2011.02.06
スマイルジャックらしい勝利、という感想です。

前後半のラップ差が0.5というイーブンペースを
早め早めから押し切る展開。
キングストリートの厳しい追撃をギリギリ残しました。
1:32.5の勝ちタイムも文句なし。
真骨頂、という感じですね。

スタートから先頭で2頭がやりあっていましたが
鞍上もわかったうえでの先行策、と見ました。
ラスト1ハロンの失速を恐れない鞍上の気概が
ハナ差に現れたと思います。

控えるケイバを試したレースもありますが
こちらのほうがベターなのでしょうね。

その鞍上のインタビュー。
春のG1を強く意識した内容でしたが、勝ち切るには
多分に展開の助けが要るようにイメージしています。
各馬が順調に駒を進めれば、多士済々な安田記念になりそうですので。



ダノンヨーヨー。

予想の上ではひとつ評価を下げていました。
ポイントはスタート。決していいほうではないですからね。
いまいまの府中は少々のペースでも前が残る印象があるので
スタートで置かれてからでは、ちょっと間に合わないだろうと。

極端なスローと読めば、直線だけで間に合う計算もできるのでしょうが
シルポートとファイアーフロートがエントリーしていますからね。
スローはないだろう、と読んでいました。
ましてファイアーフロートはかなりテンション高かったですしね。

結果的に、かなりの出遅れ。
鞍上は早々に経済コースも中団追走もあきらめ
直線は大外に回しましたが、こうなると
人気を背負うウマの進め方ではなくなってしまいました。

鞍上には辛い流れ、という印象も。
出遅れを織り込んでこの展開を捌くには
秋の京都のほうがまだよいかもしれない、と。
昨秋のマイルCSでは乗り替わり。少し複雑な印象になっています。

ちなみにフジの中継では、ハイペース大好きの井崎さんが
ばっちりスマイルジャック本命。
展開を読んだうえでの予想でしたので
こちらも真骨頂、でしょうかw



ゴールスキー。

パドックの映像からですが、仕上がりはばっちり。
転厩しても池江流、という雑なフレーズが浮かびました。
泰寿厩舎のほうがヘルシーにつくってくる印象をもっていますけどね。
成長曲線を見極めた鍛錬。ものすごく春が楽しみ、と思いつつ
予想の上では唯一の懸念、最内枠をどう捉えるか悩んでおりました。

ただでさえスタートの不安があるのに、鞍上もね、
前日の小倉大賞典、リルダヴァルでやってますからね。

好位の内から直線前が空かず。
エリカ賞でのトーセンラーのような万事休す状態でした。

4コーナーまでは一流ジョッキーならではの
きっちりしたコース取り、と受け取ってはいますが
結果はむむむー、な印象でしたから。

ただ、ゴールスキーの馬体を見て少し不安が収まることに。
昨年、春夏あたりまではトモの非力さから
スタートが決まらない、という見立てがありましたが
今日の馬体なら、と思い至りました。

スタートが決まったときの末脚に期待して、予想の中心に。
しなきゃよかったですかねw

スタートは思った以上に出ましたが
道中若干かかり気味のうえ、直線はいったん勝ちウマを
やり過ごしてからスパートするという運び方。
4コーナーの出口ではもっと選択肢があったように見えましたので
土日ともイタリア人ジョッキーにやられてしまった格好です。。。

一番問題なのは、賞金が加算できなかったこと。
オープン特別でゆるいペースにのって惜敗とか、
それこそリルダヴァルな、さらなる取りこぼしもあり得ますので。
痛恨の3着、という印象です。



あとはオーシャンエイプス。

新馬勝ちの内容から「ディープインパクト級」と騒がれ
浮かれすぎか、煽りすぎか、単勝人気がものすごいバブッた
きさらぎ賞から4年経つんですね。
すみません、ばっちり買っていたクチですので
なんにも言えませんけれどもw

復帰戦でダートを選択したのは驚きでしたが
こうしていわゆる「捨て」レースを使ったことで
武豊鞍上でオープンを差し切っていた頃のイメージに
戻りつつあるでしょうか。
率直に、復調の気配と思いました。

あと二回りくらいパワーが増して息が深くなると
同じブライアンズタイム系のタニノギムレットのような
パワフルな末脚になるイメージなんですけどねw
マヤノトップガンの異端児。そこまで求めるのは酷ですかね。

今日を入れてキャリアはまだ15戦。
「復調」ではあっても「復活」ではないので。
上積みを求めるのは贅沢すぎると思いつつ
本格化した姿にもう少し期待したいと思います。

…できれば、中山は使わないでほしいなーw
漠然とですが、リニューアルした中京とか、合うかもしれませんね。




一方の、きさらぎ賞。

99%柴原のレースでしたね。
ブリンカーで一変、というのはホントにこわいですw

これで軽く一雨降っていれば完勝だったでしょう。
クイーンスプマンテの再現はけっこう容易なのかもしれません。
それはそれで困ったもんだw

かかりやすいウインバリアシオン。
折り合いに苦労するウマが1番人気という時点で
いろいろ展開を疑わないといけないわけですが
今回はレース前半、後続馬に軽く蓋をした格好でしょうか。

ペース判断ができて、アクションに移せたのは
勝ったトーセンラーとカーマインでした。
着差は実力差、と受け取ってよいかと思います。
カーマインは母系が母系ですので、芝よりダート、かもしれませんしね。


武豊もコメントしていますが
トーセンラーの末脚。というかフォーム。
お父さん似ですねーw

お父さんの若駒Sを彷彿とさせる差し切り。
週明け、あちこちの記事で例えにでるでしょうね。

エルフィンSのマルセリーナしかり、ディープ自身にも持っている印象ですが、
いったん引き上げたスピードを「減速させない」フォームをもっているかが、
ディープ産駒の上級馬の、ひとつの特徴になるような気がしています。

翻すと、小回りで内々をまわって急加速するような内容を求めるには
例えばミスプロ系など母系の助けが要るのかなー、とか。
そういう産駒はきっと「父似」ではないのかなー、とか。
レース後にふわふわとイメージしていました。

※追記
トーセンラーの母系、ばっちりミスプロですねw
まだイメージが固まってない証拠でございました。
というか、JBIS-Searchで調べましたが
いまさらスゲー血統と気づく感じ。シーキングザパール!


「減速させない」長い末脚を発揮するには
息の深さを併せもつ必要があります。
それを磨き上げるハードなトレーニングも必要でしょうね。

いまいまは、ダノンバラードより
トーセンラーにより息の深さを感じていますが、さて。



来週は共同通信杯。今度はダノンの番。
府中で目撃していそうですよw
死にそうに仕事している見込みなんですけどね。

クラシックへの熱、高まってまいりました。


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