2011.12.17


昨夜、Twitter界隈で盛り上がっていたのは
ジョワドヴィーヴルの1ハロンの完歩数について。

24?25?てゆーか、みんな完歩を数えてるのね?
日夏さんのつぶやきから化学反応が始まったようです。
(超絶おやじギャグの件は失礼しました。おあいこですねw)


今回が特殊だったのかな、Twitterでの議論は
いったん着火してからの深化ぶりがすごいですね。

自分は半分興味本位で、JCダートでのクロフネは
完歩数は少なかったはず、とつぶやいてみたのですが
大型馬の相対的なストライドの大きさと
相応の筋力の強さが必要かなー、とさくっと応答が。

同時進行で別の方が、ジョワド新馬戦の丁寧な動画を紹介していたり
バテた際はピッチが落ちるのではなく
完歩幅が狭くなる、といった見解を披露されていたり。

半笑いさん参戦後は、ディープのハロンあたりの完歩数が
キャリアを重ねる中でむしろ縮まっていったという見解も飛び出したようで。

なんかもうレベル高いわー。





良性の刺激的な議論だったので、
いろいろ浮かんだことを書き散らしておきたくなりました。

…そういえば、南関にシゲキテキテキーラってウマがいましたねw
早口で繰り返し発音すると、ほらあなたも及川暁さんw
やっぱり刺激が強すぎたんだーw





ディープの走法の話。

当時のJRA総研の研究結果は、四肢のいづれかが接地している時間が
他馬より長い、いわば「飛ぶ」というより
地をはうような走法である、という見解でした。

完歩が大きいということは、相対的に四肢がすべて宙に浮く
いわゆる滞空時間が長いはずですので
間断なく順に接地して滞空時間を抑える方に進化したディープの走法とは
少し特徴が異なりますね。

例えばブエナビスタは、トップスピードに乗った際は
ピッチ走法になっていますよね。
昨秋のパフォーマンスはその最たるものだと認識しています。

完歩の大小だけでパフォーマンスの高さを語るのは難しいですね。
そのストライドでコーナリングは大丈夫?といった
「適性」を議論するうえで必要なファクターという認識でした。

これもTwitterでさくっと議論されていました。
さくっとだからすごいなーと思う次第です。


…あー、ひょっとしたらディープは、ストライドもピッチも、という
とってもよくばりなフォームを身につけていったのかもしれませんね。




ストライド走法の場合、滞空時間からの接地の瞬間は
必然としてブレーキになります。
そしてブレーキの際の衝撃はどちらかの前肢にかかるはずです。

筋力の強さが大きなストライドからのスピードを担保するわけですが
結果、接地時の衝撃も大きくなるわけで。

先ほど例えに出したクロフネは、このストライドを持って生まれた時点で
脚元への過剰な負荷、というリスクを孕み続けていたと言えそうです。
あー、関係者を揶揄するつもりは全くありませんし
むしろ鍛えることへの挑戦には大いに敬意をもつ次第ですが。

なんでしょう、車に例えるなら
エンジンのパワーが増した分、シャフトが耐えられなくなった、という感じ?
詳しい方、ツッコミプリーズです。

極端なストライド走法ではありませんが
フジキセキ、アグネスタキオンなどは
このパターンだったのではないか、という邪推をしています。



…ちょっと踏み込んじゃったので書きます。
こうした不慮の事故について原因分析への議論を
タブー視する流れはあってほしくないと思っています。

最終的に事故がより少なくなることを願ってのこととご理解ください。
単なる非難もやりすごす配慮も、事故の減少にはつながらないですからね。

あぁ、発言の機会を選ぶという配慮なら必要と思います。

キングカメハメハの引退直後、
ウマ科学会のセミナーにゲスト出演したトレーナー。
マスコミの質問がえげつなかったのを思い出しました。

競馬を消費するだけの質問。
あれはない、と苦々しく聞いていました。





完歩の話でしたね。

そのトレーナーつながりですが
以前、クロフネとブロードアピールが
坂路で併せている画を見た覚えがあります。

いや、壮観でしたよw

かたや究極のストライド走法、クロフネ。
こなた究極のピッチ走法、ブロードアピール。

どっちのフォームをどうしたかったんでしょうwww
クラクラしながら映像を眺めたように記憶しています。

…ちょっとうろ覚えなのでアレですが。
自分の妄想だったらごめんなさい。





最後に。

ちょっと前の投稿で自分も及ばずながら試みたのですが
人間の陸上競技で用いられる運動効率の分析や
トレーニング理論などを転用できると
完歩の問題はだいぶ深まるのかな、ということ。

するってーと、こちらが参考になりますでしょうか。
http://www.equinst.go.jp/JP/arakaruto/keibabook/keibabook.html

以前ブックで連載していた記事をWebに転載しているものです。
JRA総研のサイト、奥の方にありましたw

自分はまだ全部読んでいないのでアレですが
完歩というより走法全般にわたって
いろいろ参考になる研究が詰まっております。

ご参考になれば幸いです。
自分も読み進めます。





さぁて、土曜は会社の方を
中山でエスコートする予定があります。
寒いらしいですねー。

風邪をひかないように
カイロは腰に貼りたいと思いますw


関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://keibadecade.blog98.fc2.com/tb.php/473-49f60b8d