2012.04.30


ビートブラック、そして鞍上の積極策、お見事でした。

パトロールフィルムでもはっきり映っていますが
スタートからしっかりプッシュして
2番手のポジションを確保する所作。

ある意味、ここで半分は勝負が決まっていたかもしれません。
有力各馬の意識は後ろだったでしょうからね。

レースラップです。
13.0-11.6-11.3-11.7-12.4-11.9-11.9-12.7-12.7-12.7-12.1-11.9-11.4-11.7-12.3-12.5。

秀逸だったのは残り800mからの11.4ですね。
前半プッシュしているにもかかわらず
下りのロングスパートを選択できる胆力。

いや、冷静な洞察力というべきでしょうか。
レース後のインタビューでは高速馬場であることを
自覚していたようですし。

いったん上げたスピードが落ちにくい馬場、と言い換えれば
ロングスパートの粘り込みが奏功する発想も可能でしょう。
直線2ハロンを12.3-12.5でまとめることに成功しました。
これはウマの頑張りでもありますね。


セイウンスカイの菊花賞、アドマイヤジャパンの菊花賞、
クイーンスプマンテのエリザベス女王杯。
淀の外回りの長距離戦、前々で進めるウマが
どんなラップを刻むべきかは歴史の堆積に学ぶべきでしょう。

先ほど思い出して、以前の武豊TVで
横山Jがセイウンスカイ回顧をしている映像を観ていました。
まぁ、レース前に学んでおくべきですよねw

検討を始めてすぐのタイミングで、内枠に
買いたいウマがいないなーという結論に達しており。
馬券的には完敗でした。


石橋脩、初G1制覇。
もう言葉がありません。こんなレースなら買っておきたかった。

WINS銀座で残り100mからひとりだけ拍手をしていたのは自分ですw
人気薄の後押しがあるにせよ、すばらしい思い切りでした。



一方、オルフェーヴルの敗因については
TwitterのTLが凄まじい分析力をもっているので
まとめて割愛しようかなとw

ただ、それじゃあ日記にならないじゃない、と思い直したので
その周辺のあれこれ、書いておきます。


まず折り合いに難があって大外枠、という時点で
相当のハンデをかかえている前提があります。

今日の戦略は前にウマを置く後方待機でした。
前走からの顛末からすれば妥当な手続きではあります。
でもそれはシンザン記念の頃に教えていたもののはずで。

3歳春への手戻り?
陣営の深謀遠慮は不明ですし、たらればでもありますが
最後方を覚悟してでも前走から同じ戦略を取るつもりが
どうしてなかったのかな、と。

結果的に、前のペースがどうなっても
後方で折り合いに専念するしかない、
それ以上の戦略を駆使する余地のない状態で
臨まざるを得ないレースになってしまった、と認識しています。

というよりそこまでは事前に予想できておりました。
その限られた戦略の中で勝ちきることは出来るのか。
それは、1.3倍を託すには相当危うい状況ですね。

そう思ったのに、内枠先行馬で勝ちきるウマ、が
見当たらないとも思ってしまい
結果的にオルフェーヴルから買っていたのですがw


自分のおてつきは、ユニバーサルバンクの位置で
複数の有力馬が勝負しているイメージがあったことですね。

ヒルノダムールなりトーセンジョーダンなりが
もっと前で進めるのではと。
勝手なイメージだったのかなー。

有力馬が比較的前で進めることによって
各馬のけん制がいい意味でレースを締めるのでは、と
考えていたのです。はい、妄想でしたw

まぁ、パドックの映像でトーセンのテンションが上がっていったときに
いろいろ考えを組み立て直すべきでしたが無理でしたね。
あの気合ではスタートからがっつりプッシュはしにくいでしょうから。
こちらは自分が思っていたよりひとつふたつ後ろでした。


4コーナーで膨らんだことは直接の敗因ではないと思います。
それまでにリードを取られてしまう折り合いへの不安こそ
大き過ぎる敗因でしょう。

4冠の看板からすれば着順や着差は衝撃的ですが
こちらもこだわる数字ではないと思っています。



心身とも、今日のダメージが残らないなら
今後については楽観でよいのではないでしょうか。

正直、この後宝塚記念を圧勝してもおかしくないかなと。
兄のイメージに近づいているような気もしますね。

ただ、凱旋門賞。。。
まだブリーダーズカップのほうが合うかもしれません。
ターフでもクラシックでも面白そうだと思っています。
ロンシャンは陣営の悲願でしょうからね、可能性は低いかな。




最後に。

ルーラーシップ、香港で圧勝。

ジョッキーが替わるとスタートからプッシュして先行できてしまう感じは
日本のジョッキーの意識に危機感を訴えかけるでしょうか。

テクニカルには妥当な理由があっても
1番人気が勝負に一度も関わらずに惨敗する様は
シュートシーンのないサッカーとかわらない沈滞感を覚えます。

端的な興奮や関心を喚起しないエンターテインメントなら
残念な顛末を迎えてしまう気がしております。
問題視はすべきと思っていますが、さて。

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