2010.11.15


終わってみると、アイリッシュオークスの再現でした。

京都の馬場、来日後の軽い調整過程、予想されるレース展開などから
週中の時点で軽視という見通しを立てていました。

プロヴィナージュが取り消した時点で
全部リセットしたつもりでしたが、しきれていませんでしたね。
スノーフェアリー、無印でした。あーあ。


京都の馬場の悪化具合。
土曜のアンドロメダSの時点で気づくべきでした。

いくら引っかかったとはいえ、リルタヴァルの上がりが35秒前半。
中盤で若干緩んだことを踏まえても、ちょっとかかっています。

内側が少々掘れる、ゆるめの馬場。
高速馬場でこそ軽視すべきでしょうが、
このコンディションなら逆に重視しなければ。
エプソムやカラの馬場はナマで見たことはないですけどね。


そして調整過程。

軽めの調整はプラスにはならないと見立てていました。
事実、絶好調ではなかったと思うのですが、
見落としていたのはトレーナー、E・ダンロップ。
ウィジャボードを管理していたんですよね。

認識はしていたんです。が、
それが意味するところを深く考察してませんでした。

ウィジャボードは2回JCに参戦し、5着と3着。
5着した年(2005年。アルカセットのレコードの年ですね)は
その後香港に遠征し、香港ヴァースを勝利していますし、
3着した年(2006年。ディープインパクトの存在証明のレースですね)は
その年9戦目(!)でJCを迎えています。

トレーナーがアジア地域遠征の調整ノウハウを蓄積しているはずなんですよね。
今回は本人が来日して調整していましたし。
それをばくっと見落としてしまいました。

いや、しっかり認識していたとしても、
あの調整はないよと思っていただろうな。

追い切り映像。ウマの気分はすごく良さそうに見えてはいました。
そこを重視すべきでしたか。むむむー。


さらにさらにレース展開。

残り2ハロンでの爆発力を活かすには
お誂え向きの展開になりました。

結果的にぶっちぎったアイリッシュオークスと似たリズムで
運べた格好だったでしょう。

そりゃあのレベルのウマで得意な条件が整っちゃうなら
4馬身差も納得でございます。


JCへの転戦は規定路線とも伝えられています。
それも見越した軽めの調整かーw

ブエナビスタとの日英頂上決戦。
実現するなら見たいですねー。




一方、5冠ならなかったアパパネ。

善戦でしょう。
心身のピークではなかったこと、適性がマイル寄りにありそうなこと。
敗因探しはいろいろと可能とは思います。

復調の気配を見せたサンテミリオンとは
走破タイムで0.5、上がりで0.3。
この事実が今日のパフォーマンスを物語っていると思います。

3歳牝馬の強さの証明は、来年のヴィクトリアマイルで改めて。
2頭のオークス馬の建て直しに期待しています。




さて最後に、レース展開で注目したポイントのこと。
最後から2つめのラップにちょっとした懸念を覚えました。

レースラップは以下の通りです。
12.7-11.2-12.3-12.3-11.6-12.1-12.1-11.9-11.8-12.7-11.8

…最後から2つめ、12.7?

改めてレース映像を観ると、残り200mのハロン棒手前で
逃げたテイエムプリキュアをスノーフェアリーが交わしていました。

1コーナーのコーナーワークで先頭に立ってから
12.7までのレースラップはほぼテイエムプリキュアのラップになります。

つまり逃げバテるテイエムは、残り1ハロン手前まで
捕まらなかったわけですね。。。



勝ちウマの位置。そこから勝負に出た1、3着と
その少し後ろで自分のレースに徹した2着馬。

上位3頭以外ですと、外目4番手につけたリトルアマポーラと
内々から4コーナーでひとつ早く仕掛けたコロンバスサークル。
どちらも勝ち馬より前々で運んだこの2頭の鞍上が
昨年の轍を踏まない事前策を取っていたといえるでしょう。

上位馬はこのペースに対して積極的な位置取りをしていますよね。

…むーん、京都外回りの中距離戦は
積極策をとった前が残りやすい、のは周知の事実と思うのですが。。。

他馬の鞍上に大きな失策はなかったと思うのですが
G1で失策がなければよし、というのはちょっと、ね。

だって今日最もエキサイティングだったのは勝ちウマの爆発力と
それを引き出したムーアのアクションですからね。

失速する逃げウマを交わしにいってる分
スピードのコントラストは強調されていますが
端的な見ごたえはすごかったじゃないですか!



府中も京都も、土日のメインは非JRAのジョッキー。
まずはばくっと、JRAのジョッキーに頑張ってほしいと書いておきます。


…やっぱりプロヴィナージュにいてほしかったなー。
と、ないものねだりはよくないですねー。



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