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2017.11.20


ペルシアンナイトの後方一気が決まりました。ものすごいですねデムーロ。

スタート五分でしたが、手綱をきっちり詰めながら下げていったように見えています。大外枠に迫られるひと工夫。端的に考えればひとつ余計にプッシュするか、ひとつ余計に下げて内に入れるか。中団馬群の外々を回るのが一番ロスが大きいですからね。理屈はこうですが、よく内から進路を見つけて伸びてきたなぁと。

直線に向いてレッドファルクスの真後ろ。クリスチャンが内にハンドルを切った瞬間にミルコは外へ進路を求めました。おそらくその時点からエアスピネルをロックオンしていたでしょう。エアスピネルとサングレーザーの間が一瞬開いたところに馬体をねじ込むあたりもよく見えてますねぇ。

10Rのパドックでは晴れ間があるのに雨が降っていて、天候の発表も雨になったりまた曇りになったり。馬場が読みにくい状況でしたが、10R自体は最後方待機したアンドリエッテ田辺が直線でまとめて差し切っているんですよね。内を通る先行馬が粘り切れず、という直前の傾向。それもヒントになったでしょうか。でもG1の舞台であれだけ大胆な策を取れるとは。恐れ入りました。

公式レースラップです。
12.2-10.8-11.6-12.1-11.9-11.5-11.6-12.1

マルターズアポジーの逃げは大方の予想通り。あまりスタートがよくなかったこともありますが、内枠のダノンメジャー、ヤングマンパワーについては少しだけ主張して武士沢の拳が動く時間を長くすることに成功していたようです。つつかれると気持ちが乗ってしまうマルターズアポジーですので、直後にいたい先行勢には対応しやすさがあったのではと思っています。結果的に控えてはいましたが、外にはムーンクレスト、ウインガニオンもいましたしね。

2着エアスピネルは、その先行勢から一列下げてのポジショニング。4コーナーまでは内を締めて直線入口で外へ展開。あとは直線を目いっぱい使って末脚を引き出しました。右ひざを負傷して主戦武豊から乗り替わりとなっていましたが、ライアン・ムーア、ベストなリードというべきでしょう。少し抜け出すのが早かったとはレース後のコメントですが、リプレイを観るほど、これで勝てないのかと思ってしまいますね。

人馬の組み合わせは異なりますが、リオンディーズに交わされた朝日杯を思い出させます。鞍上が同じというあたりが何とも。笹田師のミルコにやられたというコメントは、このあたり踏まえると重みを増してきますね。このあとG1を勝つチャンス、あるでしょうか。


勝ったペルシアンナイト。プラス12kgに太目感はなく、むしろトモのパンプアップを見て取っていました。アーリントンカップの末脚の長さを考慮すれば、この脚を使えることは想像できなくはないですし、馬場悪化の分馬群がばらけるので追い込み馬の進路取りが比較的難しくないことも想像できていたのですが、大外枠を克服するまではなぁー。

この秋のG1から考えれば、ハービンジャーな馬場ともいえるでしょうか。他馬が苦にする分、よりコントラストが際立つように思っています。個人的はオリエントチャーム。リアルタイムで走りを観ていますからねぇ。チューリップ賞は本命視していたような。また、過去10で3歳馬が馬券になったのがゴールスキーというのも前日に映像でチェックしていましたし。どうしてこのあたりを活かせなかったのかw

デムーロはこれで今年G1勝利が6つめ。史上最多タイとなりました。特徴的なのはすべて異なる馬、ということでしょう。デムーロの凄さを物語る側面と、エージェント制の影響という側面と、語りだしたらなかなか終わらない背景が支える記録、というように受け取っているところです。


3着サングレーザーは善戦、という言葉はそぐわないパフォーマンスだったかな。レース中盤からはエアスピネルマークのポジション。直線エアスピネルの外に出してからはほぼ同じ脚色でゴールまで踏ん張りました。このパフォーマンスだと1600まではOKではないでしょうか。むしろスプリント戦の方が苦労するタイプのように見えています。

未勝利以外は1400、1500の勝ち鞍が並ぶ戦歴ですから、距離延長で初G1という取捨の難しさがありましたね。個人的には3着候補の1頭という以上の評価ができませんでしたが、来年以降の成長ひとつで見直さないと、かもしれません。


4着。レーヌミノルはよく踏ん張りましたねー。展開的にあまり目立たないかもしれませんが、和田のリードがムーアと同じくらい完璧でした。スタートが一番決まっていたのがレーヌミノルでしたしね。個人的にはここまでは池添で継続してもよかったのでは、と思っていたのですが、あれだけきれいに立ち回りされるともう唸るばかり。桜花賞を勝って古馬マイルG1を3着。じっくり間隔を取ればもう少しパンプアップしてきそうな馬体でもあり。来年が楽しみになってきました。おお、最優秀3歳牝馬?


