっています。とても強い7ハロンの王者。7ハロンへの適性はヘニーヒューズ産駒全般のイメージでもあるでしょうか。いやー、でも強かった。そして1:34.0は速い。

公式レースラップです。
12.2-10.8-11.1-12.0-12.3-11.9-11.6-12.1

…やっぱりほぼ芝のラップですねw 走破タイムで言えば、スマートレイアーの東京新聞杯が1:34.1ですからほぼそれと変わらないわけで。参考までに?興味本位?東京新聞杯のラップ、以下の通りです。前傾後傾は逆ですけどね。
12.7-11.4-11.9-12.4-12.2-11.2-11.0-11.3


コーリンベリー、スーサンジョイ、タガノトネールが押し出していって引っ張る展開。スタートのよかったモンドクラッセ、コパノリッキーはこれを受けて下げる形でしたが、鞍上のペース判断は妥当なそれであったでしょう。逆に押し出していったロワジャルダン横山はかなり野心的であったでしょう。当初はロワジャルダンに被されてひとつポジションを下げたベストウォーリア戸崎について、また悪い癖がでたかと心の中で揶揄っていましたが(すいません)、こちらも堅実なペース判断の範疇であったのでしょう。


モーニンはこの流れをジリジリ押し上げながら追走。4コーナーでは溜めを作って、直線で再加速。前傾ラップに乗りながらメリハリをつけるのは通年免許でダートのレースを数こなした賜物でしょうか。あれで突き放すわけですから強いのひと言ですね。

この後は距離を伸ばす可能性を見据えたローテーションになる模様。スプリント一辺倒ではもったいないイメージは昨秋からありましたので、次走以降楽しみになってきました。スプリント戦を使うタイミングであるとか、JBCスプリントをどうこなすか、とか、反対にスプリントを経験しないままキャリアを終えるとか。どんな判断になっていくでしょうね。

個人的には、1400がベストのダートチャンピオンというとスターリングローズを思い出しますが、タイプはだいぶ違うかな。JBCスプリントよりプロキオンSのパフォーマンスが印象がよいんですよね。…いや、やっぱりタイプが違うな。モーニンはモーニンですね。


ノンコノユメはこうなると厳しいですね。上がり34.7は究極といっていい数字ですが、前々で運ぶ有力馬が残す展開ですからね。これより気持ち突っ込んだラップになるイメージだったので、差し切るほうに賭けての本命視でした。ルメール曰く、ノンコノユメは直線でいったんフウーとなってからスパートし始めたとのこと。スピードに乗るのが遅れたのはそのあたりだったのでしょう。レース間隔が開いた分もありそうですね。いやー、今後もこうした取りこぼしを考慮する必要はあるのでしょう。ちょっとだけショウナンマイティの安田記念を思い出しました(手術は無事に終わったようですね)。

できればメイダンに行ってくれないかなー。あの脚質でどこまでやれるのか観てみたいと思っています。


デムーロとルメール、それぞれの特徴もよくでたレースだったでしょうか。ルメールの複勝率の高さと時々見える勝ち切れない側面が象徴的に表れていたという認識も。周囲の評価や騎乗依頼がその特徴を後押ししている可能性もありますね。そうですね、日本人ジョッキーがんばれ的なこだわりはあまりなく、高いレベルでこちらを唸らせ続けてほしいと願うところに国籍は関係しないかな、というのが個人的なバランスではあります。


映像を見返して評価を上げたのはアスカノロマン。いい馬体ですねー。東海Sをすでに勝っているのであれですが、中京1800のG1は楽しみな1頭と改めて思った次第です。コース適性、展開、速い馬場を考慮して評価を下げたのですが、少し脳内補正をかけないといけませんね。

ローマンレジェンド、ホワイトフーガはいろいろ適性外の中で善戦したという認識。出来が落ちなければ次走以降さらっと巻き返してきそうです。コパノリッキーは展開もそうですが、何よりパドックでの主張があまりなく。なんといいますか、機敏な所作に欠けていたんですよね。仕上がり途上とは少し異なる物足りなさを覚えていました。3連覇は難しいと無印にしたのはおそらく正解かな。かしわ記念の頃にキレキレの馬体が見られれば、と思っています。


