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2018.04.13


アーモンドアイ、鮮烈でしたね。

ルメールは自分を「passenger」と表現していました。鞍上が促すよりアーモンドアイが自分からギアを上げていった、ということなのでしょう。乗っているだけ、ということはもちろんなく、最小限のリードでクラシック制覇にたどり着いたのが自身も驚きだったのでしょうね。

ノーステッキを持ち上げる記事も目にしましたが、この強い前向きさはメリットにもデメリットにもなり得るでしょう。ただ、前走シンザン記念の重馬場にひるまなかったのはこのマインド故でしょうし、陣営がそれを崩さないように思慮を重ねた結果、シンザン記念からの直行、美浦からの直前輸送という判断に至ったのでしょうね。アパパネは確か栗東滞在での桜花賞でした。

国枝師のコメントからは、ナタとカミソリという例え。久しぶりに聞きましたね。コダマとシンザンですよ。詳細は割愛するとして、アパパネと比較できるだけの馬であることも暗に訴えた形でしょうか。無意識かな。でもそれに足るだけのインパクトでした。凄かった。

公式レースラップです。
12.3-10.7-11.5-12.1-12.1-11.5-11.3-11.6

アーモンドアイの上がり33.2は破格。網羅的に調べてはいませんが、ハープスターの32.9に次ぐ記録と思います。今回アパパネのレースレコード1:33.3を破ったわけですが、ハープスターの走破タイムはレコードタイでしたから、ざっくりした見解ですがレースを通してハープスターに近しいパフォーマンスであったと言えそうです。

頻繁に手前を変えながらの加速。特徴的でしたね。これについて興味深い記事を拝見しました。
アーモンドアイの奇妙な手前替え : Flowers for Thoroughbreds

直線で末脚を伸ばしている間に、回転襲歩の完歩数がちょっと多い、という指摘。とてもいい意味でマニアックなネタですね。回転襲歩は、左右の前肢→左右の後肢という順に接地する走り方。左前→右前→右後→左後(左右逆もあり)、ぐるっと回るところから回転の名前がついたのかな。ネコ科のような走り方といえば端的でしょうか。

参考までに、チーターの走りをスローで見ることができるページを見つけました。Yahoo!映像トピックスというコーナーがあるんですね。
走るチーターのスロー映像が美しすぎる|動画|Yahoo!映像トピックス


競走馬がギャロップしているときの大半は交叉襲歩という走り方ですが、左右の手前を変える際には、1完歩分回転襲歩を挟んで逆の手前にスイッチするのが基本ですので、アーモンドアイはこの挟む1完歩が1以上ではないかという指摘ですね。

頻繁に手前を変えるのは、余力がない場合や脚に痛いところがある場合という一般的な理由が思い浮かびますが(ジョッキーの重心がずれているという場合もありますねw)、回転襲歩のまま走ろうとする理由は、ねぇ。なんでしょう。

エクイロックスの使用から痛みを疑う向きもあるようですが、裂蹄への対処なり補強と考えるなら、むしろ痛みはフォローされていると思われます。あーでも、専門家ではないですし、はっきりはわかりませんね。エクイロックスの違和感があるとするなら、正解は馬自身に聞くしかないのかなとも思われます。

自分なりの推察。「頑張って加速しなきゃ」という気持ちとカラダの使い方が「まだ」うまく連動していないのかなと。走りが未熟、という可能性ですね。でも個体特性という可能性もありますので、今後もこのアメージングな走法のままということもあり得るでしょう。このあたりは、ブリブリのトモと左手前一本で全馬を交わし切ったハープスターとは大いに異なりますね。


ロードカナロア、フサイチパンドラ。父も母も馬券でお世話になりましたが、何やらどちらの面影もあまり感じなく。血がつながっていることはポジティブに捉えつつも、自身の個性のほうがイメージが強くなってしまっているせいかな。後半の末脚はカナロアっぽいといえばそうかも。

