2008.07.02


個人的には、メイショウサムソンが取りこぼしたレース、という印象です。


鞍上のコラムではアサクサキングスに3~4コーナーで外に張られた、
というコメントがありました。直線の不利も含めて、
その分負けたというのは確かでしょう。

ただ、自分のポイントはそのはるか手前、スタート直後にあります。
外から押圧された際、鞍上は軽く手綱を引いていました。
その結果、ウマは徐々に番手を下げ、1コーナーでは
馬群の後ろを回すように外に出す形になりました。

なぜ下げすに踏みとどまらなかったのか。
メイショウの馬格と気性なら、それも可能だったはずです。
結果、中団からレースを進めることもまた可能だったでしょう。


ここからはお得意の妄想ですがw
鞍上にとって今年の宝塚記念は、凱旋門賞へのステップだった、のではないかなと。

超スローのスタートから直線の粘りあいになる凱旋門賞の展開。
それに合わせ、スタートから加速することをウマに教えたくなかった、というのが
個人的な読みです。

先行してくれ、という一部の声が耳に届いていないはずはないでしょう。
それでもあの作戦を取るのは、先を見据えてのこと。
鞍上は貪欲に、どちらの結果も得ようとした、のではないでしょうか。


それは、半分だけ賢明である、と感じています。

メイショウからすれば、ステップレースで本番を想定することは重要です。
問題はその舞台がG1であるということ。
トップジョッキーが自ら、自国のG1をステップレースにしてしまうのは
そのG1の価値は低いですよ、という宣言に等しいわけです。
もちろんそんなことは、自らの口から語ることはないでしょう。

肉を切らせて…、と言います。
あるいは、背に腹は…、でしょうか。

大きな賭けなのです。
これで遠征がなくなった場合、メイショウは「一兎も得ず」となるわけですから。

それだけ、先行して差し切られた、ディープインパクトでの敗北は
トップジョッキーの脳裏に深く刻み込まれている、とも想像できます。




ロックドゥカンブは、ただただ残念。

前後のバランスで走るウマが、この春のケイコでは
走り方が変わったように見えていました。

仕上がり途上と思い、特に詳細にその印象を掘り下げることはしなかったのですが
あるいは以前からウマには気になるところだったのかもしれません。

鞍上の、一旦重心が後ろへかかるフォームが…、など
思いあまった邪推はつきませんが、
まずは命があるだけよしと思っています。

…現役続行は可能なのか、腹を据えて見届ける所存です。



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