2013.05.20


メイショウマンボ、快勝でした。

ふたつ前の9R、アルキメデスがいわゆる勝ちポジから抜けてきたと見ていました。直線に向いたときに外から4~5頭目の先団にいる感じですね。そして1、2着の上がりは33.2。逃げ切りは難しく、最後方も苦しい。9Rの結果からオークスに向けた馬場と展開のイメージはそう収斂していきました。ただ、そのベストポジションを余力十分で迎える馬がついにイメージできないままだったのが個人的な敗戦の弁でございます。パドックでの見立てから、アユサンがそれに一番近いと思ったんですけどね。内からスッと来たのは武幸四郎でした。


レースラップです。
12.5-11.1-12.1-12.0-11.9-11.8-12.4-12.9-12.8-12.0-11.8-11.9

クロフネサプライズが躊躇なく逃げたことで締まった展開になりました。馬場の見立てと合わせると、クロフネが勝つためは向こう正面でセーフティリードを取るしかないだろうと思っていました。それは自身に未知のスタミナを求める展開が必要になります。そこまでの期待をするには、馬体のスケール感も落ち着きも足りていないという結論でした。ただ、武豊というジョッキーは勝負してきますね。このウェイヴ感のあるラップメイクは勝ち切るためのわずかな可能性に賭ける姿勢の表れ、攻撃的な戦略であったと思っています。決して無謀なものではないでしょう。


レース後の勝利ジョッキーインタビューでは相当入れ込んでいたというメイショウマンボ。この厳しいラップで折り合いの難しさははからずもスポイルされたと見ています。スタートから1コーナーまでが理想的な入り方だなーと見て取っていましたが、まさかね。直線向いて武幸四郎がスッと抜け出してきてからは「なるほどなぁ…」という妙にゆっくりした時間を体感いたしました。買えなかったなー。

鞍上は久しぶりのG1制覇。改めて映像で確認すると、ゴール手前で危うく鞭を握りそこなうような場面が。本人がフォームが崩れたというのはこのあたりかもしれません。そこで落とすと兄のダービーと同じになるのですが、落とさなかったあたりが役者ですねw 落と…さないのかよ!的なw

表彰式ではいい表情でした。あとで観たフジの録画から涙のあとの表情だったと知って、勝手ながら納得をしています。オークスの追加登録をオーナーへお願いした経緯と合わせて、背負うべきを背負って役割に徹して結果を出したじんわりとした達成感、という受け取り方でよいのでしょう。あー、学生の時分だとわからない、わからなくてもよい感覚でしょうね。だからなおさら、学生諸氏にはあの表情は覚えておいてほしいと思う次第です。いい表情の鞍上、これで再び活躍の場が広がってくれるとよいですね。期待しています。


デニムアンドルビーのスケール感。正直いまいちでした。レースに気持ちが向いていない中で本番を迎えてしまったような印象です。3コーナーからふかして最後まで伸びていますからフィジカルに長けているのは証明できたでしょう。ただ、スタートから1コーナーまでの推進する意欲に欠けた姿はちょっと厳しいかな。フローラSで届いても「この」オークスでは届かない、という見立て通りの3着でした。好素材、伸びしろは十分と思いますのでクラシックにこだわらずに心身を磨いてほしいなと思っています。


レッドオーヴァル。-8kg以前にしっかり仕上げる陣営の意図が見て取れました。ギリギリの馬体ですからテンションも上がりますね。距離延長に敗因を求める声はあるでしょうが、改めて反芻してそのアンバランスさが主な敗因だったのではと思っています。秋華賞?…うーん、早々に短距離路線にシフトしてほしいと思っていますが、どうなるでしょう。まずはゆっくり休んでほしいですね。


アユサン。パンプアップしたトモに期待をしたのですが、残念でした。タラレバを言いますよ。道中もうひとつふたつ前で立ち回る姿をイメージしていました。あの仕上がりこそ前受けして粘りこむのに最適だなーと思っていた次第で。レース後のアンカツのツイートで同様の話があってびっくりしていますが、丸山元気は無難なポジションをごく自然に選んだのだと見ています。アユサンのスタミナをもうひとつ搾り出す騎乗には見えなかったかな。今後その種のスタミナの底に踏み込んでいけるようなら、こちらにも賭け甲斐がでるものと思っています。


トーセンソレイユとサクラプレジール。結果、この2頭でペースを必要以上に厳しくしてしまった向きがあります。とくにトーセンの鞍上。いつもの前受けやって、とあらかじめ期待されているであろう今年のクレイグは、昨年の神懸かり的な前受け→早仕掛け→粘りこみという必殺技の切れ味が、微妙に鈍ってしまっていると見立てています。10Rのランリョウオーでは確かに勝っていますけどね。トーセンに関しては変な癖がつかないか、余計な心配をしているところです。サクラの出来はよかったのですが、返し馬で後脚が若干跳ね上がるようなフォーム。ロスの大きさを警戒して買い目からは外しました。やりあってしまったので敗因は別でしたけどね。次走、引き続き注目しておいたほうがよさそうです。



さて、日記的に。

当日は初府中のゲストをエスコートしました。といっても、くるくるスタンドを歩き回ったり博物館を覗いたりと、少々淡々としていたかな。でもスタンドとコースの大きさに少なからず驚いていただけたようで、それがなによりでした。一度行くと競馬場の印象が残りますから。府中の坂とかコーナーのバンクとか。自分も阪神ダートコースは現地観戦の有無でずいぶん印象が変わっていますからね。予想にも活きると思っています。ご満足いただけたかな。

そして、お祝い事があった都合、最終を待たずに祖母の家へ移動。まぁ達者でしたねー。途中で勧誘の電話がはいっても「○○(祖父の名前)ですか?いませんよ、死んでますから」とあっけらかんとした切り返しw これを年の功と呼ぶのでしょう、是非見習いたいですねーすげーパワフルでしたw 元気にやってくださいませ。




さぁ、明日からはダービーウィーク。わくわくしますねー。

悔いを残さぬよう、気合をいれてまいりたいと思います。



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