現地にて記憶のお遊びを少々。1着14番、2着7番、レコードの赤い文字。2008年の天皇賞と符合していることに気づきました。ええ、ウオッカとダイワスカーレットのアレですね。どっかで見たことあるなぁ、という、それだけといえばそれだけな話ですが。デジタルな検索とは異なる脳内シークは競馬の醍醐味のひとつ、ときれいな表現でまとめておくとしましょうか。はい、軽く感動が再生しておりました。


そうそう、当日のパドックにて。準メインのアメジストSから張り付いていたのですが、横に立っていたカップル、女性のほうが競馬に詳しいようでした。たいがいは彼氏の側が知識と自分のツボを披露していって、頃合いで彼女が「話し違うんだけどぉ」とかわされる流れじゃないですかw 彼氏も初心者ではなかったようですが、彼女のキャッキャウフフに対してもっぱら相槌をうつ係でした。いい時代の変化かしら、といい印象をもっておりました。

ただ、彼女は何故か笑いが止まらない様子で「ブラックバゴがよく見える」を連発w どのあたりが嵌ったのでしょうw 骨折休養あけで小脚をつかうプラス30kgに「よく見える」を連呼する彼女かぁーw もしお付き合いしていたらたぶん、…見解の相違で喧嘩ばかりかもしれませんねw



最後に。

2月の東京開催はこれで終了。昨年から発症してしまった花粉症はギリギリ重ならなかったようで何よりでした。いちおうパドックではバシッとマスクをしていましたけどね。しばらくは、集中して予想をするなら屋内になるのかぁ。いろいろ支障のないように予防しながら中山開催を迎えることになりますね。皆様もお気をつけて。

ゴールドシップのDVDも無事仕入れました。合間を見て回顧しておこうと思っています。ディープブリランテを捕らえ切った共同通信杯のイメージ、古馬のそれとはだいぶギャップを感じていますしね。自分なりに整理できると面白そうと思っています。

なにより、開催替わりの中山記念。楽しみですねー。3世代の皐月賞馬が一堂に会するのは相当珍しいのではないでしょうか。荒々しき2冠馬を中心に据えているはずですが、予想と見応えはまた別物というレースでしょう。わくわくして週末を迎えるつもりでいます。楽しみですねー。

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2016.02.21

トゥインクルが不良馬場をこなしました。

2周目の3コーナー手前から徐々に進出。そのままの勢いで押し切ってしまいましたね。ステイヤーズS3着は理解していましたが、手が出ませんでした。終わってから戦歴を見直している時点でダメダメなのですが、未勝利を勝ちあがったのがジャスタウェイの安田記念の前日。今日と似た不良馬場でしたねー。2400を8馬身突き抜ける姿を先ほど映像で確認しました。3コーナー手前から徐々に押し出していく姿までそっくりとは。恐れ入りました。

公式レースラップです。
13.2-12.4-12.6-12.5-12.3-13.1-13.3-13.8-13.3-12.5-13.1-13.0-13.0-12.6-11.7-12.6-12.8

3400とはいえ、1、2着を分けたのは枠順という側面も大きいように感じました。大外のフェイムゲームがラチ沿いを取りたいなら、あの縦のポジションを覚悟するしかなかったでしょう。対するトゥインクルは中ほどの枠から、スムーズに取りたいポジションに収まったように見えました。悪化した馬場コンディションが末脚の上限に蓋をしていますから、前々でスタミナを温存できるアドバンテージはかなり効いていたことでしょう。3コーナー手前の進出に最内のフェイムゲームはひとつふたつ反応が遅れざるを得なかったでしょうしね。

それでも1コーナーでスピリッツミノルの内にねじ込んでいった三浦皇成の気概は評価したいところです。厳しいアクションではあったでしょうけどね、北村の代打として3連覇を担うに足る内容と受け取っています。そういえばジャスタウェイの安田記念もグランプリボスで善戦していましたね。

トゥインクル勝浦は3年ぶりの重賞制覇。直線のコース選択は妥当なそれであったでしょう。トモが蹴り上げる芝の量と高さを見れば、ロスの少ないコースへ誘導していたことが推察できます。馬場と上がりのラップ構成が似てくるなら、春の天皇賞でも面白い存在になりそうです。

ホッコーブレーブはのめりまくっていたと鞍上田辺のコメント。馬場に泣かされた1頭でしょうね。タンタアレグリアは馬場というよりはスタミナかな。青葉賞2着、菊花賞4着という実績から人気したと思いますが、豊富なスタミナかと言われるとちょっと違うイメージを持っていまして。こちらも馬場次第で巻き返してくる可能性は十分あると受け取っています。