次走、国枝師がほのめかしたためでしょう、ダービー?というガヤガヤを目にしています。これは関係者の判断を待つことになるわけですが、その間のタラレバは正直楽しいですね。凱旋門賞というイメージまで飛んで行ってしまうのは、ハープスターとの類似性からかな、とか。自分はオークスでラッキーライラックとの再戦が希望です。冒険するならせめて3歳秋以降、もう少し充実を待ってからかな、などとガヤガヤしております。


ラッキーライラックは2着。形の上では完敗でした。石橋のリードは教科書通りといいますか、最内枠の大本命をロスなくきっちり導くそれだったと思っています。あの立ち回りでバッシングするのは、…まぁ損した気持ちも分かりますので、お酒の席での愚痴くらいで留めておきたいところですね。自分も本命でした。

チューリップ賞が上手く行き過ぎた、という松永師の見解。これが悪い意味で当たってしまった、という認識です。負けて初めて特徴が見える、ラッキーライラックはこれを経験できないままクラシックに臨むことになった、とも言い換えられます。ただ、次走オークスはこの負けを踏まえることができるわけですね。鞍上石橋も発表がありましたので、2歳女王のリベンジ。どんな戦略で臨むことになるでしょうか。それがとても楽しみになっています。


リリーノーブルは3着。自分は展開のキーになると思っていました。スタートから引っかかるリスクを負って、ラッキーライラックの前を取るか。桜花賞を獲りに行くなら、その必要があると読んでいました。ただ、前走かかった経緯からして、中間の調整も折り合いにかなり気を使った内容。相当リスキーな戦略になると理解しつつも川田が狙うかも、と思っていました。でないとペースが落ち着いて、やっぱりラッキーライラックが差せないという結果を繰り返してしまう可能性が増しますからね。

結果、控えましたね。見事にあてが外れましたw スタートしてすぐ、ラッキーライラックの好スタート、相対的な鞍下の位置、先行したい人馬の色気、川田はこの辺りを見極めたでしょう、内をちらっとみやって、そのままスタートダッシュを求めることはありませんでした。柄に手をかけただけで抜刀しなかった、というイメージがとてもしっくりきています。

でもこれでリリーノーブルに、取り戻せないかかり癖をつけてしまうリスクは回避できたと見ています。これが活きるのは京都の内回りのような気がしていますが、府中での再戦にも可能性をつないだことになりますね。オークストライアルの結果を待つ必要はありますが、桜花賞の上位3頭はあまり揺るがないように感じています。


リバティハイツは6着。POG指名馬として応援していました。何といいますか、これまでの流れを追いかけてきた限り、この舞台によく間に合ってくれたな、という思いで結構満足していまして。当日のパドック映像でより満足していましたね、よくここまでの馬体になってくれたな的な。

このあとは定石通りオークスでしょうか。ド素人の馬見ですが、馬体のつくりからしてもう一回り大きくパンプアップできると期待しておりまして、それには使い詰めてほしくないなーと。何とか無理が生じないように春を乗り切ってくれるか。引き続き個体の強さが試されていく様を見守りたいと思います。



最後に。

すでに皐月賞の枠順が発表されています。タイムフライヤーとワグネリアンがともに1枠とか、エポカドーロが逃げ馬に挟まれている件とか、ジャンダルムとステルヴィオはそれぞれの状況下で動きやすいかも、などなど。いろいろイメージが湧いているところです。あわてずに、本腰いれて予想するのは金曜の業務をこなしてからですね。日曜の雨予報が何より悩ましいですし。

オジュウチョウサンとアップトゥデイト、土曜はどちらで勝負しましょう。障害の予想についてはいまに至るまでどうアプローチしてよいやら全くピンと来ていないので、肩入れする馬を選んで単複買うくらいしかないんですけどね。観るのは好きですし、増してあの年末の名勝負からの再戦ですから、それぞれがどう戦略を練ってくるか。netkeibaでの両鞍上の対談を読んで、より期待度が上がっています。

そうだ、土曜にはウィンクスも出走しますしね。アンビシャスとの対決という、何とも実感の湧かないワールドワイドさ。土日が楽しみなのは有難い限りですね。

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