2011.10.02
カレンチャン、力強い登坂でした。

なでしこパワーかどうかは謎ですが(どうなんでしょうねーキャッチコピー的に)
自分の予想以上に、しまいまで確かな脚でした。

レースラップです。
12.0-10.2-10.8-11.2-11.5-11.7。

2ハロン目からじりじり下がるレースラップ。
決して速すぎることはないですが
緩みのない厳しめのラップでした。

その中、カレンチャンは控えた、というより
思ったより前半行き脚がつかなかったように見えました。

3コーナー手前からエーシンヴァーゴウの真後ろに。
そのまま4コーナーではそのひとつ外を
ロケットマンを塞ぎつつきれいに抜け出してきました。

前半の運びは結果オーライの感もありますが
直線の伸び脚は地力の証。お見事でした。

そうそう、ペースこそ違え、コース取りと抜け出し方は
2008年、スリープレスナイトのそれでした。
是非、映像を観てみてください。
同じクロフネ産駒だけではない既視感を味わえると思います。


大きな問題がひとつ。
ブラックキャビアと並ぶ、世界屈指のスプリンターを
破ったウマの名前、カレンチャンは
他国ではどのように響くのでしょうw

いやいや、余計な心配ごとが浮かびますですよ。
チャンてなに?的な、ねw

「KURREN CHAN」が英名のスペルですから
マイケル・チャンとは似て非なる単語ですしw
あー、往年のテニスプレーヤーの名前ですね。
チャンはCHANGですので、違うなとかw



ビービーガルダン。

今日の一方の主役と思っています。
10分以上遅れたスタートによって
集中力に影響の出たウマは少なくないと思います。

強いて責任を問うとしたらゲートでの所作になるのでしょうが
この半年以上に渡る、鞍上による再生への手ほどき。

放馬後、内ラチ沿いを8割程度の力で伸びやかに駆ける姿は、
暴走と表現するには的外れでしょう。
ギャロップができなくなり、疲労がたまった後、
自ら輪乗り地点へ向かう一連の動作は、終始理性的に映りました。

きわめて行き届いた調教があったことを示唆していると思っています。
もちろんウマ自身の賢さも合わせて。

競走除外。人気薄でしたから目立った怒号はなかったでしょうか。
個人的には鞍上が責めを負う必要は少ないと思っています。
とても惜しまれる、見事な、Walkoverでした。



ロケットマン。

そのスタート延期の影響を受けたような気がしています。
が、それ以上に日本馬の包囲網がありましたね。

前半はヘッドライナーの外からの押圧に怯み気味。
3~4コーナーではその後ろから合わせてきたエーシンヴァーゴウに、
4コーナーから直線にかけてはカレンチャンに、
順に被せられて進路が開かず。

こう書くと不運が重なったようにも見えますが
これを割って進出できなかった時点で
端的に力負け、というとらえ方も可能かと思っています。

次回公開されるサラブレッドランキングで
このパフォーマンスがどう評価されるか。
これによって日本馬のランキングが相対的に上がるかもしれません。



エーシンヴァーゴウ。

ウマの出来もよく、掲示板は堅いだろうな、と思っていました。
結果、走破タイムは前走と同じ。
展開を考慮するとセントウルS以上のパフォーマンス、でよいですね。

見るべきは鞍上のコース取り。
外からロケットマンを絞り込む姿は頼もしかった。

アウェイの洗礼、という言葉を用いるのは
たいがい日本が受ける側にまわっているケースが多いのですが
今回はしっかりシンガポール最強馬に示すことができていました。

結果的に先着しましたしね。
全国リーディングの数字を裏打ちする内容だったと思います。



最後に、ダッシャーゴーゴー。

終始、いつものハミを奪い取るような勢いは
見られませんでした。

ビービーガルダンの時間に関係なく、
覇気が消えていたせいだと思っています。

パドックで自分よりボス的な存在を感知したのでしょうか。
自分には萎縮しているようにも見えました。

折り合いに不安がなければ、前半は
気合いをつけて追走している状況だったとっています。
これが悪いきっかけにならないことを祈ります。

あー、根拠不足なそれも悪い意味での「カン」なんですけどね。
二度と充実期を迎えられない、というウマをたくさん見てきているせいですね。
いい状態で香港で観られるなら、最高です。






さぁ、あと2時間を切っております。

最内と大外という極端な枠は何の陰謀なのかw
アウェイの洗礼?跳ね返せばよろしいのです(キリッ

このあとは、JBISのコラムと
CSの中継を観ながらロンシャンへパワーを送る(?)予定ですw

期待していますよー。


佐藤哲三、鎖骨骨折とのこと。
非常に残念です。。。

先ほど放馬後の理性的な振る舞い、と投稿しましたが
そもそも放馬しないことが理性的な振る舞いですものね。

起こってしまった後の所作に見るものと
そもそも論は別。そうですね。。。

ケガの具合、心配です。
アーネストリーの行方も心配です。


10/4追記:
鎖骨ではなく肋骨でした。失礼いたしました。
しかし6本という報道。心配は増しています。。。

エスポワールシチーは松岡に決まったようです。
マーチSを思い出す限り、然るべき代打と受け止めています。

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