2013.06.24


ゴールドシップ、恐れ入りました。

鞍上にも恐れ入ったと言わなければ、ですね。1コーナーまでそれなりに距離はあると思っていましたが、1コーナーでジェンティルドンナの直後まで押し上げられるとは。これまでの位置取りなら馬場状態を加味して、前で運ぶ馬に少なくないアドバンテージがあるものと考えていましたが、1コーナーでほぼ勝負あった格好。なにか阪神ダート1800mのポイントと同じようにも思えますね。

4コーナーはテンションがあがりました。3強が3様の進め方から近しい位置で鎬を削る姿。ここからせめぎ合って直線の坂でもうひとつ突き放すのですから、荒れた馬場への適性ととスタミナの底ではひとつ上だったと改めて納得。強かった。


レースラップです。
12.7-11.0-11.0-11.9-11.9-12.0-12.3-12.4-12.7-12.7-12.6

シルポートががっつりラップを引っ張りましたが(府中のスタンドも盛り上がっていましたよ)、事実上逃げたのはダノンバラードでした。ジェンティルドンナがダノンバラードの後ろを選んだことで、ここでペースに蓋ができたようです。目視ですが、ダノンバラードの1000m通過は61秒程度。3強の上がりは35秒台ですから道中は馬場を意識したであろうスロー気味の展開、ラスト3ハロンを目いっぱい使ったパワー差し、スタミナ差しの勝負になったという認識でよいかと思います。


ゴールドシップ。

ジェンティルドンナの直後に控えることで、スタミナを使い始める(=仕掛けの)タイミングを握れていたと思います。いつもの通り、スピードに乗るまでの鞍上のアクションは大きめでしたけどね、4コーナーのでは勝たれたなーと思って観ていました。なにより馬場状態がね、当日の雨でだいぶゆるんでいました。これをこなすならゴールドシップだろうと思っていましたので、馬場の見立ては合っていましたね。ふぅ。

勝利ジョッキーインタビュー。馬は生き物ですから、という繰り返しのフレーズは前走の敗戦の言い訳とは聞こえませんでした。どちらに向けたメッセージかは測りかねているのですが、馬のやる気も含めて予想するなり観戦するとより面白いなーと勝手に再確認しているところです。現地観戦の時はパドックで目力を見たりしてますからね。多分に主観的な判断になる分、プロの方からは出てきにくい発想かもしれませんが、そういう気付きを得ながら本命を選び出すなら予想ゲームも長く楽しめるかなと思っております。


フェノーメノ。

レース後の、馬場が合わなかったというコメントがすべてを表しているのかもしれません。天皇賞秋のパドックで見た印象から重心が低めというインプットがありまして。重馬場は正直未知数でしたが、ジェンティルよりはこなしてくれるのではと考えて、本命という結論に。ゴールドシップとは縦の位置取りでアドバンテージが生まれると思っていましたが、もろもろ期待が過ぎてしまったようです。府中の高速馬場をこなすパワーとは別の器用さが求められたということなのでしょう。

レース直後は鞍上の所作にかなり疑念を持ちました。先の通り前々のポジションを主張するのではと構えて観戦していましたが、スタート直後から縦ではなく横のポジショニングに苦心。外目の馬場を求めた結果でしょうが、1コーナーでゴールドシップの直後にはいったことでレースのイニシアチブはほぼ手放してしまったと思っています。馬場にこだわったのかと思っていたのですが、4コーナーから直線の進路取りはトーセンラーより内。けっこう掘れる状態に見えているのですが、そこは馬場が悪くてもゴールドシップに併せていくのか、などなど。…こう書くと不満満載というニュアンスがでますねw

レースでの勝負より馬場への配慮が優先された、その見立てがスタート前からあったのならば、厳しいですけどね、勝つ馬ではなかったということでしょう。返し馬の時点で相当馬場をこなせないという鞍上の見立てがあったかもしれません。レースを通して最善を尽くしたかもしれませんし、結果的にウィークポイントを過剰に汲んで大事に乗り過ぎたかもしれません。いずれにせよ、迷いのないゴールドシップとは対照的なパフォーマンスになりました。


ダノンバラード。

川田Jの好騎乗と見ています。昨年のマウントシャスタ同様のファインプレー。いや、勝負への色気があったでしょう、その分今年の方が見ごたえがありました。パドック、返し馬と見て、穴馬ならこちらかなと評価を上げていました。本命を違えていましたので馬券的には何も起こらなかったんですけどねw


ジェンティルドンナ。

こちらは読み通りの前受け。馬場が悪化したことで余計に番手の競馬にこだわるしかなくなっていたでしょう。良馬場での俊敏さが特徴と思っていましたので、10Rで馬場状態を確認して3強の中では一番評価を下げました。フェノーメノを抑え込んだのは評価できる一方、ダノンバラードを捕まえきれなかったのは物足りなく。仕上がっていたと思う分、高めのテンションと腹回りの汗は次走以降もちょっと注意点かなと思っています。

スーパー余計なお世話な話。凱旋門賞と本馬のベストパフォーマンスからすると、ロンシャンの天候次第で期待値が大きく変わってしまいそうです。当初の宣言と変わっても、別の目標へ練り直すなら今しかないでしょう。それでもアークなら応援するのみなのですが。あー、失礼を承知でいうならペリエとのコンビとか実現したら面白いなーなどと、根拠ゼロの願望をもってみたり。現在の主戦への不満などとは全く別の無責任な願望なのですが、こういうのは書いたりするとご時勢的にアレでしょうかね。



最後に。

府中で観戦していたのですが、春の府中開催も今日で終幕。馬場開放、というイベントをすっかり忘れていまして。朝に整理券を配るんですね。秋以降は注意して情報を取らないと、と思っています。

そうですね、なかなか競馬のことだけ考える時間は取りにくくなっていまして。ロイヤルアスコット開催とか、ばっちり確認しているんですけどね、書き損ねたことはいろいろございまして。まぁまぁ、タイミングも含めてマイペースで書いていきたいと思います。

さぁて、この時期の中京開催にまだフィット感を持てていないのですが、夏競馬本格化ですね。



関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://keibadecade.blog98.fc2.com/tb.php/676-a18a010c