2009.04.23
ウインズ後楽園の8Fで皐月賞を見ていた方、ごめんなさい。
ゴール直後、静かにどよめいていたフロアで
「よし!!!」と全力で叫んでいたのは私ですw

みんなロジを買っていたのでしょうね。失礼しました。
そういう自分も、3連単の2着づけにはしていました。

しかし、本線は思い入れたっぷりの単勝でしたからねw



まず、3強の中ではリーチザクラウンを軽視しました。
逃げない、と思ったためです。
枠順が出た時点で、逃げ以外の戦略では
現状勝ち目はないだろうという印象でいました。

大柄でストライドが大きく、首さしが長く低い上に
ハミを噛んでレースを進めたがるタイプ。

首を振り子にしてリラックスしながら道中を走れず、
前方に重心をかけつづけるフォームでは
急な加減速が求められる展開や直線に坂のあるコースでは
力が活かせないと見ていました。

事実、3勝のうち2勝は直線に坂のない京都コース。
阪神の千両賞を勝ってはいますが、相手との力の差があったうえ
坂を上る手前で勝負が決まっていました。
そして3勝ともマイペースのスロー逃げ。

例えるなら、スピードのある完成前のタイキブリザード、というところでしょうか。
タイキをリアルタイムで見ているのは96年からですが
古馬になり、筋力が一回りついてから
安定してレースができるようになったという印象があります。

しかしどちらもガッツリハミを取ってスタートから
ぐいぐいひっぱるような走り方をしていますね。
シアトルスルーの血統は、こんなストライドと気性が
共通するのでしょうか?



また、調教師とジョッキーのコメントの温度差も懸念点でした。
コメントの字面では前向きに見えるのでしょうが
JRAサイトのインタビュー映像、歯切れの悪い武豊がそこにはいました。

おそらく調教師の側に何らかの思惑があったのでしょう。
結果としてジョッキーの取った戦略は、1コーナーまでゆったりと
馬群の外々を回しながら好位の5番手につける形でした。
しかし、リーチにとってはこれが「好位でない」と
ジョッキー自身が「レース前に」感じていたのではないでしょうか。

ただ、仮に逃げたとしてもマイペースで展開できたか、その上で
あの坂を先頭で登れたかは疑問です。
…過剰な期待が関係者にもファンにもあったように思いました。

個人的には東京で開催するJCダートが一番合うのでは?
と感じています。もう東京じゃないって?残念ですw

ダービーまでの成長に期待しますが、もう少し長いスパンで
成長を見守るべきウマと理解しています。




ロジユニヴァースは
気持ちのピークをレース前に越えていた印象でした。

パドックの映像で馬体を見た限り、
心身ともに少し攻め過ぎた-10キロに見えました。
あれだけ追い切りで動いたわりに
パドックでは覇気が欠けているように見えました。
もちろん、あくまで結果論でしかいえないのですが。

ジョッキーの戦略は納得。
その日の9レース、内枠からスタートした横山は
内でじっと力をため、4コーナーで大きく外に振っていました。
結果2着ではありましたが、内側が悪いという判断は理解できましたし、
事実、ペースの影響があるにせよ
皐月賞も外差しが1~3着までを占めてましたからね。

ただ、リーチの外に出した後は全く別のウマでした。
何があったか、現時点ではわかりませんね。

腑に落ちたい人たちの邪推だらけの敗因探しに
参加するつもりは残念ながらありません。
ダービーに出したくない陣営ではないでしょう。
答えはダービーのゴールまでにはわかるでしょうから。
短い時間で巻き返せるか、見守りたいと思います。




そして”比類なき末脚”。

先行勢がバテ始めたところと、まくり気味にスピードに乗ったところが
ちょうど重なったため、よりその末脚が際立ちました。
直線に向いた直後は、岩田が目標を探してましたね。

3強の中で唯一経験しているのは「早い上がり勝負での接戦」。
直前のスプリングSでこれを勝ちきったアンライバルドに
自分はアドバンテージを見ていました。

しかしここまで突き抜けるとは♪

硬すぎず緩すぎずの馬体。安定感のあるフォームから繰り出される
瞬間的な加速力は絶品ですね。
かつての音速の末脚を凌駕しているでしょう。

バレークイーンの血に
再び素敵な高揚感をいただきました。





次走、日本ダービー。

3強とはもはや言われないかもしれませんが
2強の巻き返しの可能性、否定はしないつもりです。
NHKマイルの結果もキーになるかもしれません。

まだわからないからおもしろい、と思っています。


…ブエナビスタ参戦とかw


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