京都牝馬Sも少々。

こちらも馬場が悪かったですね。それを先行して押し切るクイーンズリングのタフさ。デムーロのリードと上手く噛み合ったと思っています。よく先行したなぁ。今年から距離短縮、1400も合っていたでしょうね。

公式レースラップです。
12.4-11.3-11.5-11.7-11.5-12.1-12.4

見ると差し追い込みが台頭したかな、という予測がしやすいラップバランスとも映ります。実際2、3着は中団からですしね。ただ、クイーンズリングと6着ベルルミエールが同じ35.6がわかりやすい零時でしょうか、各馬の上がりを見るとそこまで差がありませんので、末脚の上限に蓋がされる類の馬場コンディションの悪化はこちらの数値にも表れているようです。デムーロがそれを感知して先行しているなら、信頼に足る鞍上といえますね。

スナッチマインドはひとつふたつ、それ以上に早いタイミングでの仕掛け。その馬場状態を察したものとも解釈できますが、抜け出してからふわっとしてしまったあたり、仕掛けのタイミングは見たまま、早過ぎてしまったというべきでしょう。狙いはよかったのでしょうけどね。

レッドオーヴァルはこれがラストランとのこと。どうしても重賞獲りのチャンスに限って望まない馬場状態になってしまう印象。最後まで恵まれませんでした。もったいないと思いつつも、無事に繁殖にあがることに期待するほうがよいのでしょう。桜花賞までの期待値はいまでもよく覚えていますからね。今回は単複で応援しました。よいお母さんになってほしいと思います。



最後に。

フェブラリーSは馬場の回復次第ですね。日中の天気を見ながら一喜一憂することになりそうです。いちおう、決定的に乾くことはないと踏んでノンコノユメと思っていますが、まだまだ。コーリンベリーやスーサンジョイなど前々で運ぶスプリント寄りの実績馬も、馬場が軽い分警戒が必要な気がしていますしね。

返し馬まで悩むんだろうなー。脚抜きのよさと回転力なんかを現地でじーっと観察しているはずですきっと。ええ、じっくり堪能したいと思います。
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2016.02.16


ディーマジェスティ、パワフルな差し切りでした。

前日からの雨、京都ほどではありませんがタフな馬場状態になっていた様子。前半リスペクトアースがいいペースで引っ張ったことで、軽い切れ味よりタフな末脚が試されるレースになったと思っています。そう事前に読めればディーマジェスティも選択肢にははいっていたかもなー。当日の馬場を見て上位2頭は何とかこなせる、と思ってしまったのが個人的には大きな反省点になっています。ハートレーが内に寄れていったあたりからの、何ともいえない場内の嘆息感。一緒に味わってしまいました。

公式レースラップです。
12.7-11.3-11.8-12.1-12.1-11.8-11.5-11.8-12.3

リスペクトアース大野が右鞭の合図で追い出したのが残り400。ただ、上がりの最速ポイントは600-400の11.5。ちょうど直線に向いてイモータルが外から並んできたあたりです。馬場が悪く、緩急が少なく締まったラップ、そして上がりはロングスパート。以下に2強の勝利した重賞のラップを並べますが、見事に正反対の性質のレースでした。条件が真逆になったと考えれば、苦しくなるのもやむを得なかったでしょうか。

ハートレーのホープフルSはこちら。
12.5-11.5-12.6-12.7-12.8-12.2-12.2-12.1-11.5-11.7

スマートオーディンの東京スポーツ杯2歳Sはこちら。
12.9-11.7-12.3-12.4-13.1-13.4-11.5-10.9-11.3


パトロールフィルムで見るハートレーは向こう正面でかなり掘れるラインを通っていました。結構蹴り上げているのが確認できます。大外だった分、日中のレースで比較的踏み固められた内々を通れなかった枠順の妙もあったでしょう。柔らかく軽い脚捌きが特徴の馬に、あの掘れ方ではなかなか。フィジカルもメンタルも厳しいレースになったことが推察されます。

天気がうらめしい敗戦とも思われますが、いずれにしてもクラシック戦線で一歩後退の印象。皐月賞まで中山の芝がスピーディなままであれば、巻き返しもありうるとは思います。ただ、馬のメンタルにマイナスの影響が残らないかも気になるところ。かなり憶測はいってますけどね。力不足、という評価も含みつつ、皐月賞を迎えることになりそうです。


