2012.06.24

4冠馬の仕上がりは7割とのこと。

追い切り後のトレーナーのコメントです。テキストで読んだ限りどういう意図があったのか汲み取りにくい印象でした。映像を観たらわかるかなと思って確認してみましたが、やはりわかりにくい。。。期待以上に上昇カーブを描いているというような素直な心情の吐露であるなら、前走後の調整過程は勝ち負け以前の状態、文字通りの立て直しであったと推察されます。Gallopの紙面パドックに見る毛づやの物足りなさと、肝機能の数値が芳しくなかったという情報(天皇賞後の報道だったと理解していますが)が、妙に相関しているように思えてしまい。7分の出来で出走に踏み切ったのは、相撲で言う「綱の責任」でしょうかね。

土曜の地上波中継、原良馬さんの4冠馬に対するコメントは「半信半疑」。端的にこう表現すればよかったんですね。追い切りを終えたジョッキーのコメントにもそのニュアンスを嗅ぎ取りました。鞍下に信を置ききれない池添にあまりいいイメージは湧いて来ないところです。

出走でのゴーサインが出た以上、こちらは買う買わないで表現することになりますが、こんなとき大川慶次郎さんなら「このウマに▲は失礼」というような表現をしたかな、とか不意に浮かんじゃいました。…そーか、チャンピオンへのチャンピオンとしての敬意。オルフェーヴルの周辺に感じにくいのはこれかもしれません。エストレーノを大切に想うトレーナーの心根を信じたいと思います。予想は別です。


馬場状態。

週中に大型の台風と強い梅雨前線が通過したことで、相当な重馬場を想定していましたが、土曜最初の芝レースは良発表。その後メインの米子Sまで、ラップタイムを観る限りは常識的な良馬場コンディションのタイムが計時されている様子。どれだけ水はけがよいんでしょうね。

ただ、新馬勝ちしたティーリーフ、鞍上は直線向いて馬場の中央寄りへの進路取り。内から4頭分を空けていました。確かに内を通ったウマは伸びず、外より蹴り上げる土ぼこりの量が多いように見えました。その後はどんどん外差し傾向に。米子Sのフラガラッハなんて、最後方追走から馬群の外を回して32.6での追い込み。どうやら土は掘れるけど根茎はしっかりしている、まだまだスピード馬場という認識をしたほうがよいのかな。場合によると日曜の午後あたりから内有利のバイアスに変わっていくかもしれません。漠然とした懸念って当たったりするからいやですよねw


追い切りの印象。

有力と目されるウマは、皆いい仕上がりではないでしょうか。名前を挙げておくと、エイシンフラッシュ、ウインバリアシオン、ショウナンマイティ、トゥザグローリー、ルーラーシップ。

ルーラーシップの調整が軽いとの指摘もありますね。競馬総合チャンネルのトレーナーへのインタビュー記事を読む限り、四肢の筋力のバランスが取れるようになるまでにずいぶん時間を要したようで。今年に入って軸がブレなくなってきたというコメント。胴長のウマは筋力がしっかり付くまで能力の発揮に時間がかかる認識ですので(漠然とした例えですが、シンボリクリスエス産駒とか)、このコメントはプラス材料と捉えています。あとはクレイグが直線外に出せるように乗るか、かな。

ダービージョッキーに手が戻ったエイシンフラッシュ。鞍上は騎乗停止明け、例の裁定の件がありますので期するところはあるでしょう。極端な外差し馬場が続くならショウナンマイティ、トゥザグローリーも面白そうです。ウインバリアシオンは1枠1番をどう裁ききるか。外差し馬場ならスタートからプッシュはしにくいかな。フェデラリストは自在性と時計の少ない調整を量りにかけて悩んでおります。


ペースはどうでしょう。

逃げ先行が揃っているのでハイペース、という見解をあちこちで見かけますが、スタートからブンブンうなっていくタイプは少ないのでそこまで速くはならないように思っています。中盤がゆるみにくく、後半で総合力を問われる展開ではないかなと。それを後方でひとつ外しているなら、1枠2頭が最後に差し込んでくるイメージも可能です。まだ決めずに日曜芝のレースをじっと見守りたいと思います。


そして、オルフェーヴル。

追い切りの映像を見る限り、脚の回転の良さは出てきたように思いますが、いい頃よりストライドが伸びていないような。。。 あの爆発力を担保していた筋肉を取り戻しきれなかった可能性を感じています。ほとんど買わないに気持ちが動いていますが、怖いのはオルフェーヴル自身の闘争心。ここにしっかり火がはいるなら。いや、どうかなーw 期待はもちたいんですけどね。肩周りの隆起を黄金色の毛づやが強調していた、あの躍動していたオルフェーヴルを見たいなぁと思ってはいるんですけどね。


最後に感慨。

個人的には、ダンスパートナー、エアグルーヴ、トゥザヴィクトリーの仔が、グランプリで相見舞える姿は感慨深いものがあります。全部、現役の姿を知っていますからね。あまり普段から「おじさんはね」という枕詞を用いない自分ですが(往生際が悪いともいいますなw)、この感慨はさすがにおじさんの形容に当たるのでしょうね。CMのグラスワンダーも懐かしいですし。あぁすみません、忘れてませんよ、クロカミもラティールもミスキャストも懐かしい限りです。そして、あくまで、予想は別ですw


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