2010.05.15


1996年秋。

春の天皇賞を制し、秋緒戦のオールカマーを
快勝したサクラローレルは、
このウマで仕方ないでしょレベルの中心的存在として
秋の天皇賞を迎えていました。


その春からケイバを始めた自分にとって
ウマの特性、得手不得手を一定の精度で見極めることは
まったく難しい状況でした。がっつりビギナーですね。
もちろん、分析を踏まえての穴勝負、なんてとてもできないわけです。


一方で。
骨折休養明けの毎日王冠で3着、というローテーションで
その秋天に臨む前年の2歳チャンピオン。

ファン暦的にその朝日杯には間に合っていないですし
(いまみたいに映像がネットで引き出し放題、ではないですし)
クラシック戦線での評価がどうであったかもピンときていませんでした。

…あの状況下で、なんでバブルの単勝を買えたんでしょうね。



いや、馬券自慢ではなく
ビギナーってこわいな、ってw

レース映像を見返すと、進路が確保できていたら
ほぼ間違いなくローレル、なわけですよ。
だからレース後、鞍上は
厳しいバッシング(過剰だったけど)に晒されもしたわけで。


おそらく、3歳(旧4歳)による天皇賞初制覇、という
例外的な瞬間を観たかったんでしょうね。

展開や能力の分析よりも、期待する結末、観たいストーリーが
圧倒的にストレートに馬券に反映していたみたいです。
未来を願望する単勝買い、といったところでしょうか。
変にきれいに書くなってww

でも、今でも分析しきれなくなっちゃった時の決め手は
それなんですけどね。
楽しみ方というか、癖というか。
魅せてくれよ、って願望込みで買うわけです。
だから当たんないんだなw



でも外から来るマヤノトップガンを抑え
ようやくエンジンのかかったローレルを尻目に
府中の直線を押し切った姿は、鞍上蛯名の
直線的なガッツポーズとともに
今も鮮明に覚えています。



そして、ここから翌年のJCまで、出走したレースの検討時には
バブルを負かすウマがいるかどうか、という意識が
常に働いていたように記憶しています。

その結果、宝塚記念ではマーベラス本命でしたし
翌年の秋天は渾身のエアグルーヴ単勝勝負でしたし。
一方でピルサドスキーにはかなり悔しい思いをさせられましたし。

G1での予想、特に能力比較にあたってのイメージの組み立て方は
バブルに教わったような気がしています。

…思えば、押し出されるように人気になるケースが
多かったように記憶していますね。



いま改めて振り返ると、マイルG1で
その姿を見たかったなと思います。
なんか、ダイワメジャーとイメージがかぶるんですよね。
メジャーほど馬体の重量感はありませんけどね。

…そうか、97年は安田記念がタイキブリザード、
マイルCSはタイキシャトル。
同厩舎の使い分け、という巡り合わせもありましたね。




去年、スタリオンを訪れた際に会っています。
そのときの写真です。聡明な表情ですね。
よそ行きだったかな。
右の横顔でお届けします




忙しさでタイミングを逃したのと、
片手間で追悼記事を書きたくなかったのと。
亡くなってからしばらく経ってしまっているのですが
そんな理由で、いまいまのポストになりました。


フサイチコンコルド、ダンスインザダークと同じ
96年クラシック世代。
逝くにはちょっと早いよね。

残った産駒の活躍を祈りつつ。
お疲れさまでした。







…さぁ、今をみなければ。
ドバイ帰りの名牝2頭を、見極めなければなりませんね。


関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://keibadecade.blog98.fc2.com/tb.php/284-5d2b1ae7