2012.10.15


ジェンティルドンナ、ヒヤヒヤの三冠達成でした。

残念ながら、三冠達成の瞬間はリアルタイムでは観られませんでした。所用のためとはいえ残念なのは間違いありませんが、予想的には観ていなくてよかったと思っています。個人の印象とお断りした上ではっきり申しますが、9R堀川特別をリアルタイムで見ていたらジェンティルドンナを本命にできていたかどうか。。。 三冠ジョッキーには良いところがありませんでした。

福永のラシンティランテがスローの上がり勝負を鮮やかにまとめたのに対し、岩田のアナスタシアブルーは勝ち馬の後方で溜め殺しの格好に。折り合いを考えると不可抗力な側面があるとは思います。前走夕月特別はやはり折り合いに相当苦心しながら、早めの抜け出しをゴール前ハワイアンウインドに差される展開。これを踏まえての待機策だったと理解はできるのですが、大一番を前にしての印象としてはね。くしくも同じ勝負服ですし、ジョッキーの心理面から、これを観ていたら買いづらかったと思っています。


JRAのHPで映像よりも先にラップタイムを確認したのですが、その時の方がびっくりしました。…ふつうは確認の順番逆かなw だいぶこじらせたファンですねw お大事にw 間違いなく映像の方がエキサイティングなのにね。ラップから何が起きたかと確認を進めた次第です。相当な後傾ラップは以下の通りでした。
12.3-11.0-13.2-13.4-12.3-11.6-11.4-11.3-11.5-12.4。



ヴィルシーナの勝負。

鞍上には期するものがあったでしょう。1コーナーまでに行ききるアクションとその後極端に控えるメリハリ。2番手以降が膠着する流れをつくって主導権を握り、前残りに賭ける戦略。対ジェンティルドンナとしては怖いくらい積極的なスローを作り出したのだと受け取っています。

スローすぎた結果でしょうね、小牧の捲くりが発動してしまいました。地方出身ジョッキーならではの判断だったと思いますが、これは内田にとってどの程度の誤算だったのか。レース後半、狙っていたはずのロングスパートにはなったのでしょうが、一転してスパートのタイミングを計る難しさと背負ってしまいました。

直線は熱かったですね。右ムチしか打っていないところからして、外から来るはずのジェンティルドンナに照準を絞っていたのでしょう。一度前に出られてから差し返すように見えましたが、ハナ差届きませんでした。

ライバルと目されながらの、三冠すべて2着。陣営の悔しさを察しつつも誤解を恐れずに言えば、こういう単勝をもっていると堪能した心境になれるのではないかと、ちょっとだけうらやましく思っていたりもします。力を尽くして勝負してくれたという納得感、ですね。

たらればですが、他馬がヴィルシーナのイニシアチヴをけん制するのであれば、この隊列が決まってしまう前にアクションが必要になると思っています。チェリーメドゥーサが捲くりきったあとでは手遅れでしょう。自分の馬のフィジカルを全開にすることだけ考えていたなら、いつのまにか展開にスポイルされるポジションに陥ってしまうだろうと理解しています。外から言うのは簡単なのでしょうが、せめぎ合ってほしいポイントです。メイショウスザンナ、アイスフォーリスあたりがどこに焦点を合わせて競馬をしていたのか。レース後のコメントには表れないかもしれませんね。



ジェンティルドンナ。

1コーナーまでのポジショニングは少々意外でした。メイショウスザンナの先行策にもう少しついていくのかと思っていました。このメンバー構成なら、見え見えの策でも最有力馬が前にポジショニングすることで他馬の拮抗を招くことができたと思っています。捲くられるようなスローペースにお付き合いすることもなかったかなと。その先行馬の展開をねじ伏せたのですから、強さの表れですね。着差はありますが「三冠」の名にふさわしいパフォーマンスだったと思っています。うん、でも鞍上のアシストは前走より少なかったですね。

パドック映像も確認しましたが、馬体の充実はすばらしい。春のしなやかさはそのままにパワーアップした印象です。鞍上はウオッカ、ブエナビスタへの匹敵を口にしていますが、馬体のスケール感は遜色ないそれになってきているのではないかなと。エリザベス女王杯とジャパンカップ、両にらみが現状ですが、ジャパンカップなら生で確認できるなー。鞍上はブリランテとのバッティングがあって悩ましいでしょうが、個人的にはオークスの乗り方が鮮烈でして。乗り替わりでも楽しみは膨らみます。


アロマティコ。

最終的に対抗まで評価を上げました。が、やはりゲートでしたね。出負け気味のスタートからすればよい位置取りで4コーナーまで進められたでしょうか。人気以上に走っていますが、自分の見立てからすると過不足のない3着だと思っています。スムーズな4コーナーはさすがの鞍上でした。直線、一瞬だけ切り返す場面があったのはむむっと思いましたが、三冠牝馬と同じ上がりは予想を重くした自分の判断を裏付けているようでちょっとエヘンな感じw 本線の連単は1、3着でしたが、しっかり複勝をいただいておりますです。



最後に。

三冠牝馬には海外という話もあるようですが、気性面のどっしり感がでてからの方がいいように思いました。とりあえずG1を獲る馬の、馬場での落馬はね。三冠牝馬を大切に導いて欲しいことと、安心して馬券を買って見守りたいことと。お願いしたいと思います。はい、こういう余計な角度からの苦言がおっさんくさいと捉えられるのは、もう知っているんですけどねw 知ってて言うのがおっさんくさいのも知っているつもりですw


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