2017.03.30
2016/アンビシャス ※この年までG2ね
 12.8-11.5-12.5-12.1-12.2-12.5-12.1-11.3-10.9-11.4

2015/ラキシス
 12.8-11.1-12.7-12.2-12.3-12.4-12.3-12.2-12.1-12.8

2014/キズナ
 12.8-11.3-12.5-12.0-11.9-11.8-11.7-11.5-12.4-12.4

2013/オルフェーヴル
 12.6-11.4-12.7-12.2-12.6-12.2-11.6-11.3-10.9-11.5

2012/ショウナンマイティ
 13.2-12.2-13.7-13.2-12.9-12.7-12.3-11.9-11.2-12.2

2011/ヒルノダムール
 12.5-11.0-12.3-12.1-11.4-11.6-11.6-11.3-11.8-12.2

2010/テイエムアンコール
 12.1-11.1-12.8-12.3-12.0-12.2-11.6-11.5-11.7-12.2

2009/ドリームジャーニー
 12.6-11.5-11.9-11.9-12.1-12.8-12.1-11.9-11.2-11.7

2008/ダイワスカーレット
 12.5-10.8-12.2-12.1-12.0-12.3-12.0-11.5-11.6-11.7

2007/メイショウサムソン
 12.8-11.5-13.1-12.6-12.2-12.2-11.9-11.7-11.4-12.0

2006/カンパニー
 12.8-11.6-12.5-12.6-12.5-12.4-12.3-12.2-12.3-13.3

2005/サンライズペガサス
 12.7-10.4-12.0-12.0-12.1-12.4-12.2-12.0-11.5-11.7

2004/ネオユニヴァース
 12.7-11.3-11.9-12.0-12.2-12.1-11.8-11.9-11.3-12.4

2003/タガノマイバッハ
 12.7-11.0-11.9-12.0-12.0-12.3-11.8-11.9-11.3-12.2

2002/サンライズペガサス
 12.7-11.3-12.3-12.1-11.8-11.8-11.7-11.7-11.7-12.0

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2017.03.29


セイウンコウセイ、荒れ馬場を押し切りました。

直線の中ほどを抜けてくる脚と、きれいな勝負服が印象的でした。幸の袖が真っ白なんですよね。稍重発表でしたがだいぶ掘れる馬場、それを先行して押し切る力を誇示したことが、その白さに表れていました。ソルヴェイグじゃなかったなーと反省しつつ、ですね。

公式レースラップです。
12.3-10.3-11.2-11.4-11.3-12.2

先行勢は前半突っ込んだラップを形成。シュウジも好スタートから飛ばす判断にしたようですが、1400で溜めを効かせてちょうど届いた阪神カップからするとベストな戦略とは思えず。メンバーに恵まれなかったかな。ネロの回避は地味に影響を与えたように思っています。

2月の京都はなかなかタフな芝コンディションで開催が進んでいましたので、シルクロードSは参考にしやすかったですね。ダンスディレクターの回避、そしてあの京都より掘れるイメージ、とするとセイウンコウセイを軽視する必要はないなと。それにしては鮮やかな抜け出しでした。

エアロヴェロシティの一昨年、ざっくり比較の意味で。
11.9-10.7-11.4-11.6-11.3-11.6

前半そこまで飛ばしていないことがラスト1ハロンの差に表れているようにも見えますが、同じ馬場コンディションではないですしね。いまいま映像を観てみましたが、今年はエアロヴェロシティがいなかった、という端的な表現でもでよさそうな。セイウンコウセイ、ハクサンムーンと変わらないパフォーマンスのように見えています。

アドマイヤムーン産駒の初G1。オヤジの宝塚記念は現地へ遠征して大変なことになりましたのでねw タテ目ながら、ようやくリベンジできたかしら。あの時の雨中の重馬場をこなしている姿は忘れていないですよ。そういえばハクサンムーンに本命を託したのが一昨年だったはずで。こちらもリベンジになりますね。

ただし、馬場をこなせたかどうかが勝敗を大きく分けたという理解も。条件が異なった場合は勝ち馬が変わっておかしくないでしょうね。セイウンコウセイも例えば北九州記念あたりでとりこぼす可能性などまだまだあるように思っています。良馬場でビッグアーサーがでていたら、また結果も変わったでしょうしね。

