2010.05.31


スタート直前、ほんの数秒前、ペルーサの首が
ブンと振れた瞬間にいやな予感はしていました。

自分は肉眼で確認していました。
気味の悪い間。パトロールフィルムで確認できます。

ペルーサ出遅れ。この時点で自分にとっての
今年のダービーはほぼ終わっていましたね。

確かにパドックで周回を重ねるにつれ
小走りになる瞬間が増えてはいました。

でもそれだけでは本命を変えられないよなー。
今年は完敗ということですね。




早速、様々に語られていますが
やはり今年はペースが鍵でした。

アリゼオが押し出されるように先頭に立つまでは
想定内だったのですが
その後の中間ラップがここまで落ちるとは。

クレイグ、ピンときてなかったのかなー。
12秒前半のイーブンペースでG2を逃げ切ったアリゼオで
あの上がり勝負に対抗できる、という
戦略だったのでしょうか。

このスローペースによって
後ろから進めることになったペルーサには
レースが進めば進むほど勝機がなくなっていきました。
はぁー、苦しい2400mでした。。。




ちょっと発見しました。
今日の目黒記念とラップ比較してみます。
あ、目黒の最初の1ハロン(7.2)はカットしてみました。

ダービー
12.6-11.3-12.2-12.7-12.8-13.5-13.1-12.9-12.4-11.3-10.8-11.3
目黒記念
11.5-11.9-13.0-13.2-13.1-12.8-12.8-12.9-12.4-11.4-10.8-11.8

気持ち悪いくらいの符合は3、4コーナーのラップと
最後から2ハロン目のラップ。全く同じですね。

どちらも勝負どころのラップ、という認識です。
レースの質は近かったのでしょう。



目黒記念と同列?ねぇ。
コパノジングーやイケドラゴンへの悪意はありませんが
客観的な評価としてこの2レースを同列に扱うのは、ねぇ。
でも、ラップから見る限り、同列だったようです。

正直、ダービーの出走馬が持っているポテンシャルは
もっともっと高いものでしょう。そりゃ、そうでしょう。

その総合力が問われないレースになった、
言い換えれば、互いの能力をスポイルしあった結果
瞬発力を極端に問うダービーになった、というのが
現在の自分の見立てです。

そんなダービーは久しくなかった印象。
強いウマが直線で他馬を凌駕するダービーが続いていましたからね。



3、4コーナーの攻防は
先にアクセルを踏んだ方が負ける、という
逆チキンゲームの様相。

団子になりながら全体でラップを上げつつ、
誰も自分から仕掛けていかない(いけない)
がんじがらめの状態に陥っていたように見えました。

一番最初にアクセルを踏んだのはペルーサ。
外々のロスは承知の上でしょう。
人気を背負ったウマの最後のあがき、でしょうか。
最速ラップのはるか手前で脚をつかってしまいました。
書いていて苦しい限りです。。。

反対にヴィクトワールピサは前に作った壁が直線まで開かず。
あー、空いたとしても行かなかったかしれませんね。
道中の力みも重なったでしょうが、高い瞬発力を求められる展開。
善戦、でいいのかもしれません。




勝ちウマを讃えましょう。

エイシンフラッシュ。

最終追い切りの動きは素晴らしいものでした。
が、跳びのきれいな点と、最内枠という点が
ひっかかってしまいました。

あとは、スローの京成杯を瞬発力で勝ったウマ、という
先入観が評価を邪魔しましたね。
まだまだ修行が足りません。

実力のあるウマが評価されにくいローテーションを
取っただけ、と考えれば納得かー。


鞍上は、ピンクカメオやヒカルアマランサスに近い
乗り方をしたと思います。
仕掛けをあわてずギリギリまで待つ姿勢。
ペースを受けてねじ伏せるような本命馬のソレではないのですが、
エイシンの能力を引き出すにはベストな戦略と思いました。


「真の夢は武豊のいるダービーで勝つこと」
ザタイキを管理し、タスカータソルテを管理し
エイシンフラッシュを管理している調教師のコメント。
ふるっていました。

背負うものは背負って、前を向こうというメッセージと受け取ります。
勝者の姿勢として、見事と思いました。


凱旋門賞への登録があるそうですが、
ドバイのオールウェザーなんていかがでしょうw
なんとなく、合いそうな気がしています。

今回の人気馬は中距離タイプが多いので
菊花賞で2冠、を期待したいところでもあります。
京都の外回り、悪くないイメージがありますよ。




最後に。

このスローペースで、ダノンシャンティは
どう立ち回ったでしょうね。

その答えは少なくとも秋まで持ち越し、でしょうか。

この世代のポテンシャル、
発揮されるのはこれからでしょうから。
期待しています。


関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://keibadecade.blog98.fc2.com/tb.php/294-4086256b