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2017.11.09


恒例の祝日開催、今年は大井に現地観戦に繰り出しました。

やんごとなき業務で天皇賞を観戦できなかった悪友と(あれを見れなかったのはねぇw)昼前に到着。さっそくいちごパフェをいただいていたのは天皇賞のくやしさもあったのかしらw やけくそかなw それはそれとして、北海道のウマいものフェス、盛況でしたねー。

いつもパドック重視?返し馬重視?など事前に馬券を買うまでの動き方を検討していまして、フェスのはじっこ、4号スタンドの手前に設置されたビジョンを見ながら戦略会議。返し馬重視でいくことを確認いたしました。

朝方に雨が降っていましたので、乾きながらメインを迎える馬場読みの難しさを重視していましたね。JBC前には「速いラップは出せるが持続するにはパワーが要るコンディション」という理解に至りました。非力なタイプや中途半端な追走はラストに脚をなくす可能性がある、という理解でもありますね。

「馬場とのマリアージュ」という謎の言葉を開発しましたので、使う機会があれば是非w


JBCレディスクラシックから。
ララベルが1年越しのリベンジ、戴冠となりました。

公式レースラップはこちら。
12.6-12.4-12.9-12.6-12.2-12.4-12.8-12.6-13.7

プリンシアコメータ武豊の逃げ。相変わらず(というのがすごいのですが)中盤に露骨な緩みを生じさせないけん制の効いたラップメイク。テン乗りでやれるからすごいですよね。

直線馬体を併せられたのはララベルのみ、マッチレースの様相になりました。かなり内に寄せていった真島に対して、内ラチとの間に挟まれないよう意識して馬体をぶつけにいった武豊。正面からの映像では「せーの、ドン!」という音声が聞こえてきそうです。さながら肩を入れてディフェンスするサッカー選手のようでした。帰宅してから、ジャスタウェイの安田記念、グランプリボス三浦皇成のよれに体を入れてブロックした相談役の姿とイメージがつながりました。

真島は冷静ではなかったようです。レース後のコメントを踏まえると、武豊が意識してぶつけるまで夢中で(ラチに寄せる進路には無自覚で)追っていた模様。気持ちはわかりますけどね。TCKの中継で荒山師が謝っていたのはさすがの対応でした。オンエア中のスタジオに勝利した調教師が招かれるのは珍しいのですね。

ララベル。Wikipediaを見ると、3歳クラシックは右股関節の弱さから状態に不安を抱えながら挑んだことが詳述されていますが、当日の馬の出来、パドックでは苦しいところは見受けられませんでした。おそらくはラストラン、ラストチャンス、集大成という心づもりで臨んでいたのでしょう社台グループオーナーズの所有。地方馬によるJBC勝利、というだけではない大きな前例ができたのではないでしょうか。あくまで推察ですけど。

昨年の競走除外についてはこちらを読みました。
(追記あり)ララベルのこと。 | 南関魂 高橋華代子の南関東競馬ブログ

もう1戦する可能性を含んでいましたが、体質など考慮するとこれで引退でしょうかね。ダート牝馬の頂点を獲っての有終の美、ですから理想的なタイミングと言っていいのでは。ゴール前、最後に頭ひとつ抜け出すフィジカルとメンタルは、ひとの側の審議如何に左右されるものではないでしょう。本命にできてよかった。(ちょっと早いかもですが)お疲れさまでした。


先の馬場読みから、アンジュデジールはパワー不足と見立てて評価を下げました。ワンミリオンスも同様、さらに最内枠という条件は鞍上込みで嫌う材料と判断しました。…そこまでではなかったかな。ホワイトフーガはノド鳴りを抱えていたのですね、パドックでは仕上がりよかったが以前の迫力には欠けた印象でした。レース後引退の報。チャンピオン2頭がともに引退となりました。


3着はラインハート。はい、単複もっていました。

パドックでの見立ては、馬格は物足りないものの馬体はフレッシュ。そしておそらくピッチ寄りであろう走法といいパンプアップを見て取りました。
地方転厩緒戦、買い材料に乏しい状況ではありましたが、エルムSの上がりタイムはよかったですからね。笹川が一発狙う展開も想定可能でしたし、これで野心的な単複を決めました。うまく嵌ってくれました。


