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2009.11.15
今年のみなみ北海道S。
前年の優勝馬ビエンナーレのハナを叩いて大逃げしている画。
新聞を眺めながら一瞬だけ浮かびはしました。
有力馬が差しウマだらけ、そして
日本のペースを吸収し切れていないスミヨンが3、4番手、という
展開まで予想できていたのに、
どうして逃げウマを真っ先に切ってしまったのでしょう。
反省ばかりでございます。あーくやしい。
クィーンスプマンテ。
1コーナーまでに脚を使わずに済んだ時点で
かなり楽な展開になったようですね。
追い切りでは併せ馬で踏ん張る素振りを見せていませんでした。
先行争いはスンナリ決まらないと考えていたため
単騎のマイペースはないだろうと。そのため
全くのノーマークという結論になってしまいました。。。
スプマンテの名の通り、スパークリングしちゃいましたね。
積極策に徹したタナパク、お見事でした。
…ジャンポケ産駒が京都G1で逃げ切りかぁ~w
なお、今年1、2着馬で、ともに大逃げで勝ち星を挙げた荻野琢真。
今日は福島でした。糧となったか、悔しさを噛みしめたか。
…両方だといいな、と思っています。がんばれ。
リトルアマポーラ。
道中3番手のスミヨンは、自分も相手も楽をするペースを
握ってしまったように見えました。
おそらくペースや仕掛けどころを戸惑う瞬間があったのではないでしょうか。
絶対そんなコメントはしないでしょうが。
カワカミプリンセス。
番手以下のペースに蓋がされてしまったことへ
いち早く手を打ったのは横山のようでしたね。
3コーナーを待たずに進出を開始。
結果、後方のウマの目標になってしまいました。
馬券はカワカミから入った分、後悔まではありませんでした。
横山の判断は十分積極的なものでしたので。
そしてブエナビスタ。
2歳暮れから、結果が出ているのだから
脚質をいじるのはリスキーという鞍上、陣営の判断があり続けました。
いつまでも同じジャッジでよかったのでしょうか。
ガンガン先行してこそというタイプではないのでしょうが
スタートから中団につけられないウマではない様に思います。
そんなに掛かる懸念が消えないのかな~。
明らかな乗り間違いはないと思います。でも
見込まれる能力と結果にギャップが生じていますね。
今回の乗り方と結果を機に鞍上交替があるのなら
それはそれでひとつの工夫と受け止められるくらい
鞍上の、脚質への先入観は固着しているような印象があります。
今日の内容を見る限り、JCを選んでいたら
むしろ勝っていたかもしれません。
今日のパドック。ウインズの画面で
ブエナビスタの顔が大写しになった瞬間がありました。
精悍でしたね。心身のバランスと集中力。
ケイバをすることをウマが理解しているという凛とした表情でした。
こういう充実期に結果を逃すことは本当にもったいない。
…まぁ、じたばたしないほうが得策、という考え方もありますけどね。
春先はブエナビスタで決まりと思っていました。
これで年度代表馬の座は、わからなくなってきました。
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