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2018.03.21


阪神大賞典の1周目、クリンチャーが引っかかったあたりに乗り替わりのデメリットを見る向きもあるようです。個人的にはそのリスクを承知で、2戦乗れるが故のトライアルライドだったと感じているんですけどね(本当に1周目でゴールと勘違いしたかもしれませんが)。

目標は天皇賞、京都の高速馬場=先行有利と考えれば、これまでよりスタートから加速してポジションを取りに行くリズムを試しておく必要があったでしょう。勝った京都記念でも、1コーナー4番手ではありますが先行勢のダッシュに離される姿。結果的に引っかかってしまいましたが、2戦乗れるが故の前受けトライと考えれば納得。継続騎乗でこのトライが可能であったか、と考えるべきでしょうか。

藤岡佑介が乗り続けて重賞に手が届いたばかりですから、結果を出してなお乗り替わりというのは厳しい判断と映ります。トライアルを勝たせたなど結果を残したジョッキーがそのまま大舞台で継続騎乗する、というような不文律は過去の話、なのかな。武豊のウオッカ降板が象徴的な事例と思っていますが、短期免許制度の影響も大きいように想像できます。


継続騎乗のメリット、デメリットは一概には言いにくいですね。

古くはカブラヤオーのように、継続騎乗で弱点を伏せ続けた例もありますし、個人的な見解ですがディープインパクトは武豊が徐々に乗りにくさを馴らしていったと思っています。継続騎乗がメリットになるケースですね。あ、武豊に乗り替わってからのサイレンススズカはわかりやすいかな。

反対に、継続することで鞍上の固定観念からパフォーマンスに蓋をしてしまうケース、というのも考えられます。例えばダービー後、京都記念までのウオッカや、3歳のエリザベス女王杯までのブエナビスタはそれにあたるでしょう。

この種の状況下での乗り替わりには、違う一面を引き出す期待が込められていると思われます。ジョッキーもそれに応えようとこれまでと異なる戦略考えてくるはずです。あ、でもブエナビスタの3歳時の有馬記念はなかなかやることが限られていましたけれども。

セイウンスカイの皐月賞しかり、ファレノプシスの桜花賞しかり、エピファネイアのジャパンカップしかり。上位のジョッキーに乗り替わって一発回答が出る例もありますね。…最後の例だけはちょっとニュアンス異なるかな。

あー、乗り替わったことによって遠回りになってしまった例も。個人的には、とお断りしつつ、エピファネイアの弥生賞はそれにあたると思っています。G1に向けて折り合いのつけ方が一つ後退してしまいました。うまくいかない例もありますね。

そうですね、ジャスタウェイの安田記念、ファインモーションのローズSのように、やむを得ない事情で継続騎乗が叶わず、ワンポイントリリーフがうまくいった例もあります。どちらも次走の乗り替わりを前提に、変な癖をつけず、過剰な負担をかけず、次のレースにしっかり可能性をつないだレースですね。


以上、つらつら例えた乗り替わりのパターンは、競走馬にとって継続騎乗がプラスかマイナスか、という視点で共通しています。その一方でファン目線ですとまた趣きが、語り方が異なるでしょう。予想の面でいえば、継続騎乗するジョッキーの特性を加味してどんなレース運びになるのか、比較的想像しやすくなる点があるでしょうか。

また、ずっと一貫したコンビの美しさ、わかりやすさ、語りやすさ、応援しやすさといった、とても定性的といいますか、情緒的な観点で継続騎乗を捉えることもありますよね。このコンビが観たい、という願望ももちろんありますね。自分でいうならグラスワンダー蛯名かな。とても違和感がありました。生涯成績の一覧に的場の名前だけきれいに並んでほしかった、的な、ね。あるんですよ、そういうバイアス効きすぎな応援の仕方が。…たとえが古いのかw グラス最強なひとです、はい。



来週末にせまった大阪杯、かなりの乗り替わりが生じています。今回の多発はいずれの例えとも事情が異なりますね。ドバイミーティングへの遠征によって上位のジョッキーが分散してしまったわけですから。これはもう、ドバイミーティングに大阪杯をぶつけるという、JRAの「戦略」の賜物といっていいと思います。

さて、サトノダイヤモンド戸崎はどうなりますか。はい、継続騎乗にいろいろ思い始めちゃったのはこの発表があったからですね。ストライドが大きく、登坂しながらパワーで加速するのは得意なパターンではない鞍下を、阪神2000でどう進めていくでしょう。

金鯱賞でのルメールの所作は、これがバッドケースだよとお手本を示したような内容。ぜひ生かしてほしいですがどうだろうなー。ジェンティルドンナの有馬記念をイメージすれば、ワンポイントリリーフとしては適任なのかもしれません(あのときは天皇賞秋でも乗っていますけどね)。

個人的にはサトノダイヤモンド武豊を希望しています。観たいですねぇ。宝塚記念からでも可ですよw

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