スマートオーディンはかなり引っかかっていました。レース後、前走よりましだったとは鞍上のコメント。そうだっけ?と思って観てみましたが、確かにそうでしたw 前走のポイントは、3コーナー少し手前で落ち着いてからの13秒台の緩ペース。映像でもストライドを伸ばさず追走できていることが見て取れると思います。ここで溜めが効いたことが、馬場も相まって32.9につながったのでしょう。今回のレースはまさになし崩しで末脚を失ってしまった格好。予感はしていましたが想像以上に展開に適応できなかった印象があります。

マイル戦線で、という声が散見されていますが、距離うんぬんよりは嵌るペースが必要という見立てにいまいまは落ち着いています。道中溜めが効いてかつ上がりだけの競馬になる展開、おそらく3歳春は東スポ杯以上の競馬は望みにくいのでは。逆にあの展開になれば相当末は切れますからね。父より極端なイメージで臨むのがよいのかもしれません。あわててパンプアップしなければ先々もうひとまわり成長しそうなパドックでの印象はありました。


勝ったディーマジェスティは奇しくもホープフルSを除外。これが人気の盲点になったかな。タフな馬場で二ノ宮厩舎。近親にエルノヴァ、ステイヤーSでデルタブルースのタイム差なし2着がありました。いろいろ買い材料はあったわけです。レースぶりは直線に向くまでマイペースで内ラチにぴったり、セオリーをきっちり守っていました。勝つべくして勝っているのですけどね、買えなかったなー。

あとは3着のメートルダール。鞍上もコメントしているように、ハートレーをマークする運び方でした。その分外へ展開したのでしょうし、そのハートレーが早々に当てにならなくなってしまったのは誤算だったでしょう。ただハートレーマークでなくても不器用なタイプではあるでしょうから、今後の買い方も悩ましくなりそうです。ルメールから乗り替わるでしょうしね。でもいい脚色でした。忘れないようにしておきたいと思います。



京都記念も少々。

サトノクラウンが馬場をこなすイメージはまるでありませんでした。追い切りのよさでいろいろ目をつぶって買う、にすればよかったかな。レーヴミストラルが全く差せない、は読んでいたんですけどね。

公式レースラップです。
13.0-12.0-13.0-13.0-12.6-12.7-12.4-12.3-12.1-12.1-12.5

スズカデヴィアスの逃げ切りが成立するには、トウシンモンステラ小牧の仕掛けが早すぎたでしょうか。どちらも息の入らない坂越えになってしまいました。トウシンモンステラをやり過ごす流れで、いったん尻もちをついたデムーロ。落ち着かせるにはなかなか強引な挙動だったかもしれませんが、巻き込まれずに追走できた一因と見えています。

直線はよく伸びましたねー。もともと力のある馬ですから、馬場さえこなせば、というところ。天皇賞の惨敗からしっかり立て直してきました。しかしこちらも次走以降乗り替わりですかねー。ローテーション含め楽しみにはしています。

2着タッチングスピーチは完全に盲点でした。あの馬場をこなしてきましたね。そうでした、母父サドラーでした。秋華賞とエリ女、当時の評価から線の細いディープというイメージが強く残っておりました。ちゃんとアップデートできなかったなー。反省点ですね。そして福永。サトノクラウンとの勝負はできませんでしたが、もってきましたね。こういう2着は本人の言うとおり「らしい」印象です。次走以降も期待ですね。ドバイ?

ワンアンドオンリーは積極策。馬場が合わないイメージが先行していましたので馬券的には軽視していましたが、ウチパクさんの気概を見た気がしています。橋口師の引退とダービー馬の矜持。両方をしっかり背負った強気の攻めだったでしょう。最近、重賞レベルでこうした気概を見る機会が減ったような気もしています。確率的にはうまくいかない方が多いのでしょうが、これもまた楽しみ方と心得ておきたいと思っています。


クイーンカップも忘れてはいけませんね。

メジャーエンブレム強し。以上。…ほんと、ね、書くことがないですねw

公式レースラップです。
12.3-10.8-11.3-11.7-11.7-11.2-11.6-11.9

日曜とは全く別物のスピード馬場。1:32.5の走破タイムはその点を踏まえなければいけませんが、いやーびっくりしました。力がなければだせないタイムでしょう。

あのタフな阪神ジュベナイルを見せられた上で、あのスタートを決められたら。誰も喧嘩を売りに行くことはないでしょう。日曜と大差ないのは前残りのコンディションであるため、坂下でスパートしてラスト1ハロンをなだれ込む、という傾向でしょうか。

