2011.08.28

世界陸上の男子10000m決勝が非常に面白かったです。

…いやいや、ちゃんとケイバの話につながりますよw

自分がテレビをつけたときは、チャンピオンのベケレが途中棄権したあたり。
それまでは1000mごとに5、6秒上げ下げするような
スタミナを削っていくラップ構成だったようです。

その後の、特にラスト2周(1周は400m)を切ってからが見ごたえありました。
スパートに向けて少し緩んだペースから、有力選手のファラーがじんわりと仕掛け、
残り500mからは完全にギアを上げてロングスパート勝負に持ち込む格好。

ただジェイランという選手だけが、5馬身後方(笑)で必死の追走。
残り1周を切ってじわじわと差を詰めながら、
ゴール前50mで鮮やかにファラーを差し切っての金メダル。
俗にいうデッドヒート。力がはいりましたねー。



人間だと「折り合い」に不安のない分(そりゃそーか)
戦略的なラップを踏むことができます。

またトラック競技であれば、ラップタイムを語るポイントが
持ちタイム(実力)と相手関係くらいに絞られますので。
期待より遅ければ、レースがスローか、コンディションの問題か
いずれかと判断できるでしょうからね。

あたりまえと言えばそうですが、そうはいかないあたりが
ケイバだなーと。

机上の計算が通じたり通じなかったり
しますからね。




はい、新潟記念ですw

勝負のポイントはナリタクリスタルが
単独2番手を確保できたことでしょうか。

サンライズが行く姿勢を見せた際に
他に反応するウマがいなかったことで
少し抑えるだけで労せず2番手を確保できました。

この時点で、レースのイニシアチブを
ほぼナリタクリスタルが握った形に見えました。
正直、ほぼ勝ったなと思って観ていました。

サンライズベガが不用意なロングスパートをするイメージもなく
ナリタ自身の調子も悪くは見えませんでしたからね。

あぁ、きれいなスタートでしたねーw
決め手はスタート、でもいいかもしれません。



自分のタイミングで仕掛けることができたのは
ナリタの鞍上だけだったのではないでしょうか。

終始エンジンをふかしつつ残り200m手前で鞭を連打。
先頭に立つと気を抜く癖から、ギリギリのスパートを選んでいました。

サンライズの鞍上もこれを見越した上での仕掛けに見えました。
少し距離をおいたままゴールへなだれ込むのが理想だったと思いますが
そうはさせなかった武豊、なのでしょう。
結果サンライズベガは「仕掛けさせられた」形になりました。


一方、他の有力馬もひとつ早く仕掛けざるを得なかったでしょうか。
前にはセーフティリードを生み出した2頭がいましたから。

ナリタの気性を考えて前半深追いできなかった、という理由づけも可能でしょうが
そういうウマを単独2番手で楽させてしまう展開もどうでしょう。

言葉は厳しめですが、後手、ですね。
後手にならざるを得ない差しウマが揃っていた、という理解でよいように思っています。
3、4着の鞍上。追う姿に懸命さは伝わってきましたが
武豊のヘッドワークが一枚上手でした。

あー、これを後方から差し切れるウマなら
G1戦線でも一定の期待はできると思います。
今日はいませんでしたね。



そうそう、今日は勝因を語るために
ラップ分析をするレースではないと思っています。

道中のラップは差しを意識してハイラップをけん制したことが大きいですし
上がりのラップは、気を抜かせないための勝ちウマの仕掛けのタイミングがありましたから。
数字とフィジカルが直結する内容ではなかったでしょう。

差しウマの敗因も分析しづらいかな。
この展開でどれだけ切れるか、という点では参考になりますが
レース通してのパフォーマンスでいえば
能力がスポイルされて着順に反映されなかった、と捉えるほうが妥当でしょう。


こういう締め方は好き嫌いがわかれるでしょうが
それだけ勝ち方が鮮やかだった、と思っています。

以前から、このウマはスタートしてみないとわからない、とコメントしていた鞍上。
ヘッドワークは健在ですね。
お見事でした。




…先ほど、陸上男子100m決勝でボルトがフライングにより失格。
衝撃の結末と言いますか、フライング一発で失格するような
ルールの目的がわからないと言いますか。

いずれにせよ、スタートは重要ということでw



追記:
そういえば、陸上男子100mでクリストフ・ルメートルという選手がいました。
なにやら聞き覚えのある響きですねw

エイシンフラッシュ、楽しみですw
違うって?違わないってw
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