2009.05.18
コース改装後、この時期の東京の馬場は
どうも読みきれない印象があります。

この土日で気づいたこと、書いておきます。



馬場を味方にしていたのは武豊でしょうね。
ウオッカはもちろんなのですが、その前のレース、
晩春Sでのスマートギア。余裕ある差し切りでした。

ラップの構成を見ると、レッドシューターを中心に先行勢は
緩まないラップを踏みながらラスト1ハロン(200m)で
スタミナのお釣りがなくなるように展開しています。
ラスト1ハロンはそれまでの勢いで押し切るというイメージでしょう。

これに対し、ためにためたスマートギアは
長い直線を目いっぱい使って最後まで衰えない末脚を繰り出しました。
一頭だけ別のレースをしていましたね。
前々だったレースの重心を少しずらすような騎乗でした。
スマートギアに向いた、ともいえます。



武豊はスマートギアの鞍上で
どれくらいハマる展開か、読んでいたと思います。
さて、藤岡康太はどれくらい了解していたでしょうかw

土曜の夏木立賞。カルカソンヌの後方一気は
これに近い展開だったと思います。
内の蛯名は周囲のライバルを相手に振り切るようなスパートをしていました。
坂下が最速ラップとなる前々の展開。
これに対し、武士沢と藤岡康太は2頭だけ違うレースをしていました。
結果、この2頭が1、2着。

府中の経験がほぼない中で、レースの重心をずらすような騎乗。
計算か、天然かw
カプチーノ・マジックが続いているのか。



この2レース、そしてヴィクトリアマイルの結果を踏まえると
見えてくるものがありました。

いまの府中芝で、勝つための戦略として、2つ。
平均ペースで引っ張って、後続にスタミナを使わせながら
スピード馬場を坂下から早めに押し切るパターン。
一方で、逃げ馬のペースを問わずスローで追走して
4コーナーからエンジン点火。直線を目いっぱい使って差し切るパターン。

上記の2レースは、この2種類のパターンをとったウマが
混在していたレースであり、結果、後者が優ったレースなのだろうなと。



しかしヴィクトリアマイルでは、ショウナンラノビアが先頭にたった時点で
全く別の展開が発生していましたね。
このあたりが府中の読みづらいところです。

後続馬群にチャンスのなかった展開で、さらに最後方から進めたのが
ヤマニンエマイユ。さすがカッチー、というところですw

おお、「w」を加えるとリスペクトに欠ける感じになりますな。

先ほどの2パターンでいうと後者の戦略。
例えば、これを天皇賞秋でやったのが横山カンパニーなのでしょう。
つまり人気を背負わないウマのとれる一発勝負的な戦略、ということです。

その意味では、ウオッカに次ぐ上がりタイムで7着まで押し上げた騎乗は
きちんと評価されなければいけないでしょう。
ちょっとゴチャゴチャしてましたけどねw



ん、人気薄の戦略というなら、カンパニーはそこそこ人気だったし
スマートギアは2番人気だったじゃないか、と。

だからこそ、その鞍上2人の経験と度胸が
買われているんじゃないですか。ねぇ。


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