2013.04.29


フェノーメノが見事に後続をねじ伏せました。

熱くなる展開でしたねー。3コーナーの攻防と直線のスタミナ勝負。見応え十分なレースになりました。

前にいくサトノシュレンと、後ろから襲いかかるゴールドシップと。それぞれがそれぞれのペースを保てるならその間の馬群はサンドイッチ状態のままスポイルされる展開になるかなー、などと予想していましたが、その見立てとはだいぶ異なってしまいました。ねー。


そのレースラップです。
13.0-11.9-11.6-11.4-11.5-11.6-11.7-12.5-12.1-12.4-12.5-12.8-12.9-11.9-11.8-12.6


重視してしまったサトノシュレン。

前走、湾岸Sはなかなか秀逸なラップでの逃げ切り。そこまで伸びやかなストライドではないのですが、返し馬をみて京都の馬場でも大丈夫かなと本命に近い▲という見立てになりました。単騎逃げ、そして1、2コーナーで後続を引き離すようなラップバランスで行ければ。有力馬の捲りをけん制するのに十分な戦略だと思っていたんですが、いやー、これは甘い目算でした。

前半、思った以上にきついラップを踏んでいきました。見た目では1、2コーナーでの引き離しには少なからず成功していましたが、これはいずれも直後にいたトウカイパラダイスとムスカテールの存在が作り出したものでしょう。この結果、前半溜めが効かなかった分、大敗という結果になってしまいました。

うーん、2頭のあの逃げ馬マークはそれぞれが勝つために妥当な戦略だったのか、ちょっと微妙にも感じています。。。 ムスカテールとかスタートからものすごく右にもたれてましたしね。あー、馬券が外れた恨みとかではないです。逃げ馬を買うならすんなりイニシアチブが取れるかも含めて「えいや」で決めないとダメでしょうからね。


勝ったフェノーメノ。

過不足ない位置取りから終始自分のペースを保っていたようです。そういえばマンハッタンカフェを導いてきた鞍上。あの時も按下のペースをしっかり守っていました。そうかー、そこが強調材料になるかー。

馬は仕上がっていました。パドックでも初輸送の影響は見せていませんでしたし、返し馬もよく見せていました。買う材料は整っていたんですが、直前で予想を修正する柔軟さは発揮できませんでしたね。前と後ろにピントを合わせ過ぎていました。

2周目の下り。トーセンラーが被せてくるまで手綱を引っ張ってアイドリングする姿は展開を味方につけていることを示していたと思います。4コーナー先頭からの押し切り。強い内容でした。

正直に言うと、予想の段階では鞍上のお尻トントンをマイナス材料と捉えていました。前日ヒラボクディープで青葉賞を勝っていましたが、どうもリズムが合っていないように映っていまして。フォームの試行錯誤中であることは前向きに受け止めつつも、軽さも求められる京都の馬場と考えた時にどうしても推しづらくなってしまい。。。

前傾ラップからのロングスパート。スタミナを絞り出す必要が生じた直線で、あのリズムは気持ちを切らさない効果があったようにも思います。気にしすぎましたね。でも結果がでているからよいとは言いたくないんですよね。キアラン・ファロンばりの屈伸運動なら納得感もありますが、これは今後の推移を見守りたいと思います。


ゴールドシップは捲りきれませんでしたね。

4コーナーで先頭を伺えなかった時点で敗戦かぁと思っていました。いまから思うと精神面でのコンディショニングにこれまでと違うものがあったかもしれません。返し馬もゲート裏でも、なんというか、ブイブイいわせるようなところがなかったといいますか。

レースでは外していましたが、パドック映像で見たメンコの上の大仰な馬具。どんな矯正を求めたのかはどこかで解説が読めるとよいのですが、あの矯正が気持ちの強さも押し殺してしまったのかなと邪推しております。

なにより展開、だと思っています。サトノシュレンの前傾ラップに後続馬群が動き出すタイミング、それらが複合した結果、残り1000mからのロングスパートを余儀なくされてしまいました。それでも突き抜けるかも、という可能性を考えていましたけどね。あの展開を突き抜けたら本当に化け物ですね。

ちょっと逸れますが、レース後、TwitterをROMっていましたが内田Jの乗り方を非難する声があるようで。僭越ながら乗り方に落ち度はないと思いますよ。すぐ乗り替わりの声を挙げるのも微妙でしょう。SNSとの距離感には個人差世代差あるのでしょうが、テキスト化する言葉に多少のブレーキはもっておきたいと感じております。悪態を否定するものでは全然ないですけどね(気の利いたイヤミならむしろ好物です)。

強いて言うなら、以前から特長と捉えられていたスロー過ぎるスタート。改善していないことを問題視したいのではなく、馬の気持ちを尊重してきた陣営の姿勢を象徴する所作だと感じていまして。これまではそれでメリハリの効いた豪快な競馬をしてきましたからね。ここに来てそれが裏目にでてしまっのかなぁと思っているところです。ただ内田Jもレースの前後では吠えてけん制していましたからねw 然るべき敗戦だったのかもしれません。

…昨年の有馬記念の際に懸念していたことが図らずも現実化したのかな。と自分の投稿を読み返しております。一応、参考まで。
有馬記念

いずれにせよ、仁川のグランプリに向けてフェノーメノと評価が逆転した感があります。4強?まだ2か月ありますからね。じっくりテンションを上げていきましょう。


トーセンラーは人馬とも見事なパフォーマンスでした。

最内から外に展開するタイミングを若干懸念していましたが、問題ありませんでしたね。むしろ失礼な邪推でした。それよりは2周目の下り。ゴールドシップをけん制しながら捲りきらせないように踏み込んでいく姿。ライバルの有利をつくらないけん制は観ている側を熱くしますね。結果として動き出しが早いかとも思いましたが、ああなると全馬が早いですからね。躊躇せずアクセルを踏む姿は信頼に足るなぁと思っているところです。

あの下りを活かした勝負ならトーセンラーの得意とするところでしょう。鞍上のコメント通りスタミナに一抹の不安を覚えていた分、本命視はしませんでしたが、単勝をもっていた方はアガッたでしょうねーうらやましい。次の目標をどこに置くかがなんともですが、今日のパフォーマンスは最高に堪能できるものでした。さすが。


失礼ながら率直に。レッドカドーはよく来ましたねー。

ドバイワールドカップの馬場が全くピンとこなかったので香港のパフォーマンスからイメージしていたのですが、追い切りからは評価をあげられなかったなー。関係者のコメントをまだ目にしていませんが、どう評価しているか気になります。あ、半笑いさんがしっかり△で評価していたのはTwitterで見つけて恐れ入った次第。◎○△とは完ぺきな予想でしたね。こちらもさすが。


また、前走の展開と伸び脚、見立てたスタミナと展開、3200mのコースレイアウトなどなどから、アドマイヤラクティ、デスペラード、レッドデイヴィスの評価を下げたのは自分向けのメモとして。買い目を増やさない絞り込みはうまくいったと思っています。今回の評価を下げただけですので次は次で見極めが必要と心得ていますよ。



最後に。

レースはウインズ後楽園で観戦しました。水道橋駅から橋をわたって左手にウインズの入口(まっすぐ行くと東京ドーム)なのですが、その付近でクイックピックの宣伝を目撃しまして。マイクをもった職員の方が一生懸命説明をしておりました。うーん、たぶんしっかり説明してもひとの往来の多いポイントですしね。コンサートに向かうEXILEファンにフックしたいなら「競馬の宝くじ、販売中です!!」くらいシンプルなセリフの方がささるかなー、などと余計な頭を使っておりましたw


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