2013.04.05
放牧中の骨折による安楽死とのことです。

netkeibaの記事はこちら。
大種牡馬ブライアンズタイムが放牧中の事故で死亡

事故という表現にはなるのでしょうが、28歳という年齢、種牡馬として現役であることを考えれば、老化という背景を色濃くもった右後大腿骨骨折だったのかと推察しています。カラダは衰えますからね。安楽死の判断も妥当なものだったのでしょう。自分はほとんど大往生と言ってよいのではないかな、と受け止めています。もちろん残念ではありますが。

JBIS-Searchのページも。もろもろ成績が確認できます。
ブライアンズタイム(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)

筋肉質で息の長い末脚。重賞の舞台に顔を出す産駒からは、おおむねこんな印象を受け取っていました。サンデーサイレンスのしなやかで軽快な加速とは異なる、パワーで持続するスピード。走り込んで仕上がっていく筋肉。サンデーサイレンスとほぼ同時期に産駒が走り始めたこともあるでしょうね、その特長は対照的だなーなどと思ってまいりました。ハラボテ?ジャスティス?それは言わないのw

競馬を始めたのが1996年ですので、デビュー戦からリアルタイムで確認できたのは1997年クラシック世代からになります。この年はブライアンズタイムの当たり年と言われていました。あー、この世代の話をすると長くなる予感がw 詳細は以前マイネルマックスが死亡した際に極力コンパクトに回顧しているのでこちらで。
マイネルマックス死亡

1997年春の天皇賞、迷える鞍上込みで単勝勝負したマヤノトップガン。2002年のダービー、しなやかさが勝っていたシンボリクリスエスを肉食獣よろしくねじ伏せたタニノギムレット。強く印象に残っているレースならこの2つでしょうか。ナリタブライアンの3冠に間に合っていない自分が、こういうときには歯がゆくなりますね。

2009年に牧場巡りをした際にブライアンズタイムにはお目通りが叶っております。ふふ。

Brian's Time(2009)

育成シミュレーションゲームなどを長くプレイしていると馬の名前はより記号的に響くかもしれませんが、こうした生気溢れる凛々しさを目の当たりにするのもまたよいものです。あー、自分はどちらの価値も大事と思っていますよ。


サンデーサイレンス、トニービン、ブライアンズタイム。御三家とくくったのはどなたでしょう。当時は野暮ったく感じた言葉も、あの頃の勢力図がぱっと思い浮かぶキーワードに変化しています。圧倒的な存在感であったこの3頭はこれですべて鬼籍に入りました。

そうですよ、牝馬でダービーを獲った孫娘だってもうお母さんですから。昨年もばっちり種付けしていたようですし、BT産駒の活躍、長く楽しませてもらっているはずです。スカイディグニティもいますし、もう少しお付き合いできそうですね。

お疲れさまでした。ゆっくり休んでください。




…そうですね、先日、ことのはずみで1996年の阪神大賞典を観返していたのですが、自分なりにいまいまの心象を書こうかなという気になってきました。ブライアンズタイムの傑作2頭による世紀のマッチレース。凡戦?いやいや。天候の心配な桜花賞の後になりそうですが、まとめておこうと思います。哀悼の意に代えて。


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