2011.02.21


フリオーソ、痛恨の出遅れでした。

芝部分でスピードが付かなかったという見立てが大勢ですが、
パトロールビデオを観た限り、ゲートが開いた瞬間に軽くあおったことで
鞍上の重心が後ろに。尻もちに近い格好ですね。
結果的にこれがブレーキの役割を果たしてしまったように見えました。

鞍上が体勢を立て直すために手綱を引いているようにも。
実際はどうだったでしょうね。

パドックではよく見えました。
以前よりトモの膨らみが抑えられたように。
馬場の軽さを意識したチューニングでしょうか。

それでも唯一、威圧するようなのっしのっし感。
他のウマでは見られない迫力でパドックの外々を周回していました。

ラスト1ハロンの猛追。
トランセンドがバテたのではなく、馬場がフラットになってから
ようやく自分のストライドで走れた印象。
レースの展開に対して、心身ともにフィットするのが遅すぎました。

鞍上の交代。
レース後は、どうしてもそこをかみしめてしまう後味の微妙さ。

乗り慣れた鞍上なら、同じ展開でも納得感が違ったでしょう。
…どう乗ったでしょうね。



トランセンド。

レースを終始リードする強さ。
後続にプレッシャーをかけられながら直線で突き放す内容は
見事と思いました。
JCダートの内容よりパフォーマンス、上がっていますね。

強いて注文をつけるなら、走破タイムでしょうか。
1分36秒台の決着は、土日のダート戦で時計がでていない点を割り引いても
若干物足りなく。

12秒フラットを積み重ねると、マイルでは1:36.0。
これまでの大井なら十分速いと言えますけどね。
イーブンペースを保ち続ける得意の展開であったことは確かでしょう。

メイダンの2000mで同じように主導権が握れるか。
まずは招待されないといけませんがw
今後の推移、楽しみにしています。


バーディバーディ。

見事な仕上がりでした。
パドックを周回する姿に、ほのかにノーリーズンを重ねてしまったのは
センチメンタルすぎるでしょうか。
定年制って、とか、思っちゃいますよね。

最後の1ハロンで脚色が鈍るあたりに
上位2頭とのスケール感の違いが現れていたという印象です。




最後に。

最終レースのロラパルーザ。というよりその鞍上。
ドバイ帰りの鞍上の気迫が、豪快な追い込みを生み出しました。

2番人気のセイリオスが
鞍上の精神状態を暗示するような出遅れを見せるなか、
そのさらに後ろ、泥を浴びながら最後方待機する1番人気。

直線大外からの末脚は、34.9。
上のクラスで通じるか、という点は置いておいて
この末脚を引き出す鞍上の野心。
ぜひ映像で確認していただきたく。

現地で目撃しましたが、G1ではなく、
こちらのレースで鳥肌が立ちました。


…ファンの身勝手な想像ですよ。

このパフォーマンス。フリオーソとのコンビで
中央G1に挑めなかった古巣・大井の後輩に向けた
意趣返し込みの熱いメッセージだったようにも。

大外一気自体が派手ではあるんですけどね。
次のパフォーマンスを期待してしまうアクションでした。



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