レッツゴードンキはイン突きで2着。前日の日経賞といい、岩田の思い切りのよいイン攻めが再び見られるようになってきました。人馬とも復調傾向(成績だけでなくてね)。ヴィクトリアマイルとなると、どうでしょうね。

レッドファルクスはインに拘っての3着。有力馬の中では当日の馬場に一番合わないタイプと思っていましたので、頑張ったなーというのが率直な感想。充実期にはいっているかな。このあと適鞍がどこかという悩ましいポイントがありますが、安田記念だとどうなるでしょうね。

メラグラーナは差し脚を伸ばせずの10着。パドックではトモが膨らんできた姿を確認、好感を持っていました。ただ中山の差しが鮮やかな分、適性とは異なる条件だったでしょうか。戸崎は枠や脚質の有利不利に素直なイメージ。ひと桁馬番が掲示板を独占していますので、スポイルと見るほうが賢明でしょうか。良馬場であっさり巻き返し、というタイミングはしっかり掴まえておきたいですね。

本命視したソルヴェイグは9着。直線入口では勝ち馬の直後ですから、そこから突き放されてしまったのはパワーの差でしょう。坂路追い切りの動きが抜群でしたので、ウインズで困り果てた結果、その動きに賭けた形になりました。馬場が思ったより堪えたという見方も必要でしょうね。G1は厳しいかなー。



日経賞をちらりと。

シャケトラが狙いすましての差し切り。粘りこむミライヘノツバサを捉えました。後半の緩まない持続ラップを差し切っていますし、日経新春杯からもうひとつパワーアップしているようで頼もしい限り。

公式レースラップもいちおう。
6.9-11.4-12.3-12.3-12.2-12.9-12.5-12.2-12.0-11.9-11.8-11.8-12.6

このあとは天皇賞春とのこと。枠順やペースなど、いくつか追い風が必要になるでしょうが、キタサンブラックとサトノダイヤモンドに割ってはいるならシャケトラ、というイメージはできております。

レインボーラインは内を突いたことが本当にいちかばちかになりました。もう少しパフォーマンスを上げられると思っています。アドマイヤデウスはリピーターという言葉では片付けられないでしょうか。次走が淀なら、春秋通じて5度目の出走。鞍上が継続しているのも好感ですね。

ゴールドアクターは年齢でしょうか。明らかに悪くはないあたりに対策の難しさが潜んでいるように思っています。中山コースが続いていますので、適性外でしょうが、馬の気持ちをリフレッシュするローテーションがよいのかも?野暮な指摘でしょうけどね。ディーマジェスティは復調途上。距離はあったほうがよいのでしょうが、馬の前向きさがもうひとつ戻ってきてほしいところかな。

前者は昨年の有馬記念、後者は春のクラシックがかなり過酷だったかな。全力で走りきる気持ちを持続することはなかなか大変なのでしょう。強いレース振りが見たいですけどね。



毎日杯はアルアインの逃げ切り。

そりゃまぁ逃げ切りになりますね、という公式レースラップはこちら。
12.5-11.1-11.6-12.2-12.7-12.0-11.1-11.3-12.0

少頭数が功を奏したともいえますが、サトノアーサーが最後方でどっしり構えていたことも前残りを助ける要因だったように思っています。ただ、ラスト3ハロンのラップは力がなければ出せないでしょう。NHKマイルカップで同じパフォーマンスができるかは微妙ですが、面白い存在が勝ち上がってきました。

推測ですが、サトノアーサーにはあれ以上器用なレースを求めないという陣営の判断があったかなと。未完成なカラダでなお結果が出るならクラシックに向かうことになるのでしょうが、仮に差し届かなくても将来がある、くらいの割り切りでもって力試しの直線勝負、というニュアンスを感じ取っています。2着になったことで皐月賞は回避。その間に馬体が膨らんでくるでしょうか。



マーチSはインカンテーション。

トップハンデの勝因は3コーナーの通過順位に表れているように思います。ずっと3番手なのですが、3コーナーだけ5番手に。外から捲られているためですが、ここでインをキープしながら無理をしなかったことがラスト1ハロンの粘り合いに活きたと見ることができそうです。

