2013.06.03

ロードカナロア、マイルを制しました。

道中は前走をトレースしたような位置取り。直線に向くところで前方の視界をクリアにして、じっくり待って追い出しました。ポジショニングとペースの判断は非常に手堅いものだったと思います。極端な枠を引かず横のポジショニングに苦心しなかったことはアドバンテージでしたね。

現地観戦があだになったでしょうか。パドックを見るまではカナロア本命のつもりでした。いやー、ダークシャドウの動きが気になってしまったんですよね。いつにないドッシリ感といいますか。力まなくてもグンッ、グンッと気持ち余計に推進する歩き。問題はマイルのペースにどう対応するか、ラスト1ハロンの伸び脚が未知数、という点でした。逡巡した結果、そこは鞍上を信頼するポイント、賭けをするポイントと思ってダークシャドウを本命に。まぁ、思えばせっかく絞りこんだ候補の中から、可能性の低い方に賭けてはいるんですけどね。


レースラップです。
12.0-10.7-11.2-11.4-11.7-11.5-11.3-11.7

シルポートがしっかり突っ込んで前傾ラップに。結果1:31.5の高速決着ですから、これを好位追走した人馬はほぼ着順を落とす格好になりました。そう考えるとガルボ、ヴィルシーナはよく踏ん張っていますね。

その先行馬群を外からなぞるように4コーナーを回って、直線馬なりのダークシャドウを確認した瞬間はアガリましたねー。タギりましたねーw ひとつ前の記事の流れからいえば「戸崎!イヤァオ!!」な瞬間でしたw あそこから押し切ったら紛うことなきマイルチャンピオンでしたが、その直後にスプリントチャンピオンがしっかり進路を確保。終わってみれば目標になっていたかな。さすがです。


ロードカナロア。

パドックではよく身の詰まった、という形容が浮かびました。500kgあるようには見えませんでしたね。テンションが高くなりそうだと判断したのか、途中から調教助手さん(翔伍さんですね)がふわっと横に並んで2人引きに。これで概ね落ち着いた周回になったようです。
Lord Kanaloa-Yasuda Kinen 2013

直線の外よれはなんとも微妙。外に併せられていますから左鞭は当然なのですが、思っていた以上に外によれてしまったのかなと。ただ右手綱の挙動で重心が横にブレていまして。。。 意見が辛くなるのは期待の表れでしょうかねぇ。過怠金10万円、不要だったのではという思いがあります。

馬は強かったですね。タイキシャトルに重ねる語り口ももう違和感はありません。この後はスプリンターズS、マイルチャンピオンシップというローテとのこと。ただなー、今日の走りを観ると秋の天皇賞はいかがでしょう、と思ってしまいます。スプリンターズSからとなると現実的ではないですからね、実現の可能性は低いのでしょうが。


ショウナンマイティ。

惜しかったですね。能力的には届くと思っていました。前走産経大阪杯の脚というよりは、京都記念の半周スパートからマイルのペースへの対応力はあるだろうという見立て。どうやら見当違いではなかったようです。パドックから折り合いの心配は不要と見ていましたしね。ただ先週のキズナ同様、外に出すまでに難儀して着順を下げるという読みから本命視は避ける判断をしました。はい、浜中Jには失礼な判断でしたね。

直線で進路を確保してからの玉突きは痛かったと思います。あれのせいにしなかった鞍上の気概を讃えるべきでしょう。力があることは確か。あるいは京都1600mで戴冠するシーンもあるかもしれません。その前に、宝塚はどうするんでしょう。楽しみがひとつ増えたように思っているのですが。


ダークシャドウ。

先の通りとても熱く観戦いたしました。意識して前で運んだ、というレース後の鞍上のコメントで満足感は保たれています。あの走破タイムでは走れなかったということでしょう。

パドックで一応パシャっと収めていますので、こちらも。
Dark Shadow-Yasuda Kinen 2013


カレンブラックヒル。

昨秋から感じていたのですが、胸前の容積に欠けるといいますか総排気量に限界があるといいますか、もうひとつスケール感がほしいと思ってしまってまして。ここのところのダイワメジャー産駒全般に感じていることでもあるのですが、カレンに関してはもう高望みなのかもしれません。鞍上は落ち着き過ぎている気性を問題視していましたが、自分はこのスケール感の不足がG1の勝負どころでもうひとつギアをあげられない要因かな、と見ています。調子はよかったと思いますので、なおさらですね。


グランプリボス。

直線に向いてダークシャドウの真後ろでかつ外にロードカナロア。最悪のポジションに嵌ってしまいました。極端に内とかひとつ下げて外とか、別の進路が確保できなかったのは、前向きさの勝ってしまったテンションにあったようです。パドックで観た馬体はお腹がキリリと巻き上がったギリギリ手前という印象。結果論としてトレーナーの仕上がりすぎたというレース後のコメントはその裏付けのように聞こえました。次走以降の予想では少し例外的に扱うべき戦歴になるかもしれません。


サクラゴスペル。

全然やれないものと思っていましたが、直線最内に潜り込んで掲示板を確保しました。壊滅した先行馬のひとつ後ろ。横山Jの判断をきちっと褒めるべきでしょう。ホライゾネットが悪目立ちしていたパドックでしたが、このコンビである限りはしばらく要チェックと心得ました。



最後に。

クリスチャンの吸収力。前走の轍を踏まえて、そして今回のメンバーを踏まえて、絶妙なポジショニングから勝負ができていたように見えました。馬体の接触でラスト踏ん張りきれなかったというコメントでしたが、それまでの運びは素晴らしかったですね。パトロールフィルムを見る限り、7枠の先行馬がつくったスペースにきれいに潜り込む挙動。アドバンテージをしっかり活かしていたようでした。

デムーロという響きが錯覚させてしまいそうですが、彼はまだ19歳なんですよね。ミルコと混ぜちゃダメですってw ジョセフ・オブライエン、ミカエル・バルザローナと同世代。たくさんのチャンスを経験値に変えている真っ最中でしょう。先週のロゴタイプの経験は今日の3着に活きたと見ているのですが、どうでしょうね。経験のフィードバックが早いジョッキーならより注目に値すると思っています。


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