本命はイスラボニータでした。トモの厚みが物足りない、というパドック映像の初見で感じた不安を素直に取り上げればよかったですね。いや、仕上がりはよかったんですよ。あくまで今日の馬場に対して、というもので。イスラボニータの特徴と今日のコンディションが合っていない、という直感でした。好きな馬の分、悪い方の見立てもピントが合っていたでしょうかね。。。

スタートはエアスピネルよりよかったのですが、そのあとポジションを控える展開に。ルメールは直線入口でぶつけられたアクシデントを取り上げていましたが、3コーナー手前でジョーストリクトリに前に入られ一列下げたことも地味に堪えているように見えています(ルメールはエアスピネルの後ろが欲しかったようにも見えますね)。どちらの場面も、脚色がよければ不利になることはなかったかなと。そこでポジションを誇示するだけのパワーに欠けていた、というのが自分の見立てです。

直線入口の不利はサングレーザーの外への持ち出しが鋭角だったのか、ウインガニオン、イスラボニータと玉突きが起きたように見えています。もうひとつ福永の視野がほしかったところですが、脚色があれば不利を受けない程度まで加速できていたようにも思います(逆に我慢できていたかもしれません)。直線サングレーザーの後ろになってから、持ち替えての左鞭の意味だけよくわかりませんでしたが、完敗というべきでしょうか。エアスピネルの位置にいられると思っていたんですけどね。残念でした。


サトノアラジンは気持ちが入り切っていなかった、という鞍上のコメント。ただ安田記念同様、直線入口で一番外を回すしかなかったのかは少し疑問です。勝てないコース取りであること、今後の騎乗に活かせるかがポイントでしょうか。やはり嵌る条件がとてもピンポイント、という印象です。思い切って有馬記念で捨て身の追い込み、という方がまだ可能性があるような。


レッドファルクスはクリスチャンの進路取りもあるでしょうが、そもそも馬場と距離が合っていなかった、という見立てです。安田記念で僅差3着していたことが距離克服の根拠になっている向きもありましたが、直線半ばまで前が壁になっていて、スパートのタイミングが遅れているんですよね。それでいてゴール前に脚色が鈍っていますし、レースラップはラスト3ハロンがずっと失速ラップ。展開に乗った形で末脚を発揮できた、という側面が大きいと思っていました。クリスチャンも誰の後ろでどこから交わすか、まだ判断の精度が高くないでしょうし。今回評価を下げたのは正解、と理解しています。


あとはクルーガー。富士S3着の脚色は評価しつつも、今回は活かせないだろうと馬券には含めなかったのですが、安定したパフォーマンスで上位に肉薄してきましたね。ちょっと過小評価だったかなと思い直しております。マイラーズカップで京都実績はありますが、あのときは松山が上手かったんですよね。いわゆる京都大賞典のスマートレイアーをやったわけで。道中の縦のポジションに柔軟性があれば、もう少し評価が上げられるんだけどなーなどと思っております。




最後に。

いちおう日記かつ備忘録ですし、競馬にも多大な影響がある近況ですので少しだけ。ここ2週ほど腰を痛めておりまして。魔女の一撃という例のアレですね。業務繁忙でひと月運動を止めて、再開したところ右足の筋肉をやってしまったようです(プールの準備運動の際ピキッと)。翌日がアルゼンチン共和国杯だったのですが、日曜1日をかけて腰に激痛が走るようになりまして。。。そのままほぼ2日間、ほぼ動けませんでした。

どうやら右足の筋肉が相当固くなってしまったことで右股関節をロックした状態になり、上体を倒す動きが重なって腰椎を痛めたようです(股関節がまわって上体を倒すので、回るべき部分がロックされていますから、そのまま腰椎にバキッと負荷をかけてしまった模様)。長期間座り仕事をしても、いままでは筋肉が固まる影響というのはなかったんですけどね。腰痛持ちでもないですし。寄る年波?運動不足?どちらも、のようです。

いまいまは2、3箇所カイロを張って筋肉を冷やさないようにケアしているところ。痛くなるまでストレッチをしてしまうと回復過程で筋肉が硬直してしまうので、程度をみながら少しずつ、というのが難しいなと感じているところです。

特に古馬ですが、休み明けのトレーニングにはこうした難しい面があるのでしょうね。外厩が当たり前になる前は、帰厩して時計を出したタイミングや、プレップレースを使って運動を再開したタイミングでの故障の報が多かった印象。こうしたこともいまではだいぶケアされているんでしょうね。

多分に不謹慎ながら、右股関節炎だからナリタブライアンだなーなどとイメージがつながり。あのチャンピオンはちゃんと加減していたよ、などと思いながら歩く際は歩幅を狭めているところです。

…ここ2週G1を外していますしね、自分もそろそろ15-15あたりから運動を再開いたしましょうかw 故障には気を付けますはいw

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