2012.02.19

土曜のヒヤシンスS。
日曜の参考に何度か映像を観返しました。

フリートストリートの上がり3ハロンは12.9-11.9-12.7。
先行馬群のひとつ外を豪快に差し切る姿はなかなかですね。
ただ、ラスト1ハロンの失速の大きさ。
馬場の重さとも3歳春のスタミナとも考えられます。

馬場状態から上がりが少しかかるようであれば
仕掛けのポイントが少し早くなると見込んでいるため
先行するトランセンドに有利に働くとみています。

うーん、トランセンドが磐石かもしれませんね。



みやこSと平安Sに見る相違。
出来落ちはないであろう追い切りの伸び。

府中の南部杯、前傾した逃走ラップ。
かつて制したフェブラリーSのラップバランス。

さて、武豊の戦略はどうでしょう。

馬場が軽ければエスポワールシチーの可能性を
無視できないと思っているのですが
いずれにせよペースの鍵を握ることにはなりそうです。



ここからは完全に読みになります。

エスポワール、逃げるか否か。
鞍上はこだわらないように思います。

緩まないラップで4コーナーをニュートラルに乗り切り
坂下でエンジン点火してラスト1ハロンを押し切る。
ラップバランス的には2年前の再現を狙うのが妥当な戦略ではないかと。

ペース配分の戦略でいえば、頼もしい鞍上と思いますのでね。

問題は9と15の馬番の差。
その間にいるウマ、特にトウショウカズンの存在が
トランセンドが先手を取るための大きな障壁になると見ます。

前半3ハロンまでにトランセンドがどこまで無理をするか。
向こう正面をじわっと使って2番手、というのが
自分のイメージです。が、どうなるかなー。

武豊と藤田でペースが破綻することはないように思うんですよね。
適度に抑制の効いた、後続をなし崩すペースが最適と判断し
そのような騎乗を実現できるジョッキーと見込んでいます。
…どうでしょうね。

内からケイアイテンジンの逃げ、という可能性もありますが
おそらく2頭にとってはくみしやすいペースになると見ています。



その他、気になったウマ。

前傾ラップを踏ん張るのであればダノンカモン、ワンダーアキュート。
ワンダーが来るには少し重めの馬場がベターと思います。
対して、前半が若干緩むのであればテスタマッタ。

シルクフォーチュンは善戦どまりかな。
前半がかなり緩む想定でなければ差し切りは難しいイメージでいます。

ワンダーアキュートは輸送の結果を確認しなければなりません。

穴はライブコンサート。追い切りはしっかりカラダを使えていました。




…うーん、それにしても
追い切りでのトランセンドの動きは
十分なそれだったんですよね。

逆らわないほうがよいという心の声と
直前まで戦っていそうですw


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