2013.05.10


なぜこの時期に?という話題ですが。

ポニーキャニオンが出しているDVDをレンタルして観ましたので、その感想をさくっと書いておきたいと思います。

ノースフライト、と聞いて印象にあるのは、ホクトベガに追いすがったエリザベス女王杯と安田記念の差し脚くらいでした。リアルタイムには間に合っていませんので、全レース通して観るのはきっかけがないとなかなか、というところ。レンタルショップに並んでいたのをたまたま手にとったのですが、いろいろ発見がありますね。以下に成績をリンクします。しかしなにより強いですねーw
競走成績:全競走成績|ノースフライト|JBISサーチ(JBIS-Search)


安田記念はたまたま後方に置かれてしまった展開になったようで、基本の脚質は先行からの押し切りだったのですね。これが一番の発見でした。当時をご存知の方には、なにをかいわんや、でしょうね。

阪神牝馬特別→京都牝馬特別(旧阪神)と続く、同じトニービン産駒ベストダンシングとの応酬はけっこうな見応えです。というか、ベストダンシングが堪えきれずに失速した京都牝馬のラップが尋常ではありませんでした。残り800mからが最速ってw ノースフライトはこれを2番手追走で押し切っているんですよね。タフです。
13.0-12.1-11.8-12.3-11.5-11.7-11.9-12.5

タフさが際立つのはその次走、マイラーズCも同様。ネーハイシーザーを直線早々に捉えて先頭に、差して来たマーベラスクラウンを押さえ込んでのゴール。それぞれ、同年の天皇賞秋とジャパンカップを制する牡馬を末脚の持続力でねじ伏せたわけです。いやむしろ、そうした予備情報がなくても映像だけでその迫力は十分伝わるはずです。鞍上武豊のフワッとしたアクションとのコントラストも興味深いですね。

ラップ見ます?いいから観ろよって思ってますがw
あ、旧中京の1700mで施行されています。
7.0-10.7-12.0-11.6-11.7-12.0-12.0-11.7-11.9


で、あの小雨の安田記念になるわけですね。たまたま後方に置かれたと書きましたがラップを見れば納得。こちらも尋常ではありませんでした。マイラーズCも出走していましたが、当時はマイネルヨースという爆逃げする馬がいたんですね。いまでいうとシルポートみたいな存在でしょうか。
12.3-10.6-10.9-11.2-11.9-12.3-11.8-12.2

エクイターフ以前でこれかいw 1番人気は武豊が選択することになったスキーパラダイスですが、この前傾ラップだと中団から追走してもきついでしょうね。3、4コーナーで押し上げていましたし。一方、前受けしたサクラバクシンオーはスリム目のサイレントウィットネスのようにも見えました。直線で追い出し待ちする姿は善戦と惜敗を予感させるに十分でしたね。


前傾ラップをバテずに追走し、息の長い末脚を繰り出す。Hyperionを搾り出す、という表現を最近目にしていますが(某botのおかげです)、ノースフライトにはふさわしい表現かなと思いました。精神的にも堪え切れないといけないですしね。特に当時の阪神の馬場、これを押し切るのは心身ともにタフでないと厳しいでしょう。強い負荷をかけられるようになるまでじっくり待った陣営の判断が奏功したようです。

トニービン産駒の理解として、これをもっと早く観ていたら。エアグルーヴの札幌記念や天皇賞秋、ジャングルポケットのダービーやジャパンカップはもっと迷うことなく結論がだせていただろうなーなどとタラレバ。いずれも馬券は取ったレースなのですが、レース前の心の構え方=楽しみ方がずいぶん違っていただろうと思っています。

まぁでも、いまの自分だからいろいろ思うところがあるのかもしれないですね。あー、ビートブラックが取れたかもしれませんw



ラストランは磐石そのものでした。タイキシャトルしかり、エアジハードしかり。時のマイル王者が磐石の展開に持ち込む姿。こちらも個人的なのですが、ファンになりたての頃のマイルチャンピオンシップというレースにはこの勝ち馬の磐石さが印象深くありまして。

直線、距離の壁を克服するためギリギリまで追い出されないサクラバクシンオーをズズッと差し切るノースフライトの脚色は、これまでのレースからして磐石のそれでした。必見です。もーかっこいいですわw



蛇足。

そのマイルチャンピオンシップのファンファーレ時に、解説の大坪さんが手拍子を好意的に捉えるコメントをだしていました。まだ珍しかったのですかね。それで思い出したのが、G1の手拍子をやめるべきだという論調が一時期あったこと。出走馬がびっくりするという理由でした。結局、育成段階で大きな音に慣れさせるなど関係者側の対策が先行したこともあってか、議論は風化したようですけど。

ちなみに、いまでも自分はファンファーレは静かに見守ることにしています。手拍子を忌避することは全くないのですが、そこでぐっとこらえた方が最後の直線でテンションがあがるんですよね。自分も末脚を溜めているのかもしれませんw なんだそりゃw



最後に。

先ほどこのブログのフォントをメイリオという種類に変更してみました。自分なりに読みやすさへ配慮した結果なのですが、個人差もありますよね。問題ないよーということであれば「拍手」をポチッとお願いします。…ゼロだったら、元に戻しましょうかw



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