2011.12.25

週末にかけて、北日本と日本海側はけっこうな大雪。
ですが関東地方は寒いながらも晴れが続いています。

一年の締めくくりですから、やはり良馬場がうれしいですね。



今年は出走する人馬に関して、週頭から
ずいぶんざわざわとしておりました。


まずは乗り替わりの件。
以下のような顛末ですね。

ヒラボクマジックでの斜行による横山の騎乗停止
→ペルーサの鞍上にアンカツ
→アンカツが乗るはずだったレッドデイヴィスに武豊

つっこみ可能なポイントが多数、ではありますが
こと有馬の予想という観点からは、
起きた事実を前提にスタートすべきでしょうか。
自分はヒラボクの単複をもって中山でしゃがみこんでいましたけどね。。。


マイネルキッツ回避。

ステイヤーズSの勝ち方から展開のキーになると見ていましたが、残念。
継続騎乗でどんなパフォーマンスを魅せるか、見たかったですね。


ペルーサ出走取消。

最終追い切り後の、冗談のようなインタビュー。
ジョッキー、トレーナーともに
ちゃんと走るかはウマに聞いてくれという軽い脱力トーク。

取消の理由はざ石ですが
やはり精神面に多分に支障があるようです。

年間のG1の数は急に増減しませんので、タイトルホルダーも限られます。
翻せば、未完の大器の大半は、未完のまま終わるわけで。

残念な取消となりましたが、個人的にはダービー本命馬。
どこかで好転してくれることを願います。




…今年は出走前にいろいろありましたね。
さて、ようやく出走馬の話に移れます。

やっぱり13頭は少ないかな。ただ外枠不利の緩和は
考慮しなければいけないファクターになったと見ています。



ブエナビスタ。

ここにきて感じること。
馬体の固さと身の入り方は、ブエナに関しては相反するようですね。

この秋の天皇賞のパドック。柔らかく見えたんですよ。
ただ(着順ではなく)パフォーマンスという点ではJCの方がよく見えましたし、
追い切りはこの秋一番と見えましたし。

仕上がるほどに固さを感じさせるのは
不思議な感覚ですけどね。

ちなみに追い切りはブエナなりに弾んでいましたね。
後ろ脚のキック、の戻しがこれまでよりシャープになった印象です。

問題は最内枠でしょう。
これが今回の展開のキーと思っています。

今回のメンバー、そしていまの馬場状態からして
スタートから前々の内々にポジショニングしたいウマが
外から押圧してくるはずですから。

何頭前にはいられて、何頭分後ろにポジショニングしてしまうのか。

あるいはブエナ自身が出していく可能性も、今なら十分ありですね。
鞍上も位置取りを度外視することはないでしょうし。
そうすると3歳時の有馬記念に近い展開?

あの時はアンカツの後方一気に批判的な論調でしたから
枠順も相まって鞍上のやるべきことが事前に決まっていた感がありました。

まだ読み切れてませんけどねー。

少なくともブエナは中山苦手、という論調はざっくりしすぎと思っています。
中山の巧拙ではなく、小回り他頭数で追い込み切れないという特徴を語るべきかと。
秋華賞時を思い出していただければ。
あの時よりは器用ですよ、きっと。



オルフェーヴル。

中山を経験していない3冠馬、というとても稀有な存在。
このあたりがオッズにも微妙なニュアンスを与えているようです。

圧倒的な瞬発力が中山向きでない、という論調を目にしましたが
なんというか、特にこの秋は距離延長を見越して
折り合い重視の戦略を取っていましたから
そりゃ自然、ラストの瞬発力を活かす展開になりますよね。