パドックでも1頭だけ反則な馬格。ロッテンマイヤーが後々これに並ぶスケール感を披露していましたが、まだ成長途上という印象でした。気性も含め完成度が抜けていましたからね。桜花賞まではこのまま行くことになるでしょう。生で観れてよかったです。

2着フロンテアクイーンは盲点でした。…なんといいますか、今週は盲点だらけだったのですねw 内枠からスタミナをしっかり問われながらの末脚。メイショウサムソンかー。そうなんですよね、父娘とも同じ生産牧場なんですよね。メジャーエンブレムが引っ張るからこその2着とも言えそうですが、こちらも楽しみな1頭です。メジャー以外の有力馬がピンとこなかった分、こういう馬を予想に取り込んでおきたいなぁ。

3着ロッテンマイヤーは折り合いに苦労しつつ、あそこまで粘ってきました。願わくば桜花賞をパスしてオークス一本に絞ってほしいですが、どうなるでしょう。馬場がよければフラワーカップで会いたいですね。



最後に。

土曜に仕事をしているとやはり予想にしっかり時間をとることが難しいですね。という言い訳w でもホントに。盲点ができないように考えを煮詰めたいんですよね。それができない場合の、自分なりに割り切った予想の組み立て方を会得する必要があるかな。楽しみ方のアプローチにパターンを増やしてみる、という発想にいたっております。

細かいところでは、Twitterのアイコンを変えてみました。トキノミノル像をローアングル気味に拝借しております。何枚か撮りながら気に入る流れは、横から見たら奇特な構図だったでしょうね。しばらくはこれでいこうと思っています。


さぁ、フェブラリーS。モーニンデムーロによいイメージがありますが、ノンコノユメがいますからね。馬場状態も含め悩むことになるでしょう。

何より気温がおかしい日が続いていますからね。皆様も体調には気をつけて。元気にG1を迎えましょーw

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2016.02.08


サトノダイヤモンド、圧倒的でした。

いやーすごかったですねー。他の有力馬がウィークポイントを見せる中、泰然自若とした追走をしていたのが1番人気のサトノダイヤモンドですから敵いませんね。ルメールがコメントしていた通り「No Fight」でしたし「No Rival」なレースだったと思います。はい。すごい馬が軌道に乗って来ました。

公式レースラップです。
12.9-10.8-11.8-12.0-12.3-12.2-11.7-11.9-11.3

昨年のルージュバックのラップも参考まで。
13.0-11.6-11.7-12.6-12.7-12.1-11.7-11.6-11.6

1000m通過で60秒を切っていたのはオッと思いましたが、オンザロックスがスタートから主張した分が2ハロン目のラップに反映されたためでしょうね。切れ味勝負にしない判断だったでしょうか。そのペースでなお、ロワアブソリュー、ロイカバードはかかり気味。一方レプランシュは出足があまりつかなかった様子で後方待機。…こうして順に言葉にすると大外から中団追走したサトノダイヤモンドにロスがなかったことがわかりますね。

ラストの11.3。なんでしょうw 先々のために鞭一発を「入れてみた」でこれですか。京都外回りの残り400は若干計時が怪しい分を差し引いておいた方がもうすごいというか、細江さんがいうところの「ステキ」というしかないですねw 四輪駆動の推進力、体幹がしっかりしているが故の安定した加速、なによりトモの可動域が大きいですね。このあたりはディープ譲りといっていいでしょうか。蹴ってから引き戻すスピードがめちゃめちゃ速いなぁと。個人的にはナリタブライアンを思い出しております。

クラシックに向けて。ライバルといえるのはリオンディーズくらいでしょうか。マカヒキはもう一戦みないと、という状況と思っていますので。次走が弥生賞なら早速激突となりますが、どうなるでしょうね。

というより、その先の先まで期待させる走りだったと思います。今年の凱旋門賞はシャンティイですかー、くらいまで夢想しちゃいますね。まずはクラシック、結果を問わず楽しみになってまいりました。しかしこの世代は役者が揃っていますね、ほんと。


