2009.08.28

札幌記念後の陣営の対応、コメントを見る限り
「断念」という言葉は浮かびませんでした。

関係者間では期するものもあったとは思いますが。
聞こえてくるトーンは努めて、凱旋門賞も選択肢のひとつ、という
さくっとした空気でしたね。
掛け値なしで鼻息が荒かったのはマスコミ?ファン?



ともかく、これで歴史的なチャレンジはなくなりました。

なんか、残念な感じがしないんですよね。何でだろう?
けっこう期待してましたよ。
でも、変に後を引いていないんですよね。

たとえば、ジャンポケ断念の時のほうがもやもやしてましたね。
秋出てきても東京では走れないのに~、とか、思ってましたw





札幌記念の負け方を見て感じたこと、ひとつめ。

ハーツクライの有馬記念で見せた
ディープインパクトの負け方に似てるなー、ということ。
もちろん、臨戦過程も敗戦の原因も違いますけれど。

好位の内を回った勝ち馬と実力上位馬の差し損ね。
あとは比較的似通ったゴール前の画、がそう思わせたのでしょうか。



そこから延長して感じたこと、ふたつめ。

ブエナビスタはステイヤーと呼ぶべきなのかな、ということ。

牝馬でステイヤーとは、なかなか言われないですよね。
その珍しいタイプなのかなー、と思い始めています。




そうすると、そこでいうステイヤーって何だ、みたいな議論が
沸くところですね。
大きく列挙するとこんな特長でしょうか。

・息の長い末脚、で勝負したほうが(相対的に)特長が活かせる
・スタートダッシュが不得手
・折り合いに不安がない=道中リラックスして走れる
・パンプアップしづらい馬体、血統

上の二つは、瞬間的にエネルギーを使わないほうがいい、という言葉に
置き換えてよいかと思います。

よく言われる牝馬の特徴は、カリカリして折り合いが難しい、とか
一瞬の切れ味なら牡馬と互角とか。
上記の特長とは真逆だなとw
思い巡らしながらそう感じてるところです。



もう少しつっこんで。
牝馬でステイヤーと呼ばれるウマがいないのは
以下のような理由が挙げられそうです。

・もともと向くタイプのウマが少ないこと
・牝馬限定の長距離レースがないこと
・能力の抜けた牝馬は、牡馬との勝負に際して相対的に切れ味を活かす戦略をとること

ステイヤーチックな牝馬を育てる環境もメリットも
少ないといえそうですね。



ブエナビスタの場合、スピードを乗せ切ってしまえば
瞬発力は他と比べて抜けていますから、
そのあたりがステイヤーとイメージし難い部分になるかもしれません。
ディープインパクトをステイヤーとカテゴライズできる方には
納得、というところでしょうか。

最近のマラソンもスタミナだけではなく、筋力に裏づけされたスピードも
必要になってきているらしいですし。
自分はステイヤー寄りの珍しい牝馬、として
観ていこうかなと思っています。




稀有なフィリー・ステイヤー。この結論でいいとすると、
2冠牝馬が今まで勝ってこれたのはステイヤーの資質ではなく
絶対的な能力差が主要因であって、
京都内回り2000mはブゼンキャンドルみたいなことがない限り
有利なレイアウトとは言えず。


なので、秋華賞がちょっと心配になってきました。
ちょっとだけねw


…あと、牝馬三冠って
もう少し騒いでもいいのにねw



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