公式レースラップです。
12.7-11.7-12.2-12.1-12.0-12.7-12.3-12.5-13.8

アスカノロマンは最後の最後に脚があがってしまいました。京都でパフォーマンスをあげてくるイメージがあり、ここは印を回しませんでした。予想以上に粘ったなぁ。調子落ちがなければ、次走で着順を上げてくるかもしれません。

個人的にはディアディルレイを切ったのが痛恨。コスモカナディアンといっしょに無印にしてしまいました。インカンテーションは買っていたのに。。。 鞍上木幡巧はいい勝負にでていました。直線でインを閉めてインカンテーションを内に追いやっていましたしね。この騎乗は覚えておきたいと思います。



ふー。

ドバイミーティングをわたわたして迎えるのはもうデフォルトになっています。時間を確保してリアルタイムで観るところまでは頑張れるのですが、あれこれ思うところをまとめる時間はなかなか。年度末の仕事をこなしてからになるかなー。そんなことを言ってると新設G1が終わってしまいますよね。

なんだかアロゲートを礼賛する投稿になりそうですが、時間を確保して言葉にしておきたいと思っています。凄かったですものね。


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2017.03.20


ファンディーナ、大楽勝になりました。

いやー、先々が楽しみになりましたねー。同じ青鹿毛のせいもあるでしょう、戦前からシーザリオのイメージと重なっていましたが、それ以上の楽勝になったと思います。もう怖いのはケガだけでしょうか。ジェンティルドンナという先輩がいますが、ディープインパクトの代表産駒になりそう。この期待感が得がたいですねー。

公式レースラップです。
12.6-11.9-12.0-12.3-12.3-12.3-12.4-11.2-11.7

折り合いに自信があったのでしょう、1コーナーまでに2番手を取った時点で勝負アリでした。ドロウアカード武豊もけん制の効いたきれいなラップで逃げていたんですけどね、これを直線を待たずに掴まえる形になりました。レース後のインタビューでは「完歩の大きい馬なので」抑えなかったとのこと。中山のコーナリングがちょっとだけ心配でしたが(外枠引いた時点で心配なくなりましたけどね)、このあたりも鞍上のフォローがはいっていましたね。

直線は流す形でラスト1ハロンは11.7。走破タイムは前日スプリングSとコンマ3秒差、2歳王者サトノアレスと同タイムですから、ねぇ、牡馬と伍していけるんじゃないかと。桜花賞からダービーなら、ウオッカと同じ。今年の牡馬戦線のレベルなら、十分勝負になると思います。そういえば角居師も高野師も松国厩舎でしたね。野心的なチャレンジとなるでしょうか。

高野師は輸送、スタンド前発走、コーナー4つ、直線の坂をクリアできたとコメント。3戦のキャリアで概ねレースで経験すべきことをこなせたでしょうか。あー、速いペース、内枠発走、馬群で我慢など、まだまだありますね。それを踏まえての桜花賞、この春のG1で一番わくわくできるレースになりそうです。是非、全馬無事に。



スプリングSもいきましょう。

ウインブライトの差し切りでした。前走若竹賞が余裕残しのレースだったこと、ピッチ走法、折り合いに不安が少なめ、このあたりから予想の段階では有力視していました。アウトライアーズとの組み合わせは当然有力視していたのですが、買い間違えちゃったんですよね…。もったいなかった。

公式レースラップです。
12.6-11.7-12.1-12.2-11.7-11.8-12.1-11.8-12.4

サウンドテーブルがビッと主張し、かかり気味のオールザゴーが2番手。その外で完全にハミを噛んだモンドキャンノ。先行勢は直線を待たずに苦しくなったように見えています。粘りこみを狙ったプラチナヴォイスが直線早め先頭に立ちましたが、これを後方待機したのが1、2着。前から順番にバテていったレースともいえるでしょうか。

勝ったウインブライトは松岡がしっかりチューニングしてきた印象。ラストまでの脚色はイメージ通りだったでしょう。ステイゴールドの芦毛、という言い方ですとゴールドシップがイメージされますが、こちらは母父アドマイヤ小ジーンですからね。460kgの馬体はまだ線の細い印象。本番までにもう少しパンプアップしてくるでしょうか。

