2012.05.27


土曜の芝レース、やはり前残りの傾向が出ているようですね。

ラップタイムを観る限り、坂下のラップが最速になる傾向も。
ラスト1ハロンの失速は残せる範囲と判断しやすい馬場なのかな。

上位クラスのレースで少しでも溜めるラップが出現する場合は
3ハロンの末脚勝負になりそうなイメージを持っています。

決定的に内側を取らなければいけない、とも限らないかな。
ペース次第、仕掛けのタイミング次第では
外差しの台頭もあると見ています。



BSジャパンの番組を観ました。
福永祐一の特集ですね。

ダービー前日に特定のジョッキーを特集する企画は
勝負事に臨む流れとして微妙だなというのが
内容以前に引っかかってはおります。観終わった今も、ですね。

でも内容自体はなかなか。
特に昨年リーディングを争った2人の対談は
非常に興味深かったですね。

対談自体は皐月賞当日の夜だったそうです。
話題はワールドエースの序盤のつまづきから始まっていました。
頭を抱える福永とはっきり指摘しつつフォローする岩田。
2人はこういう距離感なのねw

いったん逃げると抑えが効きづらくなるよね、という話題も。
ブリランテの惜敗続きは自分で招いたことと言葉にしておりました。

どちらも反省を糧にダービーに向かおうとしていました。
その点は大変好感。
福永は後ろ向きなワードが多かったですけどw
こうやって前を向こうとするタイプなのでしょう。


対談とは別に、北橋、瀬戸口、両厩舎の解散後、
成績が落ちた時期についても福永本人がコメントしていました。

ジョッキーをやめる気持ちが切実に芽生えていた時期があったのですね。
救われた、という表現からそれを伺える構成になっていました。
エイシンドーバーでの重賞勝利、藤原厩舎からのフォローアップ。
本人なりの「捨て」と乗り越え方があったようです。

時に首を傾げざるを得なかった達観に過ぎるコメントの出し方は
このあたりに由来するのでしょう。

ジョッキーをしていくにあたってのバランス感を
媒体やタイミングはともかくとして
このタイミングでさらす決断をしたのなら
それはひとつ評価すべき腹づもりなのかなと感じています。



技術も存在感も理想形には及ばない。
それをわかっていてなお責任と立場を背負おうとする姿勢。

番組を観る限り、近々のアクションは
自分のポジションを繊細に察した結果であると見て取れました。

その行動自体がハナにつくファンもあるでしょうね。
本人からすれば、それもとうに折り込み済みのようでした。

でも。

前回ポストしたとおり、その責任への姿勢と
プレイヤーとして目の前の勝負に没入できるかは、
やはり別だと思っています。

岩田も対談の中で物足りなさをこめたような表現で
ちょっとだけ触れていました。

ここという場面でレースを支配する意思を
乗り馬を導く意思を躊躇なく示せるときが
名実ともにリーディングジョッキーと呼ばれるときか。

そして日付変わって今日のダービーが
その瞬間になるかといえば
まだじゃないかな、とも感じましたよw



それでも期待しようと思います。

ウマの充実はおそらくゴールドシップの方が上でしょう。
鞍上の状況判断能力は強力な後押しになるはずです。

爆発力の研ぎ方はディープブリランテの方が上でしょう。
1週前追い切りの映像が見つかりませんでしたが、
どうやら折り合いは当初の印象以上に改善傾向にある模様です。

各馬の勝負が早仕掛けを生むなら、
展開の利はヒストリカルにあるかもしれません。

ストレスの少ない先行策なら
トーセンホマレボシやグランデッツァも
あるかもしれないです。

そして手ごたえで見劣るような最終追い切り。
早い時計が実質2本という若干の物足りなさ。

それでも。
相手関係や臨戦過程に見え隠れするウィークポイントより、
鞍上がどれだけ意思的に勝利を手繰ることができるのか。

もちろん傑出した末脚を前提にですが、そこに賭けるのが
個人的にもっとも面白いダービーの迎え方だろうと
心が決まってまいりました。



今年のダービーはワールドエースでいきます。
共に一喜一憂するつもりです。




…あー、パドック見たらいろいろゆれるかもw
それも楽しみのうちだったりしますからねw


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