2011.04.25

オルフェーヴル、鮮やかな末脚でした。
3馬身は決定的、とも映りますね。

自分の予想は、このオルフェーヴルと迷って
ナカヤマナイトでした。

どうして直線の進路がイメージしていたそれと
内外逆なんでしょうねw
自分の勝負弱さ、と肝に銘じます。はい。



レース後に気づいたことですが(早く気づきましょう)
洋芝の丈の長さ。14~18cmとは少々長い印象ですね。

昨日感じていた芝の重さは、この芝丈にも一因があるように思っています。
根付きさえよければ長い芝を踏み固めた場所が
一番走りやすくなりますからね。

この2日間で踏み固めた内側が、ある意味でグリーンベルト化していた。
という見立てに至っております。


レースのラップです。
13.0-11.7-11.7-11.9-12.0-12.3-12.7-11.8-11.7-11.8。

映像と見比べながらだと、スタート後の露骨な先行争いはなく
エイシンオスマンの単騎逃げ。
向こう正面がイーブンラップ、3コーナーで
いったん息が入ったために後続が差を詰め、
直線入り口からの末脚勝負、と読み取れます。


通過順を見ていると面白いくくり方を発見しました。
JRA発表分を転載しますね。

2コーナー 10,11(1,17)(2,8)9(4,5,6,14)(12,13,16)(7,15)18,3
3コーナー 10=11,1,17(2,8,9)(4,5,6)(12,14)(7,16)15(13,18)3
4コーナー 10-11(1,17)(2,8,9)(4,5,6)(12,14)16(7,18)15(3,13)

ペースを先導した4頭。馬番ですと10,11,1,17。
これが着順でいうと8,9,10,11着でした。

つまり中団から後方待機勢は
この4頭を交わせた7頭と交わせなかった7頭に
分けられることになります。


キャッチなポイントひとつでこの原因を
語りつくすことはできないと思いますが、
ダービーを展望するうえで
ひとつの手掛かりになりそうな切り口かなと思っています。

先行4頭のひとつ後ろからダノンバラード、
ふたつ後ろからサダムパテック、
そのもうひとつ後ろからオルフェーヴルが差してきた格好ですね。




オルフェーヴル。

五分のスタートからすっと下げて中団に。
直線入り口までに内へ潜り込むことに成功していました。

抜けるスペースを探すあたりに進路取りに関する
若干の博打感を覚えますが、抜け出す脚があればこそ。

ラスト1ハロンのラップを落とさずにまとめたあたりが
強さの一端を物語っているように思います。

馬場の重さをもろともしない、かき込むような走法。
今日は勝つべくして勝った、といっていいように思います。



サダムパテック。

敗因を探すとしたら、直線抜け出す進路が決まるまでに
時間を要したことでしょうか。

リスクを負って最内をキープしたわけで
その分のロスはやむを得ない、とも言えますが
今日に関していうと「最内」にこだわる理由は
見当たらなかった印象があります。

事実勝ち馬は内から4頭目を抜けてきましたしね。

結果的に仕掛けが遅れたことは確かなのですが
それにしても決定的な着差。

距離が延びるのが明らかなプラス、というタイプではありませんし
次走は諸条件を見て考えることになりそうです。

しかし、フジキセキはクラシック獲れませんね。



ダノンバラード。

鞍上のリードの賜物という印象です。

ウマの出来、というより馬体の成長が
まだこれからのように見えています。

特に後脚。ファッションショーでモデルが歩く時のように
左右の蹄跡が直線上に並んでしまいそうな接地の仕方。

内モモが膨らむと自然とガニ股気味になりますからね。
現状は非力な印象です。
ディープ産駒だとそういう仕上がりにならないのかも?

というわけで、馬場の重さを加味して評価を下げたのですが
直線目いっぱい粘りましたね。

これからのウマ、という見立てが合っていれば
ダービーですぐに良化、とはいかないかもしれませんが。
見事なパフォーマンス、見事な立て直しだったと思います。



あとは、気になったウマをいくつか。


ステラロッサ。

トモがパンとしていないハーツクライが
最内枠というのは苦しいのかな、と思い直していました。

わずかでも後手を踏むと、次々前に入られて
必要以上に位置取りを下げてしまう懸念があり。
そのため今日はしっかりスタートを決めてきたのだと思います。

が、現状では前半を速く入ったうえで、ラストまできっちり伸びるだけの
十分なパワーがついていないということなのでしょう。
それを含めて父似という見立てになっています。

賞金不足でダービーは現状厳しいですが
成長を促す期間と捉えていただけると、楽しみが増す予感です。


トーセンラー。

あの展開でよくあそこまで詰めた、という感想です。

1、2、3着馬との違いを感じているのは胴の長さ。
前後のパワーを伝えやすい短い胴で
ぎゅんと加速して登坂してきたのが上位3頭ですが
トーセンラーは後脚を引き付ける胴の長さと深さ、柔らかさで
大きなストライドを実現する走法。

展開も馬場も向かないだろうなー、と思っていたら
直線を目いっぱい使って追い込んできました。

計時された上がりも特筆すべき数字ではありませんが
もう少し硬めの馬場、あるいは自身にもうひとつパワーがつくなら
要注意すべきでしょうね。

接地の角度に加減のないダイナミックなフォームなので
脚元に何事も起こらなければ楽しみです。



最後に、ナカヤマナイト。

ちょっと期待外れの感がありました。
この一戦だけでは評価を固めきれないのは確かですが。

G2を制しているとはいえ、緩ペースしか経験がなかったことは
ラップが締まったときにどうなるか未知数ということになります。

追い切りの僅差先着あたりでスタミナの底を
疑っておくべきだったかもしれません。

ただ、共同通信杯のゴール前。
グイと抜け出す姿は非凡な印象でした。
混戦の内からそのパフォーマンスが再現できれば、と。

したら直線入り口で外に出ているんだものw
あれあれそれは期待したコース取りではなくってよw
と残念な感覚で見ておりました。

期待外れと表現した理由は、そのあとの伸び脚。
なんというか、奥の深さというか
ここからもう一つ成長するのか、少し疑いを感じたんですよね。

個人的な心象なので、いい意味で裏切ってほしいと思っています。



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