サトノアレスは首を下げたところでゲートが開いてしまった様子。その後軽くつまづく格好でスタートダッシュに失敗してしまいました。ただポジションを求める素振りがありませんでしたので、いずれにせよ後方からだったかな。折り合いを壊さないこともミッションのうちだったかもしれません。

このあとの目標は皐月賞?NHKマイルカップ?いずれにしてもあのポジションより前を取れないとしたら、相当苦戦すると思われます。…ダービーだけが狙い?かもしれませんね。

モンドキャンノはがっつりかかっての完敗。距離延長の希望が打ち砕かれる内容でした。NHKマイルも長いように見えますね。牡馬牝馬に寄らず、スプリント適性をもった馬にはこの時期、目標がないことも不幸でしょう。目標レースが距離延長を伴う分、スプリント寄りのトレーニングを存分に施すことができないでしょうから、これが日本でスプリンターが育ちにくい要因のひとつなのかもしれません。あー、ミスエルテもその対象に含まれるイメージですね。


一方で、若葉Sのアダムバローズは若駒Sより時計を詰めての連勝。最後かなり差し込まれましたが、ラップを見ると皐月賞で面白い存在になるかもと思い始めています。以下を2番手から押し切っているのは、侮れないかなと。
12.4-10.7-11.9-12.1-12.0-12.8-12.5-11.9-11.6-12.4



最後に。

毎日杯が残っていますが、概ね皐月賞の陣容がまとまってきましたね。スワーヴリチャード、カデナ、ウインブライト、アダムバローズ、ここに直行するレイデオロが加わる、と。…うーん、やっぱり抜けた存在がいないように思えますね。個人的にはブレスジャーニーのリタイアが痛かったなぁ。本番までの短期間でグッと変わってくる馬もあるかもしれませんが、ソウルスターリングが出てきたらまとめて負かしてしまうかもしれません。

3月後半から4月にかけての天候次第では、なかなか悩ましい皐月賞を迎える可能性も。多士済々とした桜花賞とは対照的に映っています。予想の面ではどちらも面白くなりそうに思っていますけどね。


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2017.03.20


サトノダイヤモンド、横綱競馬でした。

落ち着かないレースラップが示している通り、出入りの激しい序盤となりましたが、じっくりとした待機策でこれに巻き込まれることはありませんでした。残り1000mからシュヴァルグランが動きましたが、これもいったんやり過ごしてから4コーナーにかけて徐々に差を詰めていく落ち着きぶり。相手に相撲を取らせて最後は如何ともし難い磐石の寄り切り、という表現がとてもしっくりきております。1.1倍の横綱競馬、ルメールのリードが支えている面も大きいですね。このコンビだからこその安定感と、改めて思っております。

公式レースラップです。
12.8-11.8-11.6-12.7-12.6-11.5-11.7-12.5-12.4-12.3-12.6-12.3-11.7-11.8-12.3

スタートで後手を踏んだあとのレーヴミストラル、逃げたマドリードカフェに併せるところまで一気にもっていきました。もっていかれたというよりは、ポジションを確保しに行ったように見えています。シュヴァルグランもプッシュしてサトノより前目を確保していましたしね。

シュヴァルグランは内に閉じ込められないよう、1コーナー手前でワンアンドオンリーとけん制するシーンも。残り1000で動いた際は外にいたサトノを軽くプッシュする形で進路を確保していました。福永は勝負するポイントを心得ていたのでしょう。もう少しきれいに進路が作れればベターなのでしょうが、現時点でのスピードもスタミナもしっかり発揮できたように思っています。勝ちに等しい2着。だからこそサトノダイヤモンドの強さを引き立ててしまうわけですが。

サトノダイヤモンドはまだ80%の出来、とは戦前のルメールのコメントですね。あの4コーナーから大きくぶっちぎるようなら、もっと違った3歳の戦歴になっていたはずで。キタサンブラックとのマッチアップにはもうひと工夫必要になりそうですが、淀ではどんな作戦になるでしょう。大阪杯を踏まえて、じっくり見極めることになりそうです。