結果、スタミナの底というか、スピードの持続力について
議論の余地を残す格好にもなっていると思います。

オルフェーヴルのスタミナの底、は
展開を読むもう一つのカギですね。
自分は心配いらないと思っていますよ。フフッ。

心配なのは折り合いですね。
どんなペースでもロスには違いないですから。

追い切りでもちょっと不安な素振りはありました。
一周前追い切りよりも中間のラップが速くなり
トータルのタイムは同じ。

登坂途中で早く気持ちを発散したいような加速。
鞍上は無理にブレーキを踏みませんでした。
しっかり運動させる方を選んだようです。

これで力みが取れているといいですけどね。
心身とも充実しているのは間違いないと思います。



トーセンジョーダン。

この秋、どこで調子が落ちるのかと思っていました。
まだまだ絶好調ですね。上がり重視とはいえ、凄い追い切りでした。

外々を回すことを避ける点で、今回もスタートから
先行気味に展開することになるでしょう。

そうすることで持ち味も活きますし
オルフェーブルより前、ブエナビスタに蓋、という
展開の利点も確保できますからね。

優駿の記事にはすごい内容。
トレーナーはジョーダンのフォームがタペタに向いていると
ジャッジしているようです。

来春のドバイを見据えているとは。
でも「弾む」エクイターフを「叩く」ようなフォームは
タペタでも合いそうな予感。

いまの中山もエクイターフを張っているようですし。
2強ではない、という印象です。



レッドデイヴィス。

すさまじく評価の難しいウマですね。

3歳時のグラスワンダー。あの頃の無垢な自分のままなら(謎)
素直に飛びついていたかもしれません。

間違いないのは、シンザン記念を物差しにしては
いけないことでしょう。

鳴尾記念のラップです。
12.6-11.1-11.4-12.1-12.0-11.7-11.5-11.0-12.2。

開幕週の速めの馬場であることを差し引いても
後半の加速ラップを外々をまくる展開。
11.0の時点で交わし切り12.2で押し切る内容は
良質なスタミナを示している可能性がありますね。

初物尽くしではありますが、
トーセンジョーダンやヴィクトワールピサが
後半のペースをおあつらえ向きにしてくれる可能性を見ています。

鞍上のことですから、スタートから
無理に出してはいかないでしょうね。

レッドが相当の資質を発揮した場合
オルフェーヴルとの位置関係が
ひとつのキーポイントになると見立てています。


重要なつけたし。土曜のBS11でのホソジュンさん。

デイヴィスの性別についてですが
かなり過激な言葉を選択されてらしていましたw
公共の電波で「○○をとっちゃったのは」との発言は
なんといいますか、雄々しいでいいのかなw



ヴィクトワールピサ。

ドバイWC勝ちウマが天皇賞馬より人気が下とは。
本来なら圧倒的に中心にいるべき実績ですけどね。

やっぱりあのドバイも昨年の有馬も
特殊な展開なんですよね。

鞍上が同じであることが奏功するでしょうか。
出遅れ傾向が変わらなければ、スタート直後に
勝機が無くなってしまう可能性があります。

うまくスタートできれば、ブエナビスタを塞ぐように
先行するイメージではおります。

追い切りではかなり負荷をかけていました。
JCのパドックは淡々とした印象でしたから
どちらかというと闘争心をかきたてる内容だったかな。

やはりデキがよかったのは中山記念の時かなー。
あのころに比べると、という評価が動かせずにいます。



あとはヒルノダムール。

追い切りを見る限り、JCは回避して正解だったのでしょうね。

馬券対象というよりは、鞍上の
内々での立ち回り方が気になっています。





ふう。こんなところでしょうか。

久しぶりにゆっくり考える時間が取れたので
思う存分、没頭させていただきました。


各馬への思い入れも千々に乱れております。
1年の総決算ですからね。


昨年単勝を託したルーラーシップを
今回は見限らないといけないのかー、とか。


直前で代役が回ってきた第一人者への応援の気持ちもありますね。

あー、でも。あの判官びいきモード込みの
JRA・G1記録保持願望という語り口には
ちょっと賛同しかねておりまして。

気持ちはわかるんですけどね。
どちらかというと当人に失礼にあたる、と感じている次第です。
贔屓の引き倒しかもですが
判官びいきを必要とするほど衰えてはいないでしょう。

だから怖いんですよね、デイヴィスがね。



優駿の記事で「3冠」の価値を保持していくことの
重要性を語る池江トレーナー。
その気概に打たれているところでもあります。
純朴過ぎ?否定できませんなw

個人的には菊より凱旋門でも、と思っていたのですが
クラシック、という概念はこのように守られるものかも、と
改めて気づかされたといいますか。

「3冠」の価値、結果で体現してこその保持でしょう。
いまのところ、その気概に思いを託してもよいかな、などと
思っているところです。




明日は、現地で目撃しようと考えております。


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