2011.06.06


リアルインパクト、鮮やかな勝利でした。

スタートから絶好位にいましたね。
あの位置で追走して、レースの上がり35.0のところ
34.5でまとめられたら、後ろから来るのはなかなか。

54kgの斤量も味方したでしょうが
キャリアの少なさ、1勝馬であること(!)を考えると
差し引きできるのではないかな、と。
ウマ自身の地力が引き寄せた勝利、と受け止めています。


鞍上も中央G1初勝利。
川島厩舎とともに南関重賞を絶賛独占中ですが
その勢いそのままに、という印象です。

大井記念のイニシアティブのとり方は
現地で見ていてびっくりしましたしね。

気づいたのはテン乗りに関して。
この春、テン乗りでのG1制覇は今日の安田記念と
NHKマイルのグランプリボスのみ。
テン乗りの難しさ、翻せば継続騎乗のアドバンテージが伺えます。

持ち上げすぎ?いえいえw
南関所属からの中央での騎乗。
テン乗りの経験値がしっかり活きたものと察しています。



先行争いは予想通りの3頭、かと思いきや
ビューティーフラッシュは深追いしませんでした。
行ききらなければ勝機がなくなると思っていましたが
その読みは外れていなかったようです。

そして先手を取りきったシルポート。
勝ちウマにプレッシャーをかけられながら、前半3ハロン33.9。
ここ2戦より厳しいラップになりました。

その分でしょう、坂を上がったところで目いっぱいに。
G1の前半を負荷少なくマイペースで、というのはさすがに難しい注文でしょうね。


ジョーカプチーノ。

シルポートを見ながら、直線まで相当慎重に進めていました。
が、結果的には勝ちウマの目標になってしまった格好です。

1200mを使ってきたことでスプリントモードになっているかな。
古い記憶ですが、ヒシアケボノが近い内容で惜敗していたような。
あの時は逃げだったはずですけどね。


クレバートウショウ。

本命でした。
まさかまた同じ詰まり方をしてしまうとは。。。

確かに、終始外からリアルインパクトに
被せられていたのは厳しい展開だったと思います。
いいスタートだった分か、3コーナー付近で
かかり気味になったのをなだめた時間も悔やまれます。
が、もうひとつ講じる策、なかったものかなー。

リアルインパクトの位置にいられたら。
あぁ、このタラレバは言いたくないですねーw


ストロングリターン。

1番枠でなかったら。
予想の段階から、その印象に尽きます。

スタートで好位をとれない場合、
必要以上に位置取りを下げてしまう懸念があり。
その懸念がかなり現実化してしまった印象です。

鞍上のパフォーマンスはもう、十分でしょう。
結果だけ、伴いませんでした。

本人は悔しがっていたという報道。
こういってはヘンですが、頼もしく思いました。
次走は秋になるでしょうか、引き続き乗ってほしいです。


スマイルジャック。

近くて遠いG1のタイトル。展開に抗しきれない惜敗でした。

位置取りが後手になる展開はストロングリターンと同じ。
わずかに外枠の分、そして鞍上の意思が重なった結果
大外というコース選択に。

3コーナーあたりは、ほとんど同じ位置にいましたからね。
映像を見直しながら、枠順の妙という言葉に行き当たりました。




最後に、アパパネ。

中2週の疲れ、でよいのだと思います。
着差が開いたのはラスト100mに無理を要求しなかった分でしょう。

アパパネが結果をだせなかったことは
ひとつの物差しを生む予感がしています。
すなわち、ヴィクトリアマイルから安田記念のローテーションは
トップフィリーのスタンダードにはなりにくい、という常識感覚。

連勝は、ウオッカ級じゃないと無理。的な空気になる予感ですね。
今後、チャレンジ精神が阻害される常識感覚なら
あまり歓迎はしないところです。


春のグランプリ。コースレイアウト的には向いてると思っていますが
秋まで休養とのこと。陣営の判断、見事ですね。

秋の大記録に期待がつながりました。


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