さて、スプリングS、若葉Sは改めて。どうも抜けた存在のないまま、皐月賞に向かいそうですね。フラワーカップと合わせて書こうと思います。


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2017.03.12


トーセンビクトリーが綺麗に立ち回りました。

やっぱりスタートが決まるといろいろアドバンテージが増えます。それを招き入れる力があるのが第一人者の強みなのでしょうね。いったん先頭に立ってから逃げ馬をやって、好位の内をキープ。4コーナーではパールコードの外に予め狙いを定めての進路確保、外を回す差し馬を振り切る形でゴールですから、中山の中距離のお手本のようなレースでした。

いやーどうして最後に切ってしまったんでしょうw

公式レースラップです。
12.9-12.3-12.6-12.4-12.2-12.1-11.8-11.3-11.8

やっぱりテンは遅かったんですね。シャルールが先手を取りに行くかと思っていましたが、スタートで後手を踏んでしまったという理解でよいのかな?2、3完歩目にはひとつ内のトーセンビクトリーと随分差が生じてしまっていました。…この時点で自分の馬券は終わっていましたね。

11.3で勝負を決められるポジションとコース取り。これが可能だったのは1コーナーまでに好位の内を取ったトーセンビクトリー、という理解です。4コーナーでは外をぶん回した人馬はある意味スポイルという評価でよい、と思っています。

あー、デニムアンドルビーは脚質の問題がありますね。外枠スポイル、外差しスポイルとは異なる追い込みスポイルでよいのかと。力はあるんですけどね。スローのジャパンカップ2着馬、どこで嵌るでしょうか。

マジックタイムは中山記念のアンビシャスのような惜敗。ルメールの立ち回りは揶揄するどころか堅実かつ賢明と思われますが、勝ち切るにはポジションが苦しいなと。ノーカウントでよい、と思いましたがいやいやこれで引退だったというひとりツッコミ。ちょっと惜しいくらいが繁殖での期待も増すでしょうから。惜しいですけどね、お疲れさまでした。

ビッシュは直線入口に向けて大きく外へ展開。マジックタイムと鍔迫り合いを演じましたが、ここは馬格の差、筋肉量の差がでたでしょうか。五分に渡り合う流れはつくれませんでした。紫苑Sが鮮やか過ぎたかな。アレ以外のパターンでは勝負しにくいタイプかもしれません。少なくとも残り400-200の加速力勝負には向かないのでしょうね。筋肉量が増す、かなー。こういうタイプ、という理解でよいように思っています。

勝ったトーセンビクトリー。角居厩舎と武豊のコンビはエアソミュールの毎日王冠以来とのこと。そういえば王冠被せてましたねw 牝馬となるとウオッカまで遡るのかしら。あのヴィクトリアマイルは美しかったなぁ、などと春先のイメージが早くも広がっちゃっています。この後の目標はそのヴィクトリアマイルでしょうか。個人的には先輩と違って狙い方の難しい馬になりそうな予感がしています。

ヴィブロスがドバイからヴィクトリアマイルに向かう可能性を考えると、4歳世代、少々手薄でしょうか。その分、ここで惜敗した馬の巻き返しは十分念頭に入れておきたいと思います。パールコードの次走は気になりますね。



フィリーズレビューはカラクレナイ。

デムーロの思い切りの良さが上手く噛み合っていますね。はやくも今年の重賞6勝目。アネモネSのライジングリーズンともども、桜花賞の伏兵が続々と、というイメージで捉えています。例年ならもう少し評価も上がったのでしょうけどね。

公式レースラップです。
12.0-10.2-11.3-12.0-11.8-11.7-12.0

先行勢が大いに飛ばして前傾ラップを作りました。ちょうど真ん中で12.0のちょっと緩ラップが出現して、その後は11秒後半、ラストはレーヌミノルが粘っているところにカラクレナイの追い込みで12.0ですから、レース後半は前から順番にバテていく流れだったことが大きく読み取れます。

レーヌミノルは直線、大きく内に切れ込んでしまいました。前半をセーブした浜中の判断は見事でしたが、勢いがあった分、さすがにあれは危なく映ります。ジューヌエコールの可能性を潰してしまいましたからね。クラシックの権利取りの中であの所作ですと、被害馬の関係者、ファンは特に悔やみきれないでしょう。

