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2017.12.06


ゴールドドリーム、春秋連覇となりました。すごい切れ味でしたね。

パドック映像ではしっかりパンプアップした姿。プラス14kgは気になりませんでしたが、まさか差し届くとは。少し速めの馬場かなと読み取っていましたが、切れ味を発揮するにはぴったりの展開になりましたね。

出遅れ気味のスタートからすぐにリカバリーするムーアの意思と技術。1コーナーまでに中団まで押し上げたことは勝因といっていいと思います。

しかし4コーナーを回りながらスムーズに外に持ち出す流れのスムーズさといったら。この場面だけ切り取るなら、個人的にはトーセンラーのマイルチャンピオンシップを思い出しました。回りは逆ですし、折り合いへのアプローチが対極のような鞍上ですけどね。

公式レースラップです。
12.8-10.9-12.5-12.7-12.7-12.3-12.0-11.8-12.4

端的な対比のため、今年のみやこSのラップを。
12.0-11.2-12.3-12.3-12.3-12.6-12.1-12.4-12.9

そして昨年のラップはこちら。
12.7-10.7-12.9-12.5-11.8-11.8-12.4-12.3-13.0


序盤のペースがどうなるか、レース前には諸説ありましたねー。これもだいぶ人気が割れた要因だったでしょう。自分はアポロケンタッキー回避で少なくともハイペースはないと読んでいました。最内枠から控える選択肢はほぼないと思われたコパノリッキー、外から被せるように1コーナーにはいるであろうテイエムジンソク。それ以外に強引に前に行く馬がどれくらいいるかというと。。。とイメージすると、コパノとテイエムが1、2コーナーでポジションを決めてペースに蓋をしてしまう可能性が強いかなと。

向こう正面では少なからず溜めにかかるでしょうから、レースラップを3分割して急→緩→急、この流れに喧嘩を売るとしたら外枠のディスアドバンテージを巻き返そうとするアポロケンタッキー内田かな、と思っていたんですよね。それが回避ですから、テイエムジンソクの逃げか番手がスムーズに決まる確率が上がった、と考えがまとまった次第です。

あ、少し速めと読んだ馬場コンディション、これを先行馬が活かす観点からも、ハイペースはないなと考えていました。

…こう書くときれいに読みが当たったように見えますが、本命はロンドンタウン。。。3コーナー前後からテイエムジンソクがペースをあげるなら(もうここから読み違うわけですが)その後ろで控えているであろう馬にチャンスの芽があるのかも、と思ってしまいまして。岩田はペースの遅さを感受してポジションを上げていましたね。ペースに抗った分、4コーナーでテイエムジンソクが後続をけん制するように膨らんだあたりでゲームセットになりました。必死に食らいついている最中に外に振られたら、ね。


テイエムジンソク。ラップを見る限り、3コーナーからの古川は必ずしも消極的に運んだわけではないと受け取っています。が、12.7の2連発はコパノリッキーにお付き合いした格好かな。1コーナーまでの加速が厳しかったことが直後の溜めにつながったのでしょうが、ここでの温存はコパノリッキーの温存にもなるでしょう。ただ田辺も古川も、お互いそこまで事前に読んだ上でのラップメイクだったのでは、と推測しています。

あの展開はコパノリッキーさえ交わせれば勝てる、という見立てでないと成り立たないようにも見えていまして。勝つための戦略として妥当であったかは、まだ明確に伝わり切っていないんですよね。

一方で、古川の鞍下の実力に関する見立てがもう少し低めに設定されていた可能性もあるなと。例えば3、4コーナーであれ以上深追いした場合、それこそジャパンカップダートのクロフネよろしく、早めに動いて後続を圧倒できるという見立てが古川にあったのかというと、ちょっと微妙かなと思っていまして。そうすると、あの急→緩を作って息を入れる戦略は納得するところなんですよね。

初G1で僅差の2着ですから、本当は前向きに評価されるべきと思いつつ。…やっぱりこちらの期待感が大きかったのかな。クロフネが見たかったのかもしれないですね。

この件、望田潤さんのブログが粋でした。北米ダート血統を重ねているテイエムジンソクをホットドッグに例えていまして。今回はホットドッグをちょっと上品な食べ方にしちゃったかな、と独特な言い回し。フォークとナイフを使って(=欧州のような緩急をつけて)、という件はウィットですね。
第18回チャンピオンズC回顧~ホットドッグをクールに差し切り - 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog


アウォーディー、ケイティブレイブは先行2頭と変わらない上がり。というか、みんな伸びていますからね、持ち味が活きなかったのひと言でしょうか。キングズガード、ノンコノユメ、サウンドトゥルーはほとんど変わらない展開スポイルと見ています。サウンドトゥルーは馬場も向かなかったでしょうか。大井でのあっさり巻き返しは想定しておかないとですね。

モルトベーネ秋山の立ち回りは味があったなぁと思っています。いいスタートからプッシュしてテイエムの直後を取りました。4コーナーでついていけなくなりましたが、鞍下に力があればいい勝負ができたのではないかと思わせてくれています。



最後に。

中京ダート1800で施行するG1、この3年のラップは特徴がバラバラ。このコースだから、というラップ傾向は読み取れなさそうですね。個人的には府中芝2400、京都芝2200と同じく、「2ターン」「1コーナーまでが短め」という共通点から、中間ラップの緩みを生みやすい傾向があると理解したところです。どのコースも先行馬が自分のペースを作ると強いですよね。

締まったラップになった際は本当に厳しい展開になるのも特徴でしょう。両極端な展開を生み出せるコース。中京の場合、向こう正面から4コーナーまで下り、直線で登坂するアンジュレーションが特徴として加わります。…予想の取り組み甲斐がある、と前向きに捉えた方が楽しめるでしょうか。来年まで忘れないようにしておかないと。

あー、もうひとつ。ここにグレイトパールがでていたら。相当面白くなっていたでしょうね。来年はぜひ。

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