2012.09.28


ふわふわとしたイメージの連関をさらりと。

望田潤さんのブログで面白い記事を拝見しました。
母のBold Rulerクロス - 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

記事の中で、今週末のスプリンターズSに出走するパドトロワ、ロードカナロアがもつBold Rulerクロスについて、次のようなコメントをされています。

決して急坂がダメってわけじゃないんですが、カレンチャンみたいに地面を強く掴んで走るのとは違って、なんというかこう地上をなめるようにサササッと加速してフワッと流れ込むあの感じ、そしてゴール前の急坂でちょいと勢いが鈍るあの感じ、これはやっぱりBold Ruler的やなあ~と私には思えるんですね


これを読んで、個人的につながるイメージがありまして。コーヒー豆のテイストの表現が近いなーと。へ?って感じですよねw



平日は会社近くのシアトル系カフェでブラックをバリバリ頼んでいるのですが、一方で週末はスペシャルティコーヒー豆を扱っているお店で少量挽いてもらったコーヒーを愛飲しておりまして。いやこれはもう全然違うのですよ、味の深みというか、舌の残り方というか、ほんとに。

そのお店で豆ごとのテイストの違いを説明いただく際の表現とつながっちゃったんですよね。

例えば「アーモンドの風味」「爽やかさとすっきりとした後味」「滑らかな舌触り」「温かい時はアプリコットの風味」「少し冷めてラズベリーのような風味」のような。なんかそれっぽいですよねw

品種のクオリティを突き詰めるという意味では似通った点があるのかもしれません。そして双方とも、真剣に対象と向き合い切った時にでてくる表現は、とても主観的で感覚的な言葉を選ぶことになるのかな、と妙な納得感を覚えています。

ラップタイムからそのパフォーマンスにアプローチする量的分析とは異なっていますが、こちらも競馬歴を重ねるほど「味わい」がでてくる楽しみ方と再認識した次第です。パドックに労を惜しまず通うのも、血統と馬体についての我流のテイスティングのつもりなんでしょうね。そうそう、あれは半分「味わって」いるんですよw



…怖くなってきたので、お断りをしますw

それっぽく語っておりますが、コーヒーのテイストにほとんどこだわりはありませんw 望んだテイストを追求して挽き方淹れ方に一家言あるタイプではございませんですw 全く詳しくもありません。上記の「スペシャルティコーヒー」という呼称もいまさっき調べて確認した程度。コーヒー通の皆様には大変申し訳ないスタンスなのですが、お店で説明いただいた中からその時の気まぐれで選んでいる素人でございます。

なんというもったいない、という評価もあるでしょうが、そのくらいじゃないとさらっと楽しめないと感じておりまして。なんというか、自分が心血を注ぐものばかりで身の回りを固めるのはちょっと肩肘を張りすぎかな、と。コーヒーのプロフェッショナルの厳選とガイドを信じて、自分の好みと、そしてお財布と相談をしつつ選ぶのがちょうどよいスタンスと思っています。はい、ライトユーザーです。



その意味では、血統の厳密なテイスティングについても、同様にプロの方の分析を待つ立場です。そりゃそーですね。上記の連関したイメージについても、あくまで楽しみ方のスタンスについて書いたつもりです。


個人的には、持った能力と育成、調教のほうがレースの結果に占めるウエイトは大きいように感じています。(高いレベルで)力が拮抗した時に初めて血統の差異が顕著に表れる、というイメージですね。先のコーヒー豆だと、豆の質よりも、ローストや挽き方、淹れ方のほうがテイストを左右しやすい、といった例えになるでしょうか。豆の質が問われるのはあらゆるプロセスが高いレベルを保った時なのだと理解をしています。

パッと浮かんだのは、ジャングルポケットのジャパンカップ。早すぎるくらい先に抜けたテイエムオペラオーを外から差し切る胴長の鹿毛。府中への適性、スピードの持続力。トニービンでなかったら、と思う瞬間の味わい。こういう時に感じられれば十分かなと思いますし、自分のようなファンがこう感じられるためにはプロの緻密な分析と研鑽が広く一般に伝わっている必要があるのだろうとも思っています。


…誰ですか、オリビエがカフェエプロンしてコーヒー淹れてる姿を想像してるのはw


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