アンカツツイートは一気に追うことはなかったとコメントしていました。気持ちの問題でよいのでしょうか。いずれにせよリーディング経験者に相応しく、俯瞰の効いたレース運びを見せてほしいと思った次第です。



金鯱賞も少しだけ。

ヤマカツエースが変則連覇という偉業?を達成しました。中京が得意なのか、金鯱賞が得意なのか、いずれにしても強さの光るレースぶりでした。左右を逆にすると中山、福島のアンジュレーションに近いイメージがありまして、中山金杯、福島記念、金鯱賞というタイトルは地続きという印象がございます。もちろんペース云々の異なる条件をクリアしている強さは感じつつ。

公式レースラップです。
12.6-11.3-12.6-12.2-11.7-11.7-12.0-11.9-11.4-11.8

ロードヴァンドールの逃げ、お見事でした。向こう正面入口あたりでパドルウィールに突かれる格好になっての11.7-11.7。ここをコントロールできればひょっとしたかもしれませんが、上がりのまとめ方を見ると、そのペースアップが奏功した面もありそうですね。変にスローを維持したら後続のキレに屈していたかもしれません。


プロディガルサンは好位を選択。1コーナーまでは上手くいっていましたが掛かったフルーキーがトリガーになったでしょうか、自身も行きたがる格好になってしまいました。同馬主ですからちょっとチグハグな印象もあります。

結果、ゴール直前で粘り切れずの7着でしたが、3着以降はハナ、クビ、ハナ、クビ、ハナですから、そんなに悲観することはないかもしれません。でもここで結果を出してほしかったなー。今後の目標、大阪杯か安田記念か。ここでの陣営の判断が肝と思っています。

ステファノス、ルージュバック、タッチングスピーチあたりは条件が変わっての巻き返しが大いにありそう。特にルージュバックはしっかり田辺に進路を締められていましたからね。最内枠がアダになってしまいました。このまま向かうならヴィクトリアマイルで上手く人気が落ちるかな。狙ってみてもよいかも、などと思っています。




最後に。

この土日は仕事のあれこれでまとまった予想はムリと割り切っておりました。レースもリアルタイムではなかったですし。年度末の繁忙もありますが、そろそろ来年度のことも考えないといけないですからねぇ。

この土曜で震災から6年。田辺の出したコメントがシンプルに響きました。「いつまでも引きずってはいけないけど、いつまでも忘れてはいけない。」自身が福島出身というバックボーンもあるのでしょうが、こういったトーンのコメントが競馬の世界から発信されることは頼もしく思います。
3競馬場で黙とう、田辺騎手「忘れてはいけない」 (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

福島競馬場の再開初日に、現地観戦したのは自分なりのささやかな表現のつもりでした。深夜バスで向かって、早朝5時に雪のちらつく福島駅に降りた光景は印象深いですね。全くお店が開いてなかったので途方に暮れたのもよい思い出ですw

その日のメイン、福島民報杯はヒットザターゲットでした。いまいまの評価を得るずっと前、連勝で初重賞を勝つ頃ですね。昨日の金鯱賞で51戦目、まだ現役であることは素晴らしいなと。象徴的に捉え過ぎるのは少し野暮でしょうか。でも、どこかでもうひとつ。頑張ってほしいですね。
11R 福島民報杯|2012年4月7日(土)1回福島1日|JBISサーチ(JBIS-Search)


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2017.03.10


ネオリアリズム、強かったですね。

逃げたロゴタイプ田辺はテンに突っ込まずにスローを演出。それに抗するマイネルミラノ大知がハナを奪うとこれを瞬時に追随したデムーロとネオリアリズム(内からパスしてましたね!)。役者がしっかり狙っていたからこその変則ラップだったと思っています。これは読みきれないですね。目まぐるしく、面白かったです。

公式レースラップです。
12.6-12.2-12.6-12.9-11.1-11.6-11.6-11.3-11.7

1.8差の加速ラップは珍しいですねぇ。ポイントは交わされたあとの田辺。いったん手綱を引いて単独3番手に収めました。マイネルは突っ込んだラップからなだれ込みを狙ったようですが、ロゴタイプは来られてしまったなりに直線に向けて段階的なシフトアップができていたようです。これ、すごいですよね。交わされた時点でレースにならなくなってしまってもおかしくないように思っていました。