真島の処分からこちら、降着に関する議論についてちょこっと。

2頭の接触後にいったんプリンシアコメータが前にでたことで「その走行妨害がなければ被害馬が加害馬に先着していた」と判断できるのでは、という指摘を目にしました。つまりララベル降着じゃね?ということですね。

個人の見解と前置きして。現行のルールは、あくまで妨害事象と実際の着差を勘案するのがポイントだと理解しています。いったん前に出たかどうかは見た目にわかりやすいのですが、妨害事象の後の出来事ですものね。いまいまはジャッジの基準の外にある出来事になると理解しております。というわけで今回の判断は妥当な範疇と思っています。

着順確定までのスピードと払い戻し後の着順入れ替わりが極力なくなること(=馬券購入者への負の影響を抑えること)を目的としているのでしょうから、よほどの事象でないと降着もないでしょうし、確定後の申し立ても限りなく通らない制度設計になったのだと理解をしています。

ただ、大一番だからこそ、いわゆるやり得のまま加害馬の勝利が確定、ジョッキーだけがペナルティ、という事象は想定できてしまうわけで。フェアに戦って負けた人馬に賭けたファンにはむしろアンフェアな印象(=負の影響)になってしまう点は…、というのはずいぶん前から議論されてますね。

あ、ジャッジの主観に依る面が大きくなることで生じる不明瞭さはずっと拭えないだろうと思う反面、ジャッジの主観に委ねること自体はアリだと思っています。わかりにくいですかね。属人性を排除するジャッジこそ、非現実的と思っている面があるためです。最後は信頼できるひとと仕組み、なのでしょう。ダノンバラードのAJCCに関連した投稿はこちら。矛盾があったらすみません。
more than a DECADE AJCCと裁決について



JBCスプリント、いきましょう。
ニシケンモノノフの仕上がりと横山の立ち回りがエロかったですね。

公式レースラップは以下。
12.3-10.8-11.5-12.3-11.8-12.7

好スタートを決めてからいったん出していって、コーリンベリー、ネロがきてから控える流れ。10.8で突っ込んでいますから、松山も中野も切符のいい先行争いを披露してくれました。直線向いてひと呼吸、もありませんでしたしね。

出負けというよりスプリント戦のスタートではなかったコパノリッキーはストレスを避けるように外に持ち出して、12.3をぐっと捲っていきました。森泰斗からは反省の弁ともとれるコメントが出ていましたが、急にスプリンターにはなれませんからね。息長く末脚を使っての接戦ですから好判断だったと思っています。

ニシケンモノノフ、直線は進路を探す時間が生じました。きつい展開だったでしょうね。ラスト1ハロン、ネロ中野省吾がコーリンベリーからコパノリッキーにターゲットを切り替えたことでインが開き、他馬の脚が鈍る中、そのインを取っての差し切りでした。いやーエロい。

本命はブルドックボスでした。ニシケンモノノフと迷っての判断ですので、これは痛恨。最内枠を嫌ったんですよね。このJBCは3戦すべて最内を嫌う判断にしていましたが、典さんにやられた格好です。ブルドックボスはあの展開でもうひとつ差してこれなかった、という点だけですね。馬場とのマリアージュもニシケンの方がよかったかな。

何よりコパノリッキーと馬券の相性がもう全く。南部杯は2年連続で完璧に馬券から外していましたし。えぇえぇ、単にこちらの見立てに問題があるだけなんです。買うと来ない、買わないと来る、の典型的なパターン。今回も悪友にさんざん煽られながらの無印。。。

意地とかではなくてですねw 馬群の中にしてもスタートダッシュにしても外を回しても。スプリント戦への適応ができないと思ったんですよ。できちゃったから凄いというばかりですね。ほんと。



JBCクラシック。
サウンドトゥルーが差し切りました。大野、狙ってましたね。

公式レースラップです。
12.8-11.7-12.2-12.9-12.5-12.1-12.5-13.1-12.2-12.5

オールブラッシュが速すぎず遅すぎず、というペースを作ると思っていて、その点は概ね合っていたようです。ただミツバ松山の動きは想定の上を言っていました。

ケイティブレイブが先行するとみるとプッシュ。1、2頭分外へと展開して、内からケイティブレイブをけん制していました。おそらくケイティブレイブが楽に取っていたであろうポジションを1コーナーで取り切っています。そのケイティブレイブは無理をせずにミツバの後ろに回って1コーナーへ。超個人的な見立てですが、この「ひとつ後ろ」でなければ1、2着の着差はもっと際どかったかもしれません。…結果論かな。