ロイカバードはサトノダイヤモンドの直後に誘導されました。想像する範囲ですが、1着でも2着でも3着以下でも、どの結果でも次につなげられるための武豊の戦略があったと思っています。キズナの成長曲線をイメージしていますが、完成がまだ先、という状況なりに勝負する戦略だったのかなと。切れ味勝負でも持続力勝負でも、これで負けたら組み立てなおすという判断にもつなげられるでしょうし。

実際は思った以上にかかり気味になるという別の課題がでましたけどね。最初の1000mを引っかかった割には最後までよく粘った、と捉えるほうがよいように思っています。2着を逃したことで皐月賞に向けて無理をするかどうか、という判断ができるようになりました。変な言い方ですけどね、キズナをイメージしている自分的には、無理に皐月賞を狙わずに少し先の馬体の完成を目指すほうが、などと思っています。



東京新聞杯も少々。

スマートレイアー、吉田隼人が乗り替わりで結果を出しました。スターとひとつとは思っていましたが、まさか逃げの手にでるとは。3、4コーナーで息がはいりつつ後続を引きつけましたから、前々が有利な馬場状態ですしね、後はいつもの末脚を繰り出すだけになりました。ジョッキーの好判断に尽きるなーと思っています。

公式レースラップです。逃げ馬がこの上がりでは抵抗しようもないですね。
12.7-11.4-11.9-12.4-12.2-11.2-11.0-11.3

ダッシングブレイズは直線狭いところにはいっての競走中止。スマートレイアー、エキストラエンドが順に内に寄った結果、少し身じろぎしたような格好で内ラチにこすり、それにびっくりして鞍上浜中を振り落とした、という流れにみえています。加害被害という議論は不要でしょうね。その後左手の骨折が報じられています。休養期間が短くて済むとよいのですが。

その浜中の意図。おそらくはあの最内ではなく、2~3頭分外に進路を見いだしたかったのかな、と。10Rのリヤンドファミユの通ったあたりがイメージされていたように思っています。いったんインにいれたのはそのためかなと。逃げ馬が残る展開ですからね、結果的に裏目に出てしまいました。

個人的にはグランシルクを本命視。しかし、思った以上にスタートからついていけませんでした。後方待機はいつもの姿ではありますが、今回はそこそこの位置を取りにいく、と思っていたんですけどね。鞍上にもその意思はあったようですが、馬にその力がなかったかな。直線はインに拘った分、進路の確保が後手にまわって勝機を失う形に。まぁ、差し馬の出番がない展開ですから、こちらの見立てが違ったなと反省しているところです。



最後に。

今年初、府中で観戦できました。やっぱり現場はよいですね。東京新聞杯のパドックでポテッとしたダノンプラチナを観て評価を下げてみたり。データからすると切りにくい人気馬ですけどね、グランシルクが外々をのしのし歩いていたのとは対照的でしたので。生で観る手応えで決めるのは、決めやすさもあり、楽しくもありますね。

フェブラリーまで何回いけるかな。うまく時間を工面しようと思っています。

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2016.02.01


モーニンが横綱相撲でしたね。

若干出負け気味でしたが、すぐにリカバリーして好位付けできるあたりはさすが。テレビで観る限りでしたが、昨秋パドックで見たときより馬体も動きも大きくキビキビしているように思いました。カラダの伸縮がスムーズということであれば、リカバリーがスムーズであることも頷けるでしょうか。早めに先頭に立って「しまった」のだと受け取っていますが、戸崎が慌てずにゴールまで導きましたね。いや、ゴール前で力を抜いていたようでしたのでちょっとはあせっていたでしょうか。

公式レースラップです。
12.4-10.9-11.3-11.8-11.9-11.5-12.2

週末の雪予報はきれいに裏切られましたが、雨の影響から馬場は速め。勝ち馬が35.4、勝ち負けに参加できなかったアンズチャンが34.4ですから「速い」といって差し支えないでしょうね。少しでもメリハリの利いたラップになれば、先行する有力馬にアドバンテージがあると見ていました。モーニンの先行策もこのトラックバイアスを折り込んだもの、と思っていますがどうでしょう。戸崎?ちょっと疑問符がついちゃったりしてw

ゴール前で耳が起きていたモーニン。あまり早く抜け出さないほうがよいかもしれませんね。次走は距離も延びますし、スタートから強くプッシュしなくてもよいかもしれません。ただ、集まってくるメンバーを考えると、うーん。南部杯のコースレイアウトならいいイメージが湧いているんですけどね。