4コーナーではネオリアリズムを外からけん制するような手応え。登坂しながら先頭に立つまではレースのイニシアティブを田辺が取っていたように見えています。何より、それを可能にしたのはロゴタイプの自在性。強みを活かしたレース運びになりました。

勝ったネオリアリズムは2番手に出てからいったん引く動作。4コーナーでの手応えはロゴタイプとは対照的でした。いったん進路を締められていますしね。そこから外に回しての追撃、これが伸びるんですよねぇ。札幌記念、マイルCSでは十分なスタミナを示したと思っていましたが、開幕週の中山で差しを披露できるとは。

ドバイターフを回避して、次走は大阪杯とのこと。キタサンブラック、マカヒキ、サトノクラウン、ここにネオリアリズムが加わるのは非常に楽しみですねー。さらに金鯱賞からステファノスやプロディガルサンあたりが参戦してくれると充実感がございます。


その大阪杯に参戦するであろうアンビシャス。差し損ねてしまいました、という見立てです。中だるみの少ないラップを想定していたんですけどね。…それも田辺かな。1コーナーまでにマイネルとクリールカイザーをしっかりけん制していましたから。

12.9で手綱を引いてポジションを下げたところからの先行勢のペースアップ。ラストまで12秒が計時されない速いラップですから、ルメールは差しにくかったでしょうね。その難しさを感じている分、あまり悲観する内容ではないと思っています。まぁ、キタサンブラックを差せるかというと何ともですけどね。次走は福永に乗り替わるということで個人的にはしっかり複勝で押さえようかと思っています。シュヴァルグランぽいイメージかな。


2着サクラアンプルールは見事な立ち回りでした。横山、狙っていましたね。ペースに惑わされない後方待機、そのまま直線までインをキープしていました。あくまで人気薄だからこその騎乗ですし、嵌った側面もあると思っていますが、前2走のパフォーマンスがよかったんですよね。1600万下、オープンという戦歴ですが、中山1800、府中2000でともに好走。展開ひとつで上位争い可能と思っていました。

予想では▲という狙い方だったんですが、アンビシャスと組み合わせてしまったのがもったいなかった。ピッチの速さは半兄サクラメガワンダーと考えると納得。次走は大阪杯でしょうか。今後のパフォーマンスも楽しみです。



最後に。

ヴィクトワールピサあたりが端緒でしょうか、中山記念がドバイミーティングのプレップレースという意味合いを帯びるようになってきました。昨年はついに2冠馬ドゥラメンテが選択してきましたしね。昔々は先の目標が見えにくいG2という位置づけでしたから、ずいぶん趣きが変わったなぁという感慨がございます。

そして今年からは大阪杯の優先出走権ですよ。ますます意味づけが明確になってまいりました。ひょっとするとこうした波及効果で数年後にはG1に届くレーティングを確保してしまうかもしれませんね。大阪杯の向こう側にはレパーズタウンが見えるようになりましたし、ひとつ目標ができると、その周辺の価値観が動き出す様をリアルタイムで追いかけられるのはとても好感を覚える次第です。

その目標、G1大阪杯については、レースを迎えるまでに一度言葉をまとめておきたいと思っています。時間が許すかなぁ。勝手にいろいろ考えてしまっていまして。はい、頑張ります。


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2017.03.05


カデナの差し切りが決まりました。

終わってみたら昨年と同じくディープ×フレンチ。いろいろ予想がずれていましたので、俯瞰気味にマイスタイルを捉える姿を確認していました。テーオーフォルテかダンビュライトが行くと思っていたんですよね。いやー違ってました。

公式レースラップです。
12.4-11.4-12.8-13.2-13.4-12.7-12.3-11.9-11.4-11.7

特に中盤が遅かったですね。このあたりは先手を取りきった横山の作戦勝ちと思います。横山がビッと主張したことでダンビュライトが控えて、マイスタイルの逃げになりました。できない、と読んでいたんですよね。ルメール、無理せず控える策だったのは、本番に向けた布石というより能力の問題と思われます。結果、どちらの判断も皐月賞の権利取りにつながりましたからね。

逆に言うと、この展開を追走して切れ負けした4着以下は、本番に向けてはちょっとしんどいかもしれません。

ダイワキャグニーは2番手追走から4コーナーで手応えが怪しくなりました。もう少し流れたほうが持ち味を活かせたかな。北村がペースにお付き合いし過ぎた、という印象もありますが、他にやりようはなかったかな。グローブシアターはレースのどのポイントでも他馬に秀でている瞬間が見えなかったような。馬体のスケール感が兄ほどではない印象もございます。コマノインパルスは切れないなりにもっと長く脚を使って京成杯を制しましたから、今回は苦手な展開になったでしょう。これで勝敗に絡むようなら京成杯は圧勝していたでしょうね。

本命はサトノマックスにしていました。1戦1勝、えいやで決めた面もありますが、府中の3、4コーナーを中団で遅く走れていたんですよね。今回同じことができれば、という読みでした。違いましたねw シュタルケが前半引っ張り続ける展開。後方のポジションありきという進め方に見えました。それなら買ってなかったなーw あれだけガチャガチャしたうえで上がりはカデナと同じ34.6。いったん間隔を取ってダービートライアルかな。期待したいと思います。

カデナはこれで重賞2勝。いずれも切れ味を活かせる展開を大事に運んでの差し切り。3ハロンのスタミナを求められない、切れ味勝負ならディープインパクトですものね。マカヒキと比べるとそこまで凄みは感じていないのですが、まだまだ未完成な馬体でしょうから、皐月賞、ダービーに向けてはいいステップになったでしょう。福永本人がコメントしていたように、じっくり取り組めるパートナーに出会えたのはプラス材料。…でも皐月は差し届かずかなー。いまいまはスワーヴリチャード>弥生賞、という印象です。



チューリップ賞も少々。

ソウルスターリングが強かったですね。以上w

いちおう、公式レースラップです。
12.4-10.7-11.1-12.2-12.2-11.4-11.3-11.9

行く馬がしっかり主張して、メリハリの効いたラップになりましたね。11.4-11.3を抜けてきたソウルスターリング、そのまま11.9で押し切ったところに強さがあると思っています。いい形でトライアルを終えました。

リスグラシュー武豊はスタートから少し出していく素振り。加速に時間を要したことで思ったより後ろのポジションになったのでしょう。でもラスト100の脚色は期待に劣るかなぁ。割り切った待機策だったミスパンテールに交わされてしまいました。こうして見ると阪神JFの2着は後方からだったからこそ、といえるのかもしれません。桜花賞にはひと工夫必要、という認識です。ただ、そのひと工夫を大胆にできる鞍上ですからね。意識はしておきます。

ミスパンテールはデビュー戦以来の久々で2着。シンプルな進め方で最後まで脚を伸ばしました。ソウルスターリングのいない年なら桜花賞候補でよいように思っていますが、今年は役者が揃っていますからね。

桜花賞。一番近いのはソウルスターリング、現状はこの認識でよさそうです。個人的にはファンディーナのスタミナの底がほぼ唯一の逆転の可能性かと考えていますが、どうでしょうね。次走はフラワーカップですが、ここではビッシュの紫苑Sのように軽い鮮やかなレースになる気がしていまして、本番悩むポイントになると構えているところです。

あー、アドマイヤミヤビの鞍上にもよりますか。フローレスマジック(次走フローラSはとても妥当な選択)を目印にするとこの3頭に落ち着くように思っています。まだトライアルは終わっていませんからね。柔軟に補正するつもりでいますよ。



最後に。

インフルエンザは無事に終わったのですが、繁忙期やら花粉症やらでなかなか書く時間がとれず。中山記念、阪急杯、アーリントンカップを書けていないーと思いながらの1週間は、けっこう具合がよろしくなかったですねぇ。残念ながら、いろいろ感じていることを忘れちゃいますのでね。

高松宮記念に向けて、という意味でオーシャンSと合わせて、週中に書こうと思っています。いや、宣言しないと妥協しやすくなっちゃいますので。意外と次につながるような観察をしていたりするんですよね。レース後の解説のほうがすごいって、井崎さんみたいでアレですけどねw


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