向こう正面では2番手サブノクロヒョウを煽って、間接的にオールブラッシュのペースを上げました。12.5-12.1のあたりですね。そして4コーナー、早めに仕掛けてオールブラッシュに並びかけたことで、好位の内にいたアウォーディーの進路をけん制する形になりました。直線に向いた直後はアウォーディーの進路はなかったでしょうね。

ケイティブレイブ、オールブラッシュ、アウォーディー。自分より前ないし横で立ち回った馬にけん制球を投げ続けた、とは言いすぎでしょうか。結果、ケイティブレイブにクビだけ及ばない立ち回りですのでね、野心的なレースぶりはポジティブに受け止めています。

…勝ち馬を褒めてないですね。この先行勢のやり取りをじっくり構えて見ていたのがサウンドトゥルーでした。スピードを持続するにはパワーが要る、と自分で見解をだしておいて、一番ピッタリな末脚をもっている馬を対抗に下げているんですからね。予想の詰めが甘かったです。

本命はケイティブレイブでした。帝王賞のような出遅れはないだろうという読みと、一番立ち回りにストレスがないこと、そして馬格。以前は脚長が目立つスラっとした印象でしたが、この馬場でもやれるくらいのパワーを見て取ったんですよね。大外しではないけど、十分な見立てではなかったかな。年末に向けて少し評価が難しくなったような気もしています。

アポロケンタッキーは敗因不明。この馬場が合わないということはないと思うのですが。。。 パドックは映像で確認していましたが(返し馬重視でスタンド近くにいました)、馬体が柔らかい印象を受けたんですよね。ふつうは誉め言葉なんですが、モリモリの筋力で走っていた馬ですからちょっと違和感を覚えまして。馬場とのマリアージュ的にも違うかなと。結果的に印を下げる判断にしたのは正解だったのですけど、次走どうなるでしょうね。



最後に。

JBCは今年で17回、交流重賞が始まって20年以上が経過しています。南関東のジョッキーが中央G1馬に乗ったり、地方馬がJBCを制したり、90年代後半の黎明期の空気からすれば隔世の感があります。実力差はなかなか如何ともし難いところですけどね。「ブリーダーズカップ」という名称が使えないことがわかり、略称は変えずに「ブリーディングファームズカップ」みたいな奇策にでたのも今は昔ですね。…極めておっさんな回顧ですなw

特にJBCクラシックは、チャンピオンズカップ、東京大賞典と合わせて、秋古馬3冠のダート版という様相を呈していますが、ここが立ち位置として申し分ないかというと、ねぇ。本家ブリーダーズカップやドバイミーティングのような複数G1の同日開催や、メルボルンカップのようなビッグイベントを志向するような展開には現状乏しい印象。このイベントの向かう先はどこが望ましいでしょうね。

来年は京都開催が決まっています。個人的には中央地方の価値観の統一を望むようになってきていますので、そうした下地ができる一歩となるなら歓迎するところです。あー例えば、お祭り開催と中央地方の垣根取っ払いは両立できるテーマかと思っていますよ。程度の差はあれど、これからの日本では競馬自体が縮小均衡を必要とするでしょうから、どう生き残るかというテーマ、…関係各位の足並み揃ってほしいですけどね。

いろんなイベントでひとが集まっている空間に、馬も走っている。競馬場って競馬を目的に行く場所(=競馬以外では行かない場所)、という認識で通っているのでしょうけど、最近の大井のフェス、ご飯を食べている人を観察すると、家族連れやカップル、女性のみのグループ、いわゆる輩な一角もあり、男女問わずおひとり様も。なかなかなこの雑居感が、次の競馬場の「あたり前」を生み出すヒントのような気がしています。

長く競馬が続くとよいなぁ、というのは随分前から思っている次第でして。えらそうな感慨かもしれませんけどねー。

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