どうやらフェブラリーSにむけては、同馬主のベストウォーリアと調整がある様子。どうなるでしょうね。個人的にはフェブラリーSのパドックであの迫力バディを確認するのが楽しみになっています。

2着タールタンは鞍上ルメールの好リード。そつがないですねー。3コーナー過ぎからはモーニンをターゲットに進めていたでしょう。1400と速めの馬場も合ったのでしょうね。レース後のコメント通り、条件ひとつで重賞まで届くかもしれません。

3着グレープブランデーは盲点でした。実際に気持ちがはいりながら追走する姿も確認できましたし、直線も気持ちを切らさずに追い込んできた様子。ジャパンダートダービー覇者ではありますが、いまは気持ち短い距離のほうがマッチしそうですね。フェブラリー、でも長いかしら。

4着タガノトネールの馬体は仕上がり途上という印象。南部杯の頃は、細江さん的表現を用いると、もっとブリッとw していましたはずで。若干忙しかったかもしれませんし、次走はもうひとつ仕上がった状態で迎えられそう。フェブラリーSが楽しみな1頭になりました。



シルクロードSも少々。

ダンスディレクターがきれいに抜け出しました。ひとつペースが落ち着けば「好位の内」は絶好のポジションになりますね。浜中が慌てず騒がずという騎乗をみせてくれました。

公式レースラップはこちら。
12.0-10.9-10.8-11.1-11.4-11.7

もうひとつふたつ、ペースに影響する馬の動きが見られるかなと思いましたが、ローレルベローチェが思い切りよく単騎逃げの形をつくりましたね。中井の気持ちもいいほうに向いたようです。10.8で3ハロン目を突っ込んだあたりが思い切りのよさ、と受け取っています。初勝利はニシノの馬で逃げ切りだったはず。その頃から中井の逃げにはいい印象があります。個人的な先入観ですね。

2番手が武豊だったことも単騎逃げになった要因のひとつでしょうか。図らずもペースに蓋をする役割を担ってしまったように見えています。そのアクティブミノルは最下位ですから、前も決して楽ではないですよね。

外枠発走のやむを得ないところもありますが、ビッグアーサーの待機策、悪くはない判断だったのだと思っています。デムーロは馬場の悪いところを走らされたとコメントしていますが、それよりはビッグアーサーが押し切れるペースではなかったのかなと。条件が整えば結果もついてくるでしょうが、次走予定のオーシャンSでまた外枠を引いたら。。。 若干迷走の様相を呈してきてしまっているかな。

根岸Sでいうアンズチャンが、こちらではヒルノデイバローでしたね。最後方から32.6で差を詰めてきました。馬場状態、いや関係ないか、さすがに勝てるポジションではなかったですね。岩田の戦略、とも言い切れない印象があります。時々スランプのような時期があると思ってはいるのですが、どうでしょうね。


ジョッキーの話題もちょこっと。

武豊3800勝。記録達成の度に、空前絶後という言葉があたり前のように脳裏に浮かんでしまっていますが、何より武豊の存在の重要さはすでに記録だけではなくなっていると思っていまして。ちょうど望田潤さんのブログで「正に」という投稿がありましたので、ここで紹介いたします。
第一人者 - 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

一方、田辺がフリーに。いまいまこの事実以上の情報を目にしていませんが、このタイミングであることの経緯は追々語られていくでしょう。まずはそれを待ちたいと思います。よりパフォーマンスに磨きがかかってくる、という方向にいくならよいですね。



最後に。

この日曜は前日仕事だったこともあり、雪予報だったこともあり、予想をしないと決め込んでビシッと自宅でオンリー観戦モードでした。事前に情報はとっていましたけどね、予想をまとめるまでにはあわただしいなと切り替えた次第です。

いやー、重要な発見がありまして。日曜の日中ってたくさん時間あるんですねーw 部屋の細かいところを掃除してみたり、コーヒー豆を買いにいったり、古本屋をじっくり探索してみたり。振り返ってみるとすごい健全だなw 予想に費やす時間と集中力ってすごいなぁ、と再確認いたしました。

前々から思ってはいましたが、今後も予想への時間の費やし方と楽しさの濃度のバランスはちょっと工夫するのがよさそうかなと思っています。根を詰めない程度で、ちょこっとの工夫ですね。

…まぁ来週は府中にいそうですけどねw

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