2012.01.22


さて、気になったのは若駒Sの内容。


5頭立ての枠を見ての第一印象で、ゼロスだと思っていました。
ワールドエース2着づけの馬単1点で十分だろうと。

そのあと翻意しちゃったんですよねw
ひょっとしたらワールドが先行できるのでは、と
希望的観測が湧いてきてしまいました。

馬券的には完敗ですね。スタートして数完歩で
ほぼ終わったと思いましたし
向こう正面でさらに絶望感が深まりました。


ワールドエースの取りこぼし、と感じてしまうと
陣営や鞍上の戦略にもケチがつくでしょう。

厳しい見解かもしれませんが
このタイミングで折り合いを重視して
結果が伴わずにクラシックに間に合わなければ
そこまでの逸材だった、ということだと思っています。

予想と馬券、という観点でいえば
そのウマを信じて本命に推した自分自身の見立てが甘かったのです。
少なくとも自分はそう受け止めています。
あ、アクシデントによる敗北は別にしておきますね。




人気馬のスローの差し損ね、という展開に感じる問題は
むしろ観ている側にあるのだと思っていまして
端的に言うと「観てておもしろくない」ことではないかとw

ことクラシック戦線に関しては
強いと見込んだウマの、才能の開花する瞬間を見たいという
ファンのマインドは少なからず働いていますよね。

だからこそ多数の人間が1.2倍の単勝を
握ったのではないかと思うわけです。

あくまで外野の邪推ですが、おそらくどの陣営も鞍上も
クラシック戦線で「捨て」レースを作りたいとは思っていないでしょう。

ただ、一戦必勝のモラリティや、適性と番組、3歳春からの逆算の結果として
取りこぼしがあっても仕方がない、というマインドはあるかもしれません。



たとえば、レースでしか教えることができない、という
現場の実態を汲む方法として
賞金が条件戦より低いオープン戦を組んでみるのも
ひとつの手かもしれません。

安い賞金のレースに出るわけですから
力のあるウマは「メイチ」にはできないでしょうし
ファンはすべて「織り込み済」で馬券を買うという
スタンスを取りやすくなります。

番組編成にいっそうの絶妙さが求められますが
観る側がしらけるレースを生まないようにするには
こうしたクリエイティヴィティを期待したいところでもあります。
無理?


上記のような、いわゆるコンディショニングレースだったり
逆にブリーダーズカップやドバイミーティングのような
お祭り開催をつくるなり、これまでにないメリハリを
番組にもたせるよう検討してもいいかもしれません。

お祭り開催と表現しましたが、この日は競馬の日、というような
わかりやすい開催が欲しいという発言は、
ほかならぬ騎手会長がしていましたw

自分は賛成します。
ウマドンナより?ビギナー向けの導線になるはずですので。
下の世代やファン未満の方に訴えるものがないと
本当にケイバがなくなってしまうかもしれませんからね。

関係者もファンも弛緩しないような番組づくり。
難しいでしょうがトライしないと生まれないでしょうから。
理想論過ぎるかなw




…いつのまにか議論が飛躍してしまったので
元に戻しましょうか。

気になったこと、もうひとつ。

自分はゼロスの逃げ切りもワールドエースの差し損ねも
one of themと思っています。
こういう展開もある、と。

問題は昨年のJRAリーディングジョッキーのパフォーマンス。
折り合いを重視したことは承知の上ですが、
勝負に淡泊、と映ってしまいまして。

どのクラスでも、ウマの力に逆らわなければ
ある程度結果がでる騎乗馬が回ってきている、という
現状はあるのでしょう。これは揶揄するものではありません。

そのうえで、どこで勝負しようと思っているのかが
素人目(=自分のことね)には伝わらない、という
レースが散見され始めている印象があります。

今日のテレ東の中継でジョワドヴィーヴルの特集がありましたが
インタビューのなかで「誰が乗っても」という発言があり。

あくまでジョワドヴィーヴルの強さを
表現するための比喩でした。
その点ははっきり前置きしておきます。

ただ、個人的な印象として
そのなかに本人の諦観が覗いたような気がしたんですよね。
ジョッキーとしての恣意性を過度に低く見積もるような諦観。

若駒Sについても、いたずらにセオリーを壊すような
騎乗をしてほしいわけではないのですが
スポイルされてしまったなりに位置取りや仕掛けどころでの
野心的な抵抗が見えない印象がありました。

ダラッと早仕掛ける癖がつくよりはいいと思います。
4コーナーで極力外を回らない工夫もちゃんと受け取っていますよ。
でもなー。



…うーん、これ以上の表現はいったん留めましょうか。
あぁ、これも「観てておもしろくない」につながる話ではありますね。

いろいろな思いを込めて、福永だから勝てた、というケイバが観たい。
と申し上げておきます。

きっとそれは、後で振り返っても
ワクワクするレースになっているでしょうからね。


関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://keibadecade.blog98.fc2.com/